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7・19後楽園大会 8・4後楽園で「中嶋vs拳王」ナショナル戦実現 うっかり“唱和" 提案も…潮崎が再開2連戦締め 試合後コメント

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8・4後楽園で「中嶋vs拳王」ナショナル戦実現 うっかり“唱和"提案も…潮崎が再開2連戦締め▼YO-HEY悲願戴冠ならず、鼓太郎が完勝V3 “最終決戦"でSTINGERが元RATEL'S完全粉砕▼HAYATAが原田撃沈「次はIPWや!」▼万感背負って熊野がしばしの別れ 「大きくなって必ず戻る」

 

試合詳細、コメントはノア公式携帯サイトでご確認ください。

http://dx-sp.gsj.bz

写真提供 プロレス/格闘技DX

 

 

第1試合
モハメド ヨネ vs 井上雅央

▼ヨネ「昨日もそうでしたけど、ノアのファンの方は実にマナーが良くてですね、ついつい声を出してしまったり…っていうのはあると思うんですけど、そこはこらえてね。手が痛くなるほど拍手をしてもらって、第1試合から最高でした」

――お客さんがいる空間というのは?

▼ヨネ「(コロナ禍の)最初の頃は、お客さんがいないことにビックリしましたけど、だんだん慣れてきて。だから逆に昨日はお客さんがいることにドキドキして。でもやっぱり居てくれる安心感というか喜びがありましたね。声は出なくてもダイレクトな反応があるし、マスクの隙間から顔がほころんでたり、おっ!っていう顔してたりね。そういうところも見られるようになったし、そういう意味でもちょっと余裕が出てきましたね」


――自粛期間を改めてどう振り返る?

▼ヨネ「やっぱりプロレスを止めちゃいけないってことで、一人ひとりの行動が大きなものにつながっていくんで。自粛という言い方すると失礼ですけど、それがみんなのためになると思ってやってきた。僕もまだ“禁ジム"中ですし、日焼けもせずに真っ白ですよ。“まっしろしろすけ"ですよ(笑)」

――今後に向けて改めて?

▼ヨネ「お客さんが入るようになったとはいえ、まだまだ大変な状況は続きますし、これからもっともっと引き締めないと。選手も今一層努力して、良いパフォーマンスをみせられるようにやってきたいと思います」


――お子さん(女の子)も生まれたそうだが?

▼ヨネ「やめてください(笑) 急にレスラーの顔からパパの顔になっちゃう。いやぁ、たまんないっすね。結婚も40過ぎてから。子供産まれたのも44で。知らなかったですね、この感覚。20年くらい前に結婚して子供設けてれば良かったな…っていうくらい。幸せです、ハイ」

 

 

第2試合
杉浦貴&熊野準 vs 丸藤正道&岡田欣也

【試合後の丸藤】
▼丸藤「彼を入門の時から見てたからね。今日相手できて良かったし。今日見てもらうとわかるように、まだまだやれるよ。やれるけどさ、コンディションとか、そういう面というのは自分でしかわからないというところがいっぱいあるんで。それは俺も今まで経験してきてるんで。その代わり、戻ってくる時は今日以上の、今まで以上の、なんならベルトを一発で獲るぐらいの、そういう熊野で帰ってこいって。あいつはいつまで経っても仲間だから」

――丸藤選手の中にも熊野選手に対する期待がまだある?

▼丸藤「期待もあるし、やっぱりかわいいよ。ずっと見てきてるもん。そういう人間が欠場という形じゃなくて、休業という形でしばらくリングから遠ざかるっていうのはやっぱり寂しいし。いいところもあれば、ダメなところもあるけども、やっぱりかわいいよ。かわいいからさ。あいつはいつまで経っても仲間だから、戻ってこいって。戻ってくる時には…そうだな。あいつがいつ戻ってくるのかしらないけど、来週戻ってきたらどうしよう? でもさ、今、ノアっていうのは本当に希望に満ちあふれていると思うんだよ。そういう中で、彼がそういう決断をしたということはさ、相当なことだから。俺たちは待ってるよ」

――丸藤選手本人の話をすると、GHCヘビー級王座挑戦が決まった

▼丸藤「そうっすね。今の俺ならいけるでしょ? そんな気がしてならないよ」

――最後に見せたのは新技?

▼丸藤「そうだよ。あれで昨日は潮崎倒しているしね」

――技名は?

▼丸藤「真・虎王です。まあ、外国人の選手は言いづらいかもしれないけど」

――タイトルマッチに向けて一言

▼丸藤「言ったように、プロレスリング・ノア20周年。このリングで20年生きてきた俺が獲らないで誰が獲るんだって。話はそこからだよ。獲ってから始まるよ、話は」


【試合後の熊野&杉浦】
――試合を振り返ると?

▼杉浦「今日はクマが頑張ったんでね。思いが俺にも伝わったし、お客さんにも伝わったと思うし」

▼熊野「…やっぱり憧れの杉浦さんと初めて組む機会をいただいて、それこそ相手にはデビュー前からお世話になっている丸藤さん。そのパートナーに後輩の岡田。こんなありがたいカードを組んでいただいて、感謝しかありません」

――そのタイツと髪の毛の色を選んだ理由は?

▼熊野「僕には凄くお世話になった人(故・青木篤志さん)がいたんですけど、その人ともう試合することはできなくなってしまって、その意志を…まぁ自分で勝手にですけど、こうやって継いだつもりで来たんですけど…。こうして休業してしまって、ふがいない思いもあるんですけど……僕の人生なんで、絶対カンバックして、またこのノアで上を目指します」

――試合後にリング上で熊野選手になんと声をかけた?

▼杉浦「『今まで頑張ったな』って。ホントに彼は一番ノアが厳しい時代の新弟子をたった一人でやってきて。合宿所で後輩が入ってきても、すぐ辞めちゃう…っていうような状況のなか、彼一人だけ本当に辛抱強く頑張って、残って。ホントに一番辛い時期に彼は頑張って、何ひとつ文句を言わず。一番“ノア愛"があるんじゃないか、って俺は思ってるくらい。だから『今までありがとう、頑張ったね』ってその一言を伝えましたよ」

――それにどう応えたい?

▼熊野「いや、もう…返せなかったっす。言葉にならなかったっす…。こうやってリングで闘えて…やっぱり楽しかったですし、絶対復帰してやろう!って思いました」

――いつか休業から帰ってくる?

▼熊野「はい! その時は必ずパワーアップして、隣に立ってる杉浦さんと張り合えるくらい、いやそれ以上になって帰ってきます」

▼杉浦「次は闘おうか、待ってるよ。ノアのリングで待ってるから」

――最後にファンへのメッセージを

▼熊野「デビューして7年間、勝てなかった時期もありましたけど、ずっと応援してくれてありがとうございました。次、今以上にパワーアップして帰ってきますんで、その時は何とぞ応援よろしくお願いします」

 

 

第4試合 GHCジュニア・ヘビー級選手権試合
鈴木鼓太郎 vs YO-HEY

【試合後の鼓太郎】
――試合を振り返ると?

▼鼓太郎「まあ、俺が覚悟決めろよって言って、覚悟を決めてきて、それでも俺には敵わなかったんだから。あいつがこのあと何をするかしらないけど、俺がなんかやれって言って、それをやるのは簡単だけど、それは自分で見つけろと言いたいね」

――YO-HEY選手からは「もう鈴木鼓太郎には勝てないかもしれない」という言葉があった

▼鼓太郎「悟ったんじゃないの、力の差を。でも、あいつはまだまだこれからでしょ? あいつが受けた屈辱は俺に勝つことでしか払拭できないと思うよね」

――長い抗争となり、最終決戦という位置づけもあったが、感じるものはあった?

▼鼓太郎「感じるものも何ももう圧勝でしょう、俺らの。昨日はちょこっと負けちゃったけど、オジサン2人は今日に向けてコンディション整えてきてるから」

――改めてSTINGERはここからどういう動きを見せていく?

▼鼓太郎「STINGERとしてはこのまま。HAYATAも入ったばっかりだし、3人として組んだ歴もまだ浅いからこれからね。まあ、すぐ手は合うんだろうけど、これからやっていくとして。あとは、こっち(GHCジュニア王座)だね、こっち。相変わらず誰も出てこないし、もう元RATEL'Sとも飽きたし。でも、他のヤツが出てこないんだったら、動かないんだったら、俺はこのままずっとタイトルマッチをやりませんよ。チャンピオンから相手を探すもんじゃないので。欲しいと思うヤツは出てくればいいし。それでいきなりタイトルマッチとかは俺はごめんだけど、前哨戦とかで当たる時もね。その前に当たって力を見せてくれば、俺は全然受けるし。そろそろ動けって。俺も防衛3度目なんでね」

――お客さんのいる前での試合は久しぶりとなったが、それについては?

▼鼓太郎「お客さんも声を出しちゃいけないというので、応援の仕方とかでいろいろ困っている部分もあると思うんだけど、徐々に"有観客"で取り戻しつつあるんで。次はマスクを外して、そのまま声を出して。その大歓声の中で、俺はこのベルトを懸けてね、(相手は)誰かわからないけどやりたいよ」

 

【YO-HEYの話】

「(※がっくりとうなだれながら)もう鈴木鼓太郎には勝てへんのかもしれない…。すいませんでした」

 

 

第5試合
潮崎豪&中嶋勝彦&清宮海斗&谷口周平&小峠篤司&大原はじめ vs 拳王&マサ北宮&稲村愛輝&征矢学&覇王&仁王

【試合後の潮崎&中嶋】
――久しぶりのお客さんを入れての大会2日間が終了した。大会を振り返ると?

▼中嶋「やっと戻ってきたね」

▼潮崎「戻ってきたっすね。まだまだ記者とカメラマンとの距離がありますけど、でもお客さんもそういう距離の中、本当に大勢来ていたいただいて感謝です」

▼中嶋「あと、いろんなルールがある中で、ちゃんとHOMIESがそのルールを守って応援してくれていることが嬉しいですよね」

▼潮崎「HOMIESのみんながもどかしいですけど。声が出せないから」

▼中嶋「声出せないのに、声を出させようとするから」

▼潮崎「完全に飛んでました、今日は(笑)」

――改めてこの自粛期間をどう受け止めていた?

▼潮崎「こういう風になって、また自分たちも、そしてHOMIESのみんなもノアの大切さ、HOMIESの大切さがより感じ取れる期間だったなと思います」

▼中嶋「またいつか戻れると信じてたし、それがひとつ昨日と今日で実現できたことは良かったかなと思います」

――そんな中、お二人ともタイトルマッチが決まった。まず中嶋選手はどんな思いで?

▼中嶋「(潮崎が)8・5決まったし、じゃあその前に一発かましたいなという気持ちもあったしね。あと、拳王がくすぶっていたように俺には見えたから。相変わらず口は上手いけど、なんだかんだ挑戦したいってことでしょ? 回りくどいんだよね、言い方が。イエスかノーかって聞いてるのにさ。まあ、いいや。とにかく8・4、このベルトを懸けて。8月一発目でしょ、後楽園。思いっきり豪さんの前に爆発させたいと思います」

――潮崎選手は丸藤選手とのタイトルマッチが決まった

▼潮崎「丸藤正道とはこうやってベルトを懸けてタイトルマッチをやったことがないと思うんです。8月5日はノアにとって、そして2人にとって、ノアのファンのみんな、HOMIESのみんなにとって意味のある戦い、意味のある日にしたいと思います」

――AXIZとしての動きも気になるが、それについては?

▼中嶋「今日もそうだけど、8月も4日5日と俺たちがベルトを懸けてタイトルマッチをするわけだし、言うまでもないでしょ。AXIZ、俺たちが中心だ」

――最後にファンの皆さんに一言

▼中嶋「やっと…やっと会えたね、HOMIES。2日間、凄い楽しかった。そして、これからも変わらず…いや、違うな。今以上に俺たちは加速していくから。遅れずついてきてくれ。よろしく」

▼潮崎「2日間こうやって試合がありましたけど、さらにね、ドンドンドンドン今日よりも明日、明日よりも明後日、その先その先を見据えて、俺たちは突き進んでいきますよ。AXIZをよろしくお願いします」

▼中嶋「そして…」

▼潮崎「そう、そしてこのベルトを持っている俺が…I am NOAH」

▼中嶋「We are NOAH」

 

【試合後の拳王】
――大会を振り返ると?

▼拳王「4ヵ月ぶりの“有観客"。やはりレスラーとして凄い気持ちいいものがあるな」

――それはファンの前で試合ができたから?

▼拳王「目の前の敵を倒すということは一番大事なことだけど、見ている客のクソ野郎どもを喜ばせる、満足させる。これもレスラーの大事な仕事だろ? それがな、目の当たりにできて、スゲェ心がスカッとしたよ」

――さらに大きな機会が生まれた

▼拳王「中嶋勝彦…。ベルトに挑戦してやる? お前が持っているベルトに魅力ないから、誰も挑戦してこねえんだろ? なにがトーナメントやって決めてみろだ。お前の持っているベルトはなにも価値ねえんだよ。あの赤いベルトが泣いてるぞ! おい、中嶋勝彦。あの赤いベルトに寂しい思いさせんじゃねえよ! 8月4日、後楽園ホール、俺があのベルトを奪って、魅力的な赤いベルトにしてやるからな!」

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