1・10後楽園ホール大会 “夢"緊急事態も拳王咆哮「武道館必ず連れて行く」 清宮粉砕でノア越境軍撃破 試合後コメント
▼“夢"緊急事態も拳王咆哮「武道館必ず連れて行く」 清宮粉砕でノア越境軍撃破
▼大原退け原田が熱闘V2 「有観客で決着」名乗りの吉岡迎撃へ
▼仁王がHAYATA連破でJr.タッグ奪取へ加速
▼日高快勝 論外&鼓太郎とノアジュニア“第5勢力"
試合詳細、コメントはノア公式携帯サイトでご確認ください。
写真提供 プロレス/格闘技DX
第1試合
YO-HEY&吉岡世起vs矢野安崇&藤村加偉
【試合後のYO-HEY&吉岡】
▼YO-HEY「まあ、我々の試合は、フレッシュなピチピチフレッシュ…」
▼吉岡「フレッシュ?」
▼YO-HEY「ボーイズ…」
▼吉岡「ボーイズ?」
▼YO-HEY「ラブ…」
▼吉岡「ラブって言っちゃった」
▼YO-HEY「だったけど、まあまあそれはね。あの2人はホンマに今はメチャメチャ旬で。こっちも若手教育マッチってわけじゃないけど、そういうもんじゃないかもしれないけど、凄い気持ちいい新鮮な。改めて自分も初心を…なんの話でしたっけ? 凄いフレッシュな」
▼吉岡「気持ち強いからね。いいっすね」
▼YO-HEY「そうっすね。新しい刺激、久しぶりに感じる刺激っていうのをあの2人は凄い感じるものがあるし、こっちもやっとってメッチャおもろいから。まあまあ、勝敗どうこうは、我々が勝って当たり前のところはあるかもしらんけど。今日はなにかって、セミファイナルで」
▼吉岡「そう! そっちが大事」
▼YO-HEY「2代目リーダー、大原はじめちゃんが原田の持つベルトに挑戦するってことが決まっとって今日試合するわけやから、それを勢いづけるためにも、俺らが第1試合で勝つってのは大事やと思うし、ちょっとでもはじめちゃんが『俺もやったろう』みたいな気持ちになってくれたんならいいと思うし。ひとつ個人的なことを言えば、原田大輔と大原はじめ、あの2人は私がノアに上がった時に、大坂でタイトルマッチをやったんでね。そんで、その時に凄いレベルが高くて、お客さんもドッカンドッカンで、見ている自分も本当にファンみたいに心が躍るような試合をしてて。本当にノアのジュニアってこんなレベルが高いんだって思わされたあの2人の試合だけに、個人的にも楽しみだし、我々FULL THROTTLEのリーダーが背負って立つわけやから、凄い応援して、勝ってくれて、また新たな風というかね。エンジンを我々に与えてくれたら凄いハッピーだから、一生懸命応援しましょう。凄いしゃべったけど…」
▼吉岡「メッチャしゃべったね」
▼YO-HEY「メッチャしゃべった」
▼吉岡「普段はバックアップに徹してくれているけど、リーダー。でも、やる時はやるんだぞというところを今日は見せてくれますよ。応援しましょう」
▼YO-HEY「OK。それではあれ行こうよ。リーダーおらへんところでも。じゃあ、いくよ。エンジン全開! ムイビエン!」
第2試合
モハメド ヨネ&谷口周平vs稲村愛輝&岡田欣也
【試合後のヨネ&谷口】
▼谷口「ありがとうございました」
▼ヨネ「タニ、タニ、よかったね。鬼のような、鬼神のようなファイト。タニの持ち味が。でもね、もっと楽しそうに。明るく楽しくファンキーにやってほしいなと思いますね。もっとなんか体の中からこみ上げるもので。どう?」
▼谷口「そうっすね。前回、自分が負けてしまって。ちょっと力が入ってしまったんですよ。もっともっとヨネさんと楽しんで、そして上を目指して(指を上に向ける)」
▼ヨネ「おお、いいね。それ、俺のポーズだね。いいね。じゃあ、次あたりにコスチュームを揃えたりとか、髪型をお揃いにするとか、ちょっといい感じでやっていきたいと思いますんで。これからも。まだまだこれからですよ。最初はいきなり負けたけど、そこからですよ。そこからスタート。どうですか?」
――チーム名は?
▼ヨネ「チーム名はタニが考えてます。考えているはずです。考えてる?」
▼谷口「……はい」
▼ヨネ「考えてないな。そういうところだよ。どんどんどんどん変わっていきます。そして、2人で組んだだけじゃなくて、ベルトを狙えるチームになるようにしていきたいと思います。皆さんこれからも楽しみにしてください」
第3試合
小峠篤司&宮脇純太&稲葉大樹vs鈴木鼓太郎&日高郁人&NOSAWA論外
【試合後の鼓太郎&日高&論外】
▼論外「どう?」
▼日高「まだまだ戦争は始まったばっかりでしょ?」
▼論外「物足りなかったね、今日は」
▼鼓太郎「(ケンカを)売るほどの相手でもなかったですね」
▼論外「(鼓太郎に)楽してたよな?」
▼鼓太郎「あなたもなかなか楽してた」
▼日高「(鼓太郎に)いやいやいやいや、楽してた」
▼鼓太郎「楽しても勝てた」
▼論外「なんかもっと倒し甲斐がある、殴り甲斐がある相手とやりたいな」
▼鼓太郎「物足りないっすね」
▼論外「次の試合もブッ壊しに行く?」
▼日高「行く?」
▼論外「(鼓太郎に)働いてないから、ひとりでブッ壊してこいよ」
▼日高「たぶん助けに行くから」
▼論外「まだ信用してないけど」
▼日高「いやいや、俺はNOSAWA先輩がそう言うならそうですよね」
▼鼓太郎「そっち派?」
▼論外「長いものには巻かれるから」
▼鼓太郎「けど、何もしてないでしょ」
▼論外「ただ、居心地は楽というか。横にいてね」
▼鼓太郎「まあ、ベテランしかいないですからね」
▼論外「そこは心強いよね。それぐらいかな。今日はお披露目で。まあ、俺のおかげで。俺の七色に光る金的攻撃で」
▼鼓太郎「俺の縦横無尽の…」
▼論外「帰ろうか。ありがとうございました」
▼鼓太郎「上手くまとまったね」
第4試合
小川良成&HAYATA&進祐哉vs覇王&仁王&タダスケ
【試合後の覇王&仁王】
▼仁王「見たか、オイ。4日、10日、俺はHAYATAから取った。しかも、丸め込みで。俺は100個の丸め込みを持ってるからな。丸め込みだったら誰にでも勝てる。すなわち、次のチャンピオンは俺たちだ」
▼覇王「おい、耐えて耐えて、食いしばって食いしばって、最後3つ取るのが俺たちだ。見とけよ、オイ!」
第5試合 GHCジュニア・ヘビー級選手権試合
原田大輔vs大原はじめ
【試合後の原田】
――大原戦を振り返ると?
▼原田「やっぱ強いです、あいつは。誰かのサポートとかそんなこと言いましたけど、あいつが持っている本来の力は凄かったなって。今日のタイトルマッチでも散々やられたんで。やっぱあいつは凄いですよ。でも、まだ負けたくないから。これからのノアジュニアで時代を作っていくためには、まだ負けたくないから。その気持ちで今日はやりました」
――試合後には吉岡選手が挑戦表明してきたが?
▼原田「あいつが言ってたように、無観客でやっていた頃に1回シングルでやって、20分決着がついてないんで。あいつが来たのは、俺は願ったり叶ったりというか。今度はしっかり俺が勝って、決着をつけますよ」
――最近の吉岡選手の印象は?
▼原田「ノアに慣れてきて、自分の持ち味っていうものを凄い発揮していると思います。でもね、前回戦った時に比べて、成長はしてるかもしれないですけど、それから俺もだいぶ進化してるんで。俺を倒すことはできへんぞ」
――最近、片山ジャーマンホールドが効果的に決まっているが、手応えは?
▼原田「前回で凄い自信というか、手応えを掴んだんで。今日はまた違う入り方で決めましたけど、まだまだ持っているんで、俺は。その持っている部分を、吉岡気をつけろよ。俺は凄いぞ」
【試合後の大原、吉岡】
▼大原「俺はちゃんとできましたか? 自分の責務を全うできましたか? いや、まだ足りない。まだ足りないよ。失っても失っても前に進むしかないから。俺は諦めないから。また積み重ねて、原田を倒す。そして、ベルトを巻く。そして、さらなる高みのムイビエンにノアジュニアを俺が導いていく。俺のあとは吉岡が挑戦するから。俺のこの思いを吉岡に託します」
▼吉岡「リーダーの試合、大原さんの試合、今日ガンガン胸に響きました。この試合を見て、熱くならないレスラーがいるわけないでしょう。熱くなったから、原田大輔。思い返せば、決着ついてないだろ? シングルで一度引き分けているから。俺は次、原田大輔と決着をつけにいきますよ」
▼大原「まだまだ俺たち心の火を絶やさず、心の火を燃やしていこう」
第6試合
潮崎豪&杉浦貴&丸藤正道&清宮海斗vs拳王&中嶋勝彦&マサ北宮&征矢学
【拳王の話】
「本当にこのような不安な世の中の中、今日来てくれたクソヤローども、どうもありがとう。そして、生放送で見てくれたクソヤローどももな、本当にありがとう。リング上でも言ったけど、ひとりひとりがしっかりとした行動を取れば、夢の日本武道館、必ず行けるからな、おい。俺たちが必ず連れていってやる。いいか、夢は願えば叶うもんだ! それが夢ってもんだ。行くぞ! 来月、日本武道館まで…」
【試合後の丸藤】
――秋山選手とのタッグが正式に決まったが?
▼丸藤「話によると秋山さんはヒザの手術をしたということで。あちらはDDTのほうでタイトルマッチがあるというのもあるとは思うんですけど、僕の呼びかけに対しても耳を傾けて、それに応えてくれる気持ちでおそらく早急に手術に踏み切ってくれたと思うんで。本当に非常に感謝していますし、それだけ秋山さんの中で、やる気に満ちているんだなっていう気持ちなんで、僕は嬉しいですね」
――組むことに不安はない?
▼丸藤「不安なんかないですよ、今さら。なんなら俺が本当に入門した、新弟子で入ったその日から道場にいたような人なんで。一緒に合同練習で見てもらって。その時はやっぱり怖い先輩でしたけども、この間言ったように、節目節目であの人と試合することによっていろんなものを学んで、そして俺も大きく成長できたんで。今のプロレスラー丸藤があるっていうのも、秋山さんがいてというのも大きいんでね。ここに来て、不安というよりは本当に楽しみでしかないですね」
――武道館でどんなものを見せたい?
▼丸藤「相手が清宮と稲村ってことで、ファンの人は、秋山さんと俺が組んだら、もしかしたら対戦相手にもともとの古くからの選手を期待してた人もいるかもしれないし、そうじゃないかもしれない。でも、俺の中では今このノアという中で、キャリアのある先輩たちが段々減ってきた中で、そういう今まさに絶好調な清宮と稲村が秋山さんと当たることによって、もう一段階、二段階、三段階、四段階、五段階、十段階成長する何かを掴めるんじゃないかなと思うんで。俺的にも隣で楽しみだし。その代わり、楽しみだけど、勝負は勝負なんで、ガッチリいかせてもらうし。今日、清宮は拳王に負けたよね? お前あんなんで大丈夫かと。秋山準というのは俺より厳しいぞ。清宮も稲村もそこはしっかり心して、日本武道館のリングに上がってほしい」
――秋山選手はDDTのリーグ戦で優勝するなど年齢以上の活躍をしているが、最近の印象は?
▼丸藤「いや、凄いと思いますよ。やっぱりコンディションが絶頂期の時よりはもちろんよくないと思うし。だけども、うちの選手もそうなんだけど、あの年代の選手はなんなんですかね? あの50前後の人たちの。やっぱりああいう人たちがいてこそのプロレス界だと思うんで、散々俺の中ではいろんなところで試合をしてきたんでね。ここは一丁、秋山さんと組めること、それだけが楽しみです。まあ、手術したってことなんで、僕が『1』動くんで、秋山さんは『9』動いてほしいなと。僕が『1』動くんで、秋山さんは遠慮なく『9』動いてほしい」
――逆では?
▼丸藤「コンディションいいんでしょう。手術もして。そのコンディションの良さ、復活したところをぜひともノアの武道館で9割見せてください。秋山準が9割見れてるんで、皆さんぜひ日本武道館にお越しください」