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7・18後楽園大会 ノア118日ぶり興行再開 「リアル・ノア」丸藤が潮崎ピンでGHC表明、武藤vs清宮シングルも実現へ 試合後コメント

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ノア118日ぶり興行再開 「リアル・ノア」丸藤が潮崎ピンでGHC表明、武藤vs清宮シングルも実現へ▼快勝もカシン暴走に杉浦冷や汗 杉浦軍が鈴木秀樹を“一時再雇用"へ▼“最終決戦"前日…元RATEL'Sがイリミネーションで前哨戦制す▼FULL THROTTLEが巴戦でリーダー決定へ

 

試合詳細、コメントはノア公式携帯サイトでご確認ください。

http://dx-sp.gsj.bz

写真提供 プロレス/格闘技DX

 

 

第1試合

稲村愛輝 vs 岡田欣也

【稲村の話】

「今日だってしっかり岡田に勝ったぞ! 前も言ったけど、同期なんだからとことんまで蹴落として、アイツの得意なモノは全部潰して! 全部受けて! また、何度でも俺が勝ってやる!!」

 

 

第2試合

中嶋勝彦&谷口周平&モハメド ヨネ vs 小峠篤司&大原はじめ&吉岡世起

【試合後の中嶋】
――初めてその赤いベルトを持ってお客さんの前に立ったことと、観客を入れての興行が再開したことについては?

▼中嶋「やっとこの日が来たなと。久々の有観客。楽しめたね」

――ベルトも見せられたことに感慨深いものがあった?

▼中嶋「そうね。やっぱり今日、大会ができたってことは、ノアとHOMIESたちの頑張った証拠でしょ? 今日を迎えられたっていうのは。だから、胸を張って『ただいま』と言いたいよね。コロナがまだまだ渦巻いている中でも、こうやって来てくれたHOMIESには『お帰り』と言いたいよね」

――それだけにこの状況を大事にしていきたいと?

▼中嶋「ひとつひとつの大会がこれからのノアに繋がっていく。これまでとはまたちょっと違ってくると思うしね。さらに、ノアは加速していくんじゃないかな?」

――当然、赤いベルトを持って、その原動力のひとつになる?

▼中嶋「俺がこのGHCナショナルのベルトとともに、さらに加速していくよ。これからも見届けてくれ」

 

【試合後の小峠&大原&吉岡】
▼小峠「うわ、なんて日だ! なんて日だあああ!! ちきしょー!! やっと有観客やったのに!! やっぱ俺がリーダーやから! リーダーとして…」

※吉岡が言葉を制して

▼吉岡「リーダー、リーダー言って和を乱してるから! もっと考えて、話し合ってリーダーは決めるべきだろ! リーダーリーダーひとりで突っ走りやがって!」

▼小峠「(※半分無視して)俺がしっかりしてればあああ!!!!」

※小競り合いになりそうなところで大原が割って入る

▼大原「もうやめてくれ!! もう終わりだ! 俺たちのなかでこんな争いを続けてたら、いつまで経ってもキリがない! こうなったら、リーダーを決めるために俺たちFULL THROTTLEのなかで巴戦をやろう! 全員で闘って、巴戦やってリーダー決めようよ!」

▼小峠「…せやな。俺たちプロレスラーだからよ! 決められなかったリーダー問題、ちゃんと決めなあかんと思う」

▼吉岡「それがレスラーらしい決め方かもしれませんね」

▼小峠「俺たちチーム内で闘い合って、一番強かったヤツがリーダーってことで十分やな?」

▼吉岡「それなら異論ねえよ」

▼小峠「勝ってやるからな! 俺について来い!!(※と言いながら小峠が去る)

▼吉岡「その『ついて来い!』っていうのがリーダーらしくてだめなんだよ!」

▼大原「…次回、エンジン全開フルスロットル、リーダー決定巴戦! 次回もエンジン全開! フルスロットル!!」

 

 

第3試合 イリミネーションマッチ

鈴木鼓太郎&小川良成&HAYATA vs原田大輔&タダスケ&YO-HEY

【試合後の原田&YO-HEY】
▼YO-HEY「まあ、明日も我々3人、みんなもタイトルマッチがあるから、このSTINGERとのイリミネーションマッチというのは、誰が見てもわかるように、当たり前に明日の大会に繋がる、勢いづくためにメチャクチャ大事な試合であって。それに俺たち元チームメイトでSTINGER相手に勝ったというのはメチャクチャデカいし。まああとは、おいらはおいらで、鈴木鼓太郎のことを1、2、3…3カウントをバッチリ取ったから。今日はちょっと向こうもなんじゃこの王様みたいな感じで、クルクルパーになっているかもしれんけど、明日は明日で俺がいろいろ用意しておくから。お楽しみください、鈴木鼓太郎選手。どうぞよろしく」

▼原田「わかったやろ、HAYATA。結局お前はひとりじゃなんもできへん。小川とか、鈴木の影に隠れなきゃなんもできへんやろ。明日な、今日以上の痛みをお前に味わわせたるからな。楽しみにしとけ」

 

 

第4試合

杉浦貴&桜庭和志&ケンドー・カシン&カズ・ハヤシ&NOSAWA論外 vs 拳王&マサ北宮&征矢学&覇王&仁王

【試合後の杉浦軍】
▼カシン「今日金剛に勝ったんだから、24日の金剛軍興行はリデット興行に決定だ! 決定」

▼論外「よ、予定が…」

▼カシン「決定だから。リデット軍としてリデット興行を」

▼論外「杉浦軍、杉浦軍…。カズさんも長いものに巻かれるようになりましたね」

▼カズ「俺ね、あんまり喋らないほうがいいって気づいた。あんまり口出すと…」

▼論外「でも楽しそうにけしかけてましたね。ボスを…」

▼杉浦「ああいうの(タックル合戦)は若いのにやってほしいよね。最初から」

▼カシン「そんなことより金剛軍には、大森隆男と井上雅央を入れて、“タカ王"と"マサ王"にしろ」

※カシンは言うだけ言って去っていく

▼カズ「言いっ放しになってる」

▼杉浦「言うだけ言って…」

▼論外「これも個性で。ただチームとしてはね、全然勢いがありますから。コンディションが良さそうだし。皆さん楽しそうにやってるし」

▼桜庭「なんかわからないけど最後、カシンが場外(鉄柵の外)に行こうとするの金剛と一緒に止めてましたよ(笑)」

▼論外「それもこ、個性、個性でね。まぁ金剛6人倒して、今こっちは5人なんで、ちょっとひとり一時雇用をして。鈴木秀樹を次にまた。一時雇用だから」

▼杉浦「再雇用」

▼論外「一時再雇用だから。ちょっとまた次回杉浦軍に。決してチーム・リデットじゃないから。杉浦軍だから。今日、リデットポーズしてましたけど、杉浦軍だから」

▼杉浦「誰か質問ないの?」

――久しぶりにお客さんのいる空間を味わったが?

▼杉浦「そんな味わう暇もなかったよ(笑) こっちはもう、あの人(カシン)のせいで。でも、なんだろうね、声が出ないぶん、拍手が大きくて」

▼論外「今日イチでしたよ、拍手は」

▼杉浦「50歳で一応リーダーを名乗らせてもらっているのに、あんなの(最初のタックル合戦)やらされて(笑) 普通、ああいうのって若い生き生きしたヤツが最初に出てやるじゃん?」

▼論外「次はタックルの限定マッチをやればいいですよ(笑)」

▼杉浦「30分ぐらいやってね(笑) まあ、まだまだ北宮や若いヤツには負けないよ」

▼論外「カズさんもカズさんで面倒くさいんで大丈夫ですよ」

▼カズ「杉浦軍として初めて杉浦さんと組ませてもらって。トップの杉浦さんがああやって見せてくれるじゃないですか。あれですよ。レスラーですから、止まっちゃダメ。杉浦さんが頑張っている姿を見て、僕らはそこに行きたいなと思って」

▼論外「レスラーとして頑張んないからWRESTLE-1は…」

▼カズ「いろいろあったんですよ!(笑)」

▼杉浦「まとまんないじゃねえか!(笑)」

 

 

第5試合 スペシャルタッグマッチ

潮崎豪&清宮海斗 vs 武藤敬司&丸藤正道

【試合後の丸藤&武藤】
▼武藤「まずは潮崎、強いな?」

▼丸藤「いや、強いっすよ。強いっす」

▼武藤「俺ね、今日初対面で、初めて戦ったんだけど、俺のこの床の体勢から、あの野郎、俺を持ち上げて投げやがった。なかなか俺も日本人の選手でそうあそこまで投げられた経験ねえよな」

▼丸藤「あとはもう、敵ながら、潮崎のチョップも食らっていただきたかったなという部分があるんですけど、また今度」

▼武藤「次の機会に。その前に、俺は清宮。実は俺もおぼろげになんだかんだ言って、いい年こいて夢があってよ。やっぱりGHCのあのチャンピオンベルトというのも俺の視野の中には入っている。長い間、タイトルマッチをしてない中でさ、まあまあ、仮想チャンピオンシップっていうのを想定して清宮と」

▼丸藤「去年1年間、あいつもチャンピオンだったんで」

▼武藤「ああ、そう? なかなか若くて。だいたいああいう若いヤツを食べて、エキスにして、こうやって俺も長らえているからさ。あとは、お客だよな。やっぱりお客の拍手とかはレスラー冥利に尽きるというか。これを浴びている限りは、なんか年取らねえような気がするよ、俺も」

▼丸藤「いやいや、取ってないですね。お客さんがいるってだけで、本当になんか生きてるという感じがしました。さっき言ったように、武藤さんがGHCも狙っているみたいな言い方をすると、俺もうかうかしてられないんでね」

▼武藤「いや、俺は別に同じ“M alliance"だけど、それでもやってもいいじゃん、きっと」

▼丸藤「そうですね」

▼武藤「丸藤に獲ってもらって。また俺のコンディション、体調が整った時は、ぜひ2人でやってもいいわけで」

▼丸藤「それを僕の中で1つの理由というか」

▼武藤「その前に若造をちょっと…。まあまあまあ、俺の中で自分自身の査定があるからさ。できるかできないかっていう」

▼丸藤「清宮のせいで、武藤さんがドンドン若返ってしまっているんじゃないか? あいつは自分でそういう種を蒔いてるよ」

▼武藤「ただね、若さというあの伸びしろっていうのはさ。今日もいろいろ引き出しをいっぱい出しているんだけど、あの伸びしろは脅威ですよ。正直ね、引き出しいっぱい出してるんだけど、そう引き出しもねえんだよ。だから、ギリギリのところで俺も戦ってるんだけどさ、そこがひとつのレスラー冥利に尽きるところで、やり甲斐という部分でね。その前に、またPCR検査をノアで受けさせてもらって」

▼丸藤「そうですね」

▼武藤「お互いが陰性じゃなきゃできねえからな」

▼丸藤「武藤さんはツバ出るの早いから(笑)」

▼武藤「俺の隣はカズだったけど、俺のほうが早かったからな。年取ったからって、唾液出るからね。早いよ」

▼丸藤「若い証拠ですよ、やっぱり」

――丸藤選手の最後の技は?

▼丸藤「今、世界中でもああいう二段式のヒザ蹴りが流行っている中で、前からやる人間もいれば、後ろからやる人間もいるんで。その中で、真横からやる人間はいないなと思ってね。なおかつ、腕を極めてやれば、これはもう確実に勝てますよ。いい機会だった、あの技を出すのに。チャンピオンを倒したっていうね、実績もできたし。あれだったら、2m、3m、4mあるガイジンだって日本人だって決められると思うんで。俺はそういうプロレスもやっぱ目指しているし、いい武器ができました。だから、文句ないだろ? 俺もこの20年…20年ノアに居続けたんだよ。あいつはもしかしたら、一度いなくなって戻ってきて。でも、一生懸命頑張って、信頼を取り戻したかもしれない。それは本当に素直に認めるし、あいつの強さ、若さ、そういうものは認める。でもよ、やっぱ俺はこの20年、ノア一筋で、ノアというものを背負ってやってきたんだよ。そのノアが20年だよ、今年。ちょうど20周年。チャンピオンでいられたら本当はよかったんだけど、そうじゃないなら、俺しかいないだろ? どうだ? 噛まずに言っただろ」

▼武藤「ちょっと言われて、俺も心が痛いんだよ。俺も転々としてるから」

▼丸藤「武藤さんには言ってないです(笑)」

▼武藤「まあ、とりあえず、今日は松井珠理奈もまんざら“M alliance"に…」

▼丸藤「あれはもう加入します」

▼武藤「ただよ、俺らは試合で見せて、周りに入りたいと思わせるようなチームにしたいな。だから、ぜひチャンピオンになって」

▼丸藤「あと、本当に最後にひとつだけ聞いてほしいことがあるんだ。武藤さん、“M alliance"じゃなくて“M's alliance"ですよ。以上!」

 

【潮崎の話】「丸藤正道…よし。GHCヘビー級を懸けて、タイトルマッチやりましょう。ただ、I am real NOAH? “I am NOAH"にリアルもフェイクもないよ。俺が“I am NOAH"だ」

 

【清宮の話】「武藤敬司、あの人の懐の深さには本当に感謝しかできないよ。3対3で当たって、2対2で当たって。どっちも自分の不甲斐ない戦いだったけど、それでもシングルマッチでやってくれる。だからこそ、俺は必ず次こそは、8月10日、横浜文体、あの人の領域まで踏み込んでみせる。プロレス界のナンバーワンになるために、絶対に文体であの人と同じステージに立ってみせます」

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