【8.11川崎で7ヵ月ぶりの復帰戦!】「お前はNOAHに仲間を作りに来たのかい?」/N-1出場権をかけた晴斗希とのシングルマッチひかえる、潮崎豪にインタビュー!
今年1月、膝の負傷により長期欠場となった潮崎豪が、約半年ぶりにリングへ帰ってくる。復帰戦の相手は、自身がかつて世界ヘビー級王者として迎え撃った若き実力者・晴斗希。自身が率いた『LIMIT BREAK』興行でブレイクした存在でもあり、今度はN-1出場権を懸けた立場で向かい合う。
変化したNOAH、進化する若手、そして自身のブランク。そのすべてと向き合いながらも「今には合わせない」「闘いを流し込む」と語る潮崎が、リングで証明しようとする“NOAHの闘い”とは。
ーー今年1月から半年以上の欠場期間を経て、いよいよ復帰戦を迎えます。いまの心境は?
割と、レスラーは、首の次が膝。そこを怪我したらちょっと怖いなというものがあって。ちゃんと動けるのかという不安は正直ありますけど、まあ、そこはね、担当医と自分自身を信じて、当日を迎えたい。試合をしてみて、不安っていうものを消したいなと。
ーーリングから離れていた期間、NOAHはOZAWA選手を筆頭に、新世代が革命を起こし、観客動員も上昇。この半年のムーブメントをどう見ていましたか?
率直にそれはいいことだし、嬉しいことだと思ってますよ。今の試合のスタイルが、今のファンの人たちにうけている状況なんでしょうね。まあ、でも、そればかりではいけないんじゃないかな、というのも思うし。今のスタイルに俺は合わせるつもりはないし。今のファンの人たちが、そういった試合が好きなことはもちろん動かない事実なんですけど、やっぱり昔のようなNOAHを好きな方もいて。古くからの伝統のような試合を見せる自分が復帰することによって、相乗効果で、団体をより大きくしていければ。
ーー先日の後楽園ホール大会で、KENTA選手が11年半ぶりにGHCヘビー級王座を戴冠しましたが?
11年半、それだけの期間があったとしても、なんだろう、GHCチャンピオンに返り咲くことができるというね。自分の中でKENTA選手っていうのは、やっぱり、”今のNOAHではない”と思ってて。だからこそ、久しぶりに(KENTA選手の試合を)会場で見て、鳥肌が立つ瞬間だった。「NOAHのプロレスってこうだよな」ってものを感じましたね。拳王選手から獲ったっていう。KNETAここにあり、という瞬間を久しぶりに感じた気がします。
ただ「お!やった」ってベルト獲った瞬間にそういう気持ちは出たんですけど「でも…」って悔しい気持ちへすぐ切り替わりました。
悔しい気持ちの方が最終的には勝ってましたね。
ーー長い欠場期間を経て、今年からNOAHを知ったファンの方の中には、潮崎選手の試合を見たことがない方もいらっしゃるかもしれません
俺のNOAHのスタイルっていうのを(今のファンは)未経験の方も多いはずなんで、そこは楽しみでもあります。ただね、今の試合のスタイルが、今のNOAHのブレイクのきっかけだったと思うし。でも俺はそれに合わせる気はない。もう自分は、闘いをやっていくだけなんで。自分なりのリング上での表現を今のNOAHに見せたい、ぶつけたいという思いがあります。
ーー復帰戦の対戦相手・晴斗希選手は、潮崎選手が立ち上げた『LIMIT BREAK』で大きく存在感を示しました。晴斗希選手の“今の姿”をどう見ていますか?
俺は一度、LIMIT BREAKで世界ヘビーのタイトルマッチを彼とやりましたけど「じゃあ、何のために俺と闘ったんだ?」っていう気持ちがあるんですよ。結果として俺が勝ちましたけど、それは何のためだったんだって。お前がNOAHに上がるためなの?仲間を作りたいからなのか?NOAHに対して、晴斗希を売り込みたいのか?NOAHでトップをとりたいからなのか?っていうのが見えないと思うんです。仲間を作りに来たのかい?と。
NOAHに闘いを、ケンカを売りにきたんじゃないのっていう、寂しい気持ちはありますね。もともと体もでかいし、身長もある。いいハートも持ってる。だからこそ、まず味方を作るとか、そういうのではなくて。GHG挑戦したいとか、俺はもっと上にいきたいとか。そういう気持ちがあるのかなと最初は思ってたんですけど、それが今は見えない。そういう気持ちだったら、みんなお前から目離しちゃうよって。
自分との試合で、まあ俺は復帰戦で上がるわけですけど、晴斗希選手のNOAHに上がる理由、このリングでどうしていきたいのかっていうのを、俺が見てみたい、感じてみたいというのもあります。常にそういう闘いに身を投じておけば、自ずとNOAHのトップの方に食い込んでいけると思うんで。 自分がそうだったように、どの試合も「その日の1番の闘いをしよう。その時その時の、どのメンバーの中でも1番になろう」というふうに考えて試合してたんでね。
ーーこのシングルマッチで、N-1の出場権が懸けてやろう、という晴斗希選手からの申し出はどう受けとめましたか?
自分が(7.19後楽園ホールの)リング上で復帰の挨拶をした時に、9月のN-1を見据えてっていうこと言いましたけど、復帰明けですぐN-1エントリーの機会が巡ってくるっていうふうには思ってなかったんで。自分としては調子を上げてN-1に臨みたいっていう気持ちはあって。
ーーN-1 VICTORYは潮崎選手であれど、簡単に出られるものじゃないという認識があったということですね
はい、そんな甘いもんじゃないと。ただ、自分が勝手にリング上でN-1を見据えて、と言ったので。晴斗希選手がバックステージに来てくれたからこそ、N-1というものがこんなにも早く見えたというか、掴みかかった状態なんで。晴斗希選手には感謝をしつつ、その感謝をNOAHの闘いというものでお返ししたいです。
ーー潮崎豪にとって、N-1 VICTORYというリーグ戦に出ることの意味とは?
まず長い間欠場してた人間が出て、優勝できるような甘いものではないと思ってます。でも、甘いものではないからこそ、覚悟を持って試合ができる場所であるなっていう気持ちがあって。N-1という闘いの苦しさ、厳しさというものを、逆に欠場明けだからこそ体感したいと。優勝とか、そう思う前に、こうやって出場者決定戦があるわけですから、ふるいにかけられるという。N-1の厳しさというものを体感したいですね。
ーーN-1の先に、GHCを見据える視点もある?
N-1はN-1、GHCはGHCというふうに俺は思ってるんで。例年では、(N-1優勝からのGHC挑戦)そういうこともありましたけど、俺は、それはそれっていうふうに。分けて闘いを楽しんでもらいたいなという気持ちもあるんです。そういう楽しみ方もある、と思ってもらえたら嬉しいですかね。
ーー”I am NOAH”潮崎豪をずっと待っていたファンのみなさまへメッセージをお願いします
半年以上、思った以上に復帰にかかって、心配をかけてしまったなという気持ちが強いんですけど。その分、大きく変わったNOAHのリング上に“闘い”というものを流し込む、そう思ってます。復帰戦も楽しみにしてほしいですけど、俺は久しぶりにリング上からみなさんに会えるのがすごい楽しみです。レスラー・潮崎豪に会いに来てほしいと思っています。
復帰戦は、N-1出場者決定戦ということにもなりましたけど、まあ、シングルで復帰戦やるってこともなかなかないので。自分の今の力を自分自身が感じる闘いになると思うし、皆さんにも感じてもらえる闘いになるかと。意味のある闘いにしたいと思ってますんで、カルッツかわさき大会、みなさんよろしくお願いいたします!
KAWASAKI SUMMER VOYAGE 2025
8月11日(祝・月)開始:16:00 開場:14:30 会場:神奈川・カルッツかわさき
<潮崎豪復帰戦/N-1 VICTORY 2025 出場者決定戦>
潮崎豪(TEAM NOAH)
vs
晴斗希(ALL REBELLION)