8・20後楽園ホール大会 桜庭タッグ奪取へ潮崎から一本!杉浦は「アイアム……チョーノ!」締め!? 試合後コメント
▼桜庭タッグ奪取へ潮崎から一本!杉浦は「アイアム……チョーノ!」締め!?
▼N-1連覇宣言の拳王がタッグ決定戦に異議
▼鼓太郎反撃ピン 吉岡に「仕留めの差」
▼タダスケが非情顔面パンチでYO-HEY料理 「覇気のない連中」
▼丸藤からサプライズ花束 25周年・ヨネが“もうひと花"に意欲
試合詳細、コメントはノア公式携帯サイトでご確認ください。
写真提供 プロレス/格闘技DX
第1試合
岡田欣也 vs モハメド ヨネ
【試合後のヨネ】
――25周年を迎えて?
▼ヨネ「早いね。思うと。やっぱり20代はガムシャラで、30代は迷いに迷って、悩んで、40代にして不惑と言われるけど…考えれば25年、あっという間でしたね。好きなことをね、こうやって続けられてきたのは、ノアのファンの皆さんをはじめ、仲間、スタッフ全員に感謝ですね」
――25年というとベテランの域ともいえるが?
▼ヨネ「やっとベテランの領域に達してくるんじゃないですか? ウチだと小川さんと齋藤さんくらいしかベテランの領域じゃないのかもしれないですけど、やっと中堅からベテランの域に」
――落ち着くことなく?
▼ヨネ「もちろん。常に落ち着いてはいないですよ。できることはあると思うんで。みんなに、できることや役割があるし。みんなチャンピオンになりたい。でも一方でチャンピオンの下には、たくさんの“しかばね"があります。その“しかばね"の一つも俺はチャンピオン同等にすごいと思ってるんで。どっちになっても俺は自分の人生を誇りますよ。だから25周年の区切り、そこからもう一回ね、“しかばね"じゃない方に行ってもいいんじゃないかなという気持ちもあります」
――最初は記念興行も計画していたようだが?
▼ヨネ「そうだねえ。自分で動いていたのもあったけど、やっぱり状況が大きく変わって。東京オリンピックが流れるくらいですから。でも、そういう中でも25周年をこうやって迎えられたっていうのは、感謝ですね。体制変わりましたけど、ファンの皆様あってこそのヨネ、そしてプロレスリング・ノアです。ますますね、今こういう状態ですけど、お客さんと近い団体がノアだと思います。これからも応援のほど、よろしくお願いします」
第2試合
YO-HEY vs タダスケ
【試合後のタダスケ】
――行動を起こしての一発目、手段を選ばず勝ったようにも見えたが?
▼タダスケ「え? ちゃんと正攻法で勝ったつもりやけど。…あんな覇気のない連中相手しとっても、試合した気せえへんなあ~」
第3試合
丸藤正道&望月成晃&宮本裕向 vs 征矢学&覇王&仁王
【試合後の丸藤&望月&宮本】
▼宮本「結果を残すことできました」
▼丸藤「さすが世界水準の」
▼望月「世界の、世界水準のムーンサルトだ」
▼宮本「M's allianceにこれでちゃんと認められたと思います」
▼望月「最初から入れた時に認めて入るんで」
▼丸藤「ずっと余裕でやってきて、やっと今日、力を出したんですね」
▼望月「ずっと『俺はいいっすよ』みたいなことで、すぐにいいところで引っ込むみたいな」
▼丸藤「目立ちたがり屋のMですね」
▼宮本「リーダーとボスに挟まれて」
▼望月「よく覚えてたね。キャプテン」
▼宮本「このなかではいじられキャラなので」
▼望月「全然いじってないんですけど」
▼丸藤「キャプテンムーンサルト凄かったじゃん。キャプテンムーンサルト。M's allianceの時はキャプテンムーンサルトだ。書いとけ、ちゃんと」
――川崎ではまた新しいMが来るということが?
▼望月「リーダーは知ってるんですか? 僕はまだ知らないですけど」
▼丸藤「知らない。やっぱ武藤さんが…」
▼望月「武藤さんが連れてこられるっていう」
▼丸藤「良くも悪くも自分勝手な人なんで。宮本選手が言ってたんですよ」
▼望月「さっき言ってましたね」
▼宮本「いやいやいや」
▼丸藤「当日、控え室に入って、やっとわかる感じで。ホントにホントに」
▼宮本「でも、それは楽しみですね」
▼望月「僕らもある意味、『誰?』って楽しみが。宮本選手が来た時に『あれ? 今日はなにか?』って控え室で顔合わせたら、『ああ、今日はMだ』って。そんなノリがいいんですね。いつも楽しみにしているんで」
▼丸藤「マイク・タイソンなのか、メイウェザーなのか」
▼宮本「おお、スゲェ」
▼望月「まあでもね、これで武藤さんを入れて4連勝で」
▼丸藤「おい、M's allianceは負けたら解散だ!」
▼望月「負けたら解散か。それはN-1も?」
▼丸藤「N-1も」
▼望月「N-1も公式戦で負けた時点で…」
▼宮本「わからないからちょっと」
▼丸藤「それくらいの気持ちで」
▼望月「それくらいの気持ちでN-1に挑むと」
▼宮本「それくらいの気持ちですね。もちろん気持ちなんで」
▼望月「もう忘れかけてるかもしれないですけど、僕がそもそもノアに来たのは、丸藤正道とシングルマッチ。自分の最終目標はそれなんで。このN-1も今年は決勝で会いますよ」
▼丸藤「決勝で会いましょう」
▼望月「去年は会えなかったんでね。去年は何勝何敗でしたっけ?」
▼丸藤「0勝4敗です」
▼望月「ああ…。俺は2勝2敗で」
▼丸藤「勝つか負けるかなんで。全部負けちゃった」
▼望月「五分五分の話でね。今年は決勝で、俺らのMM対決いきますよ」
第4試合
清宮海斗&稲葉大樹&谷口周平 vs 拳王&マサ北宮&稲村愛輝
【試合後の拳王&北宮&稲村】
▼拳王「おいCyber Fight!! なんでタッグタイトルマッチ、勝手に決まってんだ? GHCのベルトはそんな権威がないのか? 前タッグチャンピオンの言いなりなのか? 俺たちにタイトルマッチの機会、与えたくなかったんだろ? おい俺はまだしもな、ここにいるだろ!? 北宮もいる、稲村でもいい、征矢もいるんだぞ!? なんでだよ? なんでアイツらなんだよ! ましてや桜庭和志? なんで桜庭がタイトル挑戦できんだ? アイツ、ベルトなんてこれっぽっちも欲しくねえだろ!? 俺たちみたいにな、日々向上しようとしてる、日々ベルトを狙ってる、日々ノアを上げようとしてる俺たちに挑戦の資格があるんじゃねえのか? おい! いいか!! よく聞けCyber Fight!! お前らがそう来るんだったらな、俺たちも望むところだ! ぜってえ!!に負けねえからな!! 勝つのは俺たち……金っっ剛だ!」
▼北宮「帰るぞ!」
▼稲村「はいっ!!」
第5試合
鈴木鼓太郎&小川良成&HAYATA vs 小峠篤司&大原はじめ&吉岡世起
【鼓太郎の話】
鼓太郎「フィニッシュホールドっていうのは、最後に出して相手に勝つから“フィニッシュ"ホールドっていうんだろ? アイツのはただの“ケアレスミス"じゃねえか。よく覚えとけ、若ぇの。その差が今の俺とお前の、大きな…大きな差だよ」
第6試合
潮崎豪&中嶋勝彦&原田大輔 vs 杉浦貴&桜庭和志&カズ・ハヤシ
【試合後の杉浦&桜庭&カズ】
▼杉浦「いや、本当に頼もしいよ。一発逆転があるからね」
▼桜庭「最初のローキックと、これ痛かったあ、ラリアット…。助けて」
▼杉浦「一緒に練習したのかな」
▼カズ「お疲れ様でした。ありがとうございます」
▼杉浦「カズさんもやってくれたしね」
――桜庭選手は「ありあり!」と叫んでいたが?
▼杉浦「だってさ、プロレス始めて初でしょ? ベルト挑戦するの」
▼桜庭「あれ、なんかあると思う。他の団体で。1回、中邑選手とやった時が…あれわからない。覚えてない」
▼杉浦「でも、こうやって挑戦できるというのは、俺は特別なことだと思うし。俺が総合出た時は桜庭さんの道場に行ってお世話になったし。そしてまたプロレスで、同じベルトに挑戦して共有できる。俺は思い入れあるよ」
――今日はGHCヘビー級王者から一本勝ちしたが、桜庭選手はどうだった?
▼桜庭「たまたま。その前にラリアット食らって、キックとか結構効きましたね。どうやってそこのパワーの差を埋めようかなって。やっぱ考えないと」
――杉浦選手も桜庭選手とのタッグに手応えを感じている?
▼杉浦「だってチャンピオンからギブアップ取ってるんだよ。もう手応え以外ないでしょ。いくらやられても、どんな体勢でも、状況でも、一発で決めるっていう強さがあるんで。いや、楽しみですよ」
――最後の蝶野ポーズは最近のお気に入り?
▼杉浦「いや、みんな『I am なんとか』って言ってるじゃん。俺のなかで、『I am』って言ったら『チョーノ』なんだよ。『I am』って言ったら、『チョーノ』しか俺は思い浮かばない」
▼桜庭「ついついつられちゃって」
▼杉浦「カズさんもやってくれた?」
▼カズ「やっちゃいました」
▼杉浦「まあ、いろいろケンドー・カシンにこれ(Cポーズ)とかやらされたから、これもいいんじゃない?」
▼カズ「ついていきます」
▼杉浦「ありがとうございます。ばっちし」