10・28後楽園ホール大会 杉浦&桜庭がタッグ初防衛 “M's"丸藤&船木の表明即諾 試合後コメント
▼杉浦&桜庭がタッグ初防衛 “M's"丸藤&船木の表明即諾
▼桃の青春V1 襲撃の小川&HAYATAと再戦へ
▼清宮が拳王ピンでナショナル挑戦へ 稲村が金剛電撃離脱
▼鼓太郎がSTINGER離脱か 「次の喧嘩短くない」
▼2年ぶり新人・矢野安崇デビュー
試合詳細、コメントはノア公式携帯サイトでご確認ください。
写真提供 プロレス/格闘技DX
第1試合 矢野安崇デビュー戦
岡田欣也vs矢野安崇
【試合後の矢野】
――デビュー戦を終えた感想を
▼矢野「長い間、ずっと練習生をしていたので本当にうれしいです」
――練習と実戦は違った?
▼矢野「全然、重みが違います」
――練習してきたことは出せた?
▼矢野「全部出しきりました!」
――改めてどんな選手になっていきたい?
▼矢野「ノアジュニアで輝けるスピーディな試合ができる選手になりたいと思います」
――直近の目標は?
▼矢野「練習で教わったことを、がむしゃらに試合で出していくだけです」
――目標の選手は?
▼矢野「鈴木鼓太郎選手です!」
――ノアジュニアでトップを獲るためにやっていく?
▼矢野「はい!」
――厳しさを知った? それとも今後へ胸が高まる?
▼矢野「まだちょっと夢を見ている感じがします。これから先輩たちに追いつけるように頑張っていきます!」
第2試合
丸藤正道&大原はじめ vs モハメド ヨネ&宮脇純太
【試合後の丸藤&大原】
▼丸藤「まあ、特になんてことはない。俺たちブンブン・allianceがよ」
▼大原「矢野のほうがいいんじゃないかなって、正直ちょっと思ったから。元気いいよね、矢野。宮脇はもうちょっと頑張ったほうがいいんじゃないか」
▼丸藤「そうだね。そうしないと今日は下のもんがデビューして、どんどん抜かれちゃうよ」
――それで厳しい攻撃を?
▼丸藤「あいつに甘いことやったってしょうがないでしょ」
▼大原「腕の極め方がちょっと上手くなってるかなぐらいはあったけどね。今日はビックリした。かわされちゃったから。それぐらいかな、よかったのは。あとは矢野のほうがいいよ。元気があるよ。今日はYO-HEYと吉岡がタイトルマッチでFULL THROTTLEの新たな一歩を見せてくれだろうから、そこに注目したいと思います」
▼丸藤「ということで、今日もムイビエン(大原とともに親指を突き出してポーズを作る)」
第3試合
鈴木鼓太郎&小川良成&HAYATA vs 覇王&仁王&タダスケ
【タダスケの話】
「なんや(STINGERは)揉めてるみたいやな、しらんけど。見ての通りや! 俺らは“動かない"んじゃなくて、いつでも動けるの! 自分の好きなタイミングでベルト獲りいったるからな! そこんとこヨロシク」
【小川の話】
「(鼓太郎と亀裂が入ったが?)今の俺にとって鼓太郎とHAYATA、どっちが必要か…ってことだよ。それだけだよ」
【鼓太郎の話】
「(小川らと亀裂が入ったが?)形あるもの、いつかは壊れるから。それが自然の摂理。でも次の“喧嘩"は短くはないよ」
第4試合
潮崎豪&清宮海斗&谷口周平 vs 拳王&中嶋勝彦&稲村愛輝
【拳王の話】
「おい清宮…。1年経っただけで、随分きたねえ人間になったな? 俺にしか見せられない絶景を見せてやる? お前が見せたい絶景は、きったねえ大人たちが人工的に作る景色だろ? 俺がみたいなのはな、純粋に俺たちを応援してくれるヤツが、本当に心の底から行きたい場所へと連れて行ってやる男の“自然な姿"だ。人工的に作る景色じゃねえぞ? 自然だ。天然物をみせてやるんだ。お前みたいな、きたねえ大人たちが作る、カネの匂いしかしない養殖的な景色じゃねえんだ! いいか!? お前は1年でメチャクチャきたなくなったんだよ! カネの匂いしかしねえんだよ! 俺がな、すべて変えてやるよ! 会社がメチャクチャ推す清宮海斗! お前のエゴのままやってたらこの会社潰れるぞ? 俺がな、純粋で素朴な、素敵な景色を必ず見せてやるからな! お前の挑戦……受けてやる!」
【試合後の清宮&稲村】
▼稲村「金剛でずっとやってきて、結果が出せてないです。金剛で学べだこと、闘えたこと、メチャクチャ感謝してます。だけど! 俺はもっと上のステージに行きたい。いや! 行かなきゃいけないんです! だから清宮さん! ともによろしくお願いします!」
※と言って清宮と改めて握手
▼清宮「これくらいの気持ちがあるからね、ノアの未来が明るいんだよ。ノアで夢を叶えて大きくしていくために、俺も彼が必要なんですよ。俺はずっと疑問に思ってた。これでいいのか?って。稲村の気持ちもハッキリしてるから。あとは自分の思うがままにやってよ。俺は俺で先を走るから。別に一緒にやるけど仲良くやるとか、そういうんじゃないし。お互いがトップを目指してやっていこう! よし、ヨロシク!」
第5試合 GHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権試合
(第41代選手権者組)原田大輔&小峠篤司 vs YO-HEY&吉岡世起(挑戦者組)
【試合後の原田&小峠】
※原田は宮脇の肩を借りてコメントブースに姿を現す
▼小峠「腹立ちますね。俺らはジュニアを作り上げるって決めた以上は、どんな相手ともやるつもりなんで。望むところやって感じです」
▼原田「やったろうやんけ、おい! HAYATA、小川。大阪、あんなんもんじゃ済まさんぞ。次はな、もっともっとやったるわ。クソ。ふざけんな、オラ!」
【試合のYO-HEY&吉岡】
「ああ、クソ! (頭を押さえて)ああ、気持ち悪い」
▼吉岡「サポートダメだった」
▼YO-HEY「ごめん! ごめん! ああ、クソ!」
▼吉岡「でもこれで…小峠、特に小峠、終わったと思うなよ。まだ決着ついてねえからな、小峠」
▼YO-HEY「ごめん。ホンマにごめん。ちょっと頭を冷やして立て直す。ごめん。ホンマにすいません。すいませんでした」
第6試合 GHCタッグ選手権試合
(第54代選手権者組)杉浦貴&桜庭和志 vs マサ北宮&征矢学(挑戦者組)
【試合後の杉浦&桜庭】
▼杉浦「いきなり二冠王ですよ」
▼桜庭「いつも作ってくれる後輩が作ってくれて」
▼杉浦「自称二冠王」
▼桜庭「いやでもキツい。パワーが」
▼杉浦「昨日の疲れもあるし。50歳同士だからね」
▼桜庭「昨日8分で今日20分か。いや、キツい。さすがでも、貫禄ありますね」
▼杉浦「いえいえ」
――さらにチームワークが増しているように見えたが?
▼杉浦「そうだね。昨日戦ったことによって、またなんか深まったというのが。昨日優しいんだよ。(試合時間は)8分じゃん? ラスト2分ぐらいになったら、押さえ込みながら『ラスト2分』って言ってくれて」
▼桜庭「チーム戦で選手を休ませなきゃいけないから、『頼むからあと2分頑張って』って」
▼杉浦「その前に半分経過した時に、『あと4分』って言ったら、『それは言わないでほしい。まだ半分あると思ってきついから』って」
▼桜庭「いやあ、昨日はマジでキツかったですね。差しで8分もあったから」
▼杉浦「あれはあれで体力使うよね。まあでも、いい経験ができて。サクとまた…」
▼桜庭「呼び捨てすんな!」
▼杉浦「桜庭先輩との絆が(笑)」
▼桜庭「杉浦様も」
▼杉浦「いやいや」
――試合後には丸藤選手から船木選手と組んでの挑戦表明があったが?
▼杉浦「まあ、強いよね」
▼桜庭「強いですよね」
▼杉浦「今日の連中よりも全然強いと思うんで、楽しみだよ」
▼桜庭「船木さんを連れてくるんですよね? それはきっつい…」
▼杉浦「プロレスで初?」
▼桜庭「あります、あります、全然。ありますね」
▼杉浦「でも、楽しみだよね、これは。いつでも」
――桜庭選手は杉浦選手とのタッグに手応えがあるのでは?
▼桜庭「手応えというか、丸藤さんも言ってたんですけど、楽しいですよね。楽しくなくて無理矢理やるより、やっぱり楽しくてやったほうが面白いんで。今日の相手もデカくて、凄い簡単に持ち上げられちゃったりとかあるんですけど。結構きついんですけど、(杉浦が)頑張っていると、こっちも頑張んないとみたいな感じで。なんか変な意味の楽しみじゃなくて、本当の楽しみみたいな。面白い楽しいじゃなくてね。なんて言えばいいですか? 喋るのが苦手なんで」
▼杉浦「いや、俺もわかんない(笑)」
▼桜庭「そんな感じです。笑って楽しいじゃなく、やって楽しいですね。体はきついけど、楽しいって感じです」
――フィニッシュは相手の突進へのカウンターだったが、それは事前に考えていた?
▼桜庭「それは考えてましたね。ちょっと考えて、途中でやっぱり突進を受けるよりも。杉浦選手ぐらいだったら受けれるかもしれないけど、僕はちょっと受けるのがキツいんで。なんとか考えてましたけど」
――あれは変型のキーロック?
▼桜庭「まあ、そうですね。名前はスギウラロックとかにします?」
▼杉浦「いやいや、僕やってないですし、いらないです(笑)」
――最後の技の名前は?
▼桜庭「僕も関節技の名前わからないですよ。あれを初めて使ったのは足を突っ込んでやるヤツなんです。今日やったのは腕を突っ込んで。足で絡めて三角みたいに絡めるヤツもあるんですけど、三角絞めからちょっと切り換える技なんですけど。スギウラロックでいいじゃないですか?」
▼杉浦「いやいや、俺がやってないから(笑) サクラバロックですよ。俺全然やってないじゃないですか」
▼桜庭「変型キーロック2とかでいいんじゃないですか? 前のが1とかで。名前わからないですよ。足を入れるのが1で。柔術の技で調べてみてください。僕は自分で発見したんですけどね。三角をやってて、腕を突っ込んだら、『あれ、キーロックみたいにいけるじゃん?』って感じで。あれも我慢すると、たぶん前腕が折れちゃう技とかって感じですよ」