9・20ニューサンピア高崎大会 桜庭が逆転一本でN-1快勝スタート 望月ハイキックでKO寸前も… 試合後コメント
▼桜庭が逆転一本でN-1快勝スタート 望月ハイキックでKO寸前も…
▼メイン苦闘も谷口突破、杉浦が無傷2連勝
▼潮崎が中嶋ピン!「腐ったN-1」呼ばわりに激怒
▼昨年全敗・丸藤が白星発進 稲村に「化けろ」
▼征矢初日 同門・北宮を連破
試合詳細、コメントはノア公式携帯サイトでご確認ください。
写真提供 プロレス/格闘技DX
第2試合 N-1 VICTORY 2020 Bブロック公式戦 30分1本勝負
丸藤正道 vs 稲村愛輝
【試合後の丸藤】
▼丸藤「(※床にへたれこみ、激しく息を切らしながら)つかれてねえぞ! ハァハァ…全然つかれてねえ! ハァハァ…余裕だよ、余裕! 息ひとつ切れてないよ、ハァハァ」
――だいぶ押し込まれていたが…
▼丸藤「それがアイツの実力だろ! 俺だって最近ではコンディション良いほうだよ。でもな! 見ろ! 息ひとつ! ハァハァ…乱れて…ないよ。余裕だろ」
――これでN-1としても2年間通じて初勝利となるが?
▼丸藤「うるせーよ(笑) 言い方…言い方にトゲがあんな…。でも、そういうことだよね。まぁ大したもんだよ! 何年だよ? デビューして。2年? 2年つったらまだ俺が緑のパンツ履いてた頃だろ。ビックリした。まぁ今はあれでいいけどよ、化けろよ。お前へのアドバイス。一言“化けろ"だ」
第3試合
潮崎豪&清宮海斗&原田大輔&YO-HEY vs 拳王&中嶋勝彦&覇王&タダスケ
【潮崎の話】「このN-1 VICTORY始まってから、それぞれの公式戦を見てきたけど、このN-1をナメてるヤツが上がってんじゃねえよ。ナメた選手は許さないよ。俺たちがリングに立って、N-1の栄冠を目指して大事な闘いをする。それをバカにするヤツは絶対に許さねえ! 絶対に! このままじゃ終わらせない。I am NOAH!」
【清宮の話】「おとといっすね、N-1で望月さんと引き分けて、ホントに悔しい思いをしましたよ。でもN-1っていうのは、それくらい権威のあるものだと分かったし、さらに俺の心に火をつけましたよ。新しい景色、GHCへの思いっていうのは並大抵のものじゃないから。それをこのN-1で必ず見せていくんで!」
【試合後の中嶋】
※コメントスペースに着くなり大の字に
――この借りは決勝で返す?
▼中嶋「アイツが…上がってこれたらな。(※立ち上がると)N-1 VICTORY? くだらねえ。腐りきってる」
第4試合 N-1 VICTORY 2020 Aブロック公式戦 30分1本勝負
マサ北宮 vs 征矢学
【征矢の話】
「リーグ戦始まって2戦目にして勝ち星取ったぞ! この1勝は大きいぞ、絶対! この次につながる勝利だ。同門? 仲良しこよしでやってるワケじゃないでしょう。一番目指すために集まって、誰もがテッペン狙ってんだよ。だからこそ負けられなかった! これから残りの試合も、この気持ちを常に持ち続けていく!」
第5試合 N-1 VICTORY 2020 Aブロック公式戦 30分1本勝負
桜庭和志 vs 望月成晃
【試合後の桜庭】
――望月戦を振り返って?
▼桜庭「前アレですね、一回組んで(ムタ&魔流不死と)やったことありましたね。ローキック、重い。僕のローキックとは威力が違う」
――ハイキックでKO寸前というシーンもあった
▼桜庭「2回くらい来ましたよね…僕が昔やってたムエタイスタイルの蹴りとはやっぱり違うんで。軌道が読みづらいというか…」
――N-1は初戦白星となった
▼桜庭「特に自分の中ではリーグ戦っていうのは頭になくて、組まれた試合を一試合一試合、良い試合でクリアして結果を残せば、それがリーグ戦も良い結果になると思うんで。次は後楽園ホール。そこまでに今日のダメージをちゃんと取って、良い形で自分のスタイルでできれば良いと思うんで」
――次は潮崎だが?
▼桜庭「あぁ…デカいな。手がでっかいんですよね。でも俺がチョップやってやろうかな。丸藤さんのチョップとはまた痛さが違うんですよね。あの手のデカさで連打されると……連打キツいですね。でも、やられたら意地はって、チョップ打ち返すかもしれない。ボクのチョップがどれくらい効くかは分からないですけど(笑)」
――潮崎は今、両腕を痛めている
▼桜庭「じゃあ腕ですね。相手の悪いところを狙うのは常識なので、ハイ。頑張ります」
【望月の話】「開幕戦30分引き分け、息も絶え絶えだったよ。今日は何ひとつ息は乱れてないけども…あっという間にギブアップ取られる。これもプロレス、これが桜庭和志でしょう! ホントに闘ってるのが不思議な感覚というか。こんな言い方はおかしいかもしれないけど『あの最強の桜庭和志』っていう、憧れがちょっと頭をよぎってね。まぁでも、自分なりに思い切りやれたんで。これで1敗1分け。もう後がない、下手すりゃもうゲームセットなのかもしれないけど、俺は最後まであと3試合、キッチリ戦い抜きますよ。ハイキックも打ち込みましたけど、当たりは浅かったですね。まだまだ桜庭さんもスタミナあっただろうし、幾多のストライカーと闘ってるから。“足ごたえ"はなかったです。だからその後すぐツイスターで追撃したんですけど。あれで取るんだったら、もっと長い時間かけて組み立てなきゃいけないけど、いつ取られるか分からないっていう空気を桜庭さんが発してるんで、なかなか組み立てられなかったんですけどね。最後あんな返しがあるとは…まぁ、そんなところです」
第6試合 N-1 VICTORY 2020 Bブロック公式戦 30分1本勝負
杉浦貴 vs 谷口周平
【試合後の杉浦】
――谷口相手ならギアをトップに入れる必要はないと言っていたが…
▼杉浦「いや、入れないと(苦笑) 危なかったよね」
――過去の谷口とはまた違った気合を感じた?
▼杉浦「うん…そう見えた? そう見えたんだったらいいんじゃないの? …でもアイツはもう結果を残さないとね。いつまでも善戦マンじゃ。若手はいいよ。善戦マンでも。あいつはもう結果でしょう」
――これで2連勝
▼杉浦「良い形で後楽園へ。俺の日程を見て、後楽園2連戦が相手も相手だしヤマ場だなと思ってるからね。そこを2つとも勝って乗り切れば、決勝行きが決まる最後の10月4日の後楽園がかなりラクになると思うから。だから、次の後楽園2連戦はトップギアで、気を引き締めて」
――相手は丸藤だが?
▼杉浦「楽しみにしてるよ。N-1抜きにしてもね。なかなか最近はシングルで当たることもないから。そこで勝ったほうがN-1決勝に大きく近づけるっていう、良いシチュエーションで当たれるからね」
――ユニット対抗戦という意識はない?
▼杉浦「まぁ、M's allianceともやり合っていきたいとは思うけど、今はシングルのリーグ戦だから。そして丸藤正道っていう一番おいしい相手が目の前にいる。今はそっちでしょ」