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【明日開催!】GHCジュニア・ヘビー級選手権試合・原田大輔vs田中稔 調印式、タダスケ&HAYATA会見の模様

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3月9日、横浜・有隣堂書店にて3月10日 横浜文化体育館大会で行われるGHCジュニア・ヘビー級選手権試合・原田大輔vs田中稔の調印式、ジュニアタッグに挑戦するタダスケ&HAYATAの会見が行われた。各選手のコメントは以下の通り。

【調印式の模様】

――王座戦に向けた意気込みを

▼稔 いよいよ明日ということで気持ちも高ぶってます。今まで新日本プロレス、全日本プロレス、ZERO1、WRESTLE-1、FMW…といろんな団体のジュニアのベルトを巻いてきて、ホントにこのベルト(GHCジュニア)が国内のジュニアタイトルで“欲しい"と思った最後のベルトなんで。ただ、今回タイトルマッチに向けた前哨戦が極端に少なかったんで、注目度を上げたかった。そしてビッグマッチのメインかそれ以外の試合か…というと戦前の注目度がぜんぜん違うし、大会後の反響もぜんぜん違う。GHCヘビー級選手権試合がある日にジュニアの試合でメインを取りたい。そう思ってたんで、トライはしてみたんですけど、試合順がどうなったとしても、普通に4大タイトルの上から3番目だったとしても、もう一個ヘビー級選手権に対して挑みたい勝負があるんで。その勝負でも負けたくない。そしてもう新日本をやめようと思った年から10年半、欲しいと思い続けたこのベルトを手にしたいと思います。

▼原田 田中稔とこのベルトを懸けて戦うのは2回目になります。前回もそうですけど、田中稔となら、試合順どうこうじゃなくて、自信をもった内容をお見せできる。俺はそう思ってます。明日はノアが変わります。新しいロゴ、新しいマット、新しいテーマ曲。“最後の新体制"として、いろんな話題が出てくると思います。その話題すべて、このタイトルマッチがかっさらっていきたいと思います。明日をスタートに、ノアジュニアを世界一のジュニアにしてみせます。以上です。


――稔選手、前回は“外敵"としての王座戦の色合いが濃かったが、今回との心境の違いは?

▼稔 来たばっかりの時と、1年以上経った今では、新鮮味も変わってくるし、試合の見せ方も変わってくる。ベルトへの思いも、来たばかりの時に思った『ずっと欲しかったベルト、一発で獲りてえな』という思いとはやっぱり違って。どう変わったかというと表現しづらいですけど、ベルトに対する思いは全然違いますね。ベルトの重量を計ったら前回も今回も同じだと思うんですけど、自分にとっての“重み"は違う。ただ、獲りたいって気持ちはあの時と何も変わらないです。


――GHCヘビー級選手権試合に試合順とは違う部分で挑みたい…というのは?

▼稔 それはお察しの通りですね。試合当日、メインにならなかったとしたら、挑むべき部分はひとつしか無いと思うので。


――原田選手はこれまで『ノアジュニアの黄金期を再来させたい』と言っていたが、今回『世界一のジュニアに』と“世界"というワードを出したが?

▼原田 今のプロレス界は数え切れないくらいの団体があって、たくさんの自主興行だとかもいっぱいある中で、それに応じてジュニアの戦いも数え切れないくらいあると思うんです。やっぱり今のノアジュニアのメンバーだったら、世界一の戦いを創ることができる。そう自信を持って言うことができると思うので。


――原田選手も前回の王座戦とは、稔に対する思いは違う?

▼原田 前回とはさほど変わらないかな。やっぱりベルトを守る立場ですし、いろんな団体のベルトを獲って、その最後がGHCジュニア。そう簡単には獲らせたくないなっていうのが、一番の思いです。


――稔選手はベルトを獲ること自体が目的? それとも何かを成し遂げたくてベルトが欲しい?

▼稔 やっぱり1年2ヶ月前は、目的が“獲ること"だったんでしょうね。『最後の欲しかったベルト、獲ってみたい』だけだった。ただ、今回は獲ってからのビジョンがあるんで。最初にこのベルトが欲しかった時っていうのは、丸藤選手、KENTA選手、杉浦選手がすげー試合をして、すげー熱があって。当時俺は新日本。“暗黒期"と言われてる新日本で、ノアジュニアがめちゃくちゃ盛り上がってるのがイヤでも耳に入ってきてた。だからイヤでも業界に響くベルトにしたいし、今年海外に行くこともあるんで、海外の選手も欲しくなるようなベルトにしたい。世界のプロレス界に響くベルトにしたい…っていうのがあるんで、俺もちょうど今年4月にニューヨークに行くんで、その時もGHCジュニアのチャンピオンはスゲーんだぞっていうのを見せたいんで、前回とはビジョンが違いますね。ただ、ビジョンどうこう言う前に、明日獲らなきゃとも思うんで。


――稔の話を聞いて?

▼原田 やっぱり僕は“世界一"にしたいですし、いろいろ発信していきたい、とも言ってますけど、やっぱりGHCジュニアのベルトはノアのベルトなので。ノアジュニアの選手がそれをやらないといけないと思いますし、それをやるのは俺だと思ってます。


――稔選手は今年デビュー25周年だが?

▼稔 25周年だから、というのは、たまたまのタイミング。ただ、せっかく10年半思い続けたベルトを巻くことができるのなら、世界に伝えたい。あの時みたいに業界に響きまくってるベルトにしたい。当時は超満員の日本武道館で年何回もやってる時代だったし、三沢さん、小橋さん、秋山さん…ってすごい人たちもいましたけど、ノアジュニアも明らかに会社のビジネスを上げてる要因のひとつでしたよね。フリーの俺が言っても仕方ないのかもしれないですけど、明日から新しく変わるノアにおいても、ジュニアが明らかに会社のビジネスを上げていけるように。ノアジュニアが観たくてお客さんがいっぱい来るようなジュニアにできるのが一番良いんじゃないですかね。俺の25周年っていうのは、たまたまの“タイミング"だっただけで、業界に響かせたい、世界に響かせたいっていうのが一番ですね。

【会見におけるタダスケ&HAYATAのコメント】

――王座戦に向けた意気込みを

▼タダスケ まずはですね、挑戦につきまして、この会見ばりに何も考えずに挑みました。勢いですね。ただ“ムカついた"ってだけの理由ですね。いまだに小川良成と鈴木鼓太郎がベルト巻いて何がおもろいねんって話で。“新陳代謝"が必要だと思うんですよ。HAYATAが予想外の動きをして、それに感化されてベルト挑戦を表明したワケです。勢いで。なのでこの勢いのままベルト獲っていきたいと思います。

▼HAYATA 同じや…


――実は大阪プロレス時代に長く組んでいたというが?

▼タダスケ 最初は成り行きでしたね。もともと別のヒールユニットに入っていて、完全に敵対してて、組むことなんて絶対無いやろなって思ってたんですけど、あるきっかけで同じチームになったんですよ。その時、寮に住んでて、部屋が隣同士だったんですよ。ある日『卓球しにいきましょう』ってなって、しかもダブルスでやろう…となって。まぁ相手は別のレスラーがいたんですけど、その時に思いのほか……大惨敗しまして。勝てなかったんですよ。それがすっごい悔しくて、これはプロレスでやり返さなアカンと思って。で、それを上層部が見てたんですよ。卓球やってるところを。そんで自然としれーっとタッグが組まれるようになったんですよ。そっからですね、ええ。


――卓球での悔しさ…は分かったが、プロレスのタッグとしてはどれほど息のあったタッグチームだった?

▼タダスケ 卓球じゃダメですか?


――プロレスの会見ですので…

▼タダスケ (※構わず無視して)で、サーブ打つ時に、球を自分が持ってると見せかけて、HAYATAが持ってた…っていうのをやったんですよ。それが思いっきり決まって、気持ちよかったです。


――…ありがとうございました

▼タダスケ ちゃんと話します(笑) どこまで話しましたっけ?


――卓球のサーブの話…

▼タダスケ …プロレスの話ですね(笑) で、二人でタッグを組んでタッグフェスティバルに出場して、優勝しちゃったんです。そのままヒールユニットもやめて、ボスラーテルの原田大輔と“グレア"っていうユニット作ったんですよ。その後も大阪府立第一で二人でベルトにも挑戦して巻いちゃったんですよ。手が合うっていうか、HAYATAもしゃべらないんで。こっちがサポートして、拾っていって。手が合うかもしれないというのは、卓球の時から分かってたんですけど…


――ノアでは原田と組んできたが?

▼タダスケ 組むのはHAYATAのほうがやりやすいんですよ。しかし! やっぱり嫌な部分もあって。HAYATAはYO-HEYと組んでた時、むっちゃ目立ってたじゃないですか。それがムカついてた部分もあって。だから俺は原田とも組んで、HAYATAとYO-HEYをいつか負かしたい…っていう思いも残ってるんですよ。今回は組みますけど、いずれそういうチャンスがあればリベンジしたいんで、絶対原田とのタッグも辞めないっす。


――タダスケ選手はいまだノアではベルトを巻いていないが?

▼タダスケ この二人で獲ったら何か起きそうじゃないですか。新しいこと。


――小川&鼓太郎の警戒点は?

▼タダスケ 自分らのペースで試合しようとしますよね、あの人ら。そこは絶対に付き合わないっていうか。そのペースに乗らないようにはしたい。マトモなこと言いましたね…


――HAYATA選手は?

▼タダスケ そろそろ何かしゃべってもいいんじゃないですか? むっちゃ“しゃべり"でしょ? 知ってますよ。

▼HAYATA …………(※タダスケに耳打ち)

▼タダスケ説明しましょう…。“同じや"と言ってました。


――横浜文体からロゴも変わってリニューアルしたノアとなるが?

▼タダスケ こんなロゴなんやな…って思いましたね。なんか“シュッ"としましたね。ぶっちゃけ前のロゴが良かったか…と言われても、そんな思い入れもなく。これを背負って新しいノアを引っ張っていきたい、と思いました。


――HAYATA選手は?

▼タダスケ ロゴについて思うこともいろいろあるでしょう?

▼HAYATA …………(※タダスケに耳打ち)

▼タダスケ そんなこと言っちゃいますか。いろいろ考えてるんですねえ。特にないそうです。


3.10横浜大会情報はこちら
https://www.noah.co.jp/schedule/5/

~皆様のご来場お待ちしております~