「ノアの選手1人1人が少しずつ変わろうとしている。ただ一つだけ言えることは…俺が来年も光照らしていきます(中嶋)」12月24日(土)後楽園ホール大会 試合後コメント


北宮返り討ち!中嶋V2 杉浦表明受諾で「時代もベルトも戻さない!」▼邪道外道も認めた!桃の青春がJrタッグ奪回 小峠がヘビー級挑戦の意向を電撃表明▼杉浦が丸藤突破▼ケンオーハラ完全決別…後楽園大会詳報
◆第1試合
拳 王&大原はじめ vs 石森太二&熊野 準
【試合後リング上】
<拳王>「おい、大原。今までの拳王~拳王~ってどうしたんだよ? まぁいいよ。テメーとは今日で終わりなんだよ。ま、少しばかり頑張ってください。そして来年! 俺はこのノアの顔になる。俺はよ、ヘビー級に行くんだよ。この新生ノアをさらに盛り上げるからな。テメーら後楽園ホールのクソヤローども、これからも拳王から目を離すなよ」
【試合後の拳王】
―来年に向けての展望を語ったが?
<拳王>「俺はよ、これからの拳王、これからのノアを見てんだよ! これからのノア、さらにもっともっと大きくしなくちゃよ。そのために何が必要だ? 俺だろ!? プロレスリング・ノアの拳王が必要だろ!? 俺がこのノアの顔になる。そして、このノア、さらなる進化を遂げるからな」
―来年早々に動く?
<拳王>「年明け? 今から動いてやるよ。俺は心に誓ったんだよ。険しい道かもしれねえ。俺がプロレスリング・ノアをプロレス界で一番の団体にしてやる」
【大原の話】
「まあ、拳王は拳王で自分の道があるみたいなんで、勝手に行ってください。俺は俺の道があるんで。このシリーズ、最初から言ったはずだよ。ケンオーハラの大原はじめじゃない大原はじめを作っていくって。俺は最初から動いているつもりだよ。前も言った、小川良成とか、石森太二とか、そういう人間と俺はやらないといけないって思ってるから。2016年はこれで終わりだ。2017年はジュニアのシングルのベルトを取るし、ジュニアだろうが何だろうが、俺はヘビーともやってやるからな。無差別級で行ってやるよ。どいつもこいつもぶっ倒してやるよ、来年は。シングルの大原はじめ、スタートだ。とういうわけで、今日もムイビエン」
【石森の話】
「(いろんな動きが起きているが?)まあね、大原は俺とやりたいみたいだけど、俺はそんなに興味ないんだよ。お前に付き合っている暇はないし。本当にやりてえならやってやるけど…結果は見えてるよ。大原はアウト・オブ・眼中だよ!」
◆第2試合
清宮海斗 vs アレハンドロ・サエス
◆第3試合
潮崎 豪&マイバッハ谷口 vs モハメド ヨネ&齋藤彰俊
【試合後の潮崎&谷口】
―年内最終戦を終えたが?
<潮崎>「今シリーズはいろいろあったナビでしたけど、タイトルマッチではないにしろ、良い形で2016年最後の試合を締めることができたと思います」
<谷口>「今年最後の試合、勝つことができて良かったです。でも個人的にはヨネに昨日負けてるんで、借りを返して自分が勝たなきゃいけなかったと思います」
<潮崎>「2017年、俺もマイバッハもこのベルトとともに輝いていきます」
◆第4試合 GHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権試合
邪道&外道 vs 小峠篤司&原田大輔
【試合後の原田】
※小峠を残して先に退場してひとりでコメント
―試合を振り返って?
<原田>「取り返せて良かったですし、何よりお客さんの歓声がうれしかったですね」
―邪道&外道は“1+1を2にさせないプロレス"がモットー、“2になるプロレス"ができた?
<原田>「最後の最後に2にさせてもらえましたね」
―すべてのベルトをノアに取り戻したが?
<原田>「お待たせしました…ってカンジですね。来年からノアジュニア、もっともっと盛り上げていきます」
―2017年はチャンピオンとして迎えることになるが?
<原田>「チャンピオンとしてっていう前に、(※リング上で語り始めた小峠の)あのマイク全部聞いてみてください。ありがとうございました」
【リング上】
<小峠>「今年1年も前向きに突っ走ることができました。それも…鈴木軍、邪道外道、強いライバルたち、大阪時代からの最高のパートナーとノアで組めたから。そして、どんな状況でも、次を見るのはつらいなと思わしても、来てくれるノアファンに前向きにさせてもらいました。ありがとうございます。しっかり来年からは、自分から前向きにやっていきます。1つ…来年から『顔じゃねえ』と言われるかもしれねえ。まだまだ体がしょっぺえと言われるかもしれねえ。でも、俺は来年からでっけえやつらとやりてえ。でっけえやつらと、ヘビー級のヤツらに挑戦していくつもりや。全部否定的な意見も受け止めて、来年から荒れていきます」
【試合後の小峠】
―試合後に『でっけえヤツとやりたい』と話したが?
<小峠>「僕の思いを最終戦ってことで、ベルトも取り返せたし、勝手ながら伝えさせてもらったまでです。分からないですよ。会社が受け入れるかどうかは。ファンが受け入れるか。でも僕自身は、こういう状況でなんか知らんけど会社のためになる行動がしたい。それだけの思いです。全力っすね。いかなる時も。痛い思いしたっていいよ、捨て駒でもいい。全力でいくよ」
―ヘビー挑戦となると、ベルトの処遇はどうする?
<小峠>「まぁそれも踏まえてじゃないですか? まだ、思いきったことを言っただけなんで。相方もいることですし。一人では決められへんこと」
―これから原田と話し合う?
<小峠>「そうですね。でも腹くくってますよ。覚悟はできてます。覚悟が無かったらこんなこと言ってないですから」
―邪道&外道戦について?
<小峠>「僕らがやってきた短いプロレス人生かもしれないですけど、その中で最強のタッグチームやったなと。獲り返せたことが奇跡に近い。それくらいのチームでした」
―試合後にも認められたが?
<小峠>「認められるような器じゃないと思ってます。でもそういう気持ちになっていただけたのなら嬉しいです」
【試合後の邪道&外道】
<外道>「試合が終わったあとよ、小峠が言ってたよ。『またやりましょう』ってな。おい、おい、邪道&外道はいつでも戻ってくるぞ、コノヤロー」
<邪道>「今のこの世の中、一寸先は闇って言うだろ? 来年のことを言ったら鬼が笑うけど、来年どうなるかわからねえぞ」
◆第5試合 スペシャルシングルマッチ
丸藤正道 vs 杉浦 貴
【試合後の杉浦】
―丸藤の気持ちもこもった試合だったが?
<杉浦>「(※日テレアナウンサーに)あ? いつも気持ち込めてやってんだよ。今日だけじゃねえだろ。いつもやってんだよ、こっちは」
―『動け』と言ったが、この試合をみて間違いなく動く選手が出てくるはずだが?
<杉浦>「知らねーよ! 動いてから聞け。まだ動いてねえだろ」
―これから狙うものは?
<杉浦>「決まってんだろ。テッペンだろ。ノアを良くしたいとか、面白くしたいとか言ってるヤツらもいるみたいだけどな、テッペン目指さなきゃ意味ねえんだよ。レスラーは。ベルト目指していくんだよ。そうすりゃ自然に面白くなるんだよ。分かったか」
【丸藤の話】
「負けた人間は言うことねえよ…」
◆第6試合 GHCヘビー級選手権試合
中嶋勝彦 vs マサ北宮
【試合後リング上】
<杉浦>「防衛おめでとう。おい、俺が出てきたのはわかってんだろうな? 俺はノアにケンカ売ってんだよ。お前、チャンピオンだろ? 来年の後楽園、一発でお前のベルトをもらいにいく。おい、時代をまた戻してやるよ、俺に。わかったな?」
<中嶋>「あんたが今、何を考えてるのかさっぱりわからないけど…やってやるよ。ただな、時代は渡さない」
杉浦は挑発しながらリングをあとに。
<中嶋>「今日は皆さん、お忙しい中、こんなにも来ていただいてありがとうございます。杉浦が来たけど、絶対に時代は戻さない。そして、アイツにベルトも時代も渡さない! なぜなら…俺は止まらねえ!!」
【中嶋の話】
「(コメントブースに現れると、左ヒザを押さえて座り込む)ああ、痛え! クソ。マサ北宮! 勝ってよかった…。守れてよかったよ。マサ北宮、今日の奪い合いは俺の勝ちだ。なぜなら俺は止まらねえんだ!! そして今日、こんなクソ忙しいクリスマスイブに来てくださったファンの皆さん。そのおかげで防衛することができました。でも、防衛するたびに、まだ2回目ですけど、このベルトの重さ、凄さを実感してます。そして今、ノアの選手1人1人が少しずつ変わろうとしている。どういう風に来年なっていくのかわかんないけど、ただ一つだけ言えることは…俺が来年も光照らしていきます。今日はありがとうございました。以上だ」
【北宮の話】
「まだだ! やられっ放しでは終わらない! 2017年は、今年2016年と一緒…逆襲からの始まりだ! 見といてくれ!」
