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大阪大会 初の杉浦超えで拳王がN-1死闘V 試合後コメント

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初の杉浦超えで拳王がN-1死闘V▼清宮豪華戦制す、武藤&秋山と三重奏▼夫婦対決制してHAYATAがV1「次は…両国や!」▼小峠が笑顔なきIPWジュニア奪取▼初参戦・桜庭が貫禄勝ち▼圧勝藤田に大ブーイング▼ライノ登場、ゴアさく裂で北宮粉砕

 


試合詳細、コメントはノア公式携帯サイトでご確認ください。
http://dx-sp.gsj.bz

写真提供 プロレス/格闘技DX

 

 

 

第1試合

マサ北宮vsライノ

【ライノの話】「今回が俺のノア初参戦だ。ECWから始まった俺のキャリアを経て、ついにノアにたどり着いた。今日はまさに俺のキャリアそのものを示せただろう。今夜は始まりに過ぎねえ! これからもっと俺の力を証明していってやる。マサをやってやったのは手始めだ。これからノアのロッカールームにいるヤツらを片っ端からぶちのめしていってやる。すべてをぶっ壊していってやる。これから何が起こるかよく見ておけ。俺は闘志にあふれてる。ノアのナンバーワンになってやるんだ。なぜか。ライノがイチバンだからだ!」

 

 

第2試合

稲村愛輝vs藤田和之

【試合後の藤田】
――試合の感想は?

▼藤田「あ? 終わりだろ? これで沈むだろ、この泥舟。なんで俺が出なくちゃならねえんだ、こんなとこ。あんなのしかいねえんだろ? なぁ? 他に誰がいるんだよ、こんなとこ。どこが方舟だよ。ハコの形した泥舟じゃねえか」

――今後も参戦する気持ちは?

▼藤田「そんなの俺が決めるモンじゃねえよ。俺が欲しかったらいつでも呼べ! いつでも、こんなのの相手してやるよ。クソみてえだ、お前らこの野郎!」

――興味ある選手はいない?

▼藤田「誰もいない! 誰だ!? 名前なんか出てこねえ。なんもねえ。クソみてえだ。なんだこれ? 何も感じない。何しにきたんだ俺は。今、(在住地が近い)房総半島は停電で大変なんだよ! わざわざ時間割いて来てんだよ! それなのにクソだよクソ! クソ船!! 泥舟!!」

 

 

第3試合

中嶋勝彦&イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.vs潮崎豪&アレックス・ハマーストーン

【試合後の潮崎&ハマーストーン】
――試合の感想は

▼潮崎「N-1のAブロック対Bブロックの対決っていうね。決勝じゃないけど、別ブロックの試合できるってことは無いからね。そしてアレックス・ハマーストーン。公式戦で負けたけど、今度やったら俺が取るよ。隣に負けられない男がいたからこそ、余計燃えたよね、今日は」

――パートナーとしてのハマーストーンは?

▼潮崎「俺に合わせてくれてましたね(笑) この体では考えられないような動きをするから、何をしでかすか分からない。海外の選手の醍醐味というのを味わえる、俺にとって素晴らしい存在です」

――ハマーストーン選手は?

▼ハマーストーン「シオザキは俺がノアで最初に戦った相手だ。今ツアーのラストで、そのシオザキと組めてハッピーさ。今日はAブロックとBブロックのベストが戦ったと思ってる。俺たちはもっと良くなる。シオザキは強くてタフだった。パーフェクト・パートナーだったよ」

――次の標的は?

▼ハマーストーン「やっぱりN-1も勝ちたいし、挑戦権もほしい。そう、カイト(清宮)だね。次にノアに来る時は、トップを獲るために来る。なぜなら、もう一本のベルト(GHCヘビー)を肩にかけるためにね」

――ハマーストーンには借りがあるままだが?

▼潮崎「そうだね。俺が勝ち越してないと気がすまないんでね。借りは今回のN-1についても同じ。優勝決定戦に進めなかったその悔しさは、いつか晴らす」

 

【試合後の中嶋】
――AXIZ対決となったが?

▼中嶋「潮崎豪、いやあ、強いね。持っていく力は相変わらずかなと。あの強引さ、俺は嫌いじゃないね」

――改めてパートナーの強さを感じた?

▼中嶋「それはもちろん。久々にチョップを受けたし、やっぱパートナーにしたい相手だね」

――また戦いたいという思いもある?

▼中嶋「うーん、それはまあ、組まれたらそうかもしれないけど、どうだろうな? どっちかと言うと、俺はイヤだね(笑) 組んでいたほうが心強い。あとはこのタッグのベルトをもっと輝かせるんでね。今日は久々の大阪の大きい舞台でできたのはよかったな」

 

 

第4試合 IPWジュニアヘビー級選手権試合

原田大輔vs小峠篤司

【試合後の小峠】
▼小峠「苦しい…」

※小峠がリングに座り込む

――新チャンピオン、おめでとうございます

▼小峠「ありがとうございます。とりあえず大阪で勝てたことが嬉しいです」

――殺伐とした怖さが漂うような試合だったが?

▼小峠「わかんないですね。もうお互い考えとかカットして気持ちぶつけているだけなんで。なんかもう痛すぎて…。痛いとかわからないですね、もう。疲れた…」

――原田選手は試合前に、「もうこの一戦で小峠選手とは終わりにしたい」と話していたが、今後については?

▼小峠「それはもう何年も前から言ってるやんけ。誰やねん? 誰がこのカードを組んだんやっていうのもおかしな話やけど。まあ、大阪のお客さんが気持ちで組んでくれた試合やから。なんでしょうね? せっかくインタビューしてもらったりとか、応援してもらってこれを言うのも失礼ですけど、やっぱ俺ら2人にしかわからない世界なんで。やりたくないとか、プロが言っちゃダメなんですけどね。そういうことです、我々は」

――それでも凄い試合だったが

▼小峠「(立ち上がりながら)なんやろう? 勝ってるのに、勝ってるのに、嬉しくない試合って何なんですかね? こんな試合、ダメだよ。気持ちよくないもん。やっぱお互い、怨みとか、憎しみとか、お互いそんなんでしか表現できなくなっちゃってるから。ダメだよ、俺たちみたいな試合組んじゃ」

 

 

第5試合

小川良成&鈴木鼓太郎&クリス・リッジウェイvs桜庭和志&大原はじめ&NOSAWA論外

【試合後の桜庭&大原&論外】
▼論外「GHCジュニアタッグ王者の小川良成が桜庭さんに『挑戦しないか?』って言ってたから、9・23山梨、譲ってもいいんだぜ? 桜庭さんと大原で挑戦したっていいんだぜ? それか2対3でやってもいいよ」

▼桜庭「2対3で!」

▼論外「そうすね。じゃあ2対3でやってやるよ! 挑発してきたのは向こうだぞ?」

――ノアマットの感触は?

▼桜庭「みんな大きくてハイ…」

▼論外「いや、今日はみんな小さかったっす(笑) それにしてもまさかドロップキック見られるとは思ってなかった。ああいうのはプロレスファン喜ぶんじゃないかな」

▼桜庭「ちょっと低かった…」

――大原選手は?

▼大原「桜庭さんからしたら、何百何千ものレスリングを教えてきた子供の一人だと思うんですけど、20年越しに中学時代に教わった桜庭さんと、こうして同じリングに立てたこと。それが僕は凄く光栄です」

――桜庭選手は小川選手と向き合っていたが?

▼桜庭「もうちょっとやりたかったですね。(コンタクトしてみて)不思議な感じがしました」

――今後のノアマット参戦は?

▼論外「大丈夫、俺が呼ぶから。今日はお披露目でしょう」

 

 

第6試合 GHCジュニア・ヘビー級選手権試合

HAYATAvsYO-HEY

【試合後のHAYATA、YO-HEY】
※HAYATAがコメントブースに姿を現すと、あとからYO-HEYが登場する

▼YO-HEY「あんたはおいらを倒して、そのGHCジュニアのベルトを防衛しました。普通なら、あんたが心の内に秘めたその嬉しさっていうのを爆発させて、インタビューせなあかんところやけど、俺らは夫婦や。あんたがそうやって器用なことできるほど器用な人間と思ってない。そして、当然あんたは喋れへんから、負けた分際でこんなの言うのあれやけどな。チャンピオン…一生の頼みや。再戦してくれ。そのGHCのジュニアのベルト懸けて、もう1回、俺YO-HEYと戦ってくれ。頼む」

▼HAYATA「(しばらく黙り込むと)次は…両国や!」

※HAYATAが去っていく

――両国というコメントが出たが?

▼YO-HEY「正直嬉しいけど、あんなボッコボコにやられて、偉そうに言われへんから。両国に向けて、チャンピオンが俺の再戦をOKベイビーしてくれたってわけですよね? ほんなら、こんなクヨクヨしとらんと、俺がもう1回、自信満々にあいつに、チャンピオンに挑戦できるように、日々努力して! この9cm腕…こいつを69cm腕にしたいと思います。ありがとうございました。すいませんでした」

 

 

第7試合

武藤敬司&秋山準&清宮海斗vs丸藤正道&谷口周平&望月成晃

【試合後の武藤&秋山&清宮】
――武藤選手、対戦した率直な感想は?

▼武藤「いやもう、ほとんどが初対面じゃないですか。まあまあまあ、こっちのチームも試合前まで本当に打ち合わせも何もなく、よくリングに上がれるもんだなって。だから、皆さん、今日は敬老の日ということで、年上を敬ってくれたから、何とか」

▼秋山「俺らコミュニケーション取ったよな?」

▼清宮「取りましたね」

▼武藤「じゃあ、俺だけ蚊帳の外だよ。それでもいい形で2人がまとめてくれたから」

――その中で標的として谷口選手がいたが?

▼秋山「いや、谷口は俺の標的じゃないですよ。逆じゃないですか」

――凄い戦い、凄いメンバーの中で、チャンピオンとして清宮選手はどうだった?

▼清宮「もう始まった時から本当に自分勝手にいこうと思ってたんですけど。それでもやっぱり主役っていうか、中心はみんなが狙って譲らないというところで、凄い刺激的な試合ができて、その中で感じるものもありました」

――存在感がぶつかり合うような試合だったが、武藤選手から見た清宮選手は?

▼武藤「いや、良かったんじゃないですか? 俺は彼を見るより、自分のことだけで必死でね。やっぱり先週は全日本プロレスさんにお邪魔したり、その前はWRESTLE-1、その前はMASTERSとここ連戦している中で、やっぱりリングも違うんだ。今日のノアのリングのロープがひじょうに高くてね。それにちょっと驚いたというか。ただね、こういうのも1つの経験だから、また1つかさが増したと思いますね」

――秋山選手の印象は?

▼秋山「まだまだね、やらなきゃいけないことがたくさん。本人もそれはわかっていると思うんで。まあ、武藤さんも俺も、今日やったことが少しでもプラスになれば」

▼武藤「秋山、ベルト挑戦すればいいじゃん」

▼秋山「いやいや、50ですから」

▼武藤「いや、プロレスは年関係ないよ」

▼清宮「いやもう、断る理由ないですよ」

▼秋山「ノアも武藤さんがやるって言ったら、断る理由ないもんな(笑)」

▼武藤「俺らはリハビリ最中だから」

――最後に清宮選手は11月2日に大勝負が控えているが?

▼清宮「ノアは本当に今年が一番大事なので。今日の経験…武藤さん、秋山さんと一緒に隣で戦ったというのは、本当に一生の宝物なんで、これをしっかり自分のものにして、新しい景色を見せていきたいと思います」

 

【試合後の丸藤&望月】
――戦った感想は?

▼望月「本当にね、お三方とも初対決で。まあ、清宮選手はね、現役のチャンピオン。でも、若いチャンピオンで。秋山さんはどちらかというとちょっと同世代に近い先輩。で、(武藤は)大レジェンド。本当にカードを発表された時、背筋が震えたもんでしたけど。でもね、リングに上がった時は『よっしゃ、いったるぞ!』と思ったんですけど、リングに上がった時の武藤さんを見たら、やっぱり想像以上に大きく見えました。本当に対峙しただけで物凄い価値のある人でした」

――N-1 VICTORYを含めて、ノアでは印象に残る戦いばかりだった

▼望月「決勝にも残れなかったですけど、本当に自分の25年のキャリアの歴史の何ページかを飾るぐらいの1ヵ月でしたね。で、最後にこういう素晴らしいカードを用意していただいて、本当にありがとうございますという思いですね」

――丸藤選手の戦った印象は?

▼丸藤「秋山さんはね、本当に何度も戦っているし、言うなれば俺が練習生の時からずっと同じところにいた人なんで。でも、触れると、やっぱり懐かしさ、そしてあの人の怖さみたいなものをいつも感じさせてくれるし。武藤敬司、なんだろうなあ、例えようがないなあ。そうだな、やっぱり俺がプロレスファンの時から見ていた武藤敬司。年を取ったかもしれない。怪我をしているかもしれない。でも、やっぱり武藤敬司は武藤敬司だし。あと、隣にいるモッチーさんがこんなに謙遜しているのもよくわからないんだけど、俺からしたらモッチーさんだって。武藤さんたちは大レジェンドかもしれないけど、モッチーさんもレジェンドだから」

▼望月「いやいやいや! やめてよ。俺をレジェンド扱いされるのは。現代を生きるレスラーとして頑張っているつもりなんで」

▼丸藤「リビングレジェンドで、リビングレジェンド。本当に。なんで、今日は隣に立ってもらって心強かったし。だけど、やっぱりモッチーさんとはまた戦いたいという気持ちもあるし」

▼望月「僕もね、今日は組みましたけど。まさかのN-1は振るわなかった。でも、それはね、別にスランプっていうよりも、たまたまの4試合で、別に僕は丸藤正道だと見て思いましたし。やっぱりお預けになったけど、必ずね。足を突っ込んだ以上は丸藤選手とシングル。それは僕はどっかにやっちゃわないんで。必ずどこかで実現させたいなと思います」

――この発言を聞いたら?

▼丸藤「それはもちろん。俺はモッチーさんのことをドンドン好きになってますしね。まあ、普段はまるで連絡取らないんですけど(笑)」

▼望月「連絡先は教えないですけど(笑)」

▼丸藤「リング上で会えば。相対すれば激しくやれるしね。隣に立てば頼もしいし。僕もね、ようやく20年を超えて、このキャリアで、そういう人たちがかなり少なくなってきたんで。本当にリビングレジェンドとして」

▼望月「いえいえ(笑)」

▼丸藤「これからも、ぜひとも同じリングに立っていきたいなと思いますし」

▼望月「僕は丸藤選手があくまでもメインディッシュと考えているんで。もし別のテーマが何か生まれたら、またノアさんに参戦したいと思いますし。最後の最後のメインディッシュに丸藤正道をいただきたいと思いますんで、よろしくお願いします」

▼丸藤「よろしくお願いします。(インタビューが終了となると)見たか? 今、清宮の話なんて1個も出なかったろ? まだまだあの2人に気を遣うってことだよ。特に秋山準」

 

 

第8試合 N-1 VICTORY 2019 優勝決定戦

杉浦貴vs拳王

【試合後の拳王】
――遂に杉浦選手に勝利した

▼拳王「そうだよな。N-1優勝したのももちろん嬉しい。だがな、おい。それ以上にやはり杉浦を倒したこと、杉浦を超えれたこと、それが一番嬉しいよな」

――杉浦選手もタフで、終わりの見えない戦いになった

▼拳王「それでこそ杉浦貴だろ? 俺が本当に倒したいと思った男、杉浦貴だろ? そのぐらい強くなかったら、俺も倒した意味ねえよ。だがな、あのメチャクチャ強え杉浦を倒して、俺はまた1つ、強くなっただろ?」

――この1勝は本当に大きい

▼拳王「俺が今年決めた誓い、てめえも知っているだろ? N-1優勝。まず1つはクリアした。そして、11月2日、両国国技館。ベルト奪取はもちろんだ。それだけじゃねえぞ。超満員だ。俺がな、魅力的な男になって、必ず実現してやるよ。そしたら、おい。リングでも言っただろ。お前らの行きたいところまで連れていってやるよ」

――拳王コールも巻き起こったが?

▼拳王「俺がずっと言ってきた信念がようやく伝わったんじゃねえのか? 会社の言うことを聞いてやっているサラリーマンレスラー、それでもいいと思うよ。それでも正しいと思うよ。だがな、おい。それだけではこのプロレスリング・ノアはさらに輝かしいリングにならねえと思うんだよな、俺は。だからな、おい。俺は、俺の思う信念を貫いて、必ずこのノアのリングを再び輝かしいリングにしてやるからな」

――次は清宮戦となるが?

▼拳王「おい、清宮。いいか、おい。お前なんかな、会社に持ち上げられてるレスラーだ。そんなヤツはな、これから強くなんねえんだよ。今は強いかもしんねえ。だがな、あと1ヵ月、俺が死に物狂いで努力して、お前からベルトを奪ってやる。覚悟しておけ、コノヤロー」

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