ニュース | プロレスリング・ノア公式サイト

ニュース

【齋藤彰俊本人手記】2024年2月15日LIMIT BREAK「彰俊的徒然草」

インフォメーション

先日Xに

「2.15後楽園19時〜遂に『LIMIT BREAK』

この試合、学生時代に同じ部活で切磋琢磨し全国制覇を目指し

卒業後それぞれの道に進み決勝で当たったみたいな感覚

だから、やってきた意地もあるし、今の自分で勝利を目指す 

同窓会ではない

懐かしさは熱い戦いの後だ」

と書いた。

2.15後楽園ホール「LIMIT BREAK」

第5試合・タッグマッチ
藤田和之 齋藤彰俊 vs 真壁刀義 本間朋晃

 

Xの文字数の中での表現ではあるが、各選手それぞれ思いがあり、個人の考えや発言を発信しているので、その対戦相手と向かい合った時に、それまでの「歴」を知っていればいる程、一動作一動作に、目に入ってきた動き以上の意味合いという物が伝わり、静の睨み合いや動のロックアップ、タックルといった動きだけでも、ただの睨み合いやロックアップ等がただのものではなく映る筈。

 

最後に向かい合った時から時間が経てば経つ程、その間にコンタクトがなければない程、緊張感と意味が増すことも間違いない。

相手も自分自身も最後に向かい合った時のままではないのだから・・・

 

自分自身が歩んできた経緯がある。

過去と歴史は変わらないが、リング上に立った時点から、その選手達のストーリーという止まっていた秒針が進み出す。

各人が成し遂げて来た事が大きければ大きい程、一挙手一投足の重みが二倍にも三倍にもなりそうだ。

 

三選手の思いは本人が一番分かっている事なので、その言葉を受け止める。

その発言が本心なのか、挑発なのか、含みがある事なのかは、試合を通じてしか分からない。

 

さて、では齋藤彰俊にとってこの戦いはどんなものなのだろうか?

ここではTEAM NOAHとして初めての興行『LIMIT BREAK』としてへの思いは、また別の時に機会があればと・・

今回はこのカードに対しての事になりますが、この試合は自分にとって「実は・・・」の集合体である。

 

対戦した事はなかったと思うが、グローバル・タッグリーグでチームとして共に戦った本間選手

シングルで戦った回数は最多ながら、組んだ事はなかったであろう藤田選手

新日本の合宿所で同室だった事がある真壁選手

それぞれ三選手とは、今まで過去に経験したことがない状況での顔合わせとなる。

その当時とは違い、それぞれ沢山のものを背負っているのだ。

だからこそ新鮮であると共に、過去があるからこそ一歩たりとも退くことは出来ない、意地もあれば、自分自身の歩みを否定する事もしたくはないし出来ない。

 

どんな試合になるのか?

この試合で戦う本人の自分自身でさえ、どの様な戦いになるのか、どの様に試合も時も流れていくのか分からず予想すら出来ない。

いつも自分自身の試合ですら客観的に捉えているのだが・・・

今回のギア、歯車は不規則過ぎて・・・過去から現在に至るまでの事が4人共入り交じり過ぎているので、混雑したスクランブル交差点を全力で走り抜ける位、どの様に自分自身の心と身体が動くのか、また相手が動くのか見当も付かない。

 

4人とも共通している点は「今の自分で勝利を目指す」という事だけだろう。

ただ、不規則ながら動き出したギアは、何かを生み出しそうだ。

そして、このひとつだけは言える事がある。

試合終了のゴングがなった時、全選手の眼を見て頂きたい。

そこにこのカードの意味と答えが映っている筈だから・・・

by彰俊

 

■2.15「LIMIT BREAK」後楽園ホール大会

19:00開始/18:00開場

WRESTLE UNIVERSEで独占生中継!

第5試合・タッグマッチ
藤田和之 齋藤彰俊 vs 真壁刀義 本間朋晃

詳細は こちら

 

皆様のご来場、お待ちしております!