9/25名古屋大会 試合後コメント 拳王と死闘…清宮GHCヘビー返り咲き 藤田指名で「色んな扉を開いて、ぶち壊していく」
▼武藤が名古屋ラストマッチで快勝 新日本・棚橋との遭遇に含み
▼HAYATAがGHCジュニアV6 ニンジャが“バク転電車道”で挑戦表明
▼杉浦&小島がGHCタッグ一発奪取
▼小峠&吉岡“ボロボロ"のジュニアタッグ戴冠 タダスケ&Hi69が襲撃
試合詳細、コメントはノアパートナー携帯サイトでご確認ください。
写真提供 プロレス/格闘技DX
第2試合 タッグマッチ
NOSAWA論外 Eita vs 矢野安崇 藤村加偉
【試合後の論外&Eita】
▼Eita「ああ、疲れた」
▼論外「おい、俺たちはよ、拳王&中嶋とやるって言ってんだぜ」
▼Eita「なんで矢野&藤村なんだよ。俺らにとって試練か? 俺らにとって試練か、これは?」
▼論外「いやいやいや、違う。このノアには、このノアの中には選手、スタッフ、ゴミがいるんだよ」
▼Eita「おい、ゴミ!」
▼論外「もっと言うぞ。これを観に来ているファン。その中にも粗大ゴミがいるよな?」
▼Eita「だいぶいたぞ、今日」
▼論外「お前らがいるから、このノアっていうのは繁栄しねえんだ、バカヤロー」
▼Eita「環境破壊すんな、お前ら」
▼論外「おお、いいこと言うね。おい、ゴミはどうしたらいい?」
▼Eita「ゴミ箱に捨てなきゃダメでしょう」
▼論外「そういうことだ。おい、ゴミはゴミ箱に捨てよう」
▼Eita「ルールだ、これは」
▼論外「環境破壊禁止!」
第3試合 タッグマッチ
モハメド ヨネ 齋藤彰俊 vs マサ北宮 藤村加偉
【北宮の話】「9月30日・新潟、船木に勝つ! ナショナルは俺のもんだ。以上!!」
【稲村の話】「こうやって一歩一歩必ず、上向いて、どんどんどんどん上に向かって、上に向かって進んでいきます。以上です」
第4試合 6人タッグマッチ
ニンジャ・マック エクストリーム・タイガー アレハンドロ vs タダスケ 大原はじめ Hi69
【アレハンドロの話】「おいタダスケ! 何がしたいんだ!? いつでもやってやるぞ? マスクが欲しいのか? あ? タダスケ、集中的にやってやるよ。覚悟しとけ」
第5試合 6人タッグマッチ
丸藤正道 ジャック・モリス イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr. vs 田中将斗 望月成晃 稲葉大樹
【ワグナーJr.の話】「明日メキシコに帰るけど、今日この試合ができて楽しかったよ。ありがとうございました」
【モリスの話】「俺は勝つために名古屋まで来たんだ。そしてこうして勝った。丸藤さんにもありがとうと言いたいね」
【試合後の田中&望月】
▼望月「ありがとうございました。丸藤さんも久々当たって。あとはジャック・モリス。あれ、鋼鉄っすね」
▼田中「強えな」
▼望月「それであんな飛べるんだから。まあでも、インターナショナル豊かで、向こうのチームはカッコよかったですね。そんなことより、ノアさんがMr.N-1Tシャツを作ってくれましたよ」
▼田中「おお、スゲェな」
▼望月「言ってみるもんですよ。いいですか。今日は今日でチームは負けちゃったけど、俺は来年のN-1に向けてもう動いてるからな。次の後楽園ホール、10月7日8日、ノア初の望月成晃Mr.N-1Tシャツ即売サイン会やるから。みんな来てくれよ。田中さん、いいっすか、僕がMr.N-1で」
▼田中「カッコいいですね。1枚ください」
▼望月「ぜひとも来年もよろしくお願いします」
第6試合 GHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権試合
(王者組)小川良成 クリス・リッジウェイ vs 小峠篤司 吉岡世起(挑戦者組)
【タダスケの話】「リング上で言うた通りや。俺とHi69が今度行く。おい、N Innovation? N Innovation!? なんや、それ! わかりにくいんじゃ。あいつらと一緒でわかりにくいねん。見ろ、これ。(血の付いたイス座面を見せつけると)見えるけ? 俺ら色に染めるっちゅうことや。そういうことや」
第7試合 GHCタッグ選手権試合
(王者組)鈴木秀樹 ティモシー・サッチャー vs 杉浦貴 小島聡(挑戦者組)
【試合後の杉浦&小島】
▼杉浦「サトシ早く!」
▼小島「疲れた」
▼杉浦「いやいや、俺が1、2、3取ったよね? また締めって」
▼小島「いや、なんか凄いいいタッグチームになった気がした」
▼杉浦「俺が1、2、3取ったのにマイクで締めて。しかも俺たちメインイベントじゃないからね? なんでマイクでまた締めて。そういうところあるよね、本当にサトシは」
▼小島「マイクで締めた人がやっぱり一番その締めだから。取ったのは。でも、マイクで喋った人間が締めだからさ。偶然俺がマイクを持ってたから、ちょっと今は喋っちゃったけど、どっちでもいいんだよ、それは」
▼杉浦「いや、俺が納得いかないんだよ。まあでも、今日はね、助けてもらったんで。ありがとう」
▼小島「どっちも助けたし、助けられたしさ。お互い様なんじゃない、こういうのはもう。タッグチームだから。俺たちタカ&サトシだからさ」
▼杉浦「まあでも、次は俺にマイクで締めさせてよ」
▼小島「いや、マイクは俺がいつもやることになってるから」
▼杉浦「いやいやいや。勝手にルールを全部作るからね」
▼小島「流れでいいけど、大体基本は俺がマイクで締めることになるから」
▼杉浦「なんで? どういうこと?」
▼小島「それだけ言っておく。タカよろしく。勝った時は俺が締めることになるから、だいたい。そのほうがタッグチームとしてのバランスがいいから…たぶん」
▼杉浦「やっぱり握手はこれ(指)に戻すわ。さっきガッチリしたけどこれで」
▼小島「これでもいいんだ。とりあえずこれでもありがたいから。とりあえず今、また新しい…」
▼杉浦「全部締めるもん!」
▼小島「秋から始まるアラフィフストーリーがまた始まって。わかんないけどさ、秋からいろんなことが始まって…」
▼杉浦「もう帰ろう! 帰るよ!」
▼小島「帰ろう」
第8試合 GHCジュニアヘビー級選手権試合
(王者)HAYATA vs YO-HEY(挑戦者)
【HAYATAの話】「やっとこのベルトに興味持ったか。次は…ニンジャや」
【YO-HEYの話】「(コメントスペースで座り込んでうなだれると)負けた、また…。クソ。あんだけ、あんだけ…もうラストチャンスという気持ちで挑んで、これです。惨敗です。チャンピオンであるHAYATAが俺よりももっと強い意志を持って、俺を対戦相手に迎えてくれて、防衛した。ただそれだけです。メチャクチャカッコ悪いこと言うの承知で、1つだけ言いたいです。もう自分はどん底です。でも、やっぱりプロレスが好きです。プロレスラーYO-HEYとして、まだまだやっていきたい。なので、一からじゃなく、ゼロからもう一度ベルトに関われるほどの実力を付けたいと思います。なので本当に、本当にメチャクチャカッコ悪いお願いしてますけど、こんな僕を応援してください」
【ニンジャの話】「リング上でも言った通りですし、ノアでもWRESTLE UNIVERSEでも見ている人たちにも前から言っていること通りですが、自分に懸ける時だと思う。賭け金が上がっている。自分は全部突っ込む状態。なぜノアに来たのかと言ったら、GHCジュニアのベルトにはずっと照準を合わせていたし、ここでHAYATA選手の持っているベルトを絶対に自分のものにしてみせる」
第9試合 タッグマッチ PRO-WRESTLING LOVE FOREVER.2~OUT BREAK〜
武藤敬司 藤田和之 vs 船木誠勝 中嶋勝彦
【試合後の武藤&藤田】
▼武藤「藤田ありがとう」
▼藤田「武藤さん、ありがとうございました」
※握手を交わすと
▼武藤「助かったよ。頼もしい用心棒だったよ」
▼藤田「ありがとうございました。あとは思いの丈を」
※藤田が去っていく
▼武藤「藤田と組むのも、船木と戦うのも、勝彦と戦うのももう最後だと思うとさ、なんか本当にやるせないっていう気持ちもあるんだけど。気持ちは凄いやる気があっても、なかなかに肉体はね。言っちゃったら時差ボケの真っ最中だからさ。よりによって、どういうわけか、今日から新しいシューズはいてるんだよ。またこれが馴染んでなくて。引退するのに、この場に及んでまた新しいシューズ。これは馴染んでないから、たぶん辞める頃になると、引退試合ぐらいになって、ちょうど馴染んでくるようになるんだけど。まあ、できる限り、今持っている力全て、やりきったという気持ちはあります」
――現役を続ける船木選手、藤田選手、中嶋選手にどんなメッセージを送りたい?
▼武藤「もうかなり先を行っている2人だから、あとはもう戦う視点で背中を見せて。もう俺は背中を見せることはできないからな。あとはもう船木とか、藤田に託したわけであって。あと勝彦は今のバリバリだからさ。あらゆるものに挑戦して、きっといいレスラーになると思いますよ。勝彦もそのうち俺たちみたいに年取るんだからな。そういう部分で言ったら、今日はもしかしたら勝彦にとってもいい経験したのかもしれないですね」
――次は10・30有明アリーナ大会でおそらく試合になるが?
▼武藤「たまに突発的にグレート・ムタでポーンみたいなのが出てくるからよ。いつ何時また現れるかわかんないよ」
――大変忙しそうで、引退が決まっているように到底思えない
▼武藤「それはそうだよ。俺は引退試合で最高の武藤敬司に挑戦しようと思って、今も日々努力はしているつもりだからね」
――引退ロードでまたやってみたい相手は思い浮かんでいる?
▼武藤「やってみたい相手? いやあもう、今日、船木とか藤田とかと絡めて、俺はもう本当に感無量ですよ。あいつらの蹴りも痛かったし。船木と勝彦の蹴りを食らった時に、一発で時差ボケが吹っ飛んだ」
――中嶋選手のスペースローリングエルボーはどんな感触だった?
▼武藤「一瞬だけムカッときたんだよ。一瞬、スゲェムカッときたけど、だけどやられたあとはなんかどっか嬉しくなるんだよ。俺はもう何十年もやってないからな。勝彦なりに俺のことを思っていてくれてた部分もあるんだろうな、きっとな。嬉しいよ」
――ニューヨークから名古屋の1週間は充実していたと思うが?
▼武藤「もう38年、最終的にはノアに落ち着いたけど、グレート・ムタとしてこの間はアメリカのニューヨークに行ったし、ちょっと携わったリング…特に新日本なんかそこで育っているからね。もしかしたら新日本のリングもという中で、なんか棚橋も俺に対してメッセージを飛ばしてきてくれたりもするからね。その辺、接点持てればいいかな、なんて思ってますよ」
第10試合 GHCヘビー級選手権試合
(王者)拳王 vs 清宮海斗(挑戦者)
【試合後の清宮】
▼清宮「ありがとうございました。藤田、あいつは…。俺は今このGHCのベルトを持っているけど、最強という男をまだひとり倒してないですよ。まだ倒してない。このベルトを懸けて、藤田和之倒して、俺がこのベルト守っていく」
――戦前は「新しい俺たちの戦いを見せる」と言っていたが、その手応えは?
▼清宮「拳王と戦っている時は本当に夢中になれるし、それぐらい最大のライバルというか。あいつがいて俺も負けたくないって思えるし、それでもいつまでも拳王にノアで突っ走られるわけにはいかないんで。このベルトを持って、次のノアを俺が創っていく」
――改めて藤田選手を自分から指名した理由は?
▼清宮「N-1で藤田和之を倒してないんですよ。ノアで最強を名乗って、このベルトを守っていくんだったら、藤田和之は絶対に避けれないと思うから。とんでもない相手だよ。たぶんいろんなことを経験してるし、いろんな景色も見てきていると思うけど、これからのノアは俺が創っていくから。いろんな部分全部感じたうえで、藤田は俺が倒す」
――武藤殺法で決めたのも大きかったと思うが?
▼清宮「いろいろ言われるかもしれないけど、それでも凄い俺にとっては大事な時間だし、今も大事な時間だし。でも、俺は何を言われても、本当にノアを引っ張っていくためにやると決めたことは貫いていくんで。それでもやっぱり大切にしないといけないと思っているんで、そこは安心して見てもらいたいですね。本当に何が言いたいかって言うと、これからのノアは本当に俺が引っ張っていくんで。まだまだ俺も倒さなきゃいけない相手がいるし、俺より下のヤツらもいろいろ溜まっている部分があると思うから。その部分、まだこれが本当に始まりだと思っているから。ここからいろんな扉を俺が開いて、ぶち壊していくから。見ててください。ありがとうございました」
【拳王の話】「(コメントスペースでヒザをつくと)いつもここからって時に清宮に…会社が猛烈に推している清宮にやられんだよ。何なんだよ、これ? いつも、いつも、いつもだよ、おい」
【藤田の話】「俺とやるってことはどういうことかわかってるよな? 俺と経験したら、もう普通には戻れねえぞ。その覚悟があるかってことだよ。忘れられない夜にしてやるよ(舌舐めずりをし、缶ビールを飲み干して去っていく)」