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【4.13記者会見④】「五輪のように世界に響く大会に」 4・29ジュニアの両国へ原田、小峠、YO-HEYが改めて決意表明

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“ジュニアの両国"4・29両国大会を控える原田大輔、小峠篤司、YO-HEYのノアジュニア正規軍3選手が13日、都内で会見した。

全カードも決定し、新型コロナの影響で止まっていた外国人選手の招へいも再開。クリス・リッジウェイやエクストリーム・タイガー、テハノJr.やドラゴン・ベイン、新顔ニンジャ・マックらが参戦する。

会見で原田は「4月29日、両国。N-Innovationまで約2週間となりました。今回、世界各国から懐かしい選手とか、ゆかりのある選手が出てくれます。オリンピックのような世界に響く大会にしてみせます。戦ったことのある選手、未知の選手、全選手に注目してほしい」と改めて決意表明しながら呼びかけた。

対決するDRAGONGATE『Z-Brats』のシュン・スカイウォーカーからは「低レベルのノアジュニアが両国国技館で大会を行うこと自体がプロレス界への侮辱」と突きつけられたが、「ノアジュニアの凄さって、ノアの中で戦うことももちろんそうなんですけど、対他団体、そういう面でもしっかり見せられると僕は思いますので、そういうところもしっかり見せていきたい」と“差"を見せつけることを誓った。

GHCジュニアタッグ王者の小峠&YO-HEYは、小川良成&クリス・リッジウェイ組の挑戦を受ける。YO-HEYは「自分たちらしく、明るく存分に楽しんだうえで両国大会を成功させたい」と見据え、小峠は約2年ぶりの“再会"となる元チームメイトのリッジウェイについて「あの時とも状況は違いますし、お互い立ち位置も違う。彼のこともリスペクトしたうえで、僕はしっかり乗り越えていきたい」と話した。


【会見の模様】
▼原田「4月29日、両国。N-Innovationまで約2週間となりました。今このジュニアにおける、ジュニアが誇るベストな対戦カード、そして戦いでジュニアだけの両国という大きな挑戦に勝負します。今回、世界各国から懐かしい選手とか、ゆかりのある選手が出てくれます。オリンピックのような世界に響く大会にしてみせます。そのためにも残りの時間、できることを必死に取り組んで、4月29日、両国を最高の状態で迎えたいと思います。以上です」

▼YO-HEY「はい、こんにちは。YO-HEYです。そうですね。ついにじゃないですけど、もう間近に4月29日、両国大会が迫ってきたということで、いろんな面でプレッシャーであったり、緊張感、そういう重みがズッシリときているんですけど、自分たちらしく、明るく存分に楽しんだうえで両国大会を成功させたいという気持ちがビンビンにあるんですけど。試合の方ももちろんですし、絶対に成功させるっていう気持ちを常日頃から持って、残りの29日までの時間を有意義に過ごしていきたい。そんなふうに思っております」

▼小峠「ご視聴ありがとうございます。小峠篤司です。自分たちは両国国技館で3度目の防衛戦に挑むわけなんですけど、挑戦者が小川さんとクリス・リッジウェイ。本当に最強の挑戦者だなと。前哨戦の段階でもかなり僕は悔しい思いをして、苦戦を強いられてきましたけど、みんなノアジュニア正規軍で特訓したりして、絆も高めてきましたし、今大会、絶対に成功させようとワンチームで同じ方向を向いてますんで。YO-HEYと2回強い相手に防衛してきたんで、3回目も必ず成功させます。(YO-HEYに向かって)ね、成功させよう」

――オリンピックのように世界に響く大会にしたいとのことだが、外国人も大挙参戦するということで、注目する、思い入れのある選手は?

▼原田「思い入れというか、戦ったことのある選手にはやっぱりその時の実力もわかってますし、そこからみんな進化してまた来てくれるので。そういった面では戦った選手は僕はすごく気にしてますし、まだ戦ったことない選手、未知数の選手もいますので、全選手に対して注目してほしいなというのがあります」

――Z-Bratsから「低レベルなノアジュニア」、「両国で試合をするのはプロレス界への侮辱」と罵られたが反論があれば?

▼原田「彼らがノアの大会に乱入してきて、土足でノアのリングに上がって、ノアを侮辱して、ノアファンも侮辱して、やっぱり俺自身すごくムカつきますし。両国という大きな舞台でノアジュニアのすごさを彼らにしっかりと見せつけたいなと思ってます。このノアジュニアの凄さって、ノアの中で戦うことももちろんそうなんですけど、対他団体、そういう面でもしっかり見せられると僕は思いますので、そういうところもしっかり見せていきたいと思ってます」

――前哨戦で小川にかなり追い込まれ、パートナーのリッジウェイは同じチームにいたこともある思い入れのある選手だと思うが、どう攻略していく?

▼小峠「小川さんは本当に言わなくても実力とかは皆さんが知ってのとおり、ノアジュニアの顔みたいな人なんで、どうしてもその壁を僕たちが乗り越えない限りは先も見えないなと。僕はそういう気持ちでいるんで。クリス・リッジウェイは来日した時、僕が組んでる時の方がイメージ強かったんで、彼のこともたぶん皆さんよりはよく知ってるし、彼がどういう戦い方をしてくるっていうのもなんとなくはわかるんですけど。やっぱあのときとも状況は違いますし、お互い立ち位置も違う、チームも違う。僕はやっぱり守るべきものがあって、この両国国技館大会を絶対に成功させなきゃいけない気持ちがあるんで。彼のこともリスペクトしたうえで、僕はしっかり乗り越えていきたいと思ってます」

続いて、4・29両国大会で“敗者リングネームはく奪マッチ"を行う覇王と仁王が13日、都内で会見。互いのリングネームへの思い入れを語った。

両雄は約2年半前の2019年末に、同時にリングネームを改めて金剛入り。覇王は“さとうゆうき"、仁王は“Hi69"からそれぞれ改名し、タッグチームを組みながら、ともにイチから出直す気概で『金剛』メンバーとして歩んできた。

だが、今年1月に覇王が金剛を離脱すると一転して遺恨関係に。リングネームはく奪マッチでの決着戦が決まった。

会見で覇王は「名前をかけると言い出した仁王の覚悟、一緒に戦ってきた僕が一番わかってるつもり」としたうえで、「このリングに戦いに来る時、これまでのすべてを捨てて覇王としてやってきました。絶対に失うわけにはいかない。ノアのリングで覇王として誇れるように、このリングネームと一緒に戦ってきたつもりなので、まだまだ今、途中だと思ってます。覇王という名前を守って、これからを戦っていきたい」と力を込めた。

一方の仁王は「リングネームというのはプロレスラーにとって一番といっていいほど大切なもの」と強調。金剛の船木誠勝からは「負けたらハクション大魔王に改名」を提案され、仁王も受け入れただけに「自分はHi69というリングネームを捨てた時点で新しいレスラーになりました。29日、どちらか一人のレスラーが終わります。でもそれは俺じゃない。仁王、いや、金剛の仁王を必ず守ります」とリングネーム死守を誓った。


【会見の模様】
▼覇王「こんにちは。ノアジュニア正規軍の覇王です。僕が金剛を抜けてから、仁王とは本当に何度も思いをぶつけ合ってきました。名前をかけると言い出した仁王の覚悟、一緒に戦ってきた僕が一番わかってるつもりです。それでも僕はこのリングに戦いに来るとき、自分のこれまでのすべてを捨てて覇王としてやってきました。絶対に失うわけにはいかないんです。両国で仁王に勝って、これからノアジュニアのみんなと戦っていくために、覇王を守ります」

▼仁王「リングネームというのはプロレスラーにとって一番といっていいほど大切なものだと思ってます。すべてをかける。覇王、俺のその覚悟を29日、両国で見せます。リングネームは本当にすべてだと思います。29日、どちらか一人のレスラーが終わります。でもそれは俺じゃない。仁王、いや、金剛の仁王を必ず守ります。以上です」

――それぞれリングネームに対する思い入れを改めて?

▼覇王「覇王という名前はやっぱり誰から聞いても重い名前だと思うんですよ。やっぱりイメージするものはそういう筋肉隆々の男とかかもしれないんですけど、このノアのリングで覇王として誇れるように、なれるように、このリングネームと一緒に戦ってきたつもりなので、まだまだ今、途中だと思ってます。覇王という名前を守って、これからを戦っていきたいと思ってます」

▼仁王「自分はHi69というリングネームを捨てた時点で新しいレスラーになりました。今こんなところで仁王を捨てるわけにはいかないんで。その俺の仁王に対する気持ちっていうのは29日、両国で内容、そして結果で出したいと思うんで見ててください」

――ジュニアだけの両国大会、バラエティに富んだカードが組まれているが、覇王vs仁王でしか見せられないものとは?

▼覇王「それぞれが意味を持った試合になってくると思うんですけども、僕たちは僕たちの思いをただ本当にぶつけ合うだけだと思ってます。もうどっちの名前が重いとか軽いとか、覚悟が重いとか軽いとかじゃなくて、本当にお互いの誇りをかけて戦うので、それを見てもらえればと思います」

▼仁王「愚問ですね、その質問は。当日、見に来てください。それだけです。そしたらわかるはずです」

 

◆記事提供:プロレス/格闘技DX(https://dx-sp.gsj.bz/

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