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【4.13記者会見①】ノアがアミューズ系列『A-Sketch』と業務提携 メディア露出強化、地方大会も積極サポート

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2022.04.13

ノアとアミューズ系列のアーティストマネジメント会社『A-Sketch』の業務提携が13日、発表された。メディア露出を強化するとともに、地方大会における営業面での連係もはかっていく。

『A-Sketch』は大手芸能プロダクション・アミューズ系列の音楽レーベルでアーティストマネジメント事業会社。ディーン・フジオカさんやflumpoolなど人気アーティストが数多く所属している。

プロレス界では2016年に新日本プロレスがアミューズと提携し、テレビ出演などを通じて選手の知名度向上に着実な効果を積み上げた。その際に主導的役割を発揮したのが、当時アミューズ常務を務めていたA-Sketch社長の相馬信之氏だった。

この日都内で開かれた会見には、相馬社長のほか、ノアを統括するサイバーファイトの武田有弘取締役、清宮海斗が出席。ノアとしてはコンテンツバリュー向上へ様々な取り組みを実施してきたが、WRESTLE UNIVERSEの数値目標などは未達の現状で、団体、レスラーの知名度が「圧倒的に足りていない」(武田取締役)ことから、「相馬さんのほうにご相談をした」という。

ノア側からの要請を受け入れた形となった相馬社長は「現時点でまだ未完成であることが逆に最大の魅力。プロレス業界だけではなくて、コロナの影響をモロに受けてターニングポイントがいろんな業界に来ている中で、お客さん、これからノアに興味を持っていただくお客さんが新しいイメージで、新しい選手の出現を待っている。そんな可能性をひじょうに感じております」と説明した。

メディア露出を通じて、ブランド価値の向上に取り組んでいくが「プロレスラーの皆さんはリング上で活躍して輝いて、それがナンボのものだと僕らも思っておりますので、無理やり芸能活動を押し込んだり、彼らに不似合いなことをやらせたりすることではなくて、選手それぞれがお持ちになっていらっしゃいます魅力であったり、個性をより良い形で広め、高めていく。そういうお手伝いをしたい」と地に足をつけた展開を強調。

そのうえで「音楽業界もそうなんですけど『俺が一番に売れる』っていう気概ってすごく大事だと思ってるんですね。その気概っていうものがリングの中だけではなくて、それをメッセージとして会場、リング、その外に向けて発信するエネルギーがまだまだ足りないんじゃないかな、と勝手ながら思っています。そのへん先ほども申し上げましたけど、清宮選手を中心にそのへんのメッセージとエネルギーをさらにパワーアップさせていただいて発信していっていただきたい」と課題も語った。

また、地方大会も強化する。多くの音楽アーティストを抱えるA-Sketch社の強みを生かして、各地のコンサート・プロモーター連係しながら営業面からもノアの地方大会をサポートしていく。相馬社長は「コンサートプロモーターさん各地方での人脈もあるということ。それと地元のメディアとのお付き合いもひじょうに濃くある。選手のプロモーション派遣の仕方なんかは日ごろ生業としてコンサートプロモーターとしてやられているノウハウをそのままプロレスリング・ノアに持ってきていただいて、選手の地方での認知度を上げていく」と話した。

“新たなノア"のブランド価値創出で改めて大きな期待のかかる清宮は「選手一人ひとりが本当にノアを知ってほしいっていう、その思いが大事。自分はいろんなメディアさんでプロレスで培った運動神経をみせたい。趣味ではゲームも好きなので今まではあまり出してないところとかも出していけるように」と意気込み、「自分が先頭に立って日本一有名なレスラーになります」と改めて決意表明した。

 

【会見の模様】
▼武田取締役「本日はお忙しい中、お集まりいただきまして誠にありがとうございます。株式会社A-Sketch様と我々株式会社CyberFight、ノアの方で業務提携を行うことになりました。経緯についてなんですが、今年の1月8日、新日本プロレスさんとの横浜アリーナ大会など含め、我々の中で目標にしている業界1位、プロレス団体国内1位を目指していく中で、やっぱり圧倒的に団体としての知名度も、レスラーの知名度も足りていないということで。それは日ごろ我々が生でLIVE配信しているABEMA、WRESTLE UNIVERSE、ともにプラットフォームとしてやっているんですが、そこの数字においても我々の知名度不足ということで、目標数字をまだ達成できていないというところで。相馬さんのほうにそのようなご相談をして、業務提携をしたうえで、若いレスラーなどに他のジャンルの考え方などを吸収してほしく、業務提携を許諾していただき、本日に至ります」

▼A-Sketch相馬社長「皆さん、こんにちは。今ご紹介いただきましたA-Sketchの相馬でございます。本日はお忙しいところお集まりいただきまして、誠にありがとうございます。今、武田取締役からもお話しいただいたように、今回、武田取締役のご依頼を受け入れさせていただいて、プロレスリング・ノアの選手の皆さんの認知度を広め、あとはもちろんプロレスリング・ノアさん、団体としてのブランドを作っていくこと、価値を高めていくことのお手伝いを我々A-Sketchでさせていただく運びとなりました。どうぞよろしくお願いいたします。あくまでも私どもはレーベルマネージメントという会社を生業にさせていただいておりますけど、ここにいる清宮選手をはじめ、プロレスラーの皆さんはリング上で活躍して輝いて、それがナンボのものだと僕らも思っておりますので、無理やり芸能活動を押し込んだり、彼らに不似合いなことをやらせたりすることではなくて、選手それぞれがお持ちになっていらっしゃいます魅力であったり、個性をより良い形で広め、高めていく。そういうお手伝いを我々A-Sketchでやらせていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします」

――A-Sketchが今後ノアの地方大会をサポートするとのことだが?

▼相馬社長「以前の会社で、新日本プロレスさんとの業務提携をスタートさせた経験もありまして、その時もオカダ・カズチカ選手を始め、皆さんご存じの通りに選手の皆さん、ひじょうに自己プロデュースに長けておられますし、自分がこの団体を引っ張っていくというような気概をひじょうに持っていらっしゃる皆さんでした。逆にいうと、そういうところを僕らがきっかけを作ることによって、ちょっと背中を押すことでひじょうにセルフプロデュースで認知度を広めていったということがすごくあります。ここにいる清宮選手含め、このノアを背負っていくんだと、そういう気概を発揮していただきながら、それを僕らはサポートしていく、背中を押していくっていうことをお手伝いさせていただきたいなと思っています。新日本プロレスさん、業界のトップを走っていらっしゃいますけど、プロレスリング・ノアさんという団体がまた違った形でブランドを作って、大きく認知をしていって、活躍の場を広げていくことがプロレス業界全体の盛り上げになるんじゃないかと思ってますので、微力ながらそのお手伝いを僕らやらせていただきたいなと思っております」

▼清宮「プロレスリング・ノアの清宮海斗です。相馬さん、あらためましてこのたびはありがとうございます。A-Sketch様と業務提携をさせていただくことにより、ノアを世の中に届けていきます。サポートしていただく中で選手一人ひとりが本当にノアを知ってほしいっていう、その思いが大事だと思いますので、その気持ちをA-Sketch様にも伝えていけるように、ノアのためにやっていきます。自分が先頭に立って日本一有名なレスラーになります。ファンの皆様、楽しみにしていてください」

――なぜノアとの業務提携を決めたのか?

▼相馬社長「やっぱり今のノアさんは僕も昔からプロレスがひじょうに大好きでして、プロレスファンとして拝見もずっとしているんですけど、現時点でまだ未完成であると。プロレス業界だけではなくて、コロナの影響をモロに受けてターニングポイントがいろんな業界に来ている中で、この未完成さが最大の武器になるんじゃないかなと。逆に言うと、いらっしゃるお客さん、これからノアに興味を持っていただくお客さんが新しいイメージで、新しい選手の出現を待っているみたいな、そういうふうな可能性をひじょうに感じております。ここにいらっしゃる清宮選手を含め、ひじょうにキャラクターも強く、優秀な選手が多いと僕個人も思っておりますので、未完成さに魅力を感じているというところが正直なところです」

――たとえば清宮選手をどういうふうに売り出していきたいというプランはある?

▼相馬社長「清宮選手、僕、一回食事をさせていただいただけですかね、まだね。やはりリングに立ってるプロレスラー・清宮海斗選手とはまた違った部分のパーソナリティーをお持ちだと僕は感じております。逆に言いますと、リングの上のプロレスラー・清宮海斗さんも清宮選手自身のプロデュースですべてをやられてきたと思いますけど、表に出てない清宮選手の良さとか、持ってる素朴さもそうなんですけど、そのあたりを丁寧に世の中の人に知っていただくということはすごく面白いんじゃないかなと思います。これに適した媒体を果たしてどこにするのか。例えばどういうきっかけ、どういう仕掛けをするのかということにより、清宮海斗さんのキャラクターを分かっていただく。それをリング上に上がった時にプロレスラーとしてどう表現していくのか。そういうところをファンの皆さんが楽しんでいただけるような、そういう形でもっていければなというふうに思っております」

――清宮選手、リング上以外でやりたいことがあれば?

▼清宮「そうですね。本当に自分、運動神経には自信がありますので、いろんなメディアさんとか、この業界のところでプロレスで培ったものとか運動神経っていうのをみせていきたいなと思います。あとは趣味ではゲームとかもすごく僕は好きなので、そういう今まではあんまり出してないところとかも出していけるように。軸としてはノアを応援してくれる方々が笑顔になってくれるように。そこを軸に持ってやっていきたいと思います」

――地方大会のサポートもするとのことだが具体的に?

▼相馬社長「私どもが日ごろおつきあいさせていただいているコンサートプロモーターの方々が全国にいらっしゃいまして、今回、我々がノアさんと提携するということで、地方大会を含めた興行のバックアップ、イメージアップ、宣伝、いろんなもののお手伝いをいただきたいということで、皆さんから快諾をいただいてまして。北海道から九州まで、ひじょうに優秀なプロモーターの皆さんと組むことができました。ひとつはやはり今まで地方の大会に関して、まず小屋押さえという問題ですね。当然、コンサートプロモーターさん各地方での会場、小屋を押さえるということに関して長けていて、人脈もあるということ。それと地元のメディアとのお付き合いもひじょうに濃くあるということでいくと、そこに選手のプロモーションの派遣の仕方なんかは日ごろ生業としてコンサートプロモーターとしてやられているノウハウをそのままプロレスリング・ノアに持ってきていただいて、選手の地方での認知度を上げていく。あとはビジュアルの作り方一つもそうだと思います。あとコンサートとかにいらっしゃれば分かると思いますけど、お客さんに対する顧客満足度を上げるためのサービスを皆さん地域ごとにやっていらっしゃいますので、そのへんも武田取締役含め、ノアのスタッフの皆さんと連動しながら取り入れて、そういう価値を上げていくことをお手伝いさせていただきたいと思います」

――アミューズ時代に新日本との提携を先導されたと思うが、その経験をもとに今のノアの改善点は?

▼相馬社長「先ほど未完成さと僕は申し上げたんですけど、やっぱりリングの中の主張というか、レスラーの皆さんそれぞれやっていらっしゃるところがあるんですけど。これは音楽業界もそうなんですけど、僕が一番に、俺が一番に売れるっていう気概ってすごく大事だと思ってるんですね。その気概っていうものがリングの中だけではなくて、それをメッセージとして会場、リング、その外に向けて発信するエネルギーというか、それがまだまだ足りないんじゃないかなと勝手ながら思っています。そのへん先ほども申し上げましたけど、清宮選手を中心にそのへんのメッセージとエネルギーをさらにパワーアップさせていただいて発信していっていただきたいなというふうに思っております」

 

◆記事提供:プロレス/格闘技DX(https://dx-sp.gsj.bz/