7・24後楽園大会 覚悟受け止め恩義の大演説…金剛興行第2弾で拳王が覇王と熱闘、感謝の弁に元オーナーも男泣き 試合後コメント
覚悟受け止め恩義の大演説…金剛興行第2弾で拳王が覇王と熱闘、感謝の弁に元オーナーも男泣き▼顔面蹴り連発で征矢KO、旗揚げ20周年前に谷口意地▼稲村粉砕の望月がN-1名乗り一番乗り▼北宮が元W-1稲葉に完勝▼仁王志願の一戦も敗戦 “なぜ獅龍”謎のままに
試合詳細、コメントはノア公式携帯サイトでご確認ください。
写真提供 プロレス/格闘技DX
第2試合
稲村愛輝vs望月成晃
【望月の話】
「アイツは今どきの若いモンにしては、ものすごくハートがいいヤツだし、あの巨体。でもよ、俺はな、稲村は嫌いじゃないけど金剛は大っ嫌いだからな。なんで俺が金剛興行出なきゃいけねえんだコノヤロー! 俺を潰す気か!? ふざけやがってよ! でも俺はつぶされねえぞ。いいか? 俺が去年出た“アレ"があるだろアレ! 今日あんだけデカいのブッ飛ばしたんだ。丸め込みでもなんでもねえぞ!? 名乗り上げるしかねえだろ! 望月成晃がまた“アレ"狙ってるから」
第3試合
征矢学vs谷口周平
【試合後の谷口】
――征矢選手を真っ向から倒したが、戦ってみてどうだった?
▼谷口「彼の力を感じたけど、昨日今日来てノアで戦っているわけじゃないんで。ずっとノアで戦ってきているんで。ノアのリングで負けることはできない」
――金剛興行で、いわば相手側のリングで勝ったという形だが?
▼谷口「金剛興行だけど、ノアのリングってことに変わりはないんで。いつも通りやりました」
――キャリアとしては同じぐらいで、戦い方も似ている選手だが、ライバルという意識はある?
▼谷口「そういうキャリアとかは近い部分があると思いますけど、試合のなかでそんな意識は全然なくて。とりあえず自分は目の前の相手を倒すだけだと思っているんで、気にしてないですね」
――結果がなかなか出ない日々が続いていたが?
▼谷口「必ずノア20周年、自分もなにか記念になるようなそういう結果を残していきたいです」
――同期の青木篤志選手が亡くなって1年経ったが?
▼谷口「いつでも会えると思っていたんで。急にあんなことになって、1年経つけど、実感が全然湧いてこないんですよね。実家のほうにあいさつに行っても、会えるのはあいつの写真だけで。なんか全然そんな気にはなれないです。ご家族から『頑張って』ととにかく言われているんで、しっかり頑張っていきたいと思います」
第4試合
マサ北宮vs稲葉大樹
【北宮の話】
「稲葉大樹は予想に違わぬ熱い男だった。しかし、野心があるだけじゃ、気持ちがあるだけじゃ、熱いだけじゃ勝てねえんだよ! 上には。持たざる者の…帰る団体を失った男の! 覚悟があったのか? 無いからこそ、最後の最後でひっくり返された。また何か残してくるんだったら、またやろう」
【稲葉の話】
「自分の位置がまだまだ…って分かったよ。俺も“まだまだ"だけど“まだまだ、まだまだ"諦めない。『まだまだ、まだまだ』と思いながら、どんどんどんどん上に行く」
第5試合
拳王vs覇王
【試合後の金剛】
▼拳王「『金剛興行 DIAMOND2』、また俺たちはな、自分たちの興行なのに…計算してみろ。2勝4敗? 3勝3敗? まあ、その辺はよくわからないけど、負け越しは負け越しだよな。作って何年経ってんだよ? 『DIAMOND2』、金剛はこのままじゃ絶対終わんねえからな。俺たちはな、逆境のなか、這い上がっていくようなチームだろ? 会社の後押しもまったくないまま作ってるんだ。そりゃスタートラインが低いに決まってるだろ。だがな、逆境を跳ね返して頂点に立つ。お前らみんな大好きだろ? それをな、俺たちは実現させていくんだ。リング上でも言ったけどな、金剛はリデットエンターテインメント、元親会社に対しての反発で生まれたようなもんだ。リング上で言ったけど、俺たちはな、元親会社に本当に感謝してるんだぞ。この感謝の気持ちを込めて、この金剛という名を、俺は命懸けでもプロレス界の頂点へと持っていくからな。これを見ているクソ野郎ども! 首を長くして待っといてくれ!」
▼北宮「帰るぞ!」
▼稲村「はい!」