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【月刊NOAH】2024年1月のNOAHの激闘を振り返る!これを読んで2.4仙台大会に備えよう!

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 大きな話題を生み出した年始ビッグマッチ「ABEMA presents NOAH”THE NEW YEAR”2024」1・2有明アリーナ大会からNOAHの2024年は始まった。まずは同大会を駆け足で振り返っていく。

 メインでは丸藤正道がアメリカAEWの飯伏幸太と初の一騎打ちをおこなった。GHCヘビー級選手権を差し置いて大会の“オオトリ”に組まれたことに賛否両論が巻き起こったが、過去2度組まれながらも互いの負傷で消滅した運命の一戦だ。

 円熟味を増した両者による非常に“重い”攻防が続き、飯伏が試合中に両足を負傷しながらも気力で闘い抜き、33分26秒、カミゴェからの体固めで勝利。決着後にはリングに清宮海斗とともにジェイク・リーが現れ「あんなウルトラヘビーみたいなリズムで試合やりやがって! そのリズムで試合やっていいのは、オレみたいなデカいヤツなんだよ!!」と絶叫。その後、両者が2024年に向けて熱い思いを語って大会を締めた。

 セミでおこなわれたGHCヘビー級選手権は王者の拳王が辛勝。挑戦者の征矢学がNOAHトップグループ入りを印象づけた一戦だった。試合後にはこの日、モハメド ヨネ&齋藤彰俊&小峠篤司&Hi69と“TEAM NOAH”を結成した潮崎豪が挑戦表明。拳王は“I AM NOAH”の称号を懸けることを条件に受諾し、1・13後楽園大会でのV2戦が組まれた。

 清宮海斗&大岩陵平&稲葉大樹&近藤修司&宮脇純太の本隊は新日本プロレスのエース候補・海野翔太の加勢を得て、新日本プロレスの極悪集団“HOUSE OF TORTURE”とイリミネーションマッチで激突。接戦の末に最後は清宮がEVILを脱落させて勧善懲悪の勝利を収めている。

 GHCジュニアヘビー級王者のダガは10年来の盟友であり、NOAH参戦後は裏切って敵対関係となったEitaの挑戦を一蹴。3WAYでおこなわれたGHCジュニアヘビー級タッグ選手権は、YO-HEY&タダスケがニンジャ・マック&アレハンドロを撃破してベルト奪取。試合直後に前王者組のドラゴン・ベイン&アルファ・ウルフが挑戦表明し、緊急決定試合に突入してYO-HEY&タダスケがV1。マサ北宮は新日本プロレスの石井智宏と武骨なファイトを繰り広げ、敗れはしたものの、大会ベストバウトとの呼び声高い熱戦で場内を沸かせた。

 ほかにも棚橋弘至が昨年末に新日本プロレス社長に電撃就任して以降初の試合に臨んだり、総合格闘家の佐々木憂流迦と“グレート・ムタの娘”愚零闘咲夜がデビューしたりと話題満載。ダークマッチでは一番キャリアの浅い大和田侑がデビュー半年で小澤大嗣から初勝利をつかんだ。

 

 そんな激闘の連続でプロレス界の話題をかっさらった1・2有明アリーナ大会に続いて1・13後楽園ホール大会でも大きな動きがあった

 メインはGHCヘビー級選手権。王者の拳王が激闘の末に潮崎の挑戦を退けてV2。“I AM NOAH”の称号を獲得したが「NOAHをさらなる高みにもっていくのは潮崎豪、テメーも必要だ。そのためにオレからI AM NOAHの言葉をプレゼントしてやる」と返却。試合後にはイホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.が現れ、挑戦表明をおこない、2・4仙台でのV3戦が決まった。

 この一戦後に拳王は2024年に入って早々から災害や事故が相次いでいる世の中に対して「今年に入ってネガティブな話題も多いかもしれない。だが、そういうヤツらはオレだけを見とけよ。オレに希望をもらえ。オレに勇気をもらえ。プロレスラーの一番大切な仕事は、夢と希望を与えることだろ。誰ができてると思うプロレス界で。オレしかいないだろ。テメーらクソヤローども、これからは夢と希望を与える拳王、オレについて来い」とメッセージ。GHCヘビー級王者としてNOAH、プロレス界をけん引する自覚に満ちた言動で防衛ロードを歩んでいく。

 また、同大会では自己主張が続出。宮脇純太はGHCジュニアタッグ王者のタダスケにピンフォール勝ち。師匠の近藤修司と同王座挑戦をアピールした。ジェイクはGood Looking Guys(GLG)として清宮に6vs6の全面対抗戦を要求。タイタス・アレクサンダーがジャック・モリスのGHCナショナル王座に挑戦表明。大原はじめは「今年は自分の手で動いて、チャンスをつかみたい」とダガのGHCジュニア王座に挑戦表明。小澤は「自分は変わりたい」とイギリス遠征を希望した。

 1・17新宿FACE大会ではメインでモリスがタイタスを退けてGHCナショナルV2。無名状態での初来日から約1年半でスターダムに駆け上がった王者が、2022年夏の自身のような粗削りながらもポテンシャルの高さを感じさせる挑戦者をしっかりと受け止めた上で差を見せつけた。

 同大会ではウルフがアンソニー・グリーンに直接勝利。ベインとともにGHCタッグ王座に挑戦表明をおこない、階級の壁をぶち壊すことを予告した。4日前のGHCヘビー級選手権で敗れた潮崎は心機一転、黒のショートタイツでリスタートを果たす。
 1・20長野大会からは小澤のイギリス遠征壮行試合がスタート。1・21八王子大会ではメインでGLGが本隊との3本勝負を制し、ジェイクがGHCヘビー級王座狙いをあらためて明言してみせた。同大会では谷口周平が潮崎戦で本領を発揮し、憂流迦がHi69から嬉しいプロレス初勝利を収めている。

 

 1・23横浜ラジアントホール大会では近藤がYO-HEY、宮脇がタダスケにそれぞれシングルで勝利。5日のタイトルマッチに向けて弾みをつけた。GHCヘビー級前哨戦は挑戦者のワグナーが試合後に拳王をワグナードライバーでKO。GHCタッグ前哨戦はベインがアンソニーをシングルで撃破したが、モリスがウルフをタッグマッチながら直接ピンフォール勝ち。挑戦者・大原の要求で実現したGHCジュニアのシングル前哨戦は10分時間切れ引き分け。小澤はイギリス遠征抗争試合ラストでジェイクにボロボロにされ「必ず強くなって帰ってきます」とあらためて飛躍を誓う。

 

 1・28大阪のメインはGHCジュニアタッグ選手権。宮脇が素晴らしい奮闘を見せて近藤との師弟関係が間違いではなかったことを証明したが敗北。同王座2度目の防衛に成功したYO-HEY&タダスケにHAYATA&Eitaが満を持して挑戦表明をおこなった。決戦は2・23後楽園ホール大会だ。

 GHCヘビー級前哨戦は拳王が5日前のリベンジと言わんばかりに激しく攻め立て、最後は拳王スペシャルでレフェリーストップ勝ち。試合後「ギブアップしてない!」とレフェリーにつかみかかるワグナーに「トランキーロ…あっせんなよ」と新日本プロレス・内藤哲也ばりの言葉で挑発するなど制御不能な一面を見せた。憂流迦はシャイニング・トライアングルでGHCタッグ王座戴冠歴もある稲葉大樹からギブアップ勝ち。わずかデビュー1カ月でトップ戦線に食い込む。

 次なるビッグマッチの2・4仙台サンプラザホール大会ではGHCヘビー級選手権<王者>拳王vsワグナー、GHCタッグ選手権<王者組>モリス&グリーンvsベイン&ウルフ<挑戦者組>、GHCジュニア選手権<王者>ダガvs大原<挑戦者>というGHC3大タイトルマッチに加え、ジェイクvs藤田和之の初対決(6人タッグマッチ)、TEAM NOAH初の5人そろい踏みなど豪華8試合がラインアップ。ぜひともNOAHの熱を会場で体感してほしい。

(文提供/週刊プロレス 井上光)

 

 

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【大会情報】

「CROSS OVER 2024 in SENDAI」

・日時:2024年2月4日(日)13時30分開場 / 15時00分開始

・場所:宮城・仙台サンプラザホール

 

【配信情報】

・ABEMA無料放送 https://abe.ma/3S5H7vL

・WRESTLE UNIVERSE(英語実況)

https://www.wrestle-universe.com/ja/lives/2DvcdZC8n8YTqhHYK9LT32

 

<チケット料金>

・VIP席    30,000円(当日 30,000円)

・アリーナS席 13,000円 (当日 13,000円)

・アリーナA席   7,000円 (当日 7,000円)

・スタンドS席  8,000円(当日 8,000円)

・スタンドA席  5,000円 (当日 5,000円)

・小中高生券  当日のみ 2,000円(※要学生証)

■当日券は13時より会場入り口付近当日券売り場で販売開始。

 

■チケットのご購入は こちら

 

【全対戦カード】

<第8試合 メインイベント・GHCヘビー級選手権>
(王者)拳王 VS イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.(挑戦者)
※第43代王者の3度目の防衛戦となります。

 

<第7試合・GHCタッグ選手権>
(王者)ジャック・モリス アンソニー・グリーン VS ドラゴン・ベイン アルファ・ウルフ(挑戦者)
※第66代王者組の3度目の防衛戦となります。

 

<第6試合・GHCジュニアヘビー級選手権>
(王者)ダガ VS 大原はじめ(挑戦者)
※第54代王者の3度目の防衛戦となります。

 

<第5試合・6人タッグマッチ>
ジェイク・リー YO-HEY タダスケ VS 藤田和之 近藤修司 宮脇純太

 

<第4試合・タッグマッチ>
清宮海斗 大岩陵平 VS 小川良成 大和田侑

 

<第3試合・6人タッグマッチ>
丸藤正道 杉浦貴 佐々木憂流迦 VS サクソン・ハックスリー ティモシー・サッチャー 谷口周平

 

<第2試合・10人タッグマッチ>
征矢学 マサ北宮 稲葉大樹 HAYATA Eita VS 潮崎豪 モハメド ヨネ 齋藤彰俊 小峠篤司 Hi69

 

<第1試合・3WAYマッチ>
ニンジャ・マック VS アレハンドロ VS LJ・クリアリー

 

皆様のご来場、お待ちしております!