
「GREAT VOYAGE 2016 in KORAKUEN」3月19日(土)後楽園ホール大会 試合後コメント
◆第1試合 GREAT VOYAGE 2016 in KORAKUEN オープニングマッチ タッグマッチ20分1本勝負
齋藤彰俊&小川良成 vs クワイエット・ストーム&清宮海斗
◆第2試合 ノアvs鈴木軍 ジュニアヘビー級6人タッグマッチ 30分1本勝負
平柳玄藩&熊野 準&キャプテン・ノア vs タイチ&エル・デスペラード&TAKAみちのく
【タイチ選手&デスペラード選手&TAKA選手 コメント】
※タイチとTAKAが先にコメントブースにやってくる
<タイチ>「昨日、一昨日の話だろ?」
<TAKA>「なんだよ? おい。どうしたんだよ?」
※錯乱したデスペラードが後からやってくる
<TAKA>「お前、昨日、一昨日の話だろ? シャレにならんぞ、コラ?」
<タイチ>「何だったんだよ?」
<デスペラード>「フフフ…ハハハ…ブハハハ!」
※デスペラードは腹部を押さえて笑い続ける
<TAKA>「何がおかしいんだ?」
<デスペラード>「ウー…ハハハ…グワー!」
※デスペラードの錯乱は続き、タイチたちも後ずさりする。
<タイチ>「おい、てめえらがコイツを追い詰めたんだろ? おかしくなっちまったろ?」
<TAKA>「どうしてくれるんだ?」
<タイチ>「てめえらのせいだぞ? 責任取れよ。頭がおかしくなっちゃったよ」
※タイチたちがいなくなってもデスペラードは錯乱。コメントブースを破壊すると、ふらつきながら去っていった
◆第3試合 ノアvs鈴木軍 6人タッグマッチ 30分1本勝負
丸藤正道&モハメド ヨネ&北宮光洋 vs 鈴木みのる&シェルトン・X・ベンジャミン&飯塚高史
【丸藤選手&ヨネ選手 コメント】
<ヨネ>「丸藤さんが鈴木軍興行のこと言ってるけど、俺もカードは組まれてるけど、1日2試合でもやる気はあります!そういうのは決まってたって名乗りを上げないと人生つまんないし、プロレスラーとしてつまんなから」
<丸藤>「誰がなんと言おうとノアの選抜は俺しかいないだろ。今日は俺はタイトルマッチがない。だけどノアの選抜は俺しかいないと思ってる。文句のある奴は言ってこい。必ず俺が出る」
◆第4試合 GHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権試合60分1本勝負
(第25代選手権者)原田大輔&小峠篤司 vs 拳 王&大原はじめ(挑戦者)
【試合後リング上】
<拳王>「おい!後楽園ホールのクソヤローども!俺たちがようやく...ベルト取ったぞ!俺たちが新しくチャンピオンになったってことは、どういうことかわかるか?このノアのジュニアのリング、テメェらクソヤローどもが味わったことのないような、背筋がゾクゾクするような刺激的なリングにしてやるからな!おい!後楽園ホールのクソヤローども、これからはな、GHCジュニアタッグニューチャンピオンの俺たちについて来い。そして、最後によ、お前ら今日ピンフォール取った大原の声、聞きたくないか?」
<大原>「拳王にホワイトデーに約束した『ベルトを取る』っていう約束。叶えられたこと、正直良かったなと思ってます。でも、今日ベルトを取れたのは、拳王のサポートがあって、ここにいるすべての人のサポートがあって、取れたんだと思います。僕達はまだまだプロレスがしたいです。ノアでプロレスがしたい。皆さんにこうやって来てもらうことがすべてです。だからどんどんムイビエンに、面白くします。というわけで、今日もムイビエン!」
【拳王&大原組 コメント】
―大声援の大原コールだったが?
<大原>「今のお客さんが俺らを求めてるってことじゃないですか。そういうことだと思います」
―ノア勢同士の戦いでノアの今を見せたと思うが?
<拳王>「そうだよな。あいつらが正々堂々戦えって言ったけどよ、これもノアの戦いだ。それでよ、この声援聞いただろ?後楽園ホールのクソヤローどもは俺たちを支持してんだよ。俺たちがチャンピオンになった、ベルトを取った。このノアジュニア、変えてやるからな」
―桃の青春には何か?
<大原>「彼らは彼らで素晴らしいものを持ってるから。まぁ、またやる機会もあるだろうから頑張って」
―次に向けては?
<大原>「シングルのベルトも狙わなきゃいけないし、俺らが切磋琢磨することによってもっとノアが盛り上がると思うしね。いろいろやることがあるんじゃないですか」
<拳王>「もちろんそうだよ。シングルも行ってよ、俺たちがノアのジュニア変えるんだよ。テメェらクソヤローどもの背筋がゾクゾクするようなリングに俺たちが変えるんだよ。テメェラクソヤローども、これからは俺たちについて来い」
<大原>「というわけで、今日もムイビエン」
【原田&小峠組 コメント】
<原田>「ああ、これは悔しい。悔しい…。過信していたわけじゃないですけど、悔しい。あかんあかん。もう1回やりたい」
<小峠>「なんやったら、俺ら大阪時代からのタッグやから、思いっきり負けたら、もうええかな、解散しようかなぐらいのノリやったんだけど、今日の負け方はちょっとよくないね。まだバトンタッチできへんような負け方やから。もう1回やるよ。まだまだまだまだ。桃の青春は終わらねえからな」
◆第5試合 GHCジュニア・ヘビー級選手権試合60分1本勝負
(第31代選手権者/鈴木軍)金丸義信 vs 石森太二(挑戦者)
【試合後リング上】
原田、小峠、拳王、大原が登場。金丸に詰め寄り、王座挑戦をアピールする。
<金丸>「なんだ、おい。お前ら。何しに来た? なに? 次やらせろ? じゃあ、お前らで勝手に決めろよ。なんならチーム同士でやればいいんじゃないのか?」
客席からはタイチコールまで巻き起こる。
<金丸>「おい、お前ら2人同士で対戦して決めろ。それならやってやるよ。お前らがやれ。お前らが好きに決めろよ」
原田は自らもロープに上がって金丸をにらみつける
<金丸>「その元気、試合でもっと出せたらよかったな。それなら勝てたよ。はい残念」
【試合後コメント】
<小峠>「主語がないから言ってる意味がよくわかんなかったけど、とりあえず俺らで戦って挑戦者決めろってことやろうから」
<原田>「石森さんが負けて、このまま黙ってるわけにはいかへんし…」
バックステージに金丸とタイチが引き上げてくる
<原田>「おい! 金丸待てよ!」
<金丸>「あ?なんだコラ?」
<原田>「1人決めたらええんやな?」
<金丸>「勝手にやれ。じゃんけんでもいいよ。勝手に決めてこい」
<タイチ>「俺の方が支持あるじゃねぇか、お前らより。誰も期待してねぇんだよ。客の支持もらえよ?俺の方が期待されてんぞ」
<金丸>「次は金丸vsタイチか?」
※原田&小峠は控え室へ
―場内はタイチコールだったが?
<タイチ>「そうだろ?結局、あいつらが行ったって無駄なのはわかってるんだよ。俺とノブがやった方がいい試合になるんだよ。けどよ、こんなくだらねぇとこで俺とノブの最高の試合は見せることはできねぇ」
<金丸>「あいつら、はじから1人ずつやってやるよ。充分だよ」
―セコンドの介入は必要?
<金丸>「誰か入ってきたか?」
<タイチ>「『誰か介入しました』ってレフェリーが認めたか?レフェリーはどっちの手をあげたんだよ」
<金丸>「手元にベルトがあるってことは勝ちを認めたってことだろ?なんだお前、ムカつくな。以上だ」
<タイチ>「ザコ同士やってこい。また悔しい思いさせてやるよ」
◆第6試合 GHCタッグ選手権試合60分1本勝負
(第33代選手権者/鈴木軍/K.E.S)ランス・アーチャー&デイビーボーイ・スミスJr. vs 潮崎 豪&マイバッハ谷口(挑戦者)
【K.E.S コメント】
―今日の試合を…
<アーチャー>「(アナウンサーを遮り)うるせぇ!!黙れ!!俺がしゃべるんだ! 俺たちはGHCタッグチャンピオンのままだ!誰が俺たちを倒せると思う?潮崎&谷口が俺たちを倒せると思ったか?誰も俺たちを倒せない!お前らビビるなよ!スミスはイカれてる!誰も倒せない!こいつは化け物だ!さぁ、スミス、こいつらに何か話してやれ!」
<スミスJr.>「今夜、俺たちが負ける可能性は100%なかった! 潮崎&谷口お前らはK.E.Sに勝てない! マスクを脱いでも何も変わらない! ノアで最強のチームはK.E.Sだ! 今夜と同じことがまた起こるだけだ! 三沢&小川の記録に並んだが、その記録を破るのは俺たちだ!」
◆第7試合 GHCヘビー級選手権試合60分1本勝負
(第25代選手権者/鈴木軍)杉浦 貴 vs 中嶋勝彦(挑戦者)
【試合後リング上】
<鈴木>「中嶋、これが鈴木軍だ。ざまあみろ」
丸藤、ヨネ、北宮、そして少し離れて潮崎がエプロンに上がる
<鈴木>「なんだ、丸藤? なんだ北宮、その顔は? 神聖なるリングに土足で入るんじゃねえよ。中にいていいのは俺たち王様だけなんだ。さあ、来週27日、『We are SUZUKI GUN』、俺と杉浦の相手は結局誰なんだ? 中嶋は死んだぞ? 誰だ!? 名乗りを挙げたのは誰だ? 去年の12月、テメエのせいで計画が崩れたじゃねえかよ。だから1人目はテメエだよ、丸藤。お前、なんでそんなに離れたところにいるんだ? お前、仲が悪そうだな。よし決めた。丸藤&潮崎、テメエら2人で来い。27日、後楽園ホール、お前とお前が次の生け贄だ。逃げるなよ。帰れ! さっさとそのポンコツを連れて帰れ!」
セコンドの肩を借りて去っていく中嶋に拍手が巻き起こる
<鈴木>「お前ら、拍手なんてしていい気になるなよ。負けたヤツにする拍手。そんな情けはいらねえんだよ。負けただせえヤツにはゴミでも投げてやりゃいいんだよ。俺と杉浦の相手も決まった。こいつらの相手も決まった。おい、全てが終わったら、今、ブーと言ったヤツを1人ずつ全員ぶっ飛ばすからな。よく聞け。俺たち鈴木軍、イチバーン!」
【杉浦選手&鈴木選手 コメント】
―中嶋選手に一言ありますか?
※鈴木は無視して日本テレビのアナウンサーをにらみつける。ここで杉浦が遅れて登場する。
―鈴木軍としての初防衛、どんな気分ですか?
<杉浦>「…」
<鈴木>「おい、おめでとうって言え。なんで言わねえんだ? なんでてめえらが言わねえんだ?お前もお前もお前も! なんで防衛おめでとうございますって言えねえんだ? お前らも、お前の周りで縛ってるヤツも、首輪に繋がれたまんまだからそんな発想しかできねえんだよ。広げてみろよ? 最後に勝ったのは誰だ!? 生きて帰ったのはどっちだ!?」
―杉浦選手です。
<鈴木>「だろ? プロレスは何を競ってる? 何を争ってる? 強いか、弱いか、それだけだ。おい、ルールはな、全て俺たちが決める。全てだ」
―杉浦さん、気持ちは一緒ですか?
<鈴木>「うるせえな、俺が喋ってんだよ! おい、逃げようとするなよ。おい、お前は何を逃げようとしてんだよ。お前も食らわされてえのか? おい、プロレスの世界は、昔も今も強い者が勝って、弱い者が負ける。そうだろ? テメエのその目で見てきたプロレスも、ずっとそうだっただろ? 何の文句があるんだ。素晴らしい勝ち方じゃねえか。足腰立てなくしてやったんだ。男と男の勝負」
―杉浦さん、中嶋選手に一言ありませんか?
<杉浦>「…」
<鈴木>「お前、そうやって逃げてるんだろ? 逃げた人生してんじゃねえよ。俺の質問に答えねえで、なんでこっち向くんだよ。おい、お前、来週のチケット買ったのか? 買ったのか? 本当か? 何列目だ? 何側だ? 何番だ? 探すぞ? おまえんちまで行って、チケット確認するぞ? 適当なことを言ってんじゃねえよ。いい歳こいたオッサンがよ。続きが見たけりゃ、来週の後楽園ホール、『We are SUZUKI GUN 2』、そこに来い。丸藤と潮崎が真っ赤な血の中に横たわっている姿を見るんだ。ただじゃ帰さねえ、ただじゃ終わらねえぞ。いいな? いいな! いいな!? 鈴木軍、イチバーン!」
