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11・22横浜武道館大会 死闘40分…潮崎が中嶋破ってV5 「ずっと待ってた」杉浦と20周年締めへ 試合後コメント

インフォメーション

▼死闘40分…潮崎が中嶋破ってV5 「ずっと待ってた」杉浦と20周年締めへ

▼拳王が「本物」清宮絞殺でナショナル激闘V1 代々木へ桜庭指名

▼松井珠理奈が蝶野に逆ビンタ! M's撃破・杉浦&桜庭V2

▼武藤がついに「来年早々の」GHCヘビー挑戦に照準

▼小川&HAYATAが1ヶ月でJrタッグ奪回 鼓太郎&オリエンテ迎撃へ

▼鼓太郎投入の“X"は「サルバヘ・デ・オリエンテ」

 

試合詳細、コメントはノア公式携帯サイトでご確認ください。

http://dx-sp.gsj.bz

写真提供 プロレス/格闘技DX

 

 

第1試合

モハメド ヨネ&大原はじめ&YO-HEY&吉岡世起vs稲村愛輝&宮脇純太&岡田欣也&矢野安崇

【試合後のヨネ&大原&YO-HEY&吉岡】

▼ヨネ「FULL THROTTLEとはいえないから、チーム・フィーバー4でいきましたよ」

▼大原「ありがとうございました、本当に。またぜひよろしくお願いします」

▼吉岡「よろしくお願いします」

▼YO-HEY「本当によろしくお願いします」

▼大原「楽しかった、楽しかった」

▼YO-HEY「ヨネさん、なんでしたっけ?」

▼ヨネ「フィーバー4」

▼YO-HEY「フィーバー4」

▼大原「新しい流れもできたんだけど、ちょっとひとつ提案があるんだ、俺に。今日の大会も見てもらってわかる通り、今のノアジュニアは非常に動きが活発だし、今日はXが来るとか、タイトルマッチがある。もっともっと俺らもFULL THROTTLE、絆を深めてやっていかなきゃノアジュニアで生き残っていけないし、もっともっとノアジュニアの価値を高めるのは俺らだから。そのためには、やっぱり俺はFULL THROTTLE流の絆の深め方。さらなるレベルアップのやり方があると思うんで。FULL THROTTLEといえばあれがあるだろ? わかるか?」

▼吉岡「なんですか? わからないです」

▼大原「FULL THROTTLEといえばあれだ。リーダー決定3WAY戦だ」

▼YO-HEY「3WAY戦?」

▼吉岡「ちょっと待って。前回、リーダーになっておいて身勝手なことしたヤツがいて、ちょっとリーダーって縁起悪くないっすか?」

▼大原「そうよ。あいつがメチャメチャなことをして、自分勝手にやって。勝手にハンドルみたいのを持ってきたりとか、勝手にユニットを抜けたりとか、あいつに振り回された散々なことがあった」

▼YO-HEY「でも、あいつっていうのは、あいつなわけでしょ? それとちょっと最初は違ったかもしれないけど、そいつの今はもはや代わりじゃないけど、あいつとは違うおいらYO-HEYちゃんがいるわけで。それでリーダー決定戦をするって言うんだったら…」

▼大原「つまり、前回俺らは失敗しているわけじゃん?」

▼YO-HEY「ほんでもほんでもね、なんていうんですか、新しいFULL THROTTLEが新しい風を吹かすっていうんで、やっぱり僕が一番リーダーに向いてないですかね? 普通。一番チャラいし、一番リーダーっぽいし、A型やし。僕でしょ、やっぱりリーダーっぽいって言ったら。しかも好きな食べ物はざる蕎麦っすよ? 絶対、僕でしょ、リーダー。やっぱり僕はざる蕎麦食いながら、ウーッやって。ベロも青いから。これ、リーダーでしょ? なんで、僕がもっとベロを青くして、リーダーに相応しいリーダーになりますんで。よっしゃ、完璧や」

▼吉岡「前回とちょっと同じ匂いが…」

▼大原「だけど、前回の失敗があるってことは、その失敗を活かすチャンスだから。前回と同じ失敗をしないから。前回のを活かして、今度こそさらに絆を深めて、さらにレベルアップしたFULL THROTTLEを出していくためにやろう」

▼吉岡「なるほど。大原さんが言うなら間違いないですね。じゃあ、リーダー決めましょう」

▼大原「よし。というわけで、第2回FULL THROTTLEリーダー決定3WAY戦を行うことになりました。まあ、今のノアジュニアを見てもらったらわかるんだけど、非常に戦国時代。このノアジュニアを生き残っていくために、そして天下を獲るためには、さらなる絆を深めて、さらなる強さが必要。そのために、FULL THROTTLE流のやり方…リーダー決定戦を行います。というわけで、今日もエンジン全開でムイビエン」

 

第2試合

鈴木鼓太郎&サルバヘ・デ・オリエンテvs覇王&タダスケ

【試合後の鼓太郎&オリエンテ】

▼鼓太郎「紹介します。サルバヘ・デ・オリエンテです。よろしく」

――言葉はしゃべれる?

▼鼓太郎「しゃべれます。教えたんで」

――オリエンテ選手、ノアに上がった印象は?

▼オリエンテ「まだ分かりません。まだ一戦なんで。次ですよ次」

――まったく謎のマスクマンのようだが?

▼鼓太郎「そっすね。だから誰も予想してても当たらなかったと思うんですけど。まぁ初登場なんで。これからノアのファンを認めさせていくかはオリエンテ次第なんで。でも今日手を合わせてみた感じ、全然悪くはないと思います」

――STINGERを抜けたが、新しい勢力に?

▼鼓太郎「STINGERを潰すのは俺たちだから」

▼オリエンテ「そうそう」

 

第3試合

藤田和之&ケンドー・カシン&NOSAWA論外vsマサ北宮&征矢学&仁王

【試合後の藤田&カシン&論外】
▼論外「ちょ…(カシンの胸のWJのロゴペイントを指しながら)なぜWJ…?」

▼カシン「いや! 俺には夢があるんだ。甲子園に出たかった。甲子園で思いっきりバットを振りたかったんだ。今、その夢が破れた今…すべてはNOSAWAさん、アンタに甲子園の灰を持ってきて欲しい」

※とカシンは控室へ、藤田もしれっと控室へ

▼論外「ちょ…藤田センパイ、いいんすか? 征矢……。甲子園って何のネタだか分かります? 俺、甲子園の土を取りに行くの? え? 爆破甲子園? あぁバットってそっちか…。ちょっと難しかったなあ。WJとねえ…今日のは分からなかったなあ。まあでもこれでも杉浦軍、まとまってるんで大丈夫っス……」

 

第4試合

武藤敬司vs谷口周平

【試合後の武藤】
▼武藤「昨日の記者会見であいつのことを最短で倒す方法論を探す…って言ったけど、今日これで最短だったんだよ。イメージではねえ…アニマル死んじゃったし、ロード・ウォリアーズばりにバーッと行って、ダーッと片付けようかな…なんて思ってたけど…。なかなかプロレス、勝手が許さないものですよ。清宮やっつけて、谷口やっつけて、自分の気持ち…少しずつ上がってるからね。かといってもうすぐ58歳だ。時間も許さないってのも分かってんだよ。その中で年内はもう決まってるだろうからな…来年早々あたり、一発、ためて、準備して、驀進する武藤敬司を見せてやろうかな…なんて思ってますよ」

――それはGHCヘビーを狙うということ?

▼武藤「そうだろうな。ウン。何戦か試合してみて、早いほうがいいと思ってんだよ。やるならば」

――還暦も近づいてきて…

▼武藤「まだ還暦ははえーよ(笑) もうすぐ58だよ。時間が無いことは確かだよな。日々、常々“昨日の武藤敬司"に負けないように努力してるからな。これが“3年前の武藤敬司"だと負けちゃうんだよ。でも昨日の武藤敬司だとたまに勝てたりする。だから早ければ早いほどいい気がするんだよ、あとは準備していくから。もう少しで(※ノアの状況が)全体的に落ち着きそうだからさ。全体的んTPOもマッチするかもしれないし。素晴らしい体育館でね。初めて試合して。キャリア30何年で初めて試合して。気持ちよかったですよ。プロレスをやるにふさわしい会場ですよ。ぜひここでタイトルマッチやりたいな!なんて思ったよ!」

 

第5試合 GHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権試合

原田大輔&小峠篤司vs小川良成&HAYATA

【試合後の小川&HAYATA】
――約1ヶ月ぶりにベルトが戻ってきた

▼小川「そうだね…なんか『新しいノアジュニア創る』とか言ってたけど、また俺たちのところに返ってきて…全然新しくないよね。新しいとか言ってるけど、こうやってずっとベルトをキープしてるのは俺とHAYATAだよ。シングルのベルトもそう。去年からずっと俺とHAYATAがベルト独占してるんだからさ。それ見たって、誰がノアのジュニア創ってるか…俺たち二人だし。全部、形ができたところに入ってきて、オイシイところだけ持ってこうなんて…それは無理だよ」

――改めてHAYATA選手は頼もしいパートナー?

▼小川「そうだね。HAYATAがパートナーだからこそ、すぐリマッチ行こうと思ったし。“いらないパートナー"(鼓太郎)は切り捨てたし」

――その元パートナーが新マスクマンを連れてきて挑戦を表明してきた

▼小川「そうだね…やっぱり“バカなプロレスラー"はね、激しくいろんなこと言ったりとか、文句しか言えないからね。次どこでやるか分からないけど、その結果はすぐに分かると思うし」

――鼓太郎は『STINGERは俺たちがつぶす』と

▼小川「フッ…(笑) まぁいろいろ、楽しみにしててください」

 

第6試合 GHCナショナル選手権試合

拳王vs清宮海斗

【拳王の話】

「試合前はな、いろいろ言ってきたけどな、清宮海斗、ヤツは本物だよ。清宮海斗、あいつの魂はメチャクチャ生きてたな。まだ目がチカチカするぞ。だがな、お前ら。あいつの本物の魂より、(胸を叩いて)俺の熱い魂、信念のほうが強かったってことだ。おい、いつでも待ってるぞ。そしてな、このベルト、俺はずっと守っておくぞ。そしてな、プロレスリング・ノアの汚え大人たちが照らす絶景なんか俺はさせねえ。おい、俺がな、自然から生まれた、メチャクチャ神秘的な、メチャクチャ素敵な景色を作っていくからな。おい、これを見ているクソヤローども。これからはな、拳王…俺についてこい」

 

第7試合 GHCタッグ選手権試合

杉浦貴&桜庭和志vs丸藤正道&船木誠勝

【試合後の蝶野&杉浦&桜庭&論外】

▼杉浦「最高だよ、杉浦軍」

▼論外「夢かなったんじゃないですか?」

▼杉浦「かなったね。夢はかなうんだよ。やってみるもんだな」

▼桜庭「夢がかないました(笑) 蝶野さんとやるのが夢でした」

――最高顧問として王者組をどう評価する?

▼蝶野「二人は闘いに関しての不安はまったく無いですよね。ノア20周年を迎えて、反体制というか、何かを変えていこうとしている気持ちも分かります。今日のレフェリングなんかみてても、明らかに向こうの丸藤君たちに偏ったようなレフェリングしてるんで。ああいうところが今回の大統領選と一緒でね、ちゃんとした、不正の無い、正々堂々とした管理をしないといけない。そこを正していくのが今後、杉浦軍がやるべきことですよね」

▼杉浦「ハイ!」

――松井珠理奈さんについては?

▼蝶野「いやいや、もう杉浦軍入りましたから」

▼論外「入ってはいないと思うんですが…(笑)」

▼蝶野「いやいや、女性っていうのはね、“嫌だ、嫌だ"っていうのは、逆なんですよ。だからこっちに入った。え? 分からなかった? こっちはみんな体力も食欲も性欲もみなぎってるから。レスラーとしての塊ですよ。ね?」

▼杉浦「ハイ!(笑)」

――戦前は愛犬を使っての荒稼ぎを糾弾していた気が…?

▼蝶野「え? そんなこと言った? やっぱりね、今は人を大切にすることができない人、多いです。動物を愛する。ペットを愛する。そういう気持ちが必要ですよね。リングの闘いの中から、犬の散歩をしようと思える。そういうことを正しくできる人間がチャンピオンである! そう思っています」

――その言葉を受けて?

▼杉浦「うるせーなお前! 今、言った通りだ! ガッデムだ!オラ!」

▼論外「…杉浦軍、めんどくさいというか、やっかいな人がまた集まってきちゃいましたね」

▼杉浦「全然めんどくさくないよ! 全然めんどくさくない」

▼論外「良かったです」

▼蝶野「よし! じゃあ目標は、愛犬Tシャツ1万枚!! いきましょう!! それまで俺、退(ひ)かないから」

▼杉浦「……だそうです!(笑)」

 

【試合後の丸藤&船木&武藤&宮本&松井】

▼武藤「マルちゃん、残念。応援したんだけど」

▼丸藤「すいません」

▼武藤「フナちゃん、残念。応援したのに」

▼丸藤「上手かったっす、桜庭さん」

▼武藤「本当に最後で最後、勝ったと思ったのに」

▼松井「勝った-!って」

▼丸藤「油断しましたね。すいません」

▼武藤「相手を応援したら反則だよ」

▼松井「そんなことないです(笑)」

▼武藤「俺、蝶野と握手した時、ビックリしたもん」

▼丸藤「俺もマジかと思いました」

▼船木「裏切られたと思って」

▼松井「『プロレスファンなら平等に応援しろ』って言われた時に、ちょっと『確かになあ』って思っちゃった気持ちもあって」

▼武藤「いや、その八方美人はやめてもらって」

▼松井「はい。でも、この辺(耳)から悪魔のささやきが聞こえていて。『振り返ったらビンタしろ』って言われたんです。だから、やっぱりダメだなと。私は松井だし、『M』だし。M's allianceじゃなきゃダメだと思ったです。ていう気持ちを込めて、ビンタしました」

▼武藤「だって、今日のこのコスチュームだって戦闘態勢じゃない? まさしく」

▼松井「このまま行けそうだよねって話をしたんですけど、でももし戦うとなったら、しっかり準備しますし」

▼丸藤「オッ?」

▼船木「戦う?」

▼武藤「戦う?」

▼松井「そういう機会がいただけるんであれば…」

▼丸藤「武藤さん、リングで彼女は試合してるんですよ」

▼松井「試合したことあるんです」

▼船木「えっ? ああ、テレビのドラマで」

▼松井「それから後楽園ホールとかでもやったんで」

▼船木「確かにそうだ。できますよ。できます、できます。試合もできます」

▼丸藤「しかも不知火もできるんですよ」

▼武藤「マジで?」

▼松井「なので、ぜひM's allianceで皆さんと一緒に」

▼丸藤「ちょっとノアじゃややっこしくなっちゃうんで…」

▼武藤「じゃあ、相手は?」

▼船木「女子プロ?」

▼武藤「一番盛り上げて、興行を成功させるには、ダブル松井の2人で試合させるんだよ」

▼船木「ダブル松井?」

▼武藤「もうひとり松井がいるんだよ」

▼松井「もうひとりいるんですよ。もう卒業したメンバーなんですけどね」

▼武藤「いいよ別に、卒業してたって」

▼松井「一応ライバル関係だったんです」

▼武藤「プロレスっていうのは因縁が大事じゃない?」

▼松井「確かに因縁はあります」

▼丸藤「さすがに自由っすね。さすがにMASTERSやっているだけありますね、武藤さん」

▼武藤「マルちゃん、ちょっと上手くセッティングしてよ」

▼丸藤「これは武藤さん、僕はちょっと今日負けてなんなんですけど、M's allianceで何かやりたいですよね」

▼船木「特別興行、特別大会を」

▼武藤「だって、試合やりたいって言ってるんだから、それ実現させようよ」

▼丸藤「そうですね。ノアだとちょっといろいろ大変かもしれないんで」

▼船木「どこでやりますか?」

▼宮本「M's alliance自主興行みたいな」

▼武藤「いや、ダブル松井だったら、武道館いけるなあ」

▼松井「まだ決まってないですからね(笑)」

▼丸藤「もちろん前田(日明)さんにも来てもらって。M's allianceバトルで、前田さん対宮本裕向とかね」

▼宮本「いやいや、無理です、無理です」

▼武藤「いや、前田日明プロデュースの試合とかさ、そういう形でいいじゃん?」

▼丸藤「ここまで来たらやりたいんでね」

▼松井「そうですね。ぜひできたら」

▼丸藤「そこでぜひ」

▼松井「はい。お力になれればいいなと」

▼丸藤「不知火見せてよ」

▼松井「頑張ります」

▼武藤「なんか試合に負けたけど、元気が出てきたよ」

▼松井「ホントですか?」

▼武藤「ホント、ホント。戦いたいって言ったから」

▼松井「でも、これから始まりなんでね」

▼武藤「チームが負けたから。元気出てきたよ。もう忘れたよ、試合に負けたこと」

▼丸藤「じゃあ、俺も忘れた!」

▼宮本「忘れましょう!」

▼松井「忘れよう!」

▼船木「忘れました」

――丸藤選手、今日はタイトルマッチながら、セコンドも重要な、かなり特殊なシチュエーションでの試合だったが?

▼丸藤「そうですね。たぶん今までのノアには無いような色だったとは思うんですけど、それも新しい一面としてファンの人にも楽しんでほしかったし。やっぱね、プロレスを好きな人にこういう風に楽しんでもらえるっていうのは、僕も非常に楽しかったんで」

▼武藤「ちょっと蝶野のしゃべりが長いよ。あいつ、だいたい俺がいるところを追いかけてくるからな、ホントに」

▼船木「便乗便乗で」

▼丸藤「仲悪いんですか?」

▼武藤「あんまり仲良くはないよ。たぶんダブル松井ぐらい仲悪い(笑)」

▼松井「えー! うそー!」

▼宮本「わかりやすい」

▼松井「じゃあ、戦わないとですね?」

▼武藤「もういっぱい戦ってきたんだよ」

――珠理奈さんも正式に決まれば、また練習に入る?

▼松井「そうですね」

▼丸藤「言ったからにはやるしかないよ」

▼松井「本当に言ったからにはやるしかないなあとは思いますけど。でも、ホントに毎回プロレスを見ていて思うのは、女性の方とかって怖いかなあとか、そういうイメージがあると思うんですけど、男の方たちがぶつかり合って戦っている姿って凄いカッコ良くって。その方々のストーリーとかを知ってまた見ると、素敵だなっていうのを感じるので、より女性の方とかにもたくさん見ていただけたらいいなっていうのは思います」

▼丸藤「100点!」

▼武藤「言う通りだよ」

▼松井「嬉しい。自分がそういうキッカケになれたらいいなって思います」

▼武藤「素晴らしい。俺たちも応援したいね、ホントに」

▼丸藤「うちらもこういうちゃんとしたコメント出せないと(笑) 素晴らしい」

 

第8試合 GHCヘビー級選手権試合

潮崎豪vs中嶋勝彦

【試合後の潮崎】

――厳しい試合となったが、改めて中嶋戦を振り返ると?

▼潮崎「厳しい戦いになるのはやる前からわかってた。GHCの戦いが厳しいというのは、それはいつだって同じことだよ。だけど、ここまでの厳しさ、強さ、激しさ…。それに勝てたことは本当に嬉しく思ってます」

――最後は剛腕ラリアット4連発となったが、打っている際はどんな気持ちだった?

▼潮崎「散々どんなに苦しい攻撃を食らおうが、どんなに右腕をやられようが、GHCチャンピオンは俺だ。折れてたまるか。その気持ちだけだよ。何度も立ち上がってきた中嶋勝彦。その気持ち、その強さに応えるのは右腕しかない。そういう気持ちです」

――激闘を経て、中嶋選手への今の思いは?

▼潮崎「これで終わりじゃない。まだこれで試合が終わるわけじゃない。どこででも…東京でも、他の県でも、試合が組まれれば当たる相手だよ。まだまだ終わりじゃない。これで終わりなんかじゃないよ」

――試合後には杉浦選手との次期防衛戦が浮上したが、それについては?

▼潮崎「この上ない、俺が待っていた相手がやっと上がってきた。杉浦貴。ノアの2020年、ノアの20周年だよね。その20周年の最後に、俺はGHCヘビー級チャンピオンとして戦うに相応しい男とこのベルトを懸けて戦うこと…ずっと待っていたことがノアのリングで起こる。ノアにとっても、俺にとっても、最高の2020年を締めたいと思ってます」

――今日の横浜武道館はノア初進出だったが、それについては?

▼潮崎「ここにこれだけ世界が苦しい状況で集まってくれるみんな、そして見てくれているみんな、その人たちがいるからこそこの会場でできたと思う。本当に最高の会場だった。最高の雰囲気でした。この最高の、最上級の雰囲気を、さらに盛り上げていく、さらに大きなものにするために、ノアはさらにさらに高みを目指して走り続けていく。それが今日、確信できましたよ」

――試合後、マイクで「声援をありがとう」と言っていたが、声援が聞こえた?

▼潮崎「あったでしょ? 俺にはそう聞こえた。みんなの声が聞こえた。本当に今日、1分1秒ずっと目を離さず、ノアを、ノアだけを見てくれたファンのみんな。そして、こうやって集まってくれるマスコミの皆さんに本当に感謝しています。ノアは2020年最高の幕切れをして、2021年さらに高みを目指して走り続けていく、昇っていく。そのパワーを今日は確信しました。みんなに本当に感謝してます。ありがとう」

 

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