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2017.01.29

「熊野にとってはこの2月が大きな勝負になる」3.12横浜文体で熊野準を迎撃! 大原はじめインタビュー

 

 

「熊野にとってはこの2月が大きな勝負になる」3.12横浜文体で熊野準を迎撃! 大原はじめインタビュー 

1.7後楽園で石森太二を下し、GHCジュニアヘビー級新王者となった大原。続く1.21大阪では難敵・原田大輔を撃破し、自身が新生ノアジュニアの中心であることを印象づけた。次の防衛戦の舞台は3.12横浜文体。熊野準を迎え討つ大原に、1月を振り返ると共に防衛戦への意気込みを聞いた。

2.14後楽園の拳王戦は自分が自分に期待している 
――大原選手にとってこの1月シリーズは、キャリアの中でもとくに中身の濃いものになったのでは?

大原 そうですね。まず、新王者決定戦に関しては、なぜ自分が出場できるのかという部分もあったんですけど、内田会長が総合的なキャリアを評価したということで。結果、自分としては10年越しの“石森越え”を果たすことができて感慨深かったですね。

――自分の出場に疑問を持ったというのは、原田大輔選手の存在が大きいと発言していましたね。

大原 そうですね、近年のノア内での実績を考えれば、客観的に見ても原田のほうが上だと思いますから。

――そして、1.21大阪の初防衛戦ではその原田選手と対峙し、一進一退の攻防の末、初防衛に成功したわけですが、あの一戦を振り返っていかがですか?

大原 試合中、そして試合後の売店でのお客さんの反応を見るかぎりでは、観る側からのGHCジュニアヘビー級チャンピオンとしての“認定証”を発行してもらえたのかな、と。勝っただけじゃなく、お客さんに認めてもらえたという部分で、ノアジュニアを僕に任せてもらえたのかなって感じました。

――大原選手はGHCジュニアヘビー級王座のベルトが、小峠篤司選手のヘビー転向に伴って返上されたという部分で、「ヘビーよりジュニアが下と見られたくない」と発言していましたが、この2月シリーズではそれを証明するチャンスとして、2.14後楽園ではGHCタッグ王者の拳王選手、2.21名古屋ではGHCヘビー級王者の中嶋勝彦選手とのシングルマッチが組まれました。

大原 もちろん、勝ち負けも重要になってきますけど、お客さんの感情を揺さぶるような試合をすることが自分の義務だと思います。そうすることで、「やっぱり、ジュニアのチャンピオンは凄いんだ」という証明にもなりますし、もっともっと、大原はじめといろんな選手の試合が観たいということにつながると思うので。

――とくに拳王選手とは長らくタッグチームを組んでいましたし、思うところがあるのでは? タッグ解散を突きつけた側である拳王選手からは、大原選手に対して「もともと嫌いだった。“ケンオーハラ”は上を目指すのに足かせになる」という辛辣な発言もありました。

大原 そこは拳王らしくていいんじゃないですか? もともと、「俺が俺が」の人間ですし、たしかに僕たちは馴れ合いの関係ではなかったので、とくに思うことはないです。ただ、いまは自分も拳王が獲ることができなかったベルトを巻いているので、やすやすと負けられないですし、自分が自分に期待しているところはありますね。

――大原選手はGHCジュニアヘビーのベルトを初戴冠してから、何か自分の中で変化を感じる部分はありますか?

大原 大阪での原田戦で、10年前に初めて原田と戦ったときの決め技(Do it now=リストクラッチ式フィッシャーマンバスター)を出したんですね。ほかに僕の技といえば、ムイビエンとフィンランド式フォアアーム。僕のグッズのTシャツには、この3つの技名が描かれているんですけど、一つの試合ですべての技を出したことが、いままでノアのリングではなかったんです。つまり、あの大阪で新しい大原はじめが誕生したというか。今後はこの3つの技が、王者としての大きな武器になっていくと思います。

――あと、観る側からの変化としては“ケンオ―ハラ”時代のコミカルな部分も薄れてきたのかな、と。

大原 たしかにそうなんですけど、僕自身はコミカルなもの自体を悪いものだとは思っていなくて。これは海外で教えてもらった言葉なんですが、「人の心に残るには、コミカルやユニークが3割必要」だ、と。ディズニーの映画でも感動だけじゃなく、ユニークな動きが必ず含まれていますし、プロレスもいろんな感情を試合に落とし込むことが大事だと思っています。

――大原選手なりのプロレス哲学があるわけですね。

大原 それと、ケンオーハラ時代は自分が拳王の引き立て役じゃないですけど、ノア全体として考えたときに“女房”に徹したほうが、個人得点ではなく総合得点が上がると思っていて。

――そしていま、自分が主役になる出番が回ってきたというか。

大原 そうですね。結局、ケンオーハラとしてやってきた2年の積み重ねがあって、いまがあるんだと思います。もし、そういったものがなく、僕がベルトを巻いていたとしても、周りに響かないチャンピオンになっていたと思いますし。僕はほかの選手に比べれば周り道をしたように見えるかも知れませんが、自分にとってはすべて必要な道だったと思います。
 

この王座戦で変わらなければ熊野は終わり
――そして、1.21大阪の試合後には次期挑戦者として熊野選手が名乗りをあげ、大原選手は3.12横浜文体で迎え撃つことになりました。

大原 熊野は変わろうとしているのが凄く伝わってきますね。彼はまだ、結果こそ残せてないですけど、いまのノアでそういうポジティヴな姿勢を見せるのはいいことだと思います。

――大原選手は熊野選手に「ノア生え抜きの意地を見せてみろ」という言葉を投げかけていますが、逆に自分が外様の王者であるということについては、どう捉えていますか?

大原 大原はじめというレスラーはメキシコ生まれのメキシコ育ちなんですけど、向こうだと生え抜きだとか外様だとか、あんまり関係ないんですよね。でも、日本に帰ってきてから、けっこう周りは気にするんだなと思って。だから、お客さん目線に立ったときに、この試合は外様と生え抜きの対立軸を打ち出したほうが、伝わりやすいなと思ったんです。きっと、お客さんも「熊野、生え抜きなんだからがんばれ!」っていうかたちになるでしょうし。

――お話を聞いていると王者の余裕が見えるというか。王座戦の決定会見でも「熊野を引っ張り上げる」という発言がありましたが、これは挑戦者としてはある種の屈辱だと思います。

大原 ウン、そうでしょうね。でも、やっぱり内に眠っている力を、誰がどう引き出すかなんですよ。だから、もしかしたら僕との対戦で、いままで見えなかった熊野の一面が出てくるかもしれないし。そうなれば、チャンピオンとしてもおいしいし、ノアにとってもおいしいはずなんですよ。

――相乗効果が生まれてくる、と。

大原 それをただ、相手を闇雲に叩き潰すようなファイトを仕掛けても、僕もノアも、もちろん熊野も得はしないわけで。とにかく熊野がこの王座戦をきっかけに変わることを、僕は望んでいます。もし、ここで変わらなければ、彼は終わりだなとも思うし。

――熊野選手はかなり身体を大きくして、パワーの増強を図っていますが、警戒するポイントは?

大原 やっぱり、若さがあるので、体力的な面では彼のほうが優れているでしょう。あとはどんな手を使ってでも勝とうという気持ちは強いと思うので、そのあたりは警戒したいと思います。

――最後にあらためて、今回の王座戦への意気込みをお願いいたします。

大原 とにかく、2月シリーズの前哨戦で、熊野、いかに変わっていくかがキーポイントになると思います。そのピークを横浜文体に持っていけるかどうか。そして、シリーズ中に自分が勝つパターンを見せられるかどうか。「こういう試合になれば熊野が勝つぞ」っていうふうに、お客さんに感情移入してもらえるようにならないと。僕だってムイビエンに至る流れを、何年もかけてここまで創り上げたてきた。そういったものを、これから熊野が創れるかですよね。

――今回はある種、熊野選手次第の王座戦となりそうですね。

大原 そうですね。王座戦はもちろん、まずは2月が熊野にとっては大きな勝負になると思います。


【終】
ザ・リーヴ presents「GREAT VOYAGE in YOKOHAMA 2017」3月12日(日)横浜文化体育館大会 大会情報
◆日時
2017年3月12日(日) 開場15:00 試合開始16:00

◆会場
横浜文化体育館
ザ・リーヴ presents「GREAT VOYAGE in YOKOHAMA 2017」3月12日(日)横浜文化体育館大会 チケット情報
■FC優先予約
1月20日(金) 17:30~18:30 03-6261-6990にて受付

■先行発売
1月24日(火) 後楽園ホール大会 会場内にて

■一般発売
1月25日(水)

【前売】
アリーナS 12,000円※パンフレット付
スタンドA 8,000円
スタンドS 7,000円
スタンドA 5,000円
スタンドB 4,000円

【当日】
アリーナS 12,500円
スタンドA 8,500円
スタンドS 7,500円
スタンドA 5,500円
スタンドB 4,500円
ザ・リーヴ presents「GREAT VOYAGE in YOKOHAMA 2017」3月12日(日)横浜文化体育館大会 プレイガイド情報
ローソンチケット 【Lコード:34146】
ローソン、ミニストップ店頭ロッピーにて購入可能 0570-084-003

チケットぴあPコード予約専用 【Pコード=594-150】
ぴあスポット、サークルK・サンクス全店、セブンイレブン全店にて販売・発券可能 0570-02-9999
http://pia.jp/t

e+(イープラス) http://eplus.jp/
パソコン&携帯にて予約→セブンイレブン全店、ファミリーマート各店頭にて購入可能

後楽園ホール5階事務所 03-5800-9999
チャンピオン(水道橋) 03-3221-6237
うまい肉と麺の店 ヨネ家 03-3751-3050
プロレス道場 045-713-9674

「GREAT VOYAGE 2017 in YOKOHAMA」3月12日(日)横浜文化体育館大会 決定対戦カード
「GREAT VOYAGE 2017 in YOKOHAMA」
3月12日(日) 試合開始16:00
神奈川・横浜文化体育館

◆GHCヘビー級選手権試合 60分1本勝負
(第28代選手権者)中嶋勝彦 vs (挑戦者)潮﨑 豪
※第28代選手権者の4度目の防衛戦となります。

◆GHCジュニア・ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
(第33代選手権者)大原はじめ vs (挑戦者)熊野 準
※第33代選手権者の2度目の防衛戦となります

★「GREAT VOYAGE 2017 in YOKOHAMA」3月12日(日)横浜文化体育館大会 大会情報詳細はこちらから


~皆様のご来場をお待ちしております~

 

6人タッグマッチ

マイバッハ谷口 
マイバッハ谷口  vs HAYATA

HAYATA

齋藤彰俊
齋藤彰俊 YO-HEY

YO-HEY

小川良成
小川良成 藤原ライオン<br>(フリー)

藤原ライオン
(フリー)

6分23秒

マイバッハプレス→エビ固め

GHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権試合

(第30代選手権者)

石森太二
石森太二 vs 原田大輔

(挑戦者)

原田大輔

(第30代選手権者)

Hi69
Hi69 タダスケ

(挑戦者)

タダスケ

11分41秒

450°スプラッシュ→エビ固め


※第30代選手権者が初防衛に成功

GHCジュニア・ヘビー級選手権試合

(第33代選手権者)

大原はじめ 
大原はじめ  vs 熊野 準

(挑戦者)

熊野 準

16分32秒

ムイビエン


※第33代選手権者が2度目の防衛に成功

シングルマッチ

清宮海斗
清宮海斗 vs ジェームズ・ストーム<br>(Impact Wrestling)

ジェームズ・ストーム
(Impact Wrestling)

8分35秒

ラストコール→エビ固め

シングルマッチ

小峠篤司
小峠篤司 vs エディ・エドワーズ<br>(Impact Wrestling)

エディ・エドワーズ
(Impact Wrestling)

19分18秒

ボストンニーパーティー→エビ固め

スペシャルタッグマッチ

丸藤正道
丸藤正道 vs ムース<br>(Impact Wrestling)

ムース
(Impact Wrestling)

武藤敬司
(WRESTLE-1)
武藤敬司<br /> (WRESTLE-1) KAZMA SAKAMOTO<br>(フリー)

KAZMA SAKAMOTO
(フリー)

13分50秒

不知火→片エビ固め

GHCタッグ王座決定戦

マサ北宮
マサ北宮 vs 杉浦 貴

杉浦 貴

モハメド ヨネ
モハメド ヨネ 拳 王

拳 王

21分41秒

オリンピック予選スラム→体固め


※杉浦貴&拳王組が第38代選手権者に。

GHCヘビー級選手権試合

(第28代選手権者)

中嶋勝彦
中嶋勝彦 vs 潮崎 豪

(挑戦者)

潮崎 豪

27分01秒

ヴァーティカルスパイク→片エビ固め


※第28代選手権者が4度目の防衛に成功