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10/16福岡大会 試合後コメント 武藤が福岡ラストマッチで躍動 ニンジャの王者粉砕アシストで「さあ中洲だ!」

インフォメーション

▼桜庭が船木から一本 ノア初“ダブルバウト・ルール"戦制してナショナル奪取に弾み

▼論外が来年2月21日引退を電撃表明

▼藤田がGHC奪取へ“マーキング"完了 清宮を完全粉砕

▼小峠がジュニアタッグ死守へ1対2の逆境打破

 

試合詳細、コメントはノアパートナー携帯サイトでご確認ください。

http://dx-sp.gsj.bz

写真提供 プロレス/格闘技DX

 

第2試合 タッグマッチ
マサ北宮 谷口周平 vs モハメドヨネ 齋藤彰俊

【試合後のヨネ&齋藤】

▼ヨネ「ノアは全員が底から上がってきてる。どんどんどんどん上がってきてるから、何度やっても熱くなれるし、力強い試合になります。今日はアッキーのデッドエンドが出たから。ありがとうございました」

▼齋藤「とんでもない。今日はヨネの力。俺たちもノアの歴史、はじめっから何度も何度も戦って、それで何度もオリンピックに出てる凄い男・本田多聞、本田さんからデッドエンド使っていいって言われたから。俺は昔のノアも背負っていく。だからデスデッドエンドでDDEかな。ヨネが言ってくれるよ。うっ憤たまってるからな」

▼ヨネ「DDE? いいですね。これがあれば無敵になるでしょう。私たちがタッグ戦線に行く日もそう遠くないはず。皆さん、期待して待っていてください。よろしくお願いします」

▼齋藤「見てみろよ。ヨネの頭、凄いいろんなアイデアが詰まりきってんだよ」

▼ヨネ「そうだ。だからこんな大きくなっちゃった。爆発だあ!」


第3試合 6人タッグマッチ
小川良成 矢野安崇 藤村加偉 vs NOSAWA論外 Eita スペル・クレイジー

【試合後の論外】

▼論外「リングの俺は今、24時間プロレスラー・NOSAWA論外、これを演じてるのがさ、本音の本音を言うと凄いきつくなっちゃって。今日は言える範囲でしか言えないんだけど、実際、ドクターストップかかっちゃって。自分が思ったよりも…何つったらいいのかな。こんな全然、明るく笑ってNOSAWA論外でいようと思ったけど、ちょっとセンチな感じで。今年46、キャリアが28年目になるんだけど、本音の本音を言ったらすげえ悔しくて。こればっかりは俺だけじゃなくてみんな来るわけだし。ここ数年、ホントに体きつかったからプロレス終活入ってるってずっと言ってて。でもまだできるなんて思ってたんだけど、どうやらもうポンコツじゃなくガラクタになっちまってさ。ポンコツは直せば動くけど、ガラクタって直しても動かないのと一緒で。その中でこの何年か死に場所を選んだってわけじゃないけど、プロレスリング・ノアっていう死に場所を選んで。正直、今もすげえ充実してる。今日なんかも。2月まで時間あるからいろいろ個人的にやっていくこともあるんだけど、ただ体の都合もあって、試合数も減ってそんなに出れないんだけど、出てる間は最後の最後までNOSAWA論外でいくから。今日言えんのそれぐらいだな。なんかある? 別に俺みたいなのが辞めても話題になんないだろ。武藤さんはプロレスはゴールのないマラソンみたいなもんだって言ってて、ゴールしますって言ったけど、俺の場合はゴールにまでたどり着かなくてさ、棄権するような感じだから。でも2月21日、東京ドームで引退試合。プロレスラーとしては最高なんじゃないの。こんな俺みたいな二流レスラー…いや二流でもないな。1.5流かな。ドームで引退なんだから。なんかある? 今日ぐらいは答えるよ、ちゃんと」

――コンディションが悪いというのは?

▼論外「俺なんかさ、コンディションがいいときなんか一度もないんだけど、その中でもホント将来的に日常生活にまでいってしまうような感じで。今日俺が引退するって、どうせまたふざけて言ってんだろみたいに思ってんだろうけど、言ったとおりにリアルだから。本当は続けたい。気持ちとしては。でもやっぱプロレスって一人じゃできないからさ。いろんな人に迷惑かけたり、ちょっと守らなきゃいけないものもあったりして。プロレスラーとしての人生は俺は最高な方なんじゃないの? 幸せだったよね。こうやって最後もインディーから始めた人間が巡り巡ってノアっていう場所で、東京ドームで引退なんて、それこそ夢ない? まあ、そんなところかな」

――具体的な箇所は言えない?

▼論外「いや、言えるけど、症状まで言っちゃうと首、腰、ヒザ、肩、あと手首。もうそんな感じ。ただドームで引退するって言ったら、武藤さん、多少嫌だと思うんだけど、勝手に一蓮托生だよね、俺と武藤敬司は。そんなところかな、今日言えるのは。怒られるかもしれないね。勝手に決めんなよって。まあ出る間はノアジュニアのあんなしょっぱいの相手してもしょうがないから、小川先輩をとことん、こんな体でもボコボコにしてやりますよ。それが今、楽しくてしょうがない。それがモチベーションだよ。また改めてちゃんとプランニングもしてるから、そのときちゃんと話しますよ。そんな感じで。ただリアルに引退。悔しいね」

【Eitaの話】「試合見てたか? 俺がよ、小川良成と組むか? 俺はよ、初めてノアに来て一番最初に負けた、その相手が小川なんだよ。今でも忘れねえぞ。俺はな、絶対に小川となんか組まねえからな」


第5試合 6人タッグマッチ
清宮海斗 稲葉大樹 稲村愛輝 vs 藤田和之 杉浦貴 田中将斗

【試合後の藤田】

▼藤田「バッチリ、マーキングできたよ。忘れられない夜にしてやるよ」

――手応えは?

▼藤田「関係ない、関係ない。臭いつければ全部OKよ、同じ。臭いつければ全部、俺の獲物だから」

――おいしく食べられそう?

▼藤田「おいしくはない。俺は生がいいな。生がいいよ。忘れられねえ夜にしてやるよ」


第6試合 イリミネーションマッチ
小峠篤司 吉岡世起 YO-HEY アレハンドロ vs 近藤修司 タダスケ 大原はじめ Hi69

【試合後の小峠&吉岡&YO-HEY&アレハンドロ】

▼吉岡「小峠さんの頑張り、ありがとうございます」

▼小峠「OK、最後の金剛ジュニアとの前哨戦。金剛に勝てたというのは大きいし、この先、一気にグッていけると思うけど、ここで調子に乗らずに。俺たちもそんな完ぺきなチャンピオンじゃないから。二人でタイトルマッチいって、必ず防衛して、俺たちがノアジュニアを作り上げます。それを有明アリーナで見せつけます」

▼アレハンドロ「いきましょう」

▼YO-HEY「そうやな。今日このチームで戦って金剛ジュニアに勝ったわけだけど、個人的なことを言えば、あんま活躍もできんかったし、凄くホントに申し訳ない。HAYATAが変な真似するからですよ。お願いします」

▼小峠「何や? いや、いいよ」

▼アレハンドロ「ノアジュニア正規軍みんなでいきましょう」

▼小峠「俺たちで明るいノアジュニアを作り上げよう」

▼アレハンドロ「いきましょう」

▼小峠「よし、必ず防衛しよう」

▼吉岡「絶対防衛ですよ」

【Hi69の話】「GHCジュニアタッグチャンピオンベルト、必ず俺とタダスケが獲る。あのベルトが欲しい。必ず有明で俺とタダスケがあのベルトをこの腰に巻く。以上!」


第7試合 6人タッグマッチ
武藤敬司 小島聡 ニンジャ・マック vs 丸藤正道 ジャック・モリス HAYATA

【試合後の武藤】

――試合を振り返って?

▼武藤「最後の福岡だからさ。気合は入ったんだけど、なかなかなかなか体も言うとおり動かなかったりする中でね。いいとこ見せようと思ったんだけど、小島もさることながら、ニンジャっていうのがね。ああいう面白いなって目の前で見て感心してる中でね。やっぱりいいところもみせなきゃ、そういうのも大事かもしれないけど、やっぱりこういうヤツも絶対引き立てていかなかったらいけねえよななんて思いながら、ちょっと消極的な試合になったのは事実だな。ただ、それでいいと思ってんだよ。あんまり引いていく身のヤツが出しゃばってもしょうがないからさ」

――これで名古屋、大阪、福岡と重ねてきたが引退へ近づいてきてる実感はある?

▼武藤「俺自身、今日気がついたんだけど、引退発表してから最初の試合、ヨーロッパのファイナルカウントダウンで、次が名古屋か、アウトブレイク。今日がトランスマジック。あと数曲しかないよな、俺の曲っていうのは。ホントはまだあるんだよ、いっぱいあるんだよ。だって台湾行ったらウーバイが俺のために作ったりしてるし。まあまあ、日本で使ってた、それを考えたら自ずと何試合あるか決まってくるな。俺も今日、発見したんだ、それ。入場する時に。知らなかったからよ。だから次はトライアンフだ。次たぶんトライアンフだよ、きっと」

――もうトライアンフに決まっているが?

▼武藤「決まってるの。じゃあ自ずと限られるな、試合の数も。だいたいノアの趣旨がやっとわかったよ」

――次は10・30有明で棚橋選手と当たるが?

▼武藤「まあ、あいつも俺に負けないよう目立ってやるとか言うけど、俺はみんなで目立つよ。全員で。相手の選手も合わせてみんな全員で目立とうという野心で頑張りますよ」

――棚橋選手は武藤さんがおいしいところを持っていくだろうけど、そうはさせないと言っているが?

▼武藤「だからみんなで目立つ試合をする。さて、中州に繰り出すぞ。焼酎だ。今日、日曜だ。前回来たとき、コロナで出れなかったからな」

――現役として最後の中州になる?

▼武藤「そう。ちょっと今日は明日のこと忘れて。明日、俺に近寄ってきたら臭えぞ」

【小島の話】「武藤敬司ラスト福岡、十分堪能しました。いつまで経ってもずっと偉大な先輩であり、偉大なプロレスラーであり、本当にもう二度と出てこないぐらいのスーパースターだと思います。今日試合やってて、また引退までもう一回組みたいとか、もう一回戦いたいとか、いろんな欲が出てしまうプロレスラーだから。それは今は置いといて、今回、武藤敬司と一緒に過ごした時間というのを大切に残りの時間過ごしていきたいと思います。この先どうなるかわからないけど、俺の中でずっと武藤敬司のそういうイズムっていうのは生きてるから。2002年に全日本プロレスに一緒に行って、そこからいろんなことがあって、タッグ組んで戦ったり別れたり、またこうやって出会ったりとか、いろんなことがあった。けど、やっぱりずっと俺の中では凄い人のままだから。その気持ちを胸に、また武藤さんの引退まで戦っていきたいと思います。ありがとうございました。いっちゃうぞバカヤロー!」

【ニンジャの話】「今日は最高のレジェンドたちと組んで、最高の勝利をもぎ取ることができたのはとてもうれしいです。この機会を与えてくれたノアに感謝しています。次に私がもらった機会はいよいよジュニアヘビー級選手権試合。ここまでHAYATA選手の方が勝率は高いですけど、いいチームに恵まれると自分がこうして勝利を導くことができるとしっかり証明できたと思います。この勢いのまま次は必ずベルトをHAYATAから奪い取るように、勝利を自分の方に導きたいと思っています」


第8試合 タッグマッチ ダブルバウトルール
拳王 船木誠勝 vs 桜庭和志 鈴木秀樹

【試合後の桜庭&鈴木】

▼鈴木「働きますね。もう先輩に」

▼桜庭「いやいや、鈴木さんがちょっと拳王さんの打撃に押されちゃったから」

――船木選手から見事に一本という感じだったが?

▼桜庭「でも、今日は1対1じゃないから、わからないですよ。やっぱり最初のうちはペース握られちゃったというか、僕の思った動きができなかったので」

――改めてルールはどうだった?

▼桜庭「ルールはなんかちょっとカット入っちゃいそうになりますよね」

▼鈴木「カット入ってないと思いますよ」

▼桜庭「僕は入ってないけど、鈴木さんが…」

▼鈴木「僕も入ってないと思いますよ。記憶にないので」

▼桜庭「入りそうになっちゃいますね」

▼鈴木「でも、3カウントがないと、桜庭さんも下でゆっくりとアタックできるから」

▼桜庭「それはありますね、3カウントないと。下からクルッと潜れるのは。押さえ込まれないから、全然大丈夫ですけど」

――船木選手とは15年ぶりとなるが?

▼鈴木「僕がデビューする前ですよ」

▼桜庭「まったく覚えてないですよ。船木さんに下から蹴られてかすって。あれがヤバいなって感じが。それしか覚えてないですね」

――覚えてないなりに変化したところは?

▼桜庭「船木さんは船木さんですね。何を考えているかわからないからやりづらいし、なんか読みづらいんですよ」

▼鈴木「たぶんお互い様だと(笑)」

▼桜庭「技が読みづらいんですよ」

――騙し合いになりそうな感じ?

▼桜庭「はい。騙し合いです。基本騙し合いだから。最後はちょっと真面目に受けちゃった」

▼鈴木「なんであれやったんですか、急に。一番苦手なヤツじゃないですか?」

▼桜庭「なんか受けないとダメだって」

▼鈴木「負けに近づくヤツ。だから、僕は最後に見捨てたんですよ。負けたらいいって。だって勝つ気ないじゃないですか?」

▼桜庭「受けないと、ここで気持ち的に負けるなと思って」

▼鈴木「気持ちだけじゃなくて勝敗も」

――改めて赤いベルトへの思いは?

▼桜庭「船木さんにサラッと勝てれば。今日はちょっと微妙ですけど、スパーンと勝てて、それにベルトがついてくるんだったら、それは全然ありがたいことですし」

――このルールが定着したらいいとは思わない?

▼桜庭「どっちでも僕は」

――鈴木選手は今日のルールどうだった?

▼鈴木「いや、楽しかったです。先輩の素晴らしい試合を見れて」

――鈴木選手から見て、この試合はどうなりそう?

▼鈴木「さっき桜庭さんが言った通り騙し合いに。ていうか、格闘技自体が騙し合いだと思うので。どっちが裏をかくかっていう。ダメージの積み重ねじゃないので。どっちが取れるかと」

▼桜庭「だから、一瞬バーンと入ったらもう。鈴木さん、拳王選手の…」

▼鈴木「ソバットですか?」

▼桜庭「ソバットじゃなくて頭をかすって。ああいうのも危ないですよね。威力があるから、かすっても脳味噌が揺れるし。だから、思いっきりここに入るんじゃなくて、かすっても入るんだよね。だから、そういうのは危ないよ」

▼鈴木「じゃあ、ご飯食べに行きますか?」

▼桜庭「わかりました」

▼鈴木「もつ鍋おごってください。ごちそうさまです」

▼桜庭「わかりました。ありがとうございました」

【拳王の話】「船木さんが桜庭和志から取られちまったな。まあ、次の有明アリーナ、ナショナル選手権では船木さんが必ず倒してくれる、そう信じるよ。もうな、俺の中でナショナルの戦いは終わったんだ。俺は有明アリーナ、GHCタッグ選手権、杉浦&小島、タカ&サトシ? 今日もまたふざけた試合しやがって、なめんじゃねーよ。お前らがな、ベルトを持ってても、ノアに未来なんて見えねえ。それとな、タカ&サトシ、『あぶない刑事』とか言ってるだろ。ちげえだろ? タカ&サトシは『欧米か』のほうだろ。杉浦貴に言ってやる。『あぶない刑事』はタカ&ユージだ。杉浦、本当に『あぶない刑事』をやりたいんだったら、永田裕志を連れて来い、このバカヤロー!」

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