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6・21ノアTVマッチ 征矢と激闘、中嶋V2 「ヤケドするくらい熱かった」 試合後コメント

征矢と激闘、中嶋V2 「ヤケドするくらい熱かった」▼武藤ベルト獲りに意欲、宮本加えて『M's alliance』始動 カシンは杉浦に「リデット軍」▼カズ突破で鼓太郎V2 「最終決戦」提案のYO-HEY迎撃▼原田&タダスケはJrタッグ挑戦へ▼金剛興行で「拳王vs覇王」▼清宮が対武藤に執念

 

試合詳細、コメントはノア公式携帯サイトでご確認ください。

http://dx-sp.gsj.bz

写真提供 プロレス/格闘技DX

 

 

▼第5試合 GHCジュニア・ヘビー級選手権試合

鈴木鼓太郎vsカズ・ハヤシ

【試合後の鼓太郎】
――カズ・ハヤシとの闘いを終えて?
▼鼓太郎「相変わらず強いね。お互い昔のスピードは無いけど、やっぱり経験でその部分を補ってくるから。やっぱり強いよ。WRESTLE-1の休止がカズ・ハヤシをもう1ランク、強くしたんじゃない? それよりちょっとだけ俺のほうが上だっただけで。第1ラウンドは全日本の時でしょ? 第2ラウンドはWRESTLE-1の時。そして第3ラウンドは今。俺の2勝1敗かな?」
――試合後にはYO-HEYが現れて『最終決戦だ』と
▼鼓太郎「最終決戦…自分で言っちゃってね。リーグ戦の決勝で2回も俺に負けて、さらにこのベルトに挑戦してくんだから、俺が言った通り、覚悟決まってんでしょ? もう負けたら本当に“無い"よ。“YO-HEYアラート"だよ」
――負けたら“終わり"とは?
▼鼓太郎「そんなん自分で考えて決めることだろう? 俺がこうしなさいって言ったらそうすんの? 大の大人がそんなことしないでしょ?」
――STINGERとしてはベルトを総獲りしている状態だが?
▼鼓太郎「いいじゃないの。STINGERにアラートは鳴ってないからね。それにしても周りは大人しいね。ジュニアいっぱいいるのに。何で出てこないんだろうな? 分かってんじゃない? 俺に勝てないって」

 

【カズの話】
「(しゃがみ込みながら)あぁ死んだ…。最強のジュニア戦士・鈴木鼓太郎とここまでやれたのは、俺にとってもかなりの自信になります。なんか『レスラーやってんな』ってカンジですわ。元に戻るのはもう時間の問題。“カズ・ハヤシ"としてね。さらに上行きますからね。やっぱり諦めたら、そこで止まるから。絶対止まる。俺はレスラーとして生きていきます。そして、杉浦軍ジュニアとして行きます。鼓太郎選手には、本当にありがとうと言いたいですね。自信になりました」

 

【YO-HEYのコメント】
▼YO-HEY「リング上で言ったことがすべてだし、リング上で言われてまったな、鈴木鼓太郎に。『お前にそれなりの覚悟があるんだったら挑戦してこい』みたいなこと言うとったけど、まったくもってその通りやし。覚悟が無かったら、あいつのベルトに挑戦しようなんて思わんし。オイラには心に秘めたるHAYATAへの思いっていうのはあるけど、そこは一旦置いといて。(ジュニアタッグ挑戦を決定的とした)原田大輔とタダスケに、そこは一旦託して。俺は俺で大きな野望をいだいて、鈴木鼓太郎をパシパシにして。あと大事なのは、元RATEL'Sの3人とSTINGERの抗争。もうええやろ? 正直みんながそう思っとると思うし、俺らが一番そう思っとるちゃうかな? もうええやろと。だから、これを良い機会にして。もちろんベルトはいただくし、原田&タダスケもベルトいただくと思うから、それでもう完全決着と。これで終了という形にできるように、ベルトを“ごっちゃんし"しようかな」
――シングルのGHCジュニア戴冠は悲願だが?
▼YO-HEY「うん、過去の話すんのもアレやけど、大事な大事な場面で、あの鈴木鼓太郎に邪魔されてきた。結局それは俺の実力不足だから。別にあいつに苦手意識を持ってるとか、そういうワケでもないけど、実力的にはあいつが上ってことで、大事な部分はあいつがびゃっと獲った…ってそれだけやから。でも今回は“いろんな覚悟"を持って、今までとは違う覚悟を持って、タイトルに挑戦する。その“覚悟"はタイトルマッチを見てもらったら、分かるというか、タイトルマッチで、リングの上で証明せなあかんことやから。自分自身の課題にもしてやっていこうかな、って思います。…うん、マジメに話しすぎてそろそろ脇毛がちぎれそうなんで。今な、(※いろいろスッキリしない思いを抱えて)すんごい気持ち悪いから。みんな不審に思っとるんちゃう?『YO-HEY最近全然ペロンペロンしてないな』って。俺もペロンペロンしたいけど、なんかクッ!って感じになっとるから、タイトルマッチで爆発させて、また一つ二つ進化したYO-HEYちゃんを見せられるようにな、また脇毛剃って頑張ります!」

 

 

▼第7試合

丸藤正道&武藤敬司&望月成晃&宮本裕向vs杉浦貴&桜庭和志&ケンドー・カシン&NOSAWA論外

 

【試合後の武藤&丸藤&望月&宮本】
▼丸藤「(※宮本を示しながら)MのXです!」
▼武藤「M's allianceか。しょっぱなの日だよな。わりぃな、お前らの足引っ張っちまったよ」
▼望月「いえいえ、前回もそうですけど、武藤さんが一番先に出られてて…」
▼武藤「俺も必死だからな。M's allianceうまくいってくんないと俺も困るんだよ(笑)」
▼丸藤「窓際のM…各団体で追い込まれちゃったような人間が…」
▼望月「いや、控室で話してたんですけど、タイトル戦線とか団体の中心からちょっともうお声がかからないかも…って部分もある“窓際"のMも入ってるんじゃないかと」
▼武藤「俺もか?」
▼望月「いやいや! 武藤さんはもう別格なんですけど…。お願いしますよぉ!(笑) さっきそうやって言ってたじゃないですか、控室で」
――宮本選手はスカウト? それとも直訴があった?
▼丸藤「スカウトですよ。俺も以前から宮本選手のムーンサルトプレスは世界水準だと思ってたんで。本当に美しいムーンサルトで。個人的にずっとそう言ってたんですよ。亜門さんには」
▼宮本「ありがとうございます。宮本亜門です(笑)」
▼武藤「ただ、正直まだ…俺に(ムーンサルトの)ロイヤリティ渡してないよな? まぁそこはMのよしみでディスカウントしとくよ」
※一同笑
――武藤選手は宮本選手についての印象は?
▼武藤「今日は正直、自分のことで必死でねえ。皆さんに助けてもらって。働きぶりを見られるような状況じゃなかったからさ。まぁウチらも出発したばっかりで、今からみんなでクオリティを上げてく、その作業をしていかなくちゃならない。でも、俺は今からベルト狙う気でいるからな!」
▼丸藤「(※武藤側につきながら望月を指差し)僕も狙う気なんですけど、望月さんは“窓際"だって…」
▼望月「えぇ〜? そうみんなで控室で言ってたことをまとめただけだったんですけど…(笑) もちろんこれからね、ガンガン」
▼丸藤「ユニット組んだだけじゃ意味ないから、タッグもそうだしシングルもそうだし狙っていっていいと思うし。今日だってこうして早速、M's alliance…“アライアンスメンバー"の4人目(宮本)が登場してくれて…」
▼武藤「エアライン(※スターアライアンス?)みてーだな…(笑)」
▼丸藤「ええ、アライアンスメンバーの皆様も僕たちの試合を見たらマイレージが貯まる…みたいな感じでお客さんにも観に来て欲しいですね」
▼望月「いいですね!」
▼武藤「集客できるようになったらな、Mがつく人はタダで入れる!みたいな」
▼丸藤「んー…ウチ(ノア)が持たないと思うんで…」
▼武藤「ウン、そうか(笑)」
▼丸藤「じゃあ武藤さんのオフィシャルサイトでグッズ買ったら、Mの人は値引き…とか」
▼武藤「余計なこと言うなよ(笑)」
▼丸藤「まぁでも、応援してくれるファンの方はMがついてなくても良いですし…」
▼武藤「でもお前、言っちゃアレだけど、M以外のイニシャルの人、全員敵に回したからな!(笑)」
▼望月「いやぁでも、これでま(丸藤)、み(宮本)、む(武藤)、も(望月)とそろったんで、次は“め"ということで。選手名鑑みたんですけど、“め"がつくレスラーがなかなかいなくて」
▼丸藤「メイウェザー!」
▼宮本「それは凄い…」
▼望月「武藤さんがいらしたら、もしかしたら呼んでこられるんじゃないか…っていう。世界中のコネクションで。メッシとか…」<
▼武藤「そんなん無理だよ。(※ひそひそ声で)サイバーエージェントがカネ出してくれればよ…」
※一同笑
――ちょうど今日のABEMA解説が松井珠理奈さんだが…
▼武藤「おーそうか! じゃあスカウト行こうよ、スカウト」
▼丸藤「珠理奈ちゃん行きましょう! でも、それで嫌だって言われたらウチらどうしたらいいんですか?(笑)」
▼望月「(松井さんは)推し(※一押し選手のこと)、清宮選手だって言ってませんでしたっけ?」
▼丸藤「どっちについた方が世の中で生きていけるかという話ですよ! ここで勝手に決めちゃいましょう!(笑)」
▼宮本「ディーヴァですね」
▼丸藤「じゃあM's allianceのディーヴァに!」

【試合後の杉浦&桜庭&カシン&論外】
▼カシン「(※ひとり立ち上がって杉浦を指差しながら説教モード)休みすぎだって、休みすぎ」
▼杉浦「いやいや…」
▼カシン「(※今度はレスリング出身・桜庭のカリフラワーアレイを指差しながら)丸藤の野郎、桜庭の耳攻めやがったから腫れちゃったよ! 腫れてんじゃねえか、耳が。(※再び杉浦を指差し)休みすぎだって、場外でチンタラチンタラ休んで」
▼杉浦「え? 俺?(笑) 休みすぎだった?(笑)」
▼論外「いやもう…こうやってみんな(カシンに翻ろうされながら)“成長"していくんですよ、きっと…」
▼桜庭「成長って…みんな平均年齢50ですよ?(笑)」
▼杉浦「でも、悪くなかったよ。悪くないと思うよ」
▼カシン「リデット軍として…」
▼一同「いや杉浦軍」
▼杉浦「リデット軍って…(笑) やっぱり(自分が杉浦軍だと)把握してないんだよ!」
▼カシン「(※お構いなしに)悪くない、悪くない。いいスタートだったリデット軍! よし頑張ろう! 頑張ろう!!」
※と一人張り切りながらカシンは去っていく
▼論外「(リデット社執行)役員への道がだいぶ近くなりましたね…。いやぁ、すいませんボス」
▼杉浦「いやいや、(カシンは)試合やってくれたからね、ちゃんと。悪くないでしょ?」
▼論外「もっとグチャグチャにされるかと思ったけど…。っていうか“制御不能"ってホント、あの人のことですね。杉浦軍つってんのに、リデット軍て……二次災害どころじゃないだろ。でもチームとしては強いですよね」
▼杉浦「まぁね、それは」
▼論外「杉浦軍も再武装で。っていうか桜庭さんもホント、格闘家っていうより、プロレスラーですね」
▼杉浦「なんか藤田君とカシン見てると、桜庭さんが凄くマジメにやってるように見えるのは俺だけかな…。みんなも感じてるでしょ?(笑) あの二人(藤田&カシン)を見てると、桜庭さんはすっごくマジメにノアのプロレスになじもうと…」
▼桜庭「マジメにやってますよ!(笑)」
▼論外「いやぁ俺、最初は桜庭さんも面倒くさい人だと思ってたんですけど、失礼ですけどすっごいまともな良い方で。それを言ったら杉浦貴が一番面倒くさいと思ってノア来たんだけど、一番まとも(笑)」
▼杉浦「だから(面倒への)“免疫力"が高まってんだよね、我々」
▼論外「ハート強くなってますよね、我々。僕はもう試合する体じゃないんでね、悪魔仮面とかは杉浦さん、よろしくお願いしますよ」
▼杉浦「いやもう…俺はこれから(※カシンに抗体のある?)サクに寄り添って。頼りにして! ホントに一番頼りにしてるから!」
▼論外「ホント、一時解雇しなくて良かった!」
▼桜庭「気づいてくれたらありがたいです(笑)」
▼杉浦「(カシンのように)無駄に吠えないし」
▼桜庭「今日自分、吠えられましたけどね…」

 

 

▼第8試合 GHCナショナル選手権試合

中嶋勝彦vs征矢学

【試合後の中嶋】
――まずは征矢戦を振り返って?
▼中嶋「いやぁ…熱い男だね! 試合見たけどさ、熱いと思ってたよ。『こいつ熱いな!』って。いざ試合で当たってみたらさ、ヤケドするくらいだったね」
――自身が望んでいた通り、刺激に満ちた体験ができた?
▼中嶋「そうだね。画面の向こうで感じてくれてるHOMIESと一緒だよ。どうだった? 刺激的だったか!? そうか、刺激的だったか。そりゃ、うれしいよ!」
――一方この刺激だけで満足…というわけでもなさそうだが
▼中嶋「え? なに? 満足したら終わっていいの? 変なこと聞かないでよ(笑)」
――では次はどんな刺激が欲しい?
▼中嶋「逆にこっちが教えて欲しいくらいだよね。でも、今回トーナメントをやって、タイトルマッチができた。この流れは本当に良かったと思うよ。こういう刺激もアリだと思うし、GHCナショナルらしさが、それで出れば良いと思うしね。トーナメントもまだ1回しかやってないから、またいつかトーナメントをやってもいいかもしれないし、もっと違う形でこのベルトを目指して集まってくる選手たちがいても良いと思うし。可能性はたくさんあるんじゃないかな? 俺も何かピンと来たら提案させてもらうよ」
――階級のみならずルールにもこだわらない?
▼中嶋「それも面白いね。ルールを変えても良いんだもんね。俺もまだやったこと無いルールとか、たくさんあるしね!」
――7月18日から興行が再開することが決まった、生でベルト姿を見せられる日がやってくる
▼中嶋「楽しみ。このベルトを見せるだけじゃなくて、もちろんHOMIESも楽しみだと思うし、俺たちも選手として楽しみだよ。やっとだよ! やっと! 画面の向こうではなく、同じ空間で、同じことを感じられる。やっとだね。これまで当たり前だったことができなかった数カ月間だったから。HOMIESも俺たちもその日は爆発すると思うよ、楽しみだ」
――歴史の浅いベルトを赤子に例えていたが、改めてファンと一緒に育てていきたい?
▼中嶋「うん。もう一緒に育ててるけどね。あと最後に言ったけど、誰の挑戦でも受けるからね。この“赤の刺激"が欲しかったら、出てこいよ。俺も待ってるよ」
――無観客で獲って、無観客で守り続けてきたことに今までと違う感触はあった?
▼中嶋「画面の向こうからHOMIESが見てるから。感覚という部分では変わらないかな。状況は違うけど」

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