8・5後楽園ホール大会 “ノア20周年"に捧ぐ激闘…丸藤下して潮崎V3 まさかの拳王表明でW王座戦へ 試合後コメント
▼“ノア20周年"に捧ぐ激闘…丸藤下して潮崎V3 まさかの拳王表明でW王座戦へ
▼杉浦軍がCyber Fight軍に変ぼう? 一時再雇用の鈴木が快勝
▼原田またも屈辱…HAYATAが5日後IPWジュニア奪取へ王者直接料理
▼武藤戦へ清宮が大胆ヒザ攻め予告
試合詳細、コメントはノア公式携帯サイトでご確認ください。
写真提供 プロレス/格闘技DX
第2試合
清宮海斗&谷口周平&稲葉大樹 vs 小峠篤司&大原はじめ&吉岡世起
【試合後の清宮&谷口&稲葉】
――ともにパートナーの谷口、稲葉とのトリオだったが?
▼清宮「いやぁもう、バッチリでしょう! グッドチームじゃないですか!?」
▼谷口「でも僕、二人(清宮&稲葉)のやり取りを見ていて『フラれちゃったかな…』って思ってたんですけど、今日、そんな気持ち吹っ切れました。うまくやっていけそうです!」
――稲葉選手はノア本戦には初参戦となったが?
▼稲葉「緊張しますね、本戦だと。清宮選手とはNEW HOPE以来で組めたし、谷口選手とも組めたんですごく楽しかったです。これが点で終わらないように。どんどん本戦でも線につながっていけるようにしたいと思います。あと……今まで『清宮選手』って呼んでたんですけど、距離を近づけるために『海斗』って呼んでいいですか?」
▼清宮「い、いや、それはもう僕がどうこう言うアレじゃないんで。よ、呼びたいように呼んでもらえれば…」
▼谷口「こういうやり取り見てると、また僕もヤキモチ焼いちゃいそうですけど…(笑)」
▼清宮「いや、まぁ…またこれがどんどん高まっていけば……高まっていけばいいと思いますっ!(笑)」
――5日後の武藤戦に向けて?
▼清宮「そこに向けて策は練ってあるんで、あとはその“領域"にぶっ飛んで、踏み込んでいきたいなと思ってますね」
――ヒザを殺すような動きもみせていたが?
▼清宮「武藤さんがヒザを攻められるのって、あんまり無いと思うんですよね。あとは自分が得意な投げ技っていうのも、相手のヒザのダメージがあれば簡単に投げられるんで。この間ちょっと(武藤を)投げた時に『重いな』って感じたんでね、試合で試せれば良いと思います」
第4試合
杉浦貴&桜庭和志&ケンドー・カシン&鈴木秀樹&NOSAWA論外&カズ・ハヤシ
vs
拳王&マサ北宮&稲村愛輝&征矢学&覇王&仁王
【試合後の杉浦軍】
▼鈴木「なにか伝えたいことがあると?」
▼カシン「新生Cyber Fight軍として…」
▼論外「新生なんですか?(笑)」
▼カシン「今後、我々のファイトはプロレスって言わないでほしい。Cyber Fightって。そして、我々はプロレスラーじゃないんだよ。Cyber Fighterだ」
▼鈴木「なんか懐かしいですね。僕しかたぶんわからないと思いますよ。GENOMEファイターですよね」
▼論外「生中継ですよ?(笑)」
▼カシン「これから我々のことはCyber Fighterって呼んでほしい。あとはよろしく頼むよ」
※カシンが去っていく
▼論外「ボス、大丈夫ですか?」
▼杉浦「いいよ」
▼論外「(鈴木は)久しぶりに」
▼杉浦「いや、もういいよ。今日もバッチリいい働きしてくれたんだから」
▼鈴木「僕はうがいしてきましたよ」
▼論外「結局、一番美味しいところを持っていったのは…」
▼杉浦「なんかまあ、ちょっとたまにはボスらしいことを。みんなに指示出して。今までボスらしいことをやれなかったんで」
▼論外「今日は俺、汗かいたっすわ」
▼鈴木「今までとちょっと違いますけどいいですか?」
▼杉浦「たまには」
▼論外「桜庭さんも二次災害ですよ。いきなり飛んでましたから」
▼杉浦「でも、綺麗だったよ。俺の指示通りみんな動いてくれたんで、今日は最高でした(笑)」」
▼論外「ボスの言う通りで」
――最後のポーズはサイバーの意味?
▼杉浦「Cだから」
▼鈴木「うがいしろ」
――鈴木選手は久しぶりの杉浦軍としての試合だったが?
▼鈴木「そんなことどうでもいいんですよ。うがいしてください」
▼論外「これ、どうなの? ジーダス的には大丈夫なの?(笑)」
▼鈴木「うがいは大事ですからね」
▼論外「今日から我々はサイバー軍で」
▼杉浦「コロコロ変わるなあ」
▼論外「ただ、なんでカシン先輩は今日ノアのTシャツ着てたの?」
▼杉浦「今日はオレンジでみんな揃うかなと思ったのに、なんで自分だけノアを背負ってんだって。一番遠いだろ?」
▼論外「でも、ボソッと『ノアで骨を埋める』って言ってたんで」
▼鈴木「言ってましたよね? 出る前に」
▼杉浦「あの人、職がないから、いろんなところに行って…」
▼論外「さすがに僕、Cyber Fightは予測してなくて。さすがに笑いしかなかったですね」
▼杉浦「ノアに骨を埋めるって言って、その上の親会社にも媚びを売っておいたんだよ」
▼論外「で、Cyber Fighter。我々は巻きこまれたんですね」
▼鈴木「だから、杉浦軍は全員Cyber Fighter」
▼論外「20周年、僕らはノアじゃないんで。杉浦さんが20周年を…」
▼杉浦「いやあ、楽しいっす」
▼鈴木「違う楽しみ方があったと」
▼論外「俺が変なのをどんどん連れてくるから。本当に桜庭さんが一番まともですよね」
▼鈴木「一番汗をかいてる」
▼杉浦「ノアの本当に順当なメンバーじゃこんな楽しめないから(笑)」
▼論外「マジっすか?(笑) 生中継ですよ?」
▼鈴木「やり直しますか?」
▼杉浦「いや、いい。これだけ言わせて。楽しいからいいんだよ。ノア所属じゃこんな楽しめない」
▼論外「いい汗かいてましたね、なんだかんだ」
▼論外「なんだかんだまとまっているんで。みんな集まると。(鈴木は)また解雇されないように」
▼鈴木「今日は大丈夫ですか? ギリギリ?」
▼論外「大丈夫です、大丈夫です。全然大丈夫です。今日はね、みんなメインイベント見たいでしょ?」
▼鈴木「僕らもちゃんとした20年を見ましょう」
▼論外「いやあ、アイ・アム・チョーノはないっすよねぇ」
▼鈴木「何回か言ってましたよね」
第5試合 GHCヘビー級選手権試合
(第33代選手権者)潮崎豪 vs 丸藤正道(挑戦者)
【試合後の潮崎】
――2人の全てを出した、全てを懸けた試合に見えたが?
▼潮崎「それがGHCでしょ? あれが丸藤正道、そして“I am NOAH"潮崎豪の戦いですよ」
――本当に苦しい戦いだったと思う。丸藤選手もたくさんの引き出しを開いてきたが、戦ってどうだった?
▼潮崎「いや、その引き出しを全て受けて、それでなお立っているのがGHCチャンピオン。そのことだけを考えながらやってたんで。俺も勝てて安心してますよ。丸藤正道の挑戦表明した時の『I am REAL NOAH』。あの言葉は俺に本当に響いたから。丸藤正道がノアを見ている。ノアを戦う場所としてくれている。それで、俺はあの言葉でこのタイトルマッチを決めたんで。やることができてよかったと思ってます」
――肩への攻撃も厳しかったが、攻められれば攻められるほど気迫が乗ってきたように見えた
▼潮崎「彼の技術、彼の技、それを上回るものは俺にはできない。できないかもしれないけど、気迫だけは折れないように、折らさせないように、リング上に立ってましたよ。それが勝利に繋がったと思ってます」
――エメラルドフロウジョンもムーンサルトプレスも出した
▼潮崎「とっておきを出し切らないと彼には勝てない。それがノア、それが“I am REAL NOAH"丸藤正道でしょ?」
――その勝負のあとに拳王選手がやってきたが?
▼潮崎「彼のナショナルの赤いベルトを巻いて出てきた覚悟…ただこのGHCに挑戦するというだけじゃない彼の覚悟。ノアに強いヤツは2人もいらない、その覚悟をしっかりと受け止めましたよ。“I am NOAH"潮崎豪は真っ向からこのタイトルマッチを受けます」
――最後に20周年の節目の時となったが、ファンの皆さん、HOMIESの皆さんに一言
▼潮崎「会場に来てくれたみんな。そして、会場には来れなかったけど、見てくれた、感じてくれたHOMIESのみんな。ただ本当に感謝だよね。こんな辛い時期に、またどうなるかわからないこの状況。でも、俺はこのGHCベルトを巻いて、前だけを見て突き進んでいくんで。それがノアの、I am NOAH、GHCヘビー級チャンピオン、潮崎豪、その生き方。俺はこの生き方を突き通していきます。そして、また必ず会場でこのベルトを巻いた姿を見せれるように。して、みんなで『We are NOAH!』と叫びましょう。I am NOAH!」
【拳王の話】
――拳王選手、すぐに動いたが?
▼拳王「俺がチャンピオンになったんだぞ? 今までに見たことのないものを俺は見せてやるんだよ。だからな、チャンピオンになったんだ。即行動だよ。そしてな! 勝つのはどっちだ? 俺に決まってんだろ。プロレスリング・ノアで一番強いのは誰だ? この俺、拳王だ!」
――GHCヘビー級の戦いを見て出ていくことを決めた? それとも、チャンピオンになった時から心は決まっていた?
▼拳王「両方に決まってんだろ。俺はな、チャンピオンになってない時でも強さには自信があるんだ。気持ちには自信があるんだ。ハートはプロレスリング一強えんだよ。俺がな、強い信念を持ってこのプロレスリング・ノアのリングをダイヤモンドのように輝かせてやるからな」
――横浜文体まであっと言う間だが?
▼拳王「もう1週間切ってるだろ? いいか、潮崎はわかんねえぞ。俺はな、もう気持ちの準備はできてんだ! いいか、テメーらクソ野郎ども。横浜文体、今までに見たことのないようなものを見せてやるからな。いいか、横浜文体のあとにはGHCヘビー、GHCナショナルの二冠王になるこの俺、拳王。俺に…ついてこい」