【N-1インタビュー】シンガポールから初参戦、N-1へ元WWE・チェンが意外な“NOAH通"っぷり発揮 「僕のなかで“日本のプロレス"といえばNOAH」【9.12後楽園でN-1 VICTORY 2026開幕!】
9・12後楽園大会から開幕するNOAH最大のリーグ戦『LINEヤフー presents N-1 VICTORY 2026』。元WWEでシンガポール出身のチェンがNOAH初参戦を果たす。
キャリア13年、30歳のオールラウンダー。WWE史上初のシンガポール人レスラー『ダンテ・チェン』として活躍し、今年4月に約5年間在籍したWWEに別れを告げた。
そして念願だったという日本マット、NOAH参戦が実現。いきなり過酷なN-1に身を投じる形となるチェンだが、意外な“NOAH通"っぷりを発揮しながら、その胸を高鳴らせた――。
【チェン インタビュー】
――NOAH初参戦となります
▼チェン「本当にすごく楽しみ。初参戦でナーバスになっている部分もあるんですが、良くみているNOAHのリングに上がれるということで、やはり楽しみのほうが強いですね」
――NOAHの印象は?
▼チェン「世界屈指のレベルにあるリングだし、僕のなかで“日本のプロレス"といえばNOAH。日本のプロレスは唯一無二だと思ってるけど、その中でもNOAHには独自の世界観があると思っています」
――自身の個性をどうNOAHで発揮したい?
▼チェン「僕のキャリアはシンガポールからスタートしていて、キャリアは13年。シンガポールのプロレスはアメリカンプロレスの影響を強く受けていましたけど、同じアジアである日本のスタイルも入ってきてはいました。その後、実際にアメリカに渡ってWWEで経験を積むことで、実際のアメリカンスタイルを学び、ヨーロッパのスタイルにも触れることができた。あらゆるスタイルの中から“自分に合ったもの"を取り入れて、今の僕が出来上がっている感じ。ちょっと前はコメディタッチの試合もやっていたし、どんなスタイルの相手にも対応できる。それが今の僕自身の強みだと思っています」
――NOAHの選手との面識というのは?
▼チェン「海外で剣舞に会ったことはあります。なんか雰囲気がAMAKUSAさんに似てますね。WWEにいたので、もちろん憂流迦さん、KENTAさんとも会ったことがありますけど、やっぱり一番よく知ってるのは、一緒にトレーニングしていたYoshiki Inamuraですね」
――リーグ戦の経験は?
▼チェン「リーグ戦自体が初めての経験。NOAH初参戦でいきなりN-1 VICTORY出場…だとNOAHのオフィスから連絡があった時はすごく驚きました。と同時に『凄いことになるな』と。本当にハードな闘いになると思うけど、同じブロックに入った7人の選手とシングルマッチができる…っていうのは、本当にもう楽しみでしかない」
――開幕戦の後楽園大会では杉浦貴と当たります
▼チェン「本当に素晴らしい選手。杉浦さんの経歴をみれば、それは一目瞭然だし、僕にとっては初戦から試練になると思っています」
――続く岡山では藤田和之との対戦です
▼チェン「これも強烈な試練ですね。藤田さんと当たることに、シンガポールのプロレスファンも“ざわついて"ますよ。自分にとっては乗り越えなきゃいけない、本当に大きな壁になります」
――3戦目の博多ではシェイン・ヘイストが相手になります
▼チェン「直接会ったことはないんですが、もちろんオーストラリアのTMDKとしての存在感と実力は知っています。タッグでの活躍が印象的でしたが、最近NOAHに戻ってきてYoshiki Inamuraに勝ってGHCヘビーを獲った。すごいことを成し遂げたと興奮したし、シェイン・ヘイストがNOAHに戻ってきてチャンピオンになった…という事実は個人的にもうれしいことでした。同時にGHCヘビーの前チャンピオンでもあるので、この一戦も自分にとっては試練になりますね」
――4戦目の大阪では飯野雄貴と対決する
▼チェン「飯野さんとも面識がないですが、この前NOAHでタッグリーグに優勝したことも、GHCタッグチャンピオンになったことも知ってますし『征矢さんと優勝決定戦で会おう』と約束してることも知っています。もちろん、そうさせるつもりはありませんが」
――かなり詳しい…そして5戦目の浜松では友人のYoshiki Inamuraと当たります
▼チェン「もうこれは本当に楽しみ。YoshikiとはWWEパフォーマンスセンターでずっと一緒に練習してましたし、(非公開の)練習試合もやりました。でも実際に試合をしたことは一度もなくて、初対決が日本のリング、しかもN-1の舞台で実現することに興奮しています。Yoshikiが藤田さんと組んでGHCタッグに挑戦した試合もチェック済みだし、あの試合をみて一層気合が入りましたね」
――佳境の仙台ではメキシカンのアルファ・ウルフが相手です
▼チェン「アルファ・ウルフに関してはスタリオン・ロジャースから色々と教えてもらっています。YoshikiのGHCヘビーに挑戦した時の“どう猛さ"はもちろん、彼がラダーマッチを制してN-1挑戦権を獲得したことも知っています。本当に気をつけないといけない相手ですね」
――最終公式戦では清宮海斗と対決します
▼チェン「彼はまさにNOAHの“ライジングスター"。キャリアも年齢も近いんですけど、まさにNOAHのゴールデンチャイルドとして、若くしてあらゆることを成し遂げてきた。そんな彼とN-1の舞台で闘えることは本当に光栄だし、本当に楽しみにしている一戦です」
――優勝決定戦で当たりたい別ブロックの相手は?
▼チェン「うーん…一人に絞りきれないですね! まず、ずっと見てきたKENTAさんの顔が浮かびましたけど、やっぱりOZAWA選手ともやってみたい。彼と自分が向き合ったらどうなるんだろう…って興味があるし、煌牙選手のことも気になってる。名前を上げるならこの3人ですかね。本当はBブロックの選手とも全員闘ってみたいぐらいなので」
――優勝すれば内藤哲也のGHCヘビー級王座に挑戦できます
▼チェン「内藤さんの実績はもはや説明不要だとは思いますが、内藤さんは現在、GHCヘビー級王者であると同時に、SPW東南アジア王者でもある。僕のキャリアがスタートしたプロモーション(Singapore Pro Wrestling)のタイトルで、かつて僕も巻いたことがあるベルト。だから僕にとっては二つの意味で意識する存在なんです。もちろん今、僕がフォーカスしてるのはGHCヘビーのベルトですね」
――NOAH参戦を通じてシンガポールのプロレスをアピールしたい思いも強い?
▼チェン「自分にはその責任があると思っています。僕を通して“シンガポールのプロレス"を知ってほしいし、シンガポールのプロレスが何たるかを日本のファンにも示したい。シンガポール人レスラーとして初めてNOAHに出ることにプレッシャーもありますけど、シンガポールのプロレスのエネルギーを、しっかり日本の、NOAHのファンの皆さまにお届けしたいと思っています」
――最後に日本のファンの皆さまにメッセージを
▼チェン「皆さんにお会いできるのを心から楽しみにしています。できる限りのエネルギーを皆さんに届けたいと思っていますし、皆さんからもエネルギーを返してもらえたらうれしい。それが僕の大きなモチベーションになりますし、エネルギーのやり取りによる相乗効果で大きな熱を生み出せればと思っています。N-1 VICTORYでお会いしましょう!」
――チェンのN-1公式戦日程――
9/12後楽園 vs杉浦貴
9/14岡山 vs藤田和之
9/16博多 vsシェイン・ヘイスト
9/20大阪 vs飯野雄貴
9/22浜松 vsYoshiki Inamura
9/25仙台 vsアルファ・ウルフ
9/27宇都宮 vs清宮海斗
▼N-1シリーズ大会&チケット詳細はこちら
https://www.noah.co.jp/lp/n12026/