【8.11川崎で潮崎とN-1出場をかけたシングルマッチ!】「潮崎豪を倒してN-1に出たら、みんな納得する」大一番控える、晴斗希インタビュー!
大阪から夢見たNOAHのリングに立って約1年半。晴斗希は、そのきっかけとなった潮崎豪の復帰戦でシングルマッチを迎える。
かつて“ファンとして見ていた憧れの存在”との再戦は、ただの挑戦ではない。「NOAHのトップに駆け上がるための通過点」として、潮崎に真っ向勝負を挑む。N-1出場をかけたこの試合は、自ら名乗りを上げて掴んだチャンス。もはや“若手”の枠を超え、NOAHの未来を背負う存在として一歩踏み出す男の覚悟と野心を聞いた。
――NOAH参戦から約1年半経ちますが、これまでを振り返っていかがですか?
大阪のリングでいろんな団体上がらせてもらって、いろんな選手なり、お客さんなり、スタッフから「今後上がりたい団体あるの?」みたいなことを聞かれたときに、僕がそれこそ初めてプロレスを見たのがプロレスリング・ノアやったんで、やっぱりそこから僕のプロレスについての人生が始まったと思うので、『いつかNOAHのリングに上がりたいです!』みたいな、何気ない言葉だったと思うんですけど、そういう話をいろんな人にしてたっていうのはあって。去年の春に道頓堀プロレスから「プロレスリング・ノアから(LIMIT BREAK参戦の)オファーがあったんですけど出れますか」って話をもらったときに『これほんま?』みたいな。これまでもちょっとぐらい関わってたりしてたら何かあるのかなって雰囲気があったと思うんですけど、急に連絡がきたんで、すごいびっくりして。不思議な気持ち、というのが最初の頃でしたね。
――LIMIT BREAK、NOAH初参戦の日のことは覚えていますか?
お客さんもそうですし、選手も今まで僕と関わったことない人たちばっかりだったんで。『本当に僕のこれまでやってきたプロレスって通じるのかな』と。知ってる人が何人かいれば、お客さんもね、晴斗希ってレスラーがいて、大阪から来たんだって知ってくれてる状態ではいられたと思うんですけど、ほぼほぼそういう方がいない中でやったんで、もうめちゃめちゃ緊張しました。
――実際、NOAHに参戦して、まず一番驚いたことはなんでしょうか
そうですね…リングが大きいとか(笑) 単純なことかもしれないですけど、最前列のお客さんとリングとの距離がちょっと遠いな、とか。リング上で僕が発した声が届かないですし、逆に言うとお客さんの声も聞き取りにくい。慣れないところがあって、そういう部分もすごい驚いたなって。
選手に対してだったら、大阪だと僕が大きい方の部類に入るんですけど、(NOAHは)大きい選手がいっぱいでフィジカル的にも強い選手も多いから、なかなか1人倒すのにも苦労するし、投げるのにも苦労する。もう本当に初めての経験、いろんな経験をさせてもらったなって。
――とはいえ、ここで一花咲かせてやろうという野心は折れなかった?
これまで僕が大阪でやってきてお世話になった先輩だったり、精一杯試合をしたライバルとか、そんな大阪のレスラーがたくさんいる中で、みんな僕がNOAHに上がるときには「頑張って」とたくさんの言葉と一緒に背中を押していただいて。大阪を代表して、僕は今戦ってるんだろうなっていうのを改めて感じたときはあって。だからこそ僕が今戦っているリングで頑張ることによって、大阪のリングも注目されるだろうし。うまく頑張れたら、そこにも繋がるんじゃないかなと思うんですよね。
――かつて世界ヘビー級戦で敗れた相手でありながら、晴斗希選手がNOAH本戦参戦へのきっかけとなった、LIMIT BREAKの中心人物。ブレイクのきっかけを与えた人物でもあります。そんな潮崎豪選手の存在をどう捉えていますか。
それこそLIMIT BREAKに去年上がって、毎月ぐらい参戦させてもらってて。僕が初めて後楽園ホールに上がったのが、去年6月の潮崎豪20周年記念大会ですね。僕ら大阪の、言えば地方のレスラーがなかなか後楽園ホールに上がる機会って最近少なくなった中で、後楽園に上がったときに「大きい団体に上がってるんだな」っていうのを感じて。そのときに、潮崎さんがメインイベントで戦われてる姿も見て、すごい団体に上がってるなっていうのを僕は感じ取ったんですよ。闘う潮崎さんの姿にもすごいなと思って、その後に、あの世界ヘビー級のベルトに潮崎さんが挑戦するって決まって。数ヶ月後、まさか自分がそのベルトに挑戦させてもらったっていうのが、一つのターニングポイントですね。かつてファン目線で、レスラーとして見ていた選手と戦えるっていうのは、これは全力を出して頑張らなあかんなって思ったのを覚えてます。
――潮崎選手は、晴斗希選手にとって節目にいらっしゃる存在なのかもしれません
いや本当に、やっぱり大切な存在で。潮崎さんといえば象徴的な存在である選手だから。初めて後楽園ホールに出たときも潮崎さんの冠が付く大会で、(NOAHのリングで)初めてヘビー級のタイトルマッチをしたのも潮崎さんが相手で。やっぱり意識せざるを得ないなと。
――そんな潮崎選手に、8.11カルッツかわさき大会、潮崎豪復帰戦の舞台で、N-1出場権を懸けたシングルマッチを提案されましたが?
もしかしたらN-1でしかシングルマッチできない選手がいっぱいいるかもしれない。NOAHの選手とたくさん試合がしたいって一番最初に言葉にしてNOAHの本戦のリングに上がり始めたんで、このN-1の機会を逃したら、いろんな選手とシングルマッチいつできるかわからない。もうここしかないだろうっていうのは正直思いました、いつ参戦選手が発表されるかわからないけど、やっぱり言葉にする大切さというか、LIMIT BREAKのときもそうだし、声を上げる、言葉にしてたからこそ繋がったことや実現できたことが多かったなと思ったんです。僕としては、まだ実力と結果を残せていないので、これはチャンスなんじゃないかなって。潮崎さんが復帰するタイミングで、僕も名乗り上げさせてもらって。潮崎さんとシングルマッチしたいと。
潮崎さんがこの前、7月19日の後楽園で復帰宣言した時も潮崎コールが(自然と湧き上がった)。やっぱりお客さんの期待、待ってたっていうのがすごい僕も伝わって。逆にそこを僕が名乗り上げることによって、この試合がもっともっと注目されるんじゃないかなと。いろいろ考えた中で行動に移しました。復帰1戦目であれど、潮崎豪は潮崎豪かなと思うんで。その選手にシングルマッチで勝てれば、N-1に出場する権利は事実上もらえるのかもしれないですけど、お客さんにも納得してもらえるんじゃないかなと。「N-1に出る」と僕自身も胸を張って言えますね。
――潮崎選手は、先日のインタビューで『今の晴斗希からは“何のためにNOAHに上がっているのか”が見えない。仲間を作りにきたのかい?』とおっしゃっていました
NOAHのリングに上がってから自分としても、自分の立ち位置ってどういうところなんだろうと模索しながら、毎試合毎試合やっていたというのは事実としてはあるんです。だけど、僕としては、いつ何どきチャンスが来るかわからないプロレスのリングでいつでも準備をしておくっていうのが重要なのかなと思っていて。今回もN-1に出場するって思ったときに、行動に移して、潮崎さんとシングルマッチを申し出たわけですし。「勝って、N-1に出場するぞ」と言葉にする大切さっていうのは、今回身に染みてわかったし。今後、NOAHの中心にいけるように、タイトルマッチもしっかり見据えていけるように、このN-1に出たいなと思ってます。
――この試合に勝てば、N-1という大舞台が見えてきます。今の自分がその舞台に立つ意味は?
僕にしかできないことは”初出場、初優勝”しかないんじゃないかなって。NOAH全体の雰囲気やお客さんも賑やかに変わってきた中で、僕が出場して優勝すれば、もっといい起爆剤になれるんじゃないかと。このN-1でレスラーとしての順位をどんどんどんどん上げていくためにも、すごいいいタイミングだと思うんです。自分のこれまでやってきたプロレスを信じて、そして、これからの晴斗希を見せるためにもこのN-1で新しい自分を作っていきたいです。
――晴斗希選手にとって“潮崎豪超え”とは、どんな未来につながるものだと思いますか?
潮崎選手といえば、プロレスリング・ノアっていうイメージもあるし、だからこそ、超えたいし超えなきゃいけない壁だと思う。今後、僕がNOAHのリングでトップを目指していく中で、必ず名前が出てくる選手と思うんで、この潮崎戦を勝って、今後、タイトル戦にも絡んでいけるようにしていきたいと思います。
――最後にファンのみなさまへメッセージをお願いいたします
9ヵ月越しの潮崎選手とのシングルマッチ。僕もすごく気合いが入ってます。カルッツかわさきの会場に来て、潮崎選手と戦ってる姿を生で見ていただきたいです。僕のNOAHに対する思いをリング上でぶつけますんで、この熱いリングをぜひ会場まで観に来ていただければと思います。
KAWASAKI SUMMER VOYAGE 2025
8月11日(祝・月)開始:16:00 開場:14:30 会場:神奈川・カルッツかわさき
<潮崎豪復帰戦/N-1 VICTORY 2025 出場者決定戦>
潮崎豪(TEAM NOAH)
vs
晴斗希(ALL REBELLION)