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【※必読です※】注目カード多数!「NOAH the BEST」12.2神奈川・横浜武道館大会 見どころ解説!!

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 『NOAH the BEST』と銘打たれたNOAH師走恒例の一番。今年は横浜武道館が舞台となる。

 メインに据えられたのは1・2有明アリーナ大会のGHCヘビー級選手権試合「(王者)拳王vs征矢学(挑戦者)」に向けた豪華前哨戦。拳王は新崎人生、征矢は藤波辰爾。プロレスラーとしての“産みの親"とそれぞれ組んで対峙する。

 拳王は同郷・徳島の人生に憧れてみちのくプロレスでデビュー。NOAHへ旅立つ拳王の背中を快く押したのも師・人生だった。拳王のNOAH移籍後も節目節目に駆けつけてきたが、今回は年初大一番を控える王者・拳王の援護射撃として“師弟タッグ"を組む。

 一方の征矢と藤波の関係は“複雑"だ。征矢は2007年4月に藤波率いる無我でデビューしたものの、そのわずか約半年後の同年10月に全日本へ電撃移籍。しばらく絶縁状態となっていた。軋轢は時の流れが洗い流したものの、征矢は“産みの親"である藤波への感謝と、不義理への悔恨の念を胸に抱き続けてきたという。

 拳王&人生組は一枚岩の師弟タッグと言っていい。一方の征矢と藤波は初タッグ。それどころか移籍騒動以来、初めてリングで顔を合わせる形となる。あまりに対象的な“ルーツ"をめぐる豪華前哨戦を経て、有明アリーナ決戦へ弾みをつけるのは果たして。

 王者ジャック・モリスが持つGHCナショナル王座には大原はじめが初挑戦。『MONDAY MAGIC』内で行われた挑戦者決定ランブルで、杉浦貴、イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.、望月成晃ら歴代王者を押しのけて挑戦権をつかんだのが大原だった。

 そもそも名前の通り“ドメスティック・タイトル"であるナショナル王座だが、同時に無差別級タイトルでもある。とはいえ未だにジュニアを主戦場とする選手が戴冠した例はなく、大原が勝てば地元・神奈川での快挙達成となる。体格差は歴然ではあるものの、大原の巧者っぷりと、その引き出しが遺憾なく発揮されそうな一番だ。

 迎え撃つ王者モリスは、盤石政権を築いていた好敵手イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.を破って初戴冠に成功。GHCタッグ王座と合わせた二冠王に就き、現在の“NOAH外国人エース"といっていい存在となった。実力のみならずグッドルッキングな“ナルシスト"っぷりにも磨きがかかっており、大原戦に向けても「イージー」と豪語。その油断が仇とならなければ良いが…。

 ジェイク・リー率いるGLGと、NOAHを支えてきた丸藤正道&杉浦貴&潮崎豪の“ザ・ノア"トリオが激突する10人タッグマッチも決まった。そのノアトリオと組むのが、巨人の星ばりのスパルタ師弟関係を築き始めた近藤修司&宮脇純太の二人。近藤は「自力脱出以外ではタッチに応じない」「ギブアップ禁止」を宮脇に突きつけており、今回の10人タッグマッチでも近藤&宮脇の動きがひとつのカギとなりそうだ。

 このほか新日本『WORLD TAG LEAGUE 2023』と合わせた過酷な連戦が続く清宮海斗&大岩陵平組は、イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.と華のあるトリオを結成。サクソン・ハックスリー&ティモシー・サッチャー&谷口周平の『REAL』トリオと6人タッグマッチで対決する。

 1・2有明アリーナ大会でダガの持つGHCジュニア王座に挑戦するEitaはHAYATAとのコンビで登場。小峠篤司&Hi69組相手のタッグマッチに臨む。

 

 ほかにも年初メガビッグマッチとなる1・2有明アリーナ大会に向けた“なにか"が起こる可能性も十分。あらゆる意味で注目となりそうな師走横浜の夜となりそうだ。

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