8・10横浜文化体育館大会 潮崎-拳王、真夏の死闘60分 “ノアラスト文体"W王座戦はフルタイムドロー 試合後コメント
▼真夏の死闘60分 ノアラスト文体W王座戦はフルタイム
▼武藤27分超シングルで清宮撃破!GHC慎重も「新たなM」投入予告
▼ゴミ箱行き…HAYATAがIPWジュニア奪取も即返上
▼桜庭鮮やか一本でN-1弾み
▼吉岡シングル、小峠&大原がタッグ挑戦表明
試合詳細、コメントはノア公式携帯サイトでご確認ください。
写真提供 プロレス/格闘技DX
第1試合
タダスケ&YO-HEY vs 覇王&仁王
【試合後の覇王&仁王】
▼仁王「なんだなんだ!? あぁ!?」
▼覇王「どうなってんだ!? あんなチームワークのねえヤツらに負けねえよ!」
▼仁王「話にならねえ。大切な興行の1試合目で、いい試合をして俺らが勝とうと思ってたんで。それくらいのタマでしかないってことですよ、タダスケは」
【タダスケの話】
「自分勝手やなあ! 自分勝手なのは特に原田! 『HAYATAHAYATA、ベルトベルト』て。自分のことしか考えてへんやんけ! そんなんやったらな、俺も好きに、自分勝手にやらせてもらうわ! 好き勝手やるぞ。それとマスコミ! 言うとくぞ。二度とRATEL'Sの名前を使うな! 二度とや! RATEL'Sは完全消滅や!!」
【YO-HEYの話】
「あぁ……なんでやねん。(※天を仰ぎながら) どうしたらいい…? どうしたらいい? …わからへん」
第2試合
鈴木鼓太郎&小川良成&岡田欣也 vs 小峠篤司&大原はじめ&吉岡世起
【試合後の小峠&大原&吉岡】
▼吉岡「3つ取ったぞ、3つ取った! 俺が取って、チームとしても全部取りにいく。お願いしますよ!」
▼小峠「今日は吉岡が取ってくれたから! 最後の横浜文体という舞台で完全に勢いついたね、FULL THROTTLE。このままタイトルマッチ組まれるところまで持っていって、俺らが一気にジュニアナンバーワンチームになるから!」
▼大原「これからジワジワとSTINGERを俺たちの手で追い込む。それに(小峠に)STINGERに対していろいろあるんじゃないの? あるでしょ? 徐々に追い込んでベルトまでエンジン全開フルスロットルで行くから。だから必ず(吉岡に)シングル獲って。これだけギラギラした野心を持ってるのは、今のノアジュニアに誰にもいない。吉岡が獲って、俺たちはこれからタイトルマッチ決めて、獲りにいくから! これからもエンジン全開フルスロットルでいくんで、楽しみにしといてください。というわけで今日も…ムイビエン!」
▼小峠「…大原が全部言ってくれた! さすが!!」
第3試合
丸藤正道&望月成晃&宮本裕向 vs 中嶋勝彦&谷口周平&モハメドヨネ
【試合後の丸藤&望月&宮本】
――M's allianceとして揃ったのは2回目となったが?
▼望月「いまだ負けなし。全勝街道まっしぐら。まだ2試合ですけど…」
▼丸藤「“負けなし"のMでしょ!」
▼宮本「負けのMじゃなくて、負けなしのMなんですね!」
▼望月「今日はね! 丸藤選手の“リーダー"感が出ててね。武藤さんは一個抜けてるというか、顧問的な感じで。やっぱりここはノアですから。丸藤選手が。試合中に僕と宮本選手でアイコンタクトとってリーダーに決まりました」
▼丸藤「じゃあ、リーダー(丸藤)、キャプテン(宮本)、ボス(望月)ということで!」
▼望月「そして顧問!(武藤) 松井珠理奈さんは秘書!」
▼一同「(※鼻の下を伸ばしながら)あ~いいっすねえ~」
――新しいメンバーを増やす? ベルトを狙っていく?
▼丸藤「両方だよ両方! 俺たち窓際族は時間がないんだ! 窓際のMだ!」
▼望月「確かにそんな話から入りましたね…」
▼丸藤「ベルトももちろん狙っていくよ。行ける感じするっしょ!?」
▼望月「こうやって組むことによって、それぞれがもうひと花、ふた花咲かせようって気持ちになっていくと思うんで! まだまだ、どんどん頑張っていきたいと思います!」
第4試合 IPWジュニア・ヘビー級選手権試合
(第3代選手権者)原田大輔 vs HAYATA(挑戦者)
※バックステージに現れたHAYATAはベルトを一度見せつけた後、近くにあったゴミ箱を持ってフタを開ける
▼HAYATA「…ベルトは返上や!」
※といってゴミ箱に捨てて去る
第5試合
杉浦貴&桜庭和志&ケンドー・カシン vs マサ北宮&征矢学&稲村愛輝
【試合後の杉浦&桜庭&カシン&論外】
▼カシン「よし、この調子で8月25日・後楽園の『STREET FIGHT CLUB』に向けて…」
▼杉浦「ストリートファイト? 関係ないでしょ…(笑) ノアと関係ない興行はあんま告知しなくていいから(笑)」
▼カシン「STREET FIGHT CLUB! とにかく俺たち3人、CyberFighterとして頑張っていこう!! よし!!」
※カシンは言うだけ言って去る
▼論外「でもだいぶ一致団結してたんじゃないですか?」
▼杉浦「一発でひっくり返す(桜庭の)関節技もあったしね」
▼論外「あれで極まるんですね。すごいっすね」
▼桜庭「あぁ最後の? 体重使ってるから。大きい人だと」
――横浜文体で試合をするのは今日が最後だが感慨深いものはある?
▼杉浦「…別にない」
――N-1というのも近くなってきているが?
▼杉浦「頑張ります!」
【試合後の武藤】
▼武藤「敵は清宮だけじゃなかったな! 暑くて暑くて。一番この体育館に馴染んでるはずの俺なのに、今日試練与えられたねえ! 何年ぶりかのシングルマッチだったけど、まぁ疲れた疲れた! 暑い! しんどかった…! 清宮もさ、これは想像なんだけど、将棋でいうと藤井聡太7段か。彼と対戦してるプロの棋士になった気分で。途中『こいつの策略に俺、ハマってるな』って思ったんだけど、何とか勝つことができました。今コロナで何かと年寄りとかが、どちらかというと避けられてる傾向があったからね。プロレス界でいっても俺もジジイだからね。でもそういう年配の方々に、活躍することで少しでも活力、夢、希望なんかを与えられたら…って思って、途中脱水症状になるかと思いながらも頑張りました」
――GHCを見据えるかもと言っていたが?
▼武藤「試合は勝ったけど、やっぱり総合して考えてみると、想像していた以上に(脳と体の)伝達が遅いんだよ。俺の中では遅いんだ。あとはスタミナとかさ。久しぶりに20分超えの試合をシングルでやったと思うんだ。何年ぶりだと思うよ。まぁでも、ノアがOKといえば、もし丸藤副社長がOKって行ったら、一兵卒として、M's allianceの武藤として名乗りは上げますよ」
――自身的には慎重…?
▼武藤「トシとると“昨日の武藤"より“今日の武藤"のほうが自信なくなんだよ。“明日の武藤"だとより自信なくなるんだよ。そういうもんなんだよ。もしかしたら、今が一番良かったのかもしれないな。そこは考えようだよ。もう少し涼しい体育館でやってたら、もっと早い時間で終わらせてたのかもしれないし」
※近くでみていた丸藤が歩み寄り
▼丸藤「次はどうしますか」
▼武藤「次はせっかくM's alliance作ったんだからさ。プロレスなんて一人でやるもんじゃないからね」
▼丸藤「せっかくなんでベルトとかも狙っていきたいですよね」
▼武藤「いやその前にさ、M's allianceに紹介したいメンバーがいるんだ。実力はしっかりしてるよ。ただパフォーマンスはやらないタイプだけどよ。次はいつなんだよ?」
▼丸藤「(8月30日の)川崎あたりいかがですか?」
▼武藤「川崎いいねえ。高速道路つながったし(笑) 川崎でM's alliance、Xじゃなくて新しいM連れてきますよ」
――清宮にドラゴンスクリューを封じられる場面も目立ったが?
▼武藤「あの辺が藤井7段を思わせる打ち手というか。ただ、正直いって、(清宮は)アベレージで平均的に何でもこなすんだけど、やっぱり爆発的に突出してる何かを身に着けないとダメだろうな。なんでもそつなくこなす。それはそれで良いけど、何かしら凄いものを。何年かかるか分からない。あいつのプロレス人生、先はなげーからさ。頑張って欲しいねえ! OK? 以上!」
第7試合 GHCヘビー級&GHCナショナル ダブル選手権試合
(第33代GHCヘビー級選手権者)潮崎豪 vs 拳王(第3代GHCナショナル選手権者)
【試合後の潮崎】
――最終的に時間切れ引き分けという形になったが、改めて試合を振り返ると?
▼潮崎「なんだろうね? このGHCヘビー、GHCナショナル、それぞれお互いプレッシャーがあったのかな。重く考えるものがあったかもしれない。でも、それだけGHCを軽く見てない俺たちの戦いだよ。胸張って言えるよ。これがノアだ。これがGHCだ。(GHC)ヘビー、そしてナショナルの2冠を手にしたいというあいつの欲望。最初はね、俺もその欲望、そういうものはそこまでなかったけど、あいつと"どちらが強い"、そういう戦いをしたかった。そういう気持ちは最初あったよ。でも、だんだんだんだんあのベルトが欲しくなってきたよ。でも…ただ胸張って言えるのは、これがGHCだ。これがノアだ。以上だよ。(右腕を押さえて表情を歪ませると)ボロボロだよ。あいつもボロボロだよ。俺もボロボロだよ。後ろで小橋さん…小橋建太が見てたからね。そして、会場にいるよりもさらに多くのファンの人たち、HOMIESのみんな、いつも以上のみんなの目があったよ。簡単に負けられるかよ。まだまだこれから先、ノアの戦いも続くよ。さらに進化して、絶対に歩みは…コロナ禍のなかで止めてこなかったこの歩みは絶対に止めさせてねえ。加速させていく! 以上!」
※拳王はノーコメント