
横浜大会 丸藤粉砕!エドワーズGHCヘビー初防衛 王者不在でGLへ 10月1日横浜文化体育館大会試合後コメント
◆第2試合 タッグマッチ30分1本勝負
拳王、池田大輔 vs ロス・フォン・エリック、マーシャル・フォン・エリック
【試合後のロス&マーシャル】
――試合を振り返って?
▼マーシャル 勝ててハッピーさ。ファンや選手たちに久々に会えたこともうれしい。でも、試合が凄く良かったか…といえば、そうでもない。ノアは自分たちのスタート地点。だからもう一度戻ってきて、素晴らしい選手たちと再び戦いたい。その時までIWRのベルトを守って努力を重ねていきたいね。
▼ロス 戻ってこられてうれしいし、勝ててうれしい。アリガト。
――もう一度チャンスをもらって次こそ納得できる試合を?
▼マーシャル その通り。俺たち兄弟は最高のアスリートだと思ってるし、最高のパートナーであり、親友さ。だからこの二人でまた戻ってきたい。
◆第3試合 GFWグローバル選手権試合 30分1本勝負
イーライ・ドレイク vs コーディ・ホール
【ドレイクの話】
なぜ俺がここに来たかって? 負けるために来たワケがないだろ? さあアメリカ人でもいい、日本人でもいい、メキシカンでもいいぞ? かかってこい。世界中の誰の挑戦でも受ける。でも勝つのはこの俺、イーライ・ドレイクさ。それが“THE FACT OF LIFE"(現実)だ。
◆第4試合 タッグマッチ 30分1本勝負
大原はじめ、ウルティモ・ニンジャvs Hi69、ガルサJr.
【試合後のガルサJr.&Hi69】
▼ガルサJr. 初めての日本。良いものを見せたいと言った通り、良い試合になったと思う。気にいってもらえたんじゃないかな?
▼Hi69 グラシアス!
▼ガルサJr. ガルサJr.の名前を覚えておいて。グッドラック!
▼Hi69 そういうこと。
◆第5試合 シングルマッチ 30分1本勝負
熊野準 vs 田中稔
【稔の話】
まあ、言いたい本題に入る前に1つ声を大にして言わせてもらいます。熊野準…ガッツもあるし、熱い気持ちもあるし、初戦でジュニアのあんないい選手とやれて、彼に感謝しますよ。握手求めたってどうせしないと思ったらしなかったですけど、素晴らしい。ガッツも熱い気持ちもある。不器用そうなタイプだけど、テクニックもあるし。気持ちよかったです。ただ、9月23日後楽園で言ったように、俺の9年越しにやっと叶えられる夢が目の前まで来ているんで。今までいろんなタイトルを巻きましたけど、GHCジュニアだけかすってもいないんで。やっと…やっとGHCを狙える位置まで来ているんで。今日からがスタートなんで。邪魔するヤツはみんな倒す。今日、GHCジュニア選手権がありますけど、勝ったほうに俺が挑戦表明…か? 今ちょっと東スポの一面ふうに言ってみましたけど、わからないです。まあ、俺の中にも明確なビジョンがあるんですよ。到達するまでのビジョンができているんで。行く、行かない、はお楽しみということで。ありがとうございました。プロレスリング・ノア最高。最高でした。
◆ 第6試合 スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
藤波辰爾、長井満也、LEONA vs マイバッハ谷口、齋藤彰俊、越中詩郎
【長井の話】
おい! ノアマット…おもしれーじゃねえかよ!おもしろそうじゃねえかよ!おい谷口!このまま俺から逃げさせねえぞ!(※西永レフェリーを見つけると)おい、お前!!ノアのレフェリーだろ!? 10月から始まるリーグ戦、この俺をエントリーしろ!!この俺様をエントリーさせろ!俺がノアのヤツ、全部食ってやるよ!おいマスコミ!お前らも聞いただろ!? これで俺を出さなかったら、戦わずしてノア逃げたってことだ!丸藤でも内田でもお前の口から伝えとけ!
【試合後の藤波】
――LEONA選手の敗北となったが?
▼藤波 よくやりましたけど、これはもうしょうがない。いい洗礼です。これから、これ以降ね。
――LEONA選手とのタッグはどうだった?
▼藤波 あんまり気にしないでやりましたよね。でも、心なしかどこかに。焦らずに対することができればなっていう。ちょっと堅さも見えるんで。まあ、俺がいるからかもしれないね。
――復活した平成維震軍との試合になったが、このあたりも感慨深い?
▼藤波 そうですね。だから、前まで戦い慣れた仲間だからね。そういう部分じゃ振り返るところもあったけど、やっぱり1人代わると、あそこまで流れが変わるのかなっていうんでね。まあ、ちょっと親しんで、懐かしんでいる時間もなかったね。
――ファンからも藤波選手のプロレスに大歓声が上がっていたが?
▼藤波 そうですか。もうちょっと頑張りたいんだけどね(笑)
◆第7試合 スペシャルタッグマッチ
中嶋勝彦、マサ北宮 vs ムース、岡林裕二
【試合後のムース&岡林】
――リーグ戦への思いはいつごろからあった?
▼岡林 今回の参戦が決まった時からですよ。同時期にリーグ戦の発表もあった。これは絶対何かアクションを起こさないと!って。この1回の参戦を1回で終わらせたくないんですよ。どうせ出るんやったら、とことんやりたい。
――潮崎への思いも口にしたが?
▼岡林 岡林 潮崎とはFortune Dreamの時にやった。全然やり足りないんで絶対やりたいです。
――ファンの反応をどうみる?
▼岡林 OKなんじゃないですかね? ファンの反応はOK。あとはノアサイドがどう出るか。これで出場させないとマズいんじゃないですか?
――ムースはどうだった?
▼岡林 ビックリした!この体で飛べるし、身体能力が凄いですね!
――ムース選手は?
▼ムース 良い試合だったと思うし、オーランドからここまで来た甲斐があった。インパクトレスリングを代表して良い試合ができたのは凄くうれしいね。日本のファンを愛してる。実はどんなリアクションがあるのか、最初は凄く不安だったんだ。でも、みんな(※ムース!と)応えてくれた。本当にうれしかったし、また戻ってきたいね。パートナーも素晴らしかった。本当に心強かったし、できることならまた組んで試合がしたい。
▼岡林 元プロフットボーラーだけあって、凄い身体能力。ホントに凄かった。
▼ムース ありがとう。光栄だよ。(※と言ってガッチリ握手)
◆第8試合 GHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権 60分1本勝負
HAYATA、YO-HEY vs 勝俣瞬馬、MAO
【試合後のHAYATA&YO-HEY】
▼YO-HEY (喉の調子を確認し、高い声で)ありがとうございます!
――勝俣&MAO組は手強い相手だった?
▼YO-HEY 自分らもこれまでは敵、よそ者と言われ続けて。9月に私らがノア所属になって、やっとノアとして外敵を迎えるというまた違った立場やったんですけど、この立場になってみて、なんか…。DNAでやってるんですよね? あのピチピチモーニング娘。でしたっけ? あっ、女子十二楽坊か。やっとるみたいやけど、自分らにまったくない発想が試合の中に含まれとったし。正直勝ったけど、自分らのいつものスタイルというか、リズムがね。リズムがリズムでへ音記号だったんで。勉強になりました。
――HAYATA選手は?
▼HAYATA …同じや!
――最後に次の挑戦者に対するイメージがあれば?
▼YO-HEY やっぱりアイドルが今回相手だったんで、次の理想としてはSKE48さんですかね。何でもいいですよ。タッグじゃなくてもいいですよ。我々はタッグ王者として、2人でチャンピオンですけど、向こうは20人ぐらいでかかってきてもらっても、真剣勝負しますし、いつでも我々YO-HEY&HAYATAは対戦相手を募集してるんで。よろしくお願いします。
※HAYATAは先に去っていく
――他に何かありますか?
▼YO-HEY …同じや!
――グルクンマスク&首里ジョー組が挑戦を表明しているが?
▼YO-HEY ホンマや。完全に忘れてましたね。まあ、とりあえずこの防衛戦で1発防衛できたんで。正直、そうやってグルクンさんらが来たいと言っているんだったら、我々に挑戦したいと言ってくれてるほうが我々のモチベーションにもなりますし。いつでもいいですよ。いつでもいいんで。その代わりに沖縄から飛行機とか乗ってきちゃダメです。絶対にバタフライで来てください。以上です…同じや!
【勝俣の話】
僕たちはこれで終わったわけじゃない。ボク、直接3カウント取られてないですから。今回、二人のチーム力が負けてしまいましたが、まだまだ僕たち若いんで。この経験を糧として、またノアに上がりたいと思ってますんで、その時は皆さん、よろしくお願いします。楽しかったです。メチャクチャ楽しかった!
◆第9試合 GHCジュニア・ヘビー級選手権 60分1本勝負
石森太二 vs 原田大輔
【試合後の原田】
――ベルトを手にした今の気持ちは?
▼原田 まあ、3年かかって。RATEL'Sを今年作って、1回も巻いてなかったんで、凄い嬉しいですね。
――石森選手との試合は壮絶な戦いとなった。ノアジュニア黄金期を作るという思いがあっての試合だったが、振り返ると?
▼原田 やっぱり石森太二って凄いなあって、今日改めて思いました。ずっと戦う前からお互いいろんなことを言って、俺もアイツに対して『ヘビーに行けよ』って散々言ってきたけど、やっぱあの人はノアジュニアにとって絶対に必要な存在です。こんな俺から言うのもおかしいですけど、ぜひノアジュニアに残ってくれ。やっぱあの人は絶対にこれからノアジュニアを盛り上げるためにも必要な人です。改めてそう思いました。
――試合前には「気持ちが上のほうが勝つ」という話があったが、気持ちで上回れたのはどんなところ?
▼原田 わからないです、それ。お互いの感情とか気持ちを前部ぶつけてやって、どっちの考えが正しいとか、今日の結果だけではわからないですね。今日勝って、ベルトがここに来ただけで、まだまだこれからのテーマになってくると思います。
――そして、試合後にはタダスケ選手とタッグを組んで、ジュニアタッグ王座に挑戦表明したが、いつ頃から考えていた?
▼原田 ジュニアタッグリーグで負けた時からです。彼らが決勝行って、優勝して、ベルトを獲って。それをタダスケと2人で『凄いなあ。うらやましいなあ』って見ているわけにはいかんので。やっぱりもう1回あいつらとやって、次は勝ちたい。そしてベルトを獲りたい。
――タダスケ選手からはシングルのベルトへ挑戦表明があった。それはどう受け止めた?
▼原田 嬉しいですね。これを獲ってから先のことは正直、あんまり考えてなかったんで。タダスケが来てくれたことがまず嬉しいし、タダスケがああやって動いたのは凄い嬉しいです。
――稔選手も試合を見ていたが、挑戦表明をすることがなかった。稔選手については?
▼原田 遅いやろって。勝った瞬間にすぐ来ないと。むしろ、あの人は何をしにこのノアに来たんですか? 知ってますか?
――GHCジュニアのベルトを獲りに来たという話もあった
▼原田 うーん、無理やろ。なぜなら俺がチャンピオンやからや。
――RATEL'S同士の戦いが決まりそうだが、試合前には「勝ってからビジョンを話す」という言葉があった。こういうことだった?
▼原田 そうですね。まあ、これからRATEL'S対決をやって、またその先に、このベルトに触ってない選手…ああ、田中以外のね。どうしてもお客さんはそっちに行くかもしれへんけど、今までずっと今年ノアジュニアで戦っているメンバーがいっぱいいるんで、そういうやつらともドンドンやって、このベルトの価値を高めて、ノアジュニアをもう1つ上の段階に持っていきたいです。
――改めて今後に向けての豊富は?
▼原田 「とにかく次のシリーズ、ヘビーのシリーズが始まりますけど、ジュニアは休まない。タイトルマッチもやって、ドンドン熱い試合をして、ノアジュニアの戦いでヘビーの存在を超えていきます。
【HAYATA&YO-HEYのコメント】
――ベルトを手にした今の気持ちは?
▼YO-HEY 再びこんにちは。女子十二楽坊です。
――原田&タダスケ組の挑戦を受ける形となったが?
▼YO-HEY 一言いっていいですか? 人気者はつらいっすねぇ。さっき、グルクンさん、首里ジョーくんから挑戦がどうこうみたいな話があった中、まさかの同門2人。あの2人から挑戦を受けるとは思わなかったんですけど、やっぱり我々、株式会社HAYATA・YO-HEYは同じRATEL'Sとしての割り込みサービスみたいのを適用できるので。どっちが先に挑戦しますかと言ったら、それはもちろん原田&タダスケ組がウェルカムなんで。ガンガンやりあおうやないかってなるんでね。いつでもいいですよ。ボスがさっき言ってましたけど、早急にでもいいですし。明日…明後日からならいいかな? 明日はちょっとおねんねしたいし。
――人気者というのも王者だからこそだと思うが、原田&タダスケ組の印象は?
▼YO-HEY うーん、RATEL'Sは4人でやってますけど、我々とはまったく違ったスタイルを持ってますし。向こうは簡単に言えば山のフドウですよね。自分らは雲のジュウザって感じですよね。山のフドウの2人は強敵だし、ラオウも倒せるぐらいの力を持っとったし。それぐらいあの2人は強いから。でも、俺らも強いから。
――最後にHAYATA選手からも意気込みを
▼HAYATA 同じや。
▼YO-HEY 同じや。
【タダスケのコメント】
――GHCジュニアのベルトをRATEL'Sで争うことになったが、それについては?
▼タダスケ いずれ戦う運命にあったから。人数もノアの人間もジュニアはそんなに多いわけちゃうから。RATEL'S対決をやって盛り上げて、他のノアジュニアももっとかかってこいという感じでやったろうと思って。あの3人だけベルトを巻いて、俺は何にもあらへん。だったら、3人からベルトを引っぺがしたら、もっとおもろいちゃうかなと思って。
――GHCジュニアのシングル王座に自分も行きたいという気持ちはいつから持っていた?
▼タダスケ もうここに出だした時・ゥらやな。ただ、なかなかチャンスに恵まれへんかったし、もうこのタイミングやったら絶対に行けるやろと思って。原田がいかれたら、もう行く気満々やったから。まあ、ある意味、結果オーライやな。RATEL'S対決が実現したから。
――二冠王の可能性も出てきたが?
▼タダスケ やりたいことあるから。今は言えんけど。獲ってから言うわ。
――考えていることはあると?
▼タダスケ そう。そういうこっちゃ。
――ノアジュニアの中で、RATEL'Sはどんな存在になっていくと考えている?
▼タダスケ ノアジュニアを一番盛り上げて、ヘビーも食うぐらいのユニットにしたいね。それで、ノアだけじゃなくて、他の団体にも負けへんぐらいの、そんなユニットしたい。
◆第10試合 GHCタッグ選手権 60分1本勝負
潮崎 豪、小峠篤司 vs モハメド ヨネ、クワイエット・ストーム
【試合後のヨネ&ストーム】
▼ヨネ&ストーム ウィ〜ア〜ザ・チャンピオーンズ♪ ウィ〜ア〜ザ・チャンピオーンズ♪
※歌いながらコメントスペースにやってくる
――今の気持ちを
▼ヨネ 感謝しかないです!ありがとうございます。歴代のチャンピオンにも全員リスペクト!来てくれたお客さん、応援してくれた全国の皆さん、本当にありがとうございます!!!
▼ストーム センキュー! シアワセー!!!
――ヨネ選手は久々のタッグのベルトを獲ったが?
▼ヨネ 完全にいにしえのチャンピオンでしたからね!それが40を超えて、ストームとともにベルトを巻く日が来るとは!あきらめないで良かった!
▼ストーム ベイビー!ネバーギブアップ!
――ストーム選手もGHCタイトル初戴冠となったが?
▼ストーム シアワセ!もう、今日寝る時もこのまま(※ベルトを巻いたまま)で寝ル!明日朝ごはん食ベル! その時もコレ巻いてるヨ!!!!
――タッグ愛があふれていたが?
▼ヨネ 最後までお互いを信じて、絶対負けないって! 最後まで返してくれると思ってました。
――改めてファンへメッセージを
▼ヨネ 一生防衛!
▼ストーム フォーエバー・チャンピオンズ!フォーエバー・チャンピオンズ!死 ヌマデ、!チャンピオンズ。
▼ヨネ&ストーム ウィ〜ア〜ザ・チャンピオーンズ♪ ウィ〜ア〜ザ・チャンピオーンズ♪イエェーイ
【小峠の話】
「(セコンドに背負われながら)ダメ…三日天下だよ…」
※潮崎はノーコメント
◆第11試合 GHCヘビー級選手権 60分1本勝負
エディ・エドワーズ vsー丸藤正道
【試合後のエドワーズ】
――ノアで練習生だったエドワーズ選手が丸藤選手を超えてベルトを防衛した。今の気持ちは?
▼エドワーズ 初めて来た時から丸藤選手を凄く尊敬していました。こういう選手になりたいという思いで、ずっと背中を見続けて、追いかけてきましたから、今日こうして丸藤選手が挑戦者という形で、その丸藤選手を倒してベルトを防衛することができたのは、物凄く自分にとって意味のあることです。
――エドワーズ選手にとってプロレスリング・ノアはどんな存在?
▼エドワーズ 三沢さんがチャンスをくれたからこそ、今の自分があるんです。プロレスリング・ノアに練習生としてきたわけですが、そこではレスラーとして一人前になるということだけではなく、人間としても一回りも二回りも大きくなることができました。ですから、心の中では本当にいつまでもプロレスリング・ノアの一員だと思ってます」
――今、練習生の頃の自分に声をかけるとしたら、どんなことを言いたい?
▼エドワーズ 今言えることは、“Anything is possible"…何でも可能だ、何も不可能なことはないということです」
――日本のファンに向けメッセージを
▼エドワーズ 常に自分が言い続けることはAnything is possible。三沢さんがいなければ今の自分はいないですし、バイソン・スミスもいてくれました。高山さんも自分に凄くよくしてくれました。今の高山さんの状況も自分はよくわかっています。昨日言ったことと被るんですが、かつてGHCのこのベルトを巻いた高山選手に対しても、不可能なことはない、何でも叶えられるということを伝えたいです。その言葉を皆さんにお伝えしたいと思います。そして、自分の心の中にあるのは、プロレスリング・ノアだけじゃありません。今日も凄く応援してくれたファンの皆さん。その皆さんの応援というのが物凄く力になりました。自分の心の中には日本のファンの皆さんがいます。
【丸藤の話】
またやるぞ、まだ諦めねえ!
