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　2024年最初の地方ビッグマッチとなる仙台大会では､NOAHの“新世代外国人選手"が全面に出ての3大GHC戦が行われる｡

　メインイベントには王者･拳王に､“殺人医師三世"イホ･デ･ドクトル･ワグナーJr.が挑戦するGHCヘビー級王座戦が据えられた｡

　年初から激闘を連発し､2024年もスタートから方舟の中心として独走する拳王｡みちのくプロレス出身であり､最近では『拳王チャンネル』のイベントも開催している縁深い仙台の地で､早くも今年3度目の防衛戦を迎える｡

　そしてワグナーJr.は満を持してのGHCヘビー初挑戦｡昨年はナショナル王者としてハイアベレージな熱戦を重ね､ジャック･モリスと並ぶNOAH外国人トップとして完全に定着した｡拳王もワグナーJr.の実力を認めており､昨年同時期に行われたGHC戦｢清宮海斗vsジャック･モリス｣同様､熱戦必至なNOAH新風景の“日本人vs外国人"対決となる｡

　モリス&グリーンのGLGコンビが保持するGHCタッグ王座には､ルチャ兄弟“ロス･ゴルペアドーレス"ベイン&ウルフ組が挑戦｡

　実兄弟のベイン&ウルフは昨年､まさに“世界レベル"の超絶合体技を駆使してGHCジュニアタッグ戦線をけん引｡今年初頭の3WAY戦に敗れて王座陥落となったものの､今度はヘビー級主体のタッグ王座に照準を切り替えてきた｡

　GHCジュニアタッグ王座とタッグ王座､いわゆる“2階級制覇"を成し遂げたチームはいまだかつて存在しない｡確かにウルフはヘビー級に迫る体格と迫力を誇り､ベインも前哨戦のシングルマッチでグリーンを撃破｡複雑でトリッキー､かつアクロバティックな展開は必至で､ハイレベルで目まぐるしい一戦となることは間違いない｡

　NOAHジュニアの“新絶対王者"として君臨するGHCジュニア王者･ダガには､デビュー20周年イヤーとなる大原が挑戦する｡

　ダガはインサイドワーク､技術､パワーを合わせ持ち､“ライオン"を自称する凶暴性にも磨きをかけるオールラウンダー｡昨年末に“絶対王者"HAYATAを破って初戴冠を成し遂げると､近藤修司､Eitaとトップファイター相手に完勝防衛｡新たな“ノアジュニアの顔"として頭ひとつ抜けた存在となっている｡

　ストップ･ザ･ダガに動いたのが今年デビュー20周年を迎える大原だった｡昨年末にはモリスの持つGHCナショナル王座に挑戦して奮戦｡赤いベルトには届かなかったが､年が明けると即座にダガからピンフォール勝ちを奪ってジュニア王座挑戦につなげた｡ダガは｢3分以内に勝ってやる｣と見下していたが､本番と同一カードのシングルマッチで争われた前哨戦(1･23横浜)では､大原優勢の10分ドロー｡チャレンジャーが全員ルチャドールな仙台3大GHC戦で､その先陣を切ってみせるか｡

　年初からマイクで存在感を放ち､“GLGvsNOAH本隊6対6全面対決"も制してGHCヘビー返り咲きに照準を合わせたジェイク･リーは､6人タッグマッチに登場｡藤田和之と注目の遭遇を果たす｡

　初の地方ビッグマッチ登場となる元UFCファイター･佐々木憂流迦は丸藤正道&杉浦貴とトリオを結成｡サクソン･ハックスリー&ティモシー･サッチャー&谷口周平の『REAL』トリオと激突する｡1･21八王子大会ではプロレス4戦目で早くも初勝利を上げており､その日進月歩な進化っぷりにも注目したいところ｡

　｢NOAHの闘いを取り戻す｣と潮崎豪を中心に結成された新ユニット『TEAM NOAH』は､仙台で初の五人そろい踏みが実現｡征矢学､マサ北宮らNOAH本隊勢と真っ向勝負の10人タッグマッチに臨む｡

　また､新人･大和田侑にもチャンス到来｡ビッグマッチで小川良成と組み､清宮海斗&大岩陵平組と対決する機会に恵まれた｡

　さらにオープニングマッチではニンジャ･マックとアレハンドロの“パートナー対決"がLJ･クリアリーを交えた3WAYマッチで実現､“ハイフライヤーvsハイフライヤーvsクセモノ"な構図で､ニンジャ&アレハのド派手な空中戦と､クリアリーのソツのない立ち回りが意外な化学反応を生みそうな予感もある｡

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【大会情報】

「CROSS OVER 2024 in SENDAI」

・日時：2024年2月4日（日）13時30分開場 / 15時00分開始

・場所：宮城・仙台サンプラザホール

【配信情報】

・ABEMA無料放送 https://abe.ma/3S5H7vL

・WRESTLE UNIVERSE（英語実況）

https://www.wrestle-universe.com/ja/lives/2DvcdZC8n8YTqhHYK9LT32

＜チケット料金＞

・VIP席　　　　30,000円（当日 30,000円）

・アリーナS席　13,000円 （当日 13,000円）

・アリーナA席 　 7,000円 (当日 7,000円）

・スタンドS席　　8,000円（当日 8,000円）

・スタンドA席　　5,000円 （当日 5,000円）

・小中高生券　　当日のみ 2,000円（※要学生証）

■チケットのご購入は　こちら

【全対戦カード】

＜第8試合　メインイベント・GHCヘビー級選手権＞
（王者）拳王　VS　イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.（挑戦者）
※第43代王者の3度目の防衛戦となります。

＜第7試合・GHCタッグ選手権＞
（王者）ジャック・モリス　アンソニー・グリーン　VS　ドラゴン・ベイン　アルファ・ウルフ（挑戦者）
※第66代王者組の3度目の防衛戦となります。

＜第6試合・GHCジュニアヘビー級選手権＞
（王者）ダガ　VS　大原はじめ（挑戦者）
※第54代王者の3度目の防衛戦となります。

＜第5試合・6人タッグマッチ＞
ジェイク・リー　YO-HEY　タダスケ　VS　藤田和之　近藤修司　宮脇純太

＜第4試合・タッグマッチ＞
清宮海斗　大岩陵平　VS　小川良成　大和田侑

＜第3試合・6人タッグマッチ＞
丸藤正道　杉浦貴　佐々木憂流迦　VS　サクソン・ハックスリー　ティモシー・サッチャー　谷口周平

＜第2試合・10人タッグマッチ＞
征矢学　マサ北宮　稲葉大樹　HAYATA　Eita　VS　潮崎豪　モハメド ヨネ　齋藤彰俊　小峠篤司　Hi69

＜第1試合・3WAYマッチ＞
ニンジャ・マック　VS　アレハンドロ　VS　LJ・クリアリー

皆様のご来場、お待ちしております！