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NOAHが誇る至極の5大王座戦!『GLOBAL2days WRESTLE UNIVERSE presents Global Honored Crown』11.10後楽園ホール大会レビュー!

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ノア恒例となった後楽園ホール2連戦。11月は『GLOBAL 2days』と銘打たれた豪華版が行われ、初日の10日は史上初となる“5大GHC戦のみ"の大会『WRESTLE UNIVERSE presents Global Honored Crown』が開催される。

2020年4月に“4大GHC戦のみ"の後楽園大会(無観客)が配信されたことはあったが、5大GHC戦、しかも有観客での試みは初めて。そのメインには若き王者・清宮海斗にティモシー・サッチャーが挑むGHCヘビー級選手権試合が据えられた。

 

SNSを一切やらないストイックな技巧派として知られるサッチャーは、鈴木秀樹に導かれて今年6月からノア参戦を開始。1ヶ月あまりで鈴木とGHCタッグ戴冠を成し遂げ、フジワラアームバー(脇固め)を武器にシングルマッチでも杉浦貴や小島聡を撃破してきた。「俺はノアでまだ無敗」と挑戦を表明し、唯一の前哨戦となった11・3沼津大会でもフジワラアームバーで清宮から直接ギブアップを奪っている。

迎え撃つ清宮は大一番となった有明アリーナ大会で藤田和之を相手に辛くも初防衛。次は外国人選手、しかも野獣とはまったくタイプの違うテクニシャンと激突する。藤田戦では「強さ」がテーマだったが、今回は「技術」がテーマとなりそうで、王者ながら今回も試練の一番を迎える。

 

 船木誠勝のGHCナショナル王座には、イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.が挑戦する。ルチャの名門“殺人医師"一族のサラブレッドで、貴重なヘビー級ルチャドール。2019年からノア参戦を続けてきた。タッグ王座戴冠歴はあるものの、シングルプレイヤーとして一皮むけるかどうか、試金石の一戦となりそうだ。

 これまで6度の防衛に成功してきた船木は、拳王の持つ最多防衛記録「6」更新がかかった一戦。とはいえ、あまりにもスタイルの違う“ルチャ"との遭遇に船木は「プランチャであの巨体が降ってきたら事故」と露骨に警戒感を示しており、展開は予測不能だ。

 『あぶない刑事』な世界観で、すっかり独特の存在感も定着しつつあるGHCタッグ王者の“タカ&サトシ"杉浦貴&小島聡組は、“ファンキーエクスプレス"モハメド ヨネ&齋藤彰俊を相手に防衛戦。ノアの原点・有明の地で行われた前回タッグ王座戦を目の当たりにした齋藤が「魂が震えた」と熱いマイクで久々のタイトル挑戦を表明した。

 齋藤、ヨネとともに長らくノアを支え続けてきた杉浦も“魂"で呼応し、11・3沼津大会の前哨戦では生拳で顔面を殴り合う猛打戦を展開。杉浦は「楽しいファンキーも大いに結構。でも今回はプラスアルファで来い」と通告した。なお、小島だけはヨネに「サトシ争奪戦」(ヨネの本名は米山聡)を仕掛けて一人ベクトルが違う…。

 

有明アリーナ大会で初挑戦・初戴冠を成し遂げたGHCジュニア王者ニンジャ・マックは。盟友にして好敵手のダンテ・レオンと初防衛戦。ニンジャと同じく今春からノア参戦をスタートさせたレオンは、パンキッシュな見た目同様のトリックファイター。飛び技を空中迎撃したり、飛びついたりと変化自在のカッター殺法は必見。アメリカでも数多くのアクロバティックファイトを繰り広げてきた両雄の一騎打ちが、GHCジュニアの名の下に実現する形となる。

 

小峠篤司&吉岡世起のGHCジュニアタッグ王座には、近藤修司&大原はじめ組が挑戦。メキシコ闘龍門時代の先輩・後輩が金剛ジュニアコンビとしてタイトルに挑戦する。11・3沼津大会の前哨戦では、近藤がWRESTLE-1時代の後輩・吉岡からキングコングラリアット一撃でピンフォール勝ち。しかも「大原は両足を怪我してる。攻めれば100\%勝てる」と精神的にも揺さぶりをかける、相変わらずな抜け目のなさを発揮している。

 

■11.10後楽園ホール大会 チケットのお求めはこちらから

https://www.noah.co.jp/schedule/419/

 

■WRESTLE UNIVERSEでのご視聴はこちら

https://www.wrestle-universe.com/ja/lives/jFNhw1ybZhRmt3mm5YiWxz

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