7・30クラブチッタ川崎大会 “TVマッチ聖地"での有観客に感慨 清宮締めて武藤戦へ「ばく進」宣言 試合後コメント
▼“TVマッチ聖地"での有観客に感慨 清宮締めて武藤戦へ「ばく進」宣言
▼旗揚げ20周年へ赤vs黒…拳王迎撃へ中嶋が覇王蹴殺、相棒・潮崎にも“宣戦布告"
▼吉岡浮上、シングルでYO-HEY撃破 “リーダー獲り”へ弾み…川崎大会詳報
試合詳細、コメントはノア公式携帯サイトでご確認ください。
写真提供 プロレス/格闘技DX
第2試合
YO-HEY vs 吉岡世起
【吉岡の話】
「最後、丸め込みとはいえど、YO-HEY…ノアジュニアの中心選手の一人から3つ獲ったぞ。この調子で、FULL THROTTLEも近々リーダー決めて、もっともっとノアの、ノアジュニアの中心に行くから! よく見ていてくれ。要チェックしといてくれ!」
第3試合
潮崎豪&中嶋勝彦 vs 覇王&仁王
【試合後の潮崎&中嶋】
▼中嶋「なにを聞くんですか? 俺たち久々にタッグを組んで試合に出れたから、ちょっとテンション上がってるよ」
――ずっとTVマッチをやっていた会場にお客さんがいるのを見て、どんな思いだった?
▼中嶋「ずっとTVマッチとしてここを使ってて。あの時からずっと寂しかったからね。ほら、俺って寂しがり屋じゃん? 欲しがりだし、寂しがりだし。おたくのコラムでも言っているでしょうよ? だから、ずっと寂しかった場所に(お客さんが)いるっていうのは心強いね。嬉しいしね。ねえ、豪さん?」
▼潮崎「そうね」
――潮崎選手も寂しかった?
▼潮崎「いや、もちろんもちろん。お客さんがいない状態で戦ってきましたけど、でもこうやって側で見てくれている、そういうみんなの気持ちを受け止めたうえでの試合でね。やっぱり心強いというか。みんなの声は出せないぶんね、力になるなと思いました」
▼中嶋「応援ボードとか、いろいろ変わってきているなかでね、ああやって俺たちに熱い愛情をくれるんだもん。嬉しいじゃない? あとはこれまでいなかった場所にHOMIESがいるっていう。またこれもひとつの進化だし、少しずつノアは進んでいっているというのは、今日の場所でまさに言えるんじゃないの?」
――そして、お互いにタイトルマッチが近づいてきた。中嶋選手は拳王選手を迎え撃つことになったが、それに向けては?
▼中嶋「いかがもなにもね、相変わらずのクソ野郎ですね(笑)」
――旗揚げ20周年記念という舞台で防衛戦を行う意味はどう捉えている?
▼中嶋「うーん、特には」
――その意味を強く思っているのは潮崎選手のほうではないかと。20周年の記念日にGHC戦を行うことについては?
▼潮崎「丸藤正道とはGHCのベルトを懸けて戦ったことはないし、これまでの対丸藤というもの以上の戦いを出せると思うんで…いや、出せると思うんでじゃないね。出していかないと。乗ってるからね。20周年のノアを代表する、プロレス界を代表する戦いを見せますよ」
――2日連続で、両者メインで防衛戦となる。20周年でAXIZが中心だと証明するにはうってつけの舞台となるが?
▼中嶋「今、俺たちのもとには2つのベルトがあるし。まあ、その存在を記念すべき日に証明できるんじゃないのかな?」
――潮崎選手のGHC戦を意識する部分もある?
▼中嶋「意識するところ? そうねえ。豪さんには内容で勝ちたいな(笑)」
▼潮崎「負けられないな」
――潮崎選手もそう言われたからには燃えてくる?
▼潮崎「言われたからではなく、やっぱり意識はしてるから。ナショナルのベルトにも負けたくないし、それがよりいい効果を生み出すという。それがAXIZの力だね。それぞれのGHCを戦いたいと思います」
▼中嶋「カラーが違うからね」
第4試合
丸藤正道&小峠篤司&大原はじめ vs 清宮海斗&原田大輔&タダスケ
【試合後の清宮】
▼清宮「嬉しいな、本当に。長い間、クラブチッタには無観客でお世話になってたから。今日、お客さんが入っているのを見て、心から嬉しいです」
――そのメインで丸藤選手と対戦した。かなり意識していたように見えたが、それはどんな思いから?
▼清宮「8月4日のカード見ました? それが全てを物語ってますよ。10日の文体に向けて、全部の戦いに俺は一本の道ができていると思うから。1つの戦いにも必ず意味があると思って俺は戦います。相手にいるのは丸藤さん、小川さん、杉浦さん。どういうことかわかりますか? 対戦相手に自分が入ったということをしっかり考えて戦いましたよ、今日は」
――武藤戦に向けて「ばく進します」というワードが出たが?
▼清宮「あれはもう俺の素直な気持ちですよ、ばく進するというのは。これからもばく進しますよ」
――新木場、後楽園、文体と全てにテーマを持って進んでいくと?
▼清宮「その道を歩けるかどうか。それも俺のこれからの戦いに託されていると思うから。そのまま行けるのか? それとも行けないのか? 領域に行けるのか? 踏み込めないのか? それはもう本当に俺次第だと思っているから。でも、俺は行けると信じて戦うんで。お客さんと一緒にね、新しい景色を…。お客さんに横浜文体で本当に新たなステージに行ったと(思わせたい)。新たな景色を見せたいと俺は思ってます」
――武藤戦へのイメージは出来上がっていている?
▼清宮「散々にヒザを痛めつけられているんで。注意するところはだいぶわかっているんで。それを想定した練習をもう毎日毎日道場でやっているんでね。余念はないですよ。ただ、向こうもやっぱり熟知していると思うんで、そこら辺は。俺のエネルギーも全開にして、この業界のトップを狙うんだという気持ちをイヤになるぐらい武藤敬司にぶつけていきたいと思います」