9/3大阪大会 試合後コメント 潮崎が念願のN-1初制覇 王者ジェイクに「俺がI AM NOAHだ!」
▼清宮&大岩が小川撃破で会心始動
▼バーネットが船木KOも再戦熱望
▼壮行試合で稲村ごう沈 海外遠征へ「稲村愛輝は忘れてください
▼リッジウェイ&ダガがGHCジュニアタッグ完勝初防衛、ベイン&ウルフ表明
▼ジェイク-鈴木喧嘩腰乱闘、モリス&グリーンはGHCタッグ挑戦表明
▼サイコ・クラウンがワグナーJr.に宣戦布告
試合詳細、コメントはノアパートナー携帯サイトでご確認ください。
写真提供 プロレス/格闘技DX
第1試合 タッグマッチ
HAYATA Eita vs YO-HEY タダスケ
【試合後のYO-HEY&タダスケ】
▼YO-HEY「クソ!」
▼タダスケ「すまん!」
▼YO-HEY「ごめん」
▼タダスケ「正直すまん」
▼YO-HEY「ああ、クソ。俺たちGLGがさらなる高みに行くためには、Eita&HAYATA組というのは絶対に倒さないといけない2人であって。勝てなかった。クソ! でも、負けもしなかったことで、やっぱりEita&HAYATA組に勝ちたかったら、15分じゃ全然足りなかった。次またチャンスがあるんだったら、俺たち2人であの2人を必ず、必ず倒してみせます。大阪のみんな、今日はありがとう」
▼タダスケ「次や」
▼YO-HEY「必ずや」
第2試合 6人タッグマッチ
夏すみれ 雪妃真矢 高瀬みゆき vs 優宇 松本浩代 ハイビスカスみぃ
【試合後の優宇&松本&みぃ】
▼松本「優宇。さすがさすが」
▼優宇「勝ちました。今日のビッグマッチ。ここで、NOAHで、しかも女子の試合が1個しかない中で、このメンバーで、浩代さんと組めて、みぃさんとも組めて、最高に今幸せです。どうしたんですかね?」
▼松本「何があったんだろうね。あとで教えてあげるね、優宇」
▼優宇「(コメントスペースで倒れるみぃに対して)みぃさん?」
▼松本「勝ったこともきっといい夢の中で見れてると思う。優宇のおかげで」
▼優宇「いい夢だ。じゃあ、控え室に帰りますよ。(みぃを引きずりながら)NOAH最高。ありがとうございました」
第3試合 タッグマッチ
イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr. ランス・アノアイ vs アダム・ブルックス スタリオン・ロジャース
【ワグナーJr.の話】「サイコ・クラウン。なんで日本に来てるんだ? 今まで忘れてきた、過去に置いてきたもの、過去の記憶が一瞬にして蘇ってしまった。お前のせいで俺のパパはマスクを取ったんだ。でも、このベルトは絶対にお前に渡さないから」
【クラウンの話】「サイコ・ロコがプロレスリング・ノアに上陸した。なんでこの大阪に来たかというと、ワグナーJr.、あいつを探しに来たんだ。そして、ここであいつを見つけた。ワグナー帝国よりもブラソ帝国が、俺たちのファミリーがお前らのファミリーよりも上なんだということをここでしっかり証明してやる。俺はお前の親父のマスクを取った。そして今度はお前からベルトを奪うために、ここ日本、このNOAHにやってきたんだ。そして大阪に来たんだ」
第4試合 6人タッグマッチ
中嶋勝彦 大原はじめ 宮脇純太 vs 征矢学 近藤修司 吉岡世起
【試合後の吉岡&近藤&征矢】
▼吉岡「長めの夏休みも終わって、コンちゃんも本格参戦するんでしょ? ね?」
▼近藤「…え? あぁ…」
▼吉岡「本格参戦するってことはな、アゲてこーぜ―!!
▼征矢「N-1今日で最終戦だけど、俺の中で熱は冷めてねえ。まだまだだ!」
第5試合 4WAYサバイバルマッチ
ニンジャ・マック vs ドラゴン・ベイン vs アルファ・ウルフ vs アレハンドロ
【ベインの話】「また日本に帰ってこられて、そして、今日は勝てて凄く嬉しい。もっともっと勝っていきたい。これは1人でも、兄さんと一緒に2人でもどんどん勝っていきたいと思っています。兄さんとのタッグチームはロス・ゴルペアドーレス。この2人でもどんどん勝っていきたいと考えています。今日の大阪、勝つことができて嬉しいです。ありがとうございました」
第6試合 6人タッグマッチ
ジェイク・リー ジャック・モリス アンソニー・グリーン vs サクソン・ハックスリー ティモシー・サッチャー 鈴木秀樹
【試合後のジェイク&モリス&グリーン】
▼ジェイク「(グリーンを中央に立たせると)先にちょっとだけ日本語で言うぞ。今日取ったのはジャックでも俺でもない。アンソニー・グリーンだ」
▼グリーン「今日はレアルじゃない。リアル……現実について話そうと思う」
※鈴木が現れて、ジェイクとにらみ合う
▼鈴木「こんにちは」
▼ジェイク「こんにちは。またあとにしてくれないでしょうか」
▼鈴木「待てないね。でも、待つよ」
※鈴木が去っていくと
▼グリーン「サヨナラ。今日は俺がタッグチャンピオンのうちの1人から勝ったということ。GLGが勝ったんだということ。それが現実なんだ」
▼モリス「俺たちがタッグチャンピオンから勝ったということ。俺たちがベルトに挑戦しないといけないんじゃないか? GLGのジェイク・リーがゴールドを持っているうちに、俺たち2人で、ジャック・モリスとアンソニー・グリーンでタッグチャンピオンになってやろうじゃないか」
▼ジェイク「さあ、2人の心意気は伝わったかな、視聴者の皆さん。とんだ野郎が途中で入ってきて。『待ってやる』ってよ。随分と上から目線だね。いずれあなたの期待にすぐ応えてやるよ。だってな、あなたとやりたかったというのも俺にはあるのだから。以上だ。2人のコメントは通訳お願いします。今日はちょっと俺が通訳する気持ちにはなれねえ」
第7試合 GHCジュニアヘビー級タッグ選手権試合
(王者組)クリス・リッジウェイ ダガ vs 小峠篤司 Hi69(挑戦者組)
【試合後のリッジウェイ&ダガ】
▼ダガ「ここはシンプルにやっておこう。今日は俺たちがまた証明した。俺たちが最高の、最強のタッグチームであるということを。これはNOAHだけじゃない。世界中に通用する。アメリカだろうが、カナダであろうが、メキシコであろうが、もちろんイギリスだろうと、どこでも通用する最高のタッグチームだと証明した。それでどうやら、ドラゴン・ベインとアルファ・ウルフが出てきたけれども、ヤツらはこのベルトに挑戦したいようだ。だけれど、あいつらのマスクを今日しっかり見たけども、本当に不細工なヤツらだ。あいつらが挑戦したいと言ってきたな」
▼リッジウェイ「アルファ・ウルフ? なんでもいいけど、あいつは今日の4WAYで最初に負けたじゃないか。まあ、どうでもいいけどな」
▼ダガ「なんでもいいけど、これは挑戦を受けるということじゃない。とりあえず考えてみようかな」
【ベイン&ウルフの話】
▼ウルフ「俺たちロス・ゴルペアドーレスはメキシコで最強のタッグチームだ。NOAHに来て、これまで3つのベルトを獲っている。俺たちはここでまた1つベルトを増やそうと思っている」
▼ベイン「俺たちロス・ゴルペアドーレスが最強のタッグチームであることを絶対に証明してみせる」
第8試合 6人タッグマッチ 稲村愛輝壮行試合
丸藤正道 杉浦貴 マサ北宮 vs 稲村愛輝 吉岡勇紀 安齊勇馬
【試合後の丸藤&杉浦&北宮】
▼丸藤「まずは仲間だからよ、杉浦さん復帰おめでとうございます」
▼杉浦「ありがとうございます」
※杉浦は2人と握手
▼丸藤「待ちに待ったこの日を」
▼杉浦「いやいや、そんな休んでない」
▼丸藤「杉浦さん、待ったっすよ。待ちに待ち焦がれて、帰ってきたと思ったら勝っちゃって。俺たちの立場ないんだよ」
▼杉浦「そんな休んでないから」
▼丸藤「ムキムキの体出して」
▼杉浦「いい休養になりました」
▼北宮「札幌は来てたし」
▼杉浦「稲村になんか?」
▼北宮「特にそんなことはないんだけど、海外行ったからって急に強くなれるわけでもないし。何かを掴んで帰ってくるなら、せいぜい達者で頑張れ」
▼丸藤「稲村、帰ってくるまで俺を忘れてくれ? そもそも覚えちゃいねえよ。稲村、たいそうなこと言ってねえでよ、強くなって帰って来い。それだけだ」
【稲村の話】「今日3人と戦って、あの3人に負けたことは、絶対に忘れません。今日で稲村愛輝、忘れてください」
【吉岡の話】「今日は稲村さんと組んで。前回も戦いましたけど、これから海外で頑張ってほしいと思うし、自分はDRAGONGATEの人間なんで、陰ながらでしか応援できないですけど、頑張ってほしいと思います。そしてね、これで一応N-1 VICTORY終わりましたけど、まだ俺が勝ててないヤツが、俺的に心残りがまだあるんで、よければいつでもお声がけお待ちしてますよ」
【安齊の話】「最後の最後までこんなおいしい試合、ありがとうございました。俺はまだまだまだやり足りない人がいるから、またいつかNOAH参戦させてください。そして、このN-1を通して少しでも俺に興味を持ってくれたら、ぜひ全日本プロレスもよろしくお願いします。ありがとうございました」
第9試合 シングルマッチ GHCマーシャルアーツルール
船木誠勝 vs ジョシュ・バーネット
【ジョシュの話】「見ての通り。プロレスというのは本当にハードなものなんだ。とにかく強くないといけない。それは疑いの余地がないし、今日は全ての人、会場にいる人、世界中の人が見たと思う。あのリングに上がったならば、本当に強くないといけない。今、こうして自分が喋っているところを見てもわかると思うけれど、今自分は血を流している。それだけ本当に過酷で、強さだけじゃなく、テクニックも備わってないといけないのが、あのリングで行われる戦いなんだ。それはみんなが見たと思う。船木さんの攻撃は本当に凄いものだった。どの攻撃も的確で。だから、俺も危なく倒れるところだったけれども、ちょっとのスキを突いて、確実に切り返して、最終的にはパワー、そしてテクニックで彼をねじ伏せることができた。船木さんのおかげで、俺は最大限に自分の本当の力が引き出されたと思う。でも、まだまだやり足りない。船木さんもこんなものじゃないと思う。だから、もう一度、ぜひもう一度試合がしたいと思っている。船木選手の呼びかけがあったならば、俺はいつでも戦う準備はできているから、ぜひもう一度船木選手、あなたと戦いたい」
第10試合 スペシャルタッグマッチ
清宮海斗 大岩陵平 vs 小川良成 ザック・セイバーJr.
【試合後の清宮&大岩】
▼大岩「清宮さん、ありがとうございます」
▼清宮「よし! ありがとう!」
▼大岩「海斗さん」
▼清宮「OK。ありがとう」
▼大岩「NOAHに来て一発目。ここで勝たなければ。今日負けてたら。でも、今日から新しいプロレス生活が始まるわけで、その第一歩、今日しっかり勝って、これからも清宮さんと上を目指して、このNOAHのリングで歩いていきます。ありがとうございました」
▼清宮「ありがとう、陵平。腕痛くて、足痛くて、リング上でいろんな経験したことないような技がありました。でも、陵平の声を聞いてたら、陵平の戦い聞いてたら、そんな声で俺は立ち上がれるから。陵平の頑張りを見てたら、こんなところで負けてられねえなって思いますよ。ただ1つだけ。小川選手、パクリだとか、物真似だとか、ワンパターンだとか言ってましたけど。面白くなかったかもしれないですよ。小川選手からしたら俺の試合、面白くなかったかもしれないけど、勝ちましたよ。これで終わりでいいんですか? 陵平、一歩ずつ、俺たちの人生作っていこう」
▼大岩「はい。よろしくお願いします」
▼清宮「明日からもよろしく」
▼大岩「お願いします。海斗さん、お願いします」
【ザックの話】「(日本語で)今日、日本語喋れないよ。時差ボケで。ごめん。懐かしいよ。懐かしいよ。8年前、僕の最後の試合。よかった。本当によかった。楽しかった。いつも小川さんの試合、楽しかった。(英語で)小川さん、56歳なんだけど、本当に信じられないぐらいの素晴らしい動きをしているし、今日改めて隣に立ってみて、やっぱり凄いなと感じた。清宮選手は合宿所時代に面識がある。でも、その当時の清宮選手はまだまだ始めたばっかりで、入ったばかりの若い選手だったけれども、今日こうして対戦をしてみて、未来なんだということが本当によくわかった。でも、テクニックとしてはまだまだだなと思っている。今の自分がこういうスタイルなのは、NOAHで学んだことで、NOAHがあったから、NOAHのおかげだとつくづく感じている。今日久しぶりにNOAHのリングに上がって試合をすることができたのは嬉しく感じている。大岩選手に関しても、若くて、これからの未来なんだと思うけれど、今日はちょっとガッカリした。チャンスなのに、こんなような試合になってしまった。同じヤングライオンの藤田選手は今チャンスを掴んでいるところ。大岩、君もチャンスを掴んだんだから、もっともっと頑張らなくちゃいけない。本当に頑張って。2人に対して言いたいのは、凄く周りからチャンスを与えられている状況にあるかもしれないけれど、そこにうぬぼれがあるのかもしれない。2人ともに言えることだけれど、今まで僕が教えてもらったことを、同じように今度は僕が教えていかなくちゃいけないのかなと思っている。(日本語で)プロレスリング・ノアの皆さん、お久しぶりです。また、また」
第11試合 N-1 VICTORY 2023 優勝決定戦
<Aブロック1位>拳王 vs 潮崎豪<Bブロック1位>
【試合後の潮崎】
▼潮崎「やっと、やっとN-1 VICTORY、この手に掴むことができました。長かった。長かったよ、ホント。それだけ溜めたこの思いを優勝決定戦で吐き出すことができて。そして、相手が拳王でよかったと今は思います」
――見る側が感じてしまうが、最後は三沢さんばりのエルボー、エメラルドフロウジョン、そして小橋さんばりのムーンサルトで試合が決まった。意地みたいなものがあった?
▼潮崎「意地も何も、もう俺は全てを吐き出してね。あの場ではあれしか残ってなかった。それで引き出された。そういう思いを伴うものはとっさに出る。そういう余裕もなく、拳王にしぼり出されたというか。あの場はもうあれしかなかったね。拳王を折るためにはあれしかなかったよ」
――N-1もそうだが、シングルのリーグ戦を制したことは今までなかった。シングルのリーグ戦を制した思いは?
▼潮崎「試合後、GHCのヘビー級のベルトも見ましたけど、やっぱり重いよね。これだけ歴史が詰まった、そしてこれだけ俺が掴み取りたかったこの栄冠、この優勝トロフィー。物凄く重かった。これまで戦った対戦相手もそう。彼らがいたからこそ、俺が勝ち進むことができたと思うし。今の言い方は変か。彼らがいたからこそこれだけ嬉しく思う戦いがあったと思うし。みんなに感謝です。感謝と言ったら怒られるのか。言われるのか俺は」
――GHCヘビー級のチャンピオンとして、ジェイク選手には改めてどんな思いがある?
▼潮崎「『N-1 VICTORY 2023』、このリーグ戦の戦いを見てもそう思ったし、やっぱり彼はGHCヘビー級のチャンピオンとして堂々としている。GHCヘビー級チャンピオンの名に恥じない戦い方、生き様、それを全て見せているし。生き様、あいつの生き様を俺は見ているような気がするよ。そして、次はその生き様ごとあいつのベルトを俺が腰に巻くこと。それだけを見て戦っていきますよ」
――ジェイク選手はこれまで「箱舟の舵を取るのは俺だ」と言い続けてきたが、それに「I AM NOAH」として思うことは?
▼潮崎「リング上で堂々と『舵を取っているのは俺だ』と彼の口から聞こえてきた時は、まあ、それほど違和感を感じなかったというのもね、彼が成してきたことの凄さだと思うけど、I AM NOAHは俺だ。NOAHは譲らないよ」
【ジェイクの話】
▼ジェイク「何時間かな。4時間以上ですか。お疲れ様です。たぶん聞きたいことはいくつかあると思うので、そちらをお答えしようと思うのですが、いかがでしょう?」
――改めて優勝決定戦を見た感想は?
▼ジェイク「これが決勝戦かって感じですね」
――ジェイク選手から見て、勝敗を分けたものは?
▼ジェイク「なんでしょうね? 特に凄く何か大きい差があったとか、そういうのは感じなかったです。ただタイミングじゃないですか」
――潮崎選手とはN-1の前にも当たる機会はあったが、そこまで意識してないようだった。完全に視界に入ってきたと思うが?
▼ジェイク「意識せざるを得ないし、リング上で言ったように、強い潮崎豪が戻ってきましたよね。それは大変喜ばしいことです。お客さんも待ち望んでいた姿だったと思います」
――いろいろなテーマを持ってGHC戦に臨んできたが、潮崎戦のテーマは何になる?
▼ジェイク「なんでしょうね? いろんなものが頭をよぎるので、それも少しずつ整理をしていこうかなと思っています。すぐこの場で即答できればいいんでしょうけど、それもまだ時間はあるので。その中で、そのテーマってものを作っていけたら面白いかなと思ってます。私からは以上です。他には? また質問あればお答えします。大丈夫ですね? マイクを持つのも大変そうだ。それでは皆さん、今日も一日お疲れ様でした。またお会いしましょう」