9・26試合後コメント N-1・4強出そろう 武藤またもフルタイムで脱落、清宮“3度目正直"ならずもブロック突破
▼N-1・4強出そろう 武藤またもフルタイムで脱落、清宮“3度目正直"ならずもブロック突破
▼船木が藤田KO、無傷3連勝で決勝T進出
▼望月に熱闘雪辱…拳王が粘り勝ちでBブロック突破
▼中嶋が桜庭粉砕で逆転突破 連覇へ「俺しかいないだろ」
▼鼓太郎が意地の田中狩り、カシンはリングアウト終戦
試合詳細、コメントはノアパートナー携帯サイトでご確認ください。
写真提供 プロレス/格闘技DX
第1試合 N-1 VICTORY 2021 Dブロック公式戦
マサ北宮vs齋藤彰俊
【北宮の話】「意地だよ。どんだけボロボロになろうと、ほんの少しでも活路を見いだせれば、意地見せて勝ってんだ、コノヤロー。船木にも藤田にもしっかり仕返しして回るからな、コノヤロー!」
第2試合 N-1 VICTORY 2021 Aブロック公式戦
杉浦貴vs征矢学
【杉浦の話】「N-1、俺にとっては終わっちゃったけど、やっぱ厳しいね。厳しい戦いというか、1敗したら先が見えないというか。最初の1分でもあれって思って、1敗したもう終わったなっていう。厳しいリーグ戦だよね。二冠王者としてまだベルトはあるんで、次の目標に向かってまたやっていきます」
第3試合 N-1 VICTORY 2021 Bブロック公式戦
稲葉大樹vsケンドー・カシン
【稲葉の話】「最終戦、くせ者。やっぱり相手の土俵に引きずり込まれそうになったけど、最後はキッチリ20だったでしょ? 最初も20だったんじゃない? でも、最後はしっかり20カウント取ったんで。すごい僕にない頭を使わないといけない試合だったですけど、また1つ経験になりました。これをしっかり自分の肥やしにして、これから進んでいきます」
【カシンの話】「みんなグルだったんですね…。レフェリーも選手も…」
第4試合 N-1 VICTORY 2021 Bブロック公式戦
田中将斗vs鈴木鼓太郎
【鼓太郎の話】「これで俺のN-1は正真正銘終わったね。風穴開けてやるって言ったけど、針の穴ぐらいしか開いてないかもしれないけどね。穴が開けばそこから広げるだけだから。N-1に出れてよかったよ。経験をしっかり身に落として、ジュニア戦線に戻ります。N-1ありがとう」
【田中の話】「チクショウ。手応えはあったし。本当にプロレスって頭を使うし、この間みたいに、じっくり桜庭さんとやろうと思ったら、30分じゃ足らんし、仕掛けてきたから短期決戦狙ったら、コロッとやられて。本当にプロレスって何年やってても答えはみつからん。ただ、1つ言えることは、田中将斗のプロレス、それをずっとやり続けてることや」
第5試合 N-1 VICTORY 2021 Cブロック公式戦
中嶋勝彦vs桜庭和志
【中嶋の話】「ああ、良かったよ。運も味方して通過できたな。今日勝ったこと忘れないよ。決勝トーナメント、もうここまで来たら俺しかいないだろ?」
第6試合 N-1 VICTORY 2021 Bブロック公式戦
拳王vs望月成晃
【試合後の拳王、カシン】
▼拳王「オッサンもオッサン…いや、老人も老人並みにいいもんやっぱ持ってるよな。だがよ、俺が勝ったぞ、オイ! 俺がブロック突破したぞ。俺が準決勝行くんだ。おい、N-1始まる前に言ったよな。ノアを老人ホーム化させねえんだよ。平均年齢50歳のリーグ戦ってなんだ? そんなヤツらが出てても、何も未来が見えねえんだよ。オッサンたちの小遣い稼ぎの場所じゃねーぞ、ノアは。ノアはな、明るい将来、未来が開けていくんだ。それを誰がやるかわかるか? 知ってるか? N-1優勝した者がノアの未来を作っていくんだ。それは誰かわかるか? それはこの俺、拳王だ。『N-1 VICTORY 2021』、優勝は俺だ。10月3日、必ずやってやるからな。おい、テメーらクソ野郎ども。N-1優勝する拳王、俺に…ついてこい」
※拳王がコメントを終えると、そこにカシンが拍手をしながら登場する
▼拳王「おい、何なんだよ、テメーは。テメーは上がれなかったんじゃねえのか?」
▼カシン「その通りだよ。おめでとう」
※カシンは握手を求める
▼拳王「何が握手だよ。そういうところがムカつくんだよ」
▼カシン「違う違う。もう終わったんだ、試合は」
▼拳王「Bブロック終わったぞ。俺が1位になったんだ」
▼カシン「そうそう。だから、俺と望月、稲葉、俺たちの気持ちも背負って勝ってほしいんだよ」
▼拳王「なにスポ根みたいなこと言ってんだよ。あれだけやりたい放題やって、テメーふざけんじゃねえよ。だから、老人は嫌なんだよ」
※拳王はカシンを放置して去っていこうとする
▼カシン「待ってくれ。見ろ」
※カシンがTシャツを脱ぐと、胸元にロゴが見える
▼拳王「ケアハウス・ノア?」
▼カシン「お前に言われた通りに作ったよ」
▼拳王「ちょっとオシャレじゃねえかよ? 本気で作ってんじゃねえよ。そんなもん、ねえよ。テメーはな、どっかの公共の老人ホームでも行ってこい、バカヤロー」
※拳王が去っていくと
▼カシン「ひどいですね、あれ。本当にもう…」
セミファイナル N-1 VICTORY 2021 Dブロック公式戦
藤田和之vs船木誠勝
【試合後の船木】
▼船木「とりあえず大きな山が今日だったので、それを乗り越えたので、一安心ですね。あと1週間後に、この勝者ですか? 違うか。(決勝トーナメントでは)誰が来ても、武藤さん、清宮選手、拳王選手、中嶋選手、誰が来てもいいように。でも、本当に今日はよかったです。ちょっと首を痛めましたけど、かなり痛めましたけど、来週までに治します」
――勝利できた要因は?
▼船木「やっぱり自分の作戦。前回の敗因を踏まえて作戦を立てて、試合序盤から自分で動かしていったのがよかったかなと。だいぶ息が途中で荒くなってましたんで、これはもしかしたらと思いました。ただ、やっぱりパワーボムとか、投げられると一気にきますね。自分の場合は本当に投げに弱いというか。そこを耐えしのげばなんとかなると思ってましたんで。あんまり長い時間になる前に、チャンスをうかがってました。打撃からですね。打撃で。自分は投げれないですから。自分ができることで応戦した結果です」
――藤田選手は特別な相手?
▼船木「勝てる要素というのがすごい少ないんで。押さえ込まれそうになった時に、完璧に押さえ込まれたらヒザが来ますからね。あとは上から殴ってきたりしたら、かなりこっちが不利になるんで、グラウンドで絶対に完璧に押さえ込まれないことが第一でした」
――準決勝は希望していた中嶋選手との対決になるが?
▼船木「決まりましたか? じゃあ、念願ですね。頑張ります。この間のタッグの続きをやります。個人的にはすごい手応えがあったので。30代と今年はやるっていうのが自分の1つの目標だったので、その中の1人ということで。ちょうど歳が15、20ぐらい違うところが一番今は脂が乗っているので。その辺と戦う時は一番こっちも試されますから。全て、技とか作戦、それからスタミナ、体の強さも含めて試されるんで、一番やってて楽しいですね。まあ、ちょっと今日はダメージありますけど、1週間で治してやります」
メインイベント N-1 VICTORY 2021 Aブロック公式戦
武藤敬司vs清宮海斗
【清宮の話】「悔しい…。悔しい…。勝てなかった。でも、負けもしなかった。このリーグ戦、あと2つ。もう一度俺が(天を指差しながら)ここに必ず立ってみせます」
【試合後の武藤】
▼武藤「クソ! クソ! ああ、悔しい。質問!」
――以前戦った時と比べて、清宮選手に変化を感じた?
▼武藤「しぶとくなってるよな。ただ、何戦かして、俺のことはすごい研究してきたよ、俺のことは。でも、あまりに俺を見すぎてもさ。敵は俺だけじゃないわけであって。対俺については頑張ったというか、研究してきたと思うよ。ああ、疲れたよ」
――久しぶりのリーグ戦はどうだった?
▼武藤「今年取れなかったら、俺なんか段々条件が悪くなるからな。来年になったりしたら。ちょっとそういう部分で言ったら、めげてくるよ、少しは。今年こそはと思ってたんだけどさ。落ち込んでるよ。落ち込んでいるからもう帰っていいか? OK。ああ、クソ」