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4・19 ノアTVマッチ NOAH the SPIRIT2020 防護服の厳戒TVマッチ…ワグナーJr.デュプリGHCタッグ奪取でW制覇 試合後コメント

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防護服の厳戒TVマッチ…ワグナーJr.&デュプリGHCタッグ奪取でW制覇▼鼓太郎が師・小川破って万感奪取 一転和解でタッグ獲りへ▼武藤フリー初戦で桜庭と豪華遭遇▼征矢が覚悟の変身で金剛加入▼吉岡奪取ならずも「始まり」強調▼ボクサー杉浦降臨

 

試合詳細、コメントはノア公式携帯サイトでご確認ください。

http://dx-sp.gsj.bz

写真提供 プロレス/格闘技DX

 

 

▼第3試合 GHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権

HAYATA&YO-HEY vs 大原はじめ&吉岡世起

【試合後のYO-HEY&HAYATA】
▼YO-HEY「おめでとうございます〜ねっ! 無事に大原はじめ、そしていきなり登場してきた吉岡世起相手に我々夫婦タッグが防衛を果たすことができました♪ 大原のはじめちゃんは俺たち夫婦タッグと何度もやってきて、俺らのことをメチャクチャ分かってるし。特にこのHAYATAのヘデックをより警戒して、はじめちゃんからしたら俺ら二人はメチャクチャやりにくい、相性の悪いチーム。っていうのを分かって、このタイトルマッチに挑んできたんだろうけど、登場した吉岡世起に対しては…。まぁ今、吉岡世起は俺たち二人のラッブラブな愛の力にビックリして、42、3回はおしっこ漏らしてると思いますありがとうございます。まぁでも! いきなり来たヤツに、俺たちが愛しているこのジュニアタッグのベルトを渡すわけにはいかへんし、ひとつ言えることはアレやろ? たぶん吉岡世起もRATEL'S宛に“入りたい"って領収書? 免許証? 履歴書や! 履歴書送っとったんやと思うんだけど、こっちは『ちょっと無理やな』ってことで、杉浦軍に保険証(履歴書)を渡したんやと思うけど。でも、ホントに…うれしいね! HAYATAもずっと言ってたんだけど。RATEL'SとSTINGER以外にも、どっからどう見ても強敵や。俺ら勝ったけど。どっからどう見ても吉岡世起はズームイン朝で活躍しとって、めざましテレビの天気予報で毎日毎日ハズれる予報をしとったし……ハッ!! なんかありますか? ないですよね。ハッ!! (※HAYATAに)なんかありますか?」
▼HAYATA「…同じやっ」
▼YO-HEY「ハッ!!」

 

【試合後の大原&吉岡】
▼大原「いきなり来て、いきなり挑戦して獲れるベルトでは無かった…という結果が出てしまいましたね。でも十分でしょう。組んで2回目で、結構チャンピオンチームを追い込んでいたし、勝つチャンスもいっぱいあったし。これが始まりってことだよね。新しい杉浦軍ジュニアの。これエピローグだよ。明日からまた俺たちの新しいストーリーが始まるワケだ。一回で獲れなかったけど、吉岡はすげー強い野心を持って、人生かけてここに来てると思うんだけど、その壁がいかに高いかってこと。それを初めて来て味わえたってことは、これから絶対プラスになると思うから。これからの吉岡と俺の杉浦軍ジュニア、期待してください。これからがスタートですよ」
▼吉岡「やっぱりノアジュニア…熱い! でも俺は覚悟を持ってここに来てんだ。だから今日は終わりじゃなくて始まりだと思ってるから。ここからのし上がっていくから。(大原に)よろしくお願いします」
▼大原「うん。俺がしっかりリードして、彼がテッペンに行けるように導いていくよ。これから俺たち杉浦軍ジュニアに期待してくれ。というワケで今日も…ムイビエン!」

 

 

第4試合

潮崎豪&中嶋勝彦&モハメド ヨネ&谷口周平&原田大輔&岡田欣也 vs 拳王&マサ北宮&稲村愛輝&覇王&仁王&征矢学

【試合後の金剛】
▼拳王「金剛とともに生きていくという宿命を背負う男、征矢学だ。いいか? プロレスリング・ノア、よく聞け。てめえらが舵を取ってたプロレスリング・ノアのリング、ダイヤモンドのように輝かねえんだよ。誰が舵を取ればダイヤモンドのように輝くか、わかるだろ? いいか、6人体制になった俺たち金剛だ! いいか、これからは強力な仲間も来たんだ。俺たちがプロレスリング・ノアのリングを金剛のごとくダイヤモンドのように輝かしていくからな!」
▼征矢「よし、お前ら! てめえらのそのメンタマ見開いて、今後の金剛のある姿をしかと目に焼き付けろ! 以上だ」
▼北宮「帰るぞ!」
▼稲村「はい!」

 

 

第5試合

武藤敬司&清宮海斗&田中稔 vs 桜庭和志&関根シュレック&鈴木秀樹

【試合後の武藤&清宮&稔】
――桜庭と当たってみて?
▼武藤「その前に今日は“無観客"。前回WRESTLE-1の最後の闘いも無観客でやったんだけど、今日は相手が桜庭だと忘れさせてくれたっていうか。まぁまぁ、肉体を使いながら、技術的にも面白い会話ができましたよ」
――もっとやってみたい相手?
▼武藤「そうだねえ。何しろ俺も昔、PRIDEの時代はテレビを通じて桜庭を観てたけど、視聴者である俺たちに“伝わる試合"をやってたからな。PRIDEの時代は。ぜひ次はプロレスの世界でも、画面の向こうのお客を燃えさせる試合をして欲しいですよね。俺もしたいね! 一緒にねえ」
――TVマッチというスタイルが日本にも生まれつつある
▼武藤「うん、このご時世だからね。俺も4月からフリーになって、最初の試合だからね。この試合を大切にしないと、俺も呼ばれなくなっちゃうから。おまんま食って行けなくなるからな。必死で頑張りましたよ」
――新型コロナの影響でプロレス界も難しい状況が続くが?
▼武藤「やっぱりさっきも言った通り、俺もフリーになって生活していかなきゃいけないからね。36年間で培ってきたマニュアルで練習スタイルもあるんですよ。それすらも正直できなくなってるから。だからコンディションとかも正直あまり良いワケじゃないんだけど、何とかここからノアさんのリングにまた上がれるように頑張っていきたいと思ってますよ」
――ノアへ定期的に上がっていきたい気持ちは変わっていない?
▼武藤「うん。でも俺のギャラたけぇからなあ(笑) 親会社大きくなったから助かるよ(笑)」
▼稔「生々しいですね(笑)」
――清宮選手は昨年の大阪に続いて武藤さんと組んだ形となったが?
▼清宮「(武藤と組んだのは)前回の大阪に続いて2回目ということで、プロレス業界のなかでも、なかなかできない大事な経験を積ませていただいてる…と感じますね。でもイチ・プロレスラーとして、ご本人を目の前にして言うのも失礼かもしれないですけど、今日の桜庭さんとの闘いを見て、ちょっと“対角"に立ってやってみたいなと思いましたね」
▼武藤「対角って対戦相手ってことか? 会社がギャラ出してくれれば(笑) あと条件としては、俺を桜庭以上にプロレスに没頭させてくれる試合をして欲しいよな。かつ、画面の向こうで見ているお客様をエンジョイさせるような試合ができるという自信があるなら、やってやるよ。あとは親会社がどう言うかだよ(笑)」
――稔選手は?
▼稔「僕はシュレック何とかが肩外しにかかってきたんで、死ぬかと思いましたね。“妖怪・肩外し"ですよ…」
▼武藤「あれはどこの馬の骨なんだ?」
▼稔「どこの馬の骨なんですかね…とにかく凄く強い人だとは聞いてます」
▼武藤「顔だけすげーデカくてよ、なんだかいっぱいいるな、面白いヤツが」
――コロナウイルスが擬人化して対戦相手になったらどんな技で仕留めたい?
▼武藤「ウイルスって見えねえじゃねーかよ(笑) そうだな…まずはグレート・ムタを呼び出して、見えない相手も毒霧かけたら見えるようになるんじゃねえの? 実在化させることができれば、どうにか太刀打ちできるんじゃねえの? (AbemaTVスタッフに)テレビの世界でそれやろうか? テレビの操作で倒せるようにしようよ!(笑) それが未来のプロレスの形かもしれねえぞ?」

 

 

第6試合 GHCジュニア・ヘビー級選手権試合

小川良成 vs 鈴木鼓太郎

【試合後の小川&鼓太郎】
――試合を終えて?
▼鼓太郎「ハァ…ハァ…勝負には勝ったけど、試合では負けたなって感じですかね。ほとんどペースつかまれたし…」
――小川さんとしては?
▼小川「そうだね…真正面から行って完敗したんで。試合後にあんなこと言われて頭下げられたら、男として断るわけにはいかなかったんで」
――これまでのいきさつを考えると…
▼小川「そうだね。いろいろ矛盾するところもあるかもしれないけど…」
▼鼓太郎「でも“男の喧嘩"なんてこんなもんでしょ?」
――改めて念願の小川戦だったが?
▼鼓太郎「そうですね! それで結果がついてきてくれたんで、うれしい限りですけど、やっぱり試合は持ってかれたな…っていう感じは否めないですね」
――予想以上に懐が深かった?
▼鼓太郎「深いですね。気づいたらスタミナ無くなってたんで。久々にこういう展開の試合したかな…って。いつもは俺が相手のスタミナ奪って主導権握って…って試合ばっかりで。改めて試合の中で教えてもらった…っていうか。懐かしい感じがしましたね」
――小川さんは対戦相手として鈴木鼓太郎と闘ってみて?
▼小川「負けてるからね。何も言えないし。あと俺らが向かうのはHAYATA&YO-HEYのベルトを獲ることだから」
――STINGERが復活? それともまた別なものとして生まれ変わる?
▼小川「それは鈴木くんに聞いてください!(※と言って小川だけ去る)」
▼鼓太郎「復活でいいでしょう! 誰も解散だなんて言ってないしね」
――小川さんは『もうSTINGERは終わりだ、その言葉自体、二度と使うな』と言っていた気が…
▼鼓太郎「今日は俺が勝ったんだから、俺の言うこと聞いてくれてもいいでしょー!」
――これからはSTINGERを引っ張るつもりで…?
▼鼓太郎「いや、STINGERは誰が引っ張るとかじゃないんですよ。その時、元気なヤツが引っ張ればいいんです。解散の瀬戸際でしたね! とどまった。これ(GHCジュニア)と一緒に踏みとどまらないといけないですね」
――タイトルマッチアレルギーと発言していたが、大きなタイトルマッチが終わった後に自らタイトルマッチを望んだ
▼鼓太郎「だって小川さんからベルト獲ったら、もう一個のジュニアタッグも欲しくなるよね。自分のコンディションを考えるより先に口に出ちゃったかな」
――3月末にHAYATA&YO-HEY組に敗れてジュニアタッグのベルトを失った借りもある
▼鼓太郎「小峠と組んで負けたけど、俺と小川さんでは、去年のタッグリーグでコテンパンにしてるからね。小峠にも言っとかないとね。瀬戸際でSTINGERが踏みとどまりました、って」
――いつもベルトを獲っても肩からかけるスタイルだが、この日ばかりは腰に巻いた
▼鼓太郎「そうですね。(普段はガンダムの)ゲルググ意識してるんで(笑) でも今日は小川さんが巻いてくれたから。素直にそれはうれしいですよね。何歳になっても兄弟子は兄弟子だし、教えてもらった師匠でもある方なんでね」
――過去の戴冠時とベルトの重みは違う?
▼鼓太郎「違いますね。意味合いが違うかな。やっぱり小川さんから獲るってデカいと思うんで」
――シングル王者としてどう闘っていきたい?
▼鼓太郎「また(次期挑戦者)出てこなかったな。まぁ今日はしょうがないか。(新型コロナの影響で)試合終わったら、なるべく早く帰らないといけないからね。まぁでも、記事にしろ映像にしろ、所属選手は俺のこのコメントを知るわけでしょ? だったらアクション起こしてきてもいいんじゃないの? 在宅からのツイッターとか。ちゃんとエゴサーチしてるから。鼓太郎って入れてくれたら見つけるから。…ハァハァ、つかれた…」

 

【HAYATA&YO-HEYのコメント】
――喧嘩していた二人が一転してチームを組んで…
▼YO-HEY「STINGER終わってまったんや…って思っとったら、また『よろしくどうぞ〜!』みたいな感じでくっついたから。またSTINGERとして活動していくかどうかは分からんけど、とりあえず鈴木鼓太郎と小川良成が次のタッグベルト狙ってくるということで。誰が相手だろうが、私たち夫婦はウエルカムですし。まぁ私の希望としては、ライオネル・リッチとシンディ・ローパー組というのが、バッと次は来てほしかったんですけど、小川&鈴木組を倒してから、ライオネル・リッチ&シンディー・ローパー“ライオネル・ローパー"を倒したいと思います」
――鼓太郎&小川組には去年のジュニアタッグリーグ戦で敗れている
▼YO-HEY「イエス。それが言いたかった。ジュニアタッグリーグ3連覇がかかった決勝戦。忘れもせんよ。相手が鈴木鼓太郎と小川良成やった。その二人に俺らの偉業を達成できなかった恨みっていうのは、やっぱりあるし。あと夫婦タッグがビュッ!となることによって、RATEL'Sもまたシュビュッ!てなるし。まだSTINGERもスッビュ!ってなるかも分からんけど、そこをRATEL'Sがまた、ビュッシュッホッ!なところを証明できると思うから。絶対あの二人、特にあの二人には負けたくない。さっきジュニアタッグのタイトルも防衛したけど、吉岡世起? 新しい杉浦軍もチュチュッ、ピュッ!くらい来とるから。その中で俺らRATEL'Sの二人が防衛していくことで、やっぱりノアジュニアはRATEL'Sや!と言わせられると思うんで。RATEL'SにSTINGER、杉浦軍に金剛いろいろあるけれども、ずば抜けたいと思っとるんで。俺ら二人が先陣を切って、カープスッ!カフッ!!くらい行きたいんで、そんなカンジです! なんかありますか? ないですか? じゃあ最後に何か言おうか」
▼HAYATA「……(※無言で去る)」

 

 

第7試合 GHCタッグ選手権試合

丸藤正道&望月成晃 vs イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.&レネ・デュプリ

【試合後のワグナーJr.&デュプリ】
▼デュプリ「ほら、見ての通り、俺たちがベルトを獲ったぞ。メキシコとカナダのタッグチームでこうしてベルトを手に入れた」
▼ワグナーJr.「こうして俺たちメキシコ人とカナダ人のタッグでベルトを獲ることができた」
▼デュプリ「今日はキリン(ビール)だな!」


【試合後の丸藤&望月】
▼望月「すいませんでした」
▼丸藤「いや、タッグなんで」
▼望月「あんなにあいつらデンジャラスなヤツらだったんですね。ちょっとそういう部分で甘く見てたかもしれないです。アメリカ? カナダ? メキシコ? どこ出身か知らないけどさ、そういう綺麗なプロレスをするかと思ったら、随分デンジャラスなプロレスをするじゃねえかよ。借りは返すつもりだったけど、ちょっと面を食らいました。すいませんでした」
▼丸藤「伝わりづらい雑な部分でだいぶ俺らはやられた感じがありますね。非常に伝わりづらい、申し訳ないけども。見てた画面越しの向こうの人たちに、もしかしたら伝わりづらかったかもしれない。非常に申し訳ない」
▼望月「ムーンサルトもヘッドバットだぞ、あれ。顔と顔だよ」
▼丸藤「鼻がひん曲がってるよ。もともとっすか?」
▼望月「まあ、ちょっと…。クソ」
▼丸藤「無観客でもTVマッチでも俺らは関係ないっていうスタンスでやってきたけど、誰もいないところでこんな風にベルトを失っちゃったら、やっぱ痛いっすね」
▼望月「そうですね。正直、リーグ戦とかは集中してできたんですけど、こんな言い方もあれですけど、獲られるならお客さんの前で獲られたかったなあ。なんだろう、この感覚。獲る時もね、あんな最高な形で僕は出させてもらって。Xで最後に出させてもらってね。ノアのファンの皆さんが迎え入れてくれて、最高の形でベルトを獲れて。それで、負ける時はこれだっていうのはちょっと悲しいですし、あの時に祝福してくれたノアファンの皆さんにも申し訳ないなって思います。でも、俺はこれで終わりじゃないと思っているんで。また普通の興行ができるかもわからないですし、またチャンスがいただけるかわからないですけど、まだまだ終わってないという気持ちで、僕はあの2人にやり返したいですし。あんなデンジャラスに来るんだったら、俺ももっとデンジャラスな引き出しを開けますよ」
▼丸藤「この画面越しに伝わりづらいっていうのが、ある意味、課題になってしまったね、ノアTVマッチの。マスコミの皆さんもよくモニター越しでどうのこうのって聞いてくるけど、細かい部分で…ああ、悔しいな。こんな形もあるのかっていうね」
▼望月「痛いなら伝わってほしいね、やられているほうも。やるほうももちろんだけど」
▼丸藤「要所要所でね、目の前で(観客が)見ててくれたら、『ウワッ!』とか、『アッ!』っていう声が聞こえてたようなものでも、まったく聞こえてこないでしょ? これ、伝わりづらいね」
▼望月「その点、気持ちがもしかしたらちょっと下がってしまったかもしれないです」
▼丸藤「まあでも、言い訳になっちゃうんでね」
▼望月「その辺はまた絶対取り返しますんで」
▼丸藤「まあ、いいですよ。デカいガイジン2人、やり甲斐がありますよ。やっぱりね、今人気絶頂のAXIZを倒しただけのことはありました。またやってやりますよ。俺も鼻が折れるかと思った…」

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