5/3両国国技館大会 試合後コメント GHC王者OZAWAがKENTA退けV4、清宮と再戦へ
▼YO-HEYがEita撃沈でGHCジュニア初戴冠
▼モリス&ダガ撃破で拳王&憂流迦がGHCタッグ初戴冠
▼遠藤が正攻法で秋山に玉砕
▼清宮が“方舟伝承マッチ"で丸藤を撃破
▼ベイン&ウルフがGHCジュニアタッグ返り咲き
▼ガレノがGHCナショナル初防衛
▼稲葉大樹登場
▼小峠がデルフィン戦熱望
試合詳細、コメントはノアパートナー携帯サイトでご確認ください。
写真提供 プロレス/格闘技DX
<ダークマッチ・シングルマッチ>
菊池悠斗(情熱RATEL’S)
VS
小田嶋大樹
【菊池の話】「この初の両国国技館で試合をしたけどな、複雑な気持ちがあるよ。1つはノアジュニアで一気にトップまで駆け上がるかもしれない危険な男・小田嶋とシングルマッチができたことは嬉しく思うよ。でもな、小田嶋以上に菊池悠斗はノアジュニアでトップ狙ってんだよ。ノアジュニアでトップまでたどり着いて、俺は自分の手で情熱RATEL'Sを引っ張っていくんだよ。だからこそな、このダークマッチはちょっと複雑な気持ちがあるな。まあでも、これはNOAHの会社に菊池悠斗はまだまだだと言われているもんだと俺は受け止めてるからな。これからブラックイーグル、もっと見せつけてやるよ」
【小田嶋の話】「ああ、クソ。25周年、キャリア一番下の人間ですけど、誰よりもプロレスを、そしてプロレスリング・ノアを愛してる自信があります。だからこそトップで絶対に戦える選手に一日でも早くなってやる!」
<第1試合・GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合>
(王者組)AMAKUSA 宮脇純太
VS
(挑戦者組)ドラゴン・ベイン アルファ・ウルフ
【試合後のベイン&ウルフ】
▼ウルフ「またこうしてジュニアタッグのベルトを獲ることができた。前から言っているように俺たちがベストなチームなんだ。メキシコでも世界でもNOAHでも俺たちがベストのタッグチームだ」
▼ベイン「またこうしてジュニアタッグのベルトを獲ることができた。俺たちがメキシコから世界へ羽ばたくロス・ゴルペアドーレスだ」
【試合後のAMAKUSA&宮脇】
▼AMAKUSA「悔しいが、完敗でございました。我らにも確かに勝機はあった。だが、あまりに高い己らが力をつけ、太陽がまた輝くとき、挑ませていただきまする。そうでござろう? 純太殿」
▼宮脇「はい! AMAKUSAさんともう一度ベルトを獲り返して、何度も何度も防衛したいです!」
▼AMAKUSA「違う! そのような時は何と申すのか? そのような問いかけ何とも申すのだ?」
▼宮脇「その問いかけ愚問ではござらんか?」
▼AMAKUSA「そう! けして歩みを止めませぬ」
<第2試合・10人タッグマッチ>※
マサ北宮 谷口周平 近藤修司 アレハンドロ カイ・フジムラ
VS
モハメド ヨネ 藤田和之 小峠篤司 大原はじめ ブラックめんそーれ
【試合後のヨネ&藤田&小峠&大原&めんそーれ】
▼ヨネ「いい感じ、いい感じ。メチャクチャいい感じですよ。私たちはいつでもテンションマックス、マックス、マックスで頑張っていきましょう」
▼めんそーれ「両国シャーッいこう! LIMIT BREAKシャーッいこう!」
▼ヨネ「ほとんどシャーッしか言ってないけどな」
▼大原「今日勝ったんで。前から言ってましたよね。僕たちはこの勢いをLIMIT BREAKにつなげていきたい。次のLIMIT BREAK開催に向けて、私、心キュンキュンしてます」
▼小峠「いいっすか。個人的にキャリア20周年なので」
▼ヨネ「おめでとう!」
※大原とめんそーれも祝福すると
▼小峠「ありがたいっすね。節目の年なので。会社にちょっと今、試合したいなってという相手がいたんで、スペル・デルフィンと。(周りがどよめくと)ちょっとね、個人的にやりたい試合にはなるんですけど、自分にとってかけがえのない本当に師匠的な方。ぜひ20周年、自分も所属の選手として、このリングでスペル・デルフィンと戦わせていただきます。よろしくお願いします」
▼ヨネ「よし、締めるか」
▼小峠「よし。もっともっと盛り上がっていきましょう!」
▼全員「TEAM NOAH!」
<第3試合・シングルマッチ>
HAYATA(情熱RATEL’S)
VS
タダスケ(TEAM 2000X)
※レフェリー:ジャッジメント征矢
【タダスケの話】「ジャッジメント征矢、いいレフェリングやった。よかった。これからもそのジョーネツ的なレフェリングでプロレスリング・ノア盛り上げてってくれ。レフェリーとしてな。ハッハー!」
【試合後のHAYATA、征矢】
▼征矢「申し訳ない。すまない。俺はちゃんとジャッジをしようとして、ああいうことになってしまった。それだけはわかってくれ」
※HAYATAは征矢の肩を軽くたたいてから去る
▼征矢「もう、しっかりジャッジをするつもりがこういう形になってしまった。HAYATA、本当に申し訳ありませんでした(と深々と一礼)」
【稲葉の話】「(インタビュースペースに駆け込んできて)情熱!(と足早に去る)」
<第5試合・GHCタッグ選手権試合>
(王者組)ジャック・モリス ダガ(TEAM 2000X)
VS
(挑戦者組)拳王 佐々木憂流迦
【試合後の拳王&憂流迦】
▼拳王「よっしゃあ! 25周年、タッグベルト獲ったぞ。そして今日決めたのはこの佐々木憂流迦だ」
▼憂流迦「拳王さん、ありがとうございました。ちょっとしゃべってもいいですか? プロレス1年ちょいやってみて、迷いがだいぶ生まれた中で、等身大の自分、自分は強いと再認識して、しっかり自分を認められたことがつながったと思います。そしてKENTAさんと拳王さん、チームに入れてくれて俺は道が開けた気がします。ありがとうございました。GHCのベルト、GHCの名前、俺にはまだ少し重いかもしれない。だけど等身大の俺をもっともっと大きくなってGHCの名にふさわしい男に絶対なります。そしてシングルのベルトもしっかり目指していけたらいいなと思ってますよ」
▼拳王「おお。その気持ちがあったら大丈夫だ。おい、ライオン泥棒、そしてGHCタッグベルト泥棒のダガ、おい見たか。本物に強いヤツはこのように心が穏やかなヤローなんだよ。この気持ち聞いて分かっただろ? まだまだ上目指せるぞ。そしてスリーパー、プロレスキャリア2年でもな、まだまだ前からずっとスリーパー使ってんだよ。佐々木憂流迦のスリーパー、おい、お前ら食らったらいちころだ。おい、憂流迦。まだまだ頂点目指していこう。そしてタッグベルトも休憩前の試合だよ。俺たちこのベルトでメインいこう。よろしく(と憂流迦と握手)」
<第6試合・GHCジュニアヘビー級選手権試合>
(王者)Eita
VS
(挑戦者)YO-HEY(情熱RATEL’S)
【試合後のYO-HEY、征矢】
※征矢の肩を借りてYO-HEYがコメントスペースに
▼征矢「よしよし、素晴らしい素晴らしい。おめでとう! チャンピオンとして、しっかり皆さんの前で話して」
▼YO-HEY「ありがとう」
▼征矢「しっかり。おめでとう!」
※征矢は去る
▼YO-HEY「おい、おーい! タダスケ、タダスケ。何しに来てん? ええよ、分かっとるわ、お前の思ってることは。クッソ、このベルトが欲しいんやろ? ええよ、ええよ、ええよ。望むところや。いつでもどこでもかかってこいや! タダスケ、お前相手にやったらな、今のおいらは絶対負けへんぞ。ボッコボコにしてやる自信あるからな。こんな、こんな記念すべきタイミングで最高の舞台を邪魔した罪は重いぞ。おいらYO-HEYちゃんのいい意味でネチネチこってりしたファンたちが黙っちゃおらんぞ。もちろんおいらYO-HEYちゃんもな。冷静になってみて、今日は何よりも最高にでかい宝物を手にした。おいらYO-HEYちゃんの記念すべき日や。ついに、ついに! ついにこの日が来たな。みんなお待たせ。どれだけかかった? 何回挑戦した? 8年? いやいや、プロレス人生の16年、いや下手したら藤田洋平という37年の人生の中で目に見えるもので言えば、一番でっかい宝物だと思う。そんな宝物を手にした(笑) ちっと今、頭こんがらがって何しゃべったらええかわからへんから、また風呂入ってゆっくりしてからこのベルトの重み、そしてこれからのNOAHジュニアについて語っていくよ。(ベルトに向かって)やっと会えたな。やっと会えたな。ちょいちょい近くでは、リングの上とかではお会いしたことあったけど、やっとおいらYO-HEYちゃんに向いてくれたんや。そりゃ分かるよ。こんなにきれいやねん。こんなに美しいもんや。誰も欲しくなるわ。これからはおいらと(ベルトにキスして)イチャイチャしような」
【Eitaの話】「ああ! 負けちゃった。いやあ、8年分、いや16年分か? YO-HEYの思い、伝わった。ほんのちょっとだけ伝わった。さあ、プロレスリング・ノア、Eitaはベルトを失った。さあ、今後どうする? 煮るなり焼くなり好き勝手しろよ。でもな、俺を誰だと思ってんだ? ノアジュニアの顔だぞ。これだけは言っといてやる。Eitaの無駄遣いだけはすんな」
【タダスケの話】「おーい、邪魔したったでえ。YO-HEY、お前はHAYATAを使って卑怯な手を使い、俺から挑戦権を奪った。絶対許さへんからな。お前がやることなすこと全部邪魔したるさかいの。止めて欲しかったら、そのベルトに挑戦させろ。ビビってんのか? かかってこいよ。ムカつくんやろ? 止めて欲しいか? 挑戦させへん限り、俺はいやがらせメッチャ続けるからな。ハッハー!」
<第7試合・スペシャルタッグマッチ>
秋山準(DDTプロレスリング) 杉浦貴
VS
遠藤哲哉 オオワダサン(TEAM 2000X)
【試合後の杉浦&秋山】
▼秋山「ありがとうございました」
▼杉浦「ありがとうございました」
▼秋山「試合の感想? 杉浦に呼ばれて遠藤をどうするかと。でもあいつ全然何も変わってなかったよ。悪いこともしないし。あとは自分で考えればいいし、俺もああだこうだ言ってたけど、別にもういいよ。大人なんだから。俺らからあれやれ、これやれっていうのもないし。今日は俺に負けたけど、自分で考えればいい」
▼杉浦「いや、殴ろうとしたの取り上げたでしょ。あいつの気持ちは動いてると思うし。今日の秋山さんとのエクスプロイダーの投げ合い、しびれるじゃん、あんなの。ああいうプロレスやっていってくれればいいんだよ。俺のキャンタマ握らなくていいんだから。ちょっと今日は気持ちが見えたよ。あいつの純粋な」
――遠藤選手をDDTに連れて帰る?
▼秋山「連れて帰る? いやいや自分で考えればいい。あいついくつよ? 勝手にやれよ。でも、まだ今のチームで、もしくは違うんだったら、杉浦と組んでも絶対プラスになるだろうし、丸藤とかいろんな人と。分かんない、それは。自分で考えればいい。まだまだNOAHでたくさん勉強することはあると思う。全然連れて帰らない。勝手に帰ってこい」
――25周年記念大会で組んだが?
▼秋山「25周年、55歳。俺も55歳。110歳でまだまだもうちょっと頑張れるよね?」
▼杉浦「まだまだ頑張ります」
▼秋山「ありがとうございました」
【遠藤の話】「ああ、クソ! 腹立つ! 杉浦、秋山。俺がNOAHに来てやってきたこと間違ってたのか? 確かにあそこでヨシ・タツのトンファー受け取って、俺が秋山の頭勝ち割ってたら結果は変わってたかもしれない。でもそうじゃないんだよ。今日は、今日だけはそれじゃダメなんだよ。俺がTEAM 2000Xに入ってやってきたこと、それはただの今までの定石通りのヒールじゃない。俺はここでプロレスを学んだつもりだ。ただ、結果、今日の結果がすべてを物語ってる。俺はどうすればいいんだ? どうすれば俺はこの暗闇から抜け出せるんだ? ああ、分かんねえよ、もう。チクショー。今日の負けは無駄にはしない。杉浦、秋山…さん。俺は絶対今以上に強くなって、必ず今日の借り返してやるからな」
【オオワダサンの話】「おい、遠藤。どうしたんだよ? あんなクソジジイに、おい。クソジジイにビビったのか? おい、まだ考え直せるよな? 今日だけだよな?」
<第8試合・25th ANNIVERSARY SPECIAL 方舟伝承シングルマッチ>
丸藤正道
VS
清宮海斗(ALL REBELLION)
【清宮の話】「確かに、確かにさっき自分は丸藤さんと時空を超えた戦いをしてましたよ。レスリングを通してリング上の戦いを通して、なんか忘れちゃいけない禁断の扉にも触れたような気がしてます。まあ、要するに自分が何が言いたいか、何を感じ取ったか、それは今日のリング上の経験が自分にとって宝物ってことです。丸藤さんの偉大さ、深く深くあらためて感じさせていただきました。これから自分らしくNOAHの中心、登っていきますよ。よし!」
【丸藤の話】「そうか、清宮。あの技出してきたか。いい答えだよ。まさかあの技出してくるとは思わなかった。大丈夫だ。お前がやれば全部お前のオリジナルだ。どんどんやれ。どんどん突き進めよ。でも俺もまだまだ負けたままじゃ終わらないからな。待っとけ。次は勝つぞ。またやるぞ」
<第9試合 メインイベント・GHCヘビー級選手権試合>
(王者)OZAWA(TEAM 2000X)
VS
(挑戦者)KENTA
【OZAWAの話】「KENTA、今日もバックステージでペラペラペラペラ喋ったのか? あいつ口だけでこの業界でやってきたから、負けてもすごいんじゃない? 今日どうだったの。まだ? まだかな。まあ、やっぱりリングの上になるとさ、出ちゃうんだよね。動けないところが。まあまあ、これからもさ、口だけは立派だから。バックステージでみんなを喜ばせてやってください。あと、次の挑戦者、清宮。お前、また暴露されたいのか? まだあるぞ、お前のネタ。楽しみだな。まあでも、時間ないけどな、次の後楽園まで。次はどんな暴露しちゃおうかな。The Real Rebel」
【KENTAの話】「こういう結果になって、応援してくれた人を残念な気持ちにさせてしまったことは本当に申し訳ないなと。ただ、あいつの言うようにもう間違いなく口だけの男になってしまったけども、俺自身まったく心は折れてないし、今日こうやってメインイベントという舞台に帰ってこれたこと、それだけは嬉しく思っているし。またこれから心折れることなく、またもう一度上を目指してやりたいと思ってます。次あいつを口だけの男にするのは俺だよ」
【清宮の話】「来るんじゃないかなとは思っていたんですけど、思ったよりも来ましたね、ブーイングが。自分はエクスタシーを感じたりはしないんですけど、ブーイングも声援もすべて受け止めて、OZAWAの前に立ちたいと思ってます。それと最近…今日もですね。ちょっと思いましたが、OZAWA疲れてきてるんじゃないかな。疲れが見えて来てるんじゃないの。GHCのベルトって重いでしょ。OZAWAからベルトを取り返すのは自分ですよ。これは自分のための戦いでもあります。OZAWAを倒してからが箱舟継承の旅のスタートだと思っているんで。一発で獲りますよ」