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10/30有明アリーナ大会 試合後コメント カイトコールで有明帰還締め…清宮が藤田突破でGHCヘビー初防衛 Tサッチャー迎撃へ

インフォメーション

▼武藤ムーンサルト未遂も…引退ロード“対新日本"快勝

▼タカ&サトシがタッグ熱闘V1 ヨネ&齋藤が名乗り

▼船木ナショナルV6 桜庭に15年ごし雪辱

ニンジャがGHCジュニア初挑戦・初戴冠

▼覇王改め“AMAKUSA"登場 小峠&吉岡がジュニアタッグ初防衛

▼潮崎登場に大歓声

 

試合詳細、コメントはノアパートナー携帯サイトでご確認ください。

http://dx-sp.gsj.bz

写真提供 プロレス/格闘技DX

 

第3試合 6人タッグマッチ
小川良成 クリス・リッジウェイ 矢野安崇 vs NOSAWA論外 Eita スペル・クレイジー

【試合後の論外&Eita】

▼論外「小川先輩からしてみたらSTINGERの方々は別に俺が引退するとか辞めるとか、そんな重要じゃないと思う。いいぜ、次、全面戦争、最終戦だ最終戦。俺、Eita、クレイジー。あと、そうだな。鼓太郎、日高呼んでペロスの総力戦で。STINGER、小川先輩がいたら、あとは好きなの選んでくれ。小川先輩vsEita、ちょっとやってやろうか? 総力戦で。もうちょっと優しいかなと思ったけど、そんなことないね。先輩らしくていいんじゃないの。望むところだよ。あと何試合できるかわかんないけど、とりあえず次は総力戦で。最後、借りを返して終わらせるよ。(Eitaに向かって)次いこうぜ、次。やり返してやろう」

▼Eita「終わんねえぞ、こんなんじゃ! あぁ!」

▼論外「次、ファイナルペロスで。5人そろうしね。憎きでもないけど小川先輩と終わりにしたいと。いつまで経ってもこれやっててもしょうがねえだろ。最後、ギャフンと総力戦で言わせて。(クレイジーにスペイン語で語りかけると)あとEita、文句あるなら言えよ。レフェリーもしょっぺえんだよ。福田に変えろって。福田、もう一回レフェリーやれ。ちゃんと教えろ」

▼Eita「とことん潰すぞ」


第5試合 GHCジュニア・ヘビー級タッグ選手権試合
(王者組)小峠篤司 吉岡世起 vs タダスケ Hi69(挑戦者組)

【Amakusaの話】「リング上で言った通りです。我の名はAmakusa。Amakusaです。ノアジュニアのトップを獲るために、このリングにやってきました。まずはタダスケ、いかせていただきます」

【大原&近藤の話】

▼近藤「俺たちの方がよっぽど考えてんじゃないか? 俺は知ってるぞ。一番いいときのノアジュニア」

▼大原「見てて即席タッグだと思う。実はそんなことないんだよ。実は俺はプロレスのはじめの一歩、闘龍門ではじめにお世話になったのが、この近藤修司だから。練習から生活からめちゃめちゃ厳しく指導されてきたから。1時間も好きか何だか知らないけどね、腕立て伏せばっかり! 1時間腕立て伏せ、地獄だよ。ボロボロにされて。俺、18歳の時、人生で初めて殺意が沸いて殺したいと思ったのが近藤修司。でもね、そんな地獄を乗り越えて今があるんだよ。いろんなメキシコなり、闘龍門なり、同じ釜の飯を食ってきて、同じ経験をしてきて、それがあるから。この約20年の積み重ねてきた信念はめちゃめちゃ強いよ。即席タッグじゃないよ。俺たちが必ずベルト獲ると思うよ」

▼近藤「じゃあ俺たちが勝ったら、負けたチームは腕立て1時間」

▼大原「1時間? たぶん、あいつらじゃできないですね。思い出しただけでちょっと気持ちが悪くて…」

 

第6試合 GHCジュニアヘビー級選手権試合
(王者)HAYATA vs ニンジャ・マック(挑戦者)

 

【試合後のニンジャ】
▼ニンジャ「言っただろ、俺に賭けておけと。試合結果としてはレフェリーストップになったが、勝ちは勝ち。こうして俺がチャンピオンになった」

※ダンテ・レオンが拍手しながらやってきて

▼レオン「今はおめでとうと言っておこう。だが、次は俺だ」

※レオンが去るとニンジャは両手を合わせる


第7試合 GHCナショナル選手権試合 GHCマーシャルアーツルール
(王者)船木誠勝 vs 桜庭和志(挑戦者)

【試合後の船木】

▼船木「何も考えずに動きましたね。桜庭の方がそういうふうに出てきてたんで、自然にこっちも応対しないといけないので。時間切れとか総合の時から絶対に狙わない選手だったんで、おそらく一発狙いですね。先に首を」

※ワグナーJr.が拍手しながらやってきて

▼ワグナーJr.「おめでとう」

▼船木「サンキュー・ベリー・マッチ」

▼ワグナーJr.「俺が次のチャレンジャーだ。フロム・メキシコ」

▼船木「OK。アイ・フロム・ジャパン。(ワグナーJr.が去ると)次の相手、決まりました(苦笑) ちょっと興奮冷めやらぬ前にいきなり来られて。ヘビー級ですね。ルチャvs格闘スタイル、日本vsメキシコやりましょう。どうなるかちょっとこれは自分でも見当つかないですけど。相手に合わせませんので、必ず。どうなるかお楽しみということで。今日は本当に桜庭に動かされた感じです。やっぱり何も考えずに試合ができたんで、こんな試合はあまりないですね。よかったです」

――タイツも新生UWF時代をほうふつさせたが?

▼船木「そうですね。いろいろと意識して、どっかでショートタイツ、自分の基本だったんで。金剛に入ってハーフにしたんですけど、今日はちょっとだけ元に戻りたいなと。相手も相手なんで。そういう感じで少しだけ元に戻りました。明日からまた頑張ります。もう次、来ましたんで」

――フィニッシュとなった技は?

▼船木「あれはニンジャチョークです。実は、実はですよ。あれって桜庭に教えてもらった技なんですよ。総合に復帰して負けてから一緒に練習するようになって。何年前ですかね、ラフター7に柴田と二人で通ってたんで、そのときにこっちも技を提供して、向こうも技を提供してっていう感じで、技の交換をした中で自分が教えてもらった技です」

――これでようやく対等になれた?

▼船木「そうですね。プロレスに戻って…自分のほうがちょっと先に戻ったんですね。2009年に。桜庭が2012年ぐらいですか、新日本プロレスで。だけど今日は完全に向こうに動かされました。こっちのほうが挑戦したような気分ですね。あっという間でした。頑張ります。それしかないです」

――今後もこのルールは継続していきたい?

▼船木「それを望むんであれば、望む人とやりたいですね。ただ俺に合う選手がどちらかというと金剛のほうに多いんで、もしかしたら同門対決になるかもしれないですけども。それは臨機応変で、望む選手にはこのルールでやりたいと思います。せっかく作ったんで」

 

第8試合 GHCタッグ選手権試合
(王者組)杉浦貴 小島聡 vs 拳王 中嶋勝彦(挑戦者組)

【試合後の杉浦&小島】

▼小島「ありがとうございました」

▼杉浦「今日はもうサトシがホント凄い活躍してくれて、おかげで勝てたというかね」

▼小島「そうなの?」

▼杉浦「そう。今日は」

▼小島「やった。今日は? いつもは?」

▼杉浦「いつもだけど、今日は特にね」

▼小島「今日は特に? ありがとう。しんどい。体が痛い。首も痛い。お腹も痛い。足も痛い。立ってられねえ。しんどい。何か言って」

▼杉浦「頑張った」

▼小島「あ、そう。ありがとうございます。頑張ったんだ。よかった。頑張る姿を見せること、それが俺の今のやりたいこと。そしてそれをいろんな人に見てもらって。今日、俺、初めてなんだよ。コロナ禍になってから声援のある大会をしたのが。こんな気持ちよくてさ、ちょっと感動して試合中、泣いてたんだ本当は。気づいたでしょ? 泣いてるとこ」

▼杉浦「う、うん」

▼小島「そう、よかった。ホント涙が出るぐらい感動してた。この有明アリーナ、新しいけど、俺の実家まで車で10分で行けるんだ。つまり俺はこの有明大会、凱旋試合をしたんだ」

▼杉浦「地元凱旋?」

▼小島「そう、江東区出身の小島聡凱旋試合。こんなありがたい試合でタカありがとう」

▼杉浦「そういうことにしときましょう。小島凱旋で」

▼小島「そうか、ありがとう」

▼杉浦「でもやっぱりこの大きな大会で声出しOKで小島コールすごいよね。これまでやってきた歴史があって、そこは俺もリスペクトするし。そして今度挑戦する齋藤&ヨネ。齋藤さんのあの言葉も、あれで挑戦引き受けないというのもね。やっぱりあれだけ熱い気持ちできたら引き受けて、あの熱い思いを二人で受け止めて、その上で勝ちたいと思う」

――今日も誤爆があったが?

▼杉浦「まあ、あれはしっかり押さえてないこっち(小島)が悪い」

▼小島「もうちょっと早くやってくれればいいのに。いつも、しっかり押さえてよって言う時間が長くて、すぐ逃げられちゃうんだよね」

▼杉浦「ちょっと早めに行くから」

▼小島「そんなこと何も言わないでほしい」

▼杉浦「分かった。押すな押すなよみたい感じになっちゃうから」

▼小島「そう。あれはダメ。やめてほしい」

▼杉浦「気をつける。それだけは気をつける」

▼小島「もっと気をつけてほしいことあると思う」

▼杉浦「今日は勝ったんで良しとしましょう」

▼小島「ありがとうございました」

▼杉浦「ありがとうございました」

▼小島「またお願いします」

▼杉浦「またお願いします」

※二人でポーズを決めると

▼杉浦「イマイチポーズも最後手を挙げようとしたりして忘れてんだよね。まだテンコジが抜けないんだよね」

▼小島「すいません。ありがとうございました」


【ヨネ&齋藤の話】

▼ヨネ「長くやってるからいいってもんじゃないすね。キャリアがあるからすごいってもんでもないけど、ノアの歴史を知っているこの二人がやっぱり有明の地で何か心揺さぶられて立ち上がりたいと思った。それが真実だと思います。それしかない。その隣にいてくれたのは、やっぱりアッキーです」

▼齋藤「ありがたい言葉ですね。確かに今、ヨネが言った通り試合を見てて、有明という地で、これを自分でどうすることもできない、我慢することができない。相手もよくわかってるし、俺はタッグというものに物凄い運命を感じてるし、必ずパートナーには恵まれてる。だから、もういくだけです。それだけです」

▼ヨネ「ファンキーの二人がベルトを獲るとこみたいでしょ? 面白いですよ。ノアのプロレスは面白いんです! ありがとうございました」

※二人で握手


6人タッグマッチ PRO-WRESTLING LOVE FOREVER . 3 ~TRIUMPH~
武藤敬司 丸藤正道 稲村愛輝 vs 棚橋弘至 真壁刀義 本間朋晃

【試合後の武藤&丸藤&稲村】

▼丸藤「ありがとうございました」

▼稲村「ありがとうございました」

▼武藤「今日、武藤敬司として最後なんだよ。逆に俺の中で空回りしちゃったな」

▼丸藤「いえいえ」

▼武藤「初めてやるアリーナ、新しくて素晴らしいけど、敵の棚橋、真壁、本間とかは何かそれほど変わってない。いい意味でそれほど変わってない。こっちも変わってないんだけど。棚橋じゃないけど、1分、1秒でもホントは長く試合をしていたかったよな。今日は武藤敬司として最後だからね、少し硬くなっちゃったな。足引っ張っちゃった」

▼丸藤「いえいえ」

▼武藤「ありがとう。何か言った方がいいよ」

▼稲村「はい。こうやって武藤さんの引退ロードで試合ができて本当に光栄です。もっともっと自分、力つけて誰でも正面からぶちかまして、ぶっ壊せるような、そんな強い選手になりたいです」

▼丸藤「武藤さんとはGHCのヘビーのタッグのベルトも持ってて、それも防衛を果たせぬまま返すことになり。でも、こうやって再び武藤さんの横に立てたっていうのは、それだけで俺たちレスラー冥利に尽きると思うし。武藤さん、こう言ってるけど、まだまだ元気なんじゃないかなって俺は思うんですよね。お客さんの歓声を聞いてもらえばわかると思うし」

▼武藤「今日はあれだよ。同情だよ。ホントは俺、ヒールやりたかったんだけどな。隣の丸ちゃんとかだったらヒールもそんなにね。本間とかいじめて本間コールかかるぐらいの試合したかった」

▼丸藤「(笑)じゃあ、同じカードでもう一回どっかでやりますか?」

▼武藤「いや、俺、終わりって言ったんだから」

▼丸藤「そうですね。一つだけ。新日本プロレス、俺たちの勝ちだ」

――最後というのは?

▼武藤「武藤敬司としては今年最後。今年最後な。わかんない。突発的に何か生まれるかもしれないけど、とりあえず最後だよ」

――棚橋とはどんな話をした?

▼武藤「例のごとく通路でこいつ(稲村)のこといいなって」

▼丸藤「僕はダメですか?」

▼武藤「いや、だからあいつも上から若いのに目いっちゃうからさ。どちらかというと敵対して最初からにらみ合ってたじゃん」

▼丸藤「あ、みててくれたんだ」

――棚橋との対戦はどうだった?

▼武藤「うーん、どうなのかな。ホントに何か全然ある意味、変わってなかった。あいつも光の速さより速く進むなんて言ってるけど、いつかはあいつも立ち止まる時が来るわけだからな。ある意味、棚橋だけじゃなく。まだ数試合あるわけだから俺も。後輩のみんなにいい背中見せられるような止まり方をしたいななんて思ってますよ」

――棚橋にメッセージがあれば

▼武藤「いや、何もないよ。今のままでいいんじゃないの。あんまり俺からしてみたらあのチャラチャラさは好きじゃねえんだけど、通してたらいいんじゃない?(笑)」

――ムーンサルトを狙う場面があったが?

▼武藤「本当は…真壁もプロだからね。プロだから俺がやろうとしたら必ず止めてきてくれるんじゃないかと思って」

※取材陣爆笑

▼武藤「ちょっと無謀だけどやってみたよ。案の定、止めてきたよ。あれヒール気取ってるからさ」

――2年半ぶりの武藤コールだったが?

▼武藤「やっぱりありがたいことなんだけど、過ぎ去っていく者の同情に。あまのじゃくだからな。元気だったらさっき言った通りブーイングが来るぐらい逆を行っても面白かったななんて思ったりするけど。それはグレート・ムタの役割でね。いいんだよ。なるようになったよ」

――ムタが…

▼武藤「いいよ、それは。グレート・ムタに何も言わないでくれって言われてるんだよ。オーカーンともやらなきゃいけない。その前に言わないでくれって」


【真壁の話】「おい、稲村ジェーンだか、稲村だかなんだかわかんねえけど、あいつ面白えじゃねえか。ノアに勇気があったらの話だけどよ、リーグ戦でも何でも出させろ。稲村とやらせろよ。珍しいぞ。気に入った女以外にやらせろっていうのは珍しいからな。とりあえずどうかわかんねえけどよ、とにかく稲村を新日本に出稽古させるか、俺がこっち来て叩き上げてやるから。面白えじゃねえか、コノヤロー。なんでかわかるか? あいつを育てようなんて思っちゃいねえんだよ。アノヤロー、生意気な態度取るからよ、あいつの鼻っ柱を木っ端微塵に砕いてやる。いいか、第一戦とよ、第二戦、第三戦、そのうちわからしてやる。いいか? 稲村だか、稲村ヶ崎だか、稲村ジェーンだか、わからねえけどよ。いいか、ノアの責任者いるだろ? 俺を出すか、稲村を出させるか。どっちだ? 俺を呼んだほうがいいだろうな。客来るしな。どうだ? 考えてみな。オメエらのクソみてぇなちっちぇえ脳味噌で考えてみろ、コノヤロー。言いたいことはそれだけだ。わかったか、コノヤロー」

【本間の話】「試合終わったあと、武藤さんがリング上で言ってくれた。俺の手を引っ張って、『まさかお前とまたリングで会うと思わなかった』って言われた。プロレスってなんて素敵なんだ。最高に幸せですよ。負けたのは悔しいけど、また武藤さんと16年ぶり、17年ぶりにリング上で肌を合わせる。これほど幸せなことないですよ。ただ、幸せだ幸せだばっかり言っている場合じゃない。丸藤、胸が痛えよ。真壁さんがノアに殴り込むとか、込まないとか物騒なこと言ってるけど、俺は丸藤、お前を追ってここに来てやってもいいぞ。来てやってもいいじゃねえよ。行くぞ。丸藤、胸が痛えよ」

【棚橋の話】「久しぶりのノアのリング。凄いエネルギーが溢れてて、会場の声援もあったし、リングに上がらせてもらって凄く嬉しかったし。そして、言ってた武藤敬司を査定する。結果を発表します。……合格です。なので、新日本プロレスのビッグマッチにぜひとも武藤さんを招聘したいと、来ていただきたいと思ってます。まあ、武藤さんが査定してくれと言ってたんですからね。そこ大事。合格です。でも、煽りVでも武藤さんの付き人から始まって…。久しぶりの対戦だったけど、付き人孝行できたんじゃないかなと思います」


第10試合 GHCヘビー級選手権試合
(王者)清宮海斗 vs 藤田和之(挑戦者)

【清宮の話】「藤田和之、ありがとうございますっていうのが本当の気持ちで。今日の試合で全員が全員納得してないっていうのもちょっとは感じてて。だからこそ、本当にどこからも逃げたくないし。今日は有明に集まってくださった人たちが、ノアファンの皆さんが、『清宮、本当に強え。マジでコイツ強い』って誇れる王者にならないといけないし。本当に今日戦ってくれた藤田和之には感謝しています。敵とか壁とか多いけど、もう絶対に前しか向かないんで。本当に進み続ける。それだけです。俺を観に来てください。ありがとうございました」

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