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【9.25名古屋みどころ】この日しかない武藤による名古屋への“さよなら"と、現ノアの頂上決戦が一挙に目にできる大会となる

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ノア15年ぶりとなるドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)大会では、引退が決まっている武藤敬司の名古屋ラストマッチと4大GHC戦が行われる。この日しかない武藤による名古屋への“さよなら"と、現ノアの頂上決戦が一挙に目にできる大会となる。

 かつて愛知県体育館で故・橋本真也さんとIWGPヘビーを懸けて激突したこともある武藤。引退ロード第2戦となる名古屋ラストマッチでは“野獣"藤田和之と組んで、船木誠勝&中嶋勝彦組と対決する。

 全日本、WRESTLE-1で行動をともにした船木とは新日本入門同期の間柄。藤田ともおそらく最初で最後となりそうな豪華タッグだが、いまマット界で最も“危険な男"中嶋との遭遇がカードに緊張感を与え、感慨と危うさをはらんだタッグマッチとなりそうだ。

GHCヘビー級王者・拳王とN-1覇者・清宮の“ノア頂上決戦”も名古屋を舞台に早々に実現。ノア新時代を目指す“11歳差"のライバル対決は、近年ノアの要所で行われてきた。GHCヘビーを懸けての激突は2019年の両国国技館大会以来、約3年ぶり。直近は今年元日の日本武道館大会でGHCナショナル王座を懸けて対決しており、拳王に軍配が上がっている。

 また、前哨戦では清宮が継承したはずの“武藤殺法"を、突じょ拳王が「俺が継ぐ」と主張。シャイニング・ウィザードや足4の字固め、ラブポーズの応酬に発展しており、武藤名古屋ラストマッチとGHC戦が図らずもリンクする展開となっている。

 GHCタッグ王座戦では、杉浦貴&小島聡組が王者の鈴木秀樹&ティモシー・サッチャー組に挑戦する。小島が同じ1970年生まれの杉浦にタッグ結成を持ちかけ、いきなりのタッグ王座挑戦が決まった。

 チーム名を“タカ&サトシ"と名付けた小島は、昭和から平成にかけて人気を博した名ドラマ『あぶない刑事』を気取って独走している。チームワークではWWE時代からの絆のある鈴木&サッチャーが勝り、しかも前哨戦ではサッチャーが一騎打ちで杉浦、小島を連破してシングルプレイヤーとしての力量まで証明。調印式でも小島の“仕込み"を杉浦が暴露するなど足並みはバラバラで、経緯を列挙すれば挑戦者サイドに不安しかない、ある意味で“あぶない”タッグ王座戦となる。

HAYATAのGHCジュニア王座には、元パートナーのYO-HEYが挑戦する。かつてタッグチーム“金髪夫婦"としてジュニアタッグシーンをけん引したが、袂を分かってからはHAYATAが躍進。ここ1年強で実に13度の防衛に成功する“絶対王者"と化し、YO-HEYは差をつけられる一方の現状にある。

 昨年8月の広島大会における王座戦でも完敗。HAYATAの首にも、GHCジュニアのタイトルにもいまだに手が届いておらず、「もう元パートナーとは思わないでぶつかる。これがラストチャンスだと思っていく」と決意。9・21新宿大会の最終前哨戦で直接ピンフォールを奪った追い風を背に、覚悟の挑戦に臨む。


 小川良成&クリス・リッジウェイ組のGHCジュニアタッグ王座には、ノアジュニア正規軍の小峠篤司&吉岡世起組が挑戦する。小峠は4月両国大会で小川&リッジウェイ組に敗れて王座から陥落し、吉岡もSTINGER在籍時に小川&リッジウェイ組に挑んだものの、乗り越えることはできなかった。

 ともに“雪辱"を期しての挑戦となるが、9・21新宿大会の最終前哨戦では吉岡が左ヒザの集中砲火を受けてギブアップ負け。影響が懸念される。もっとも王者組はEita&鼓太郎組に圧勝してその強さを見せつけたばかりで、独創性とキレ味を増すリッジウェイは「まとめて一気に片付ける」と予告している。

 このほか海外遠征帰りの丸藤正道が日本でもジャック・モリス、イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.と注目のトリオを結成。田中将斗&望月成晃&稲葉大樹組と激突するほか、驚異のハイフライヤー、ニンジャ・マックも登場。デビュー間もないヘビー級候補の新人・小澤大嗣も初めてビッグマッチに出場する。

★9.25名古屋大会特設サイトはこちら

https://www.noah.co.jp/grandship2022/

 

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