【インタビュー】並木宏也、デビュー3ヵ月でNOAH Jr. GRAND PRIX 2へ!欠場者続出のジュニア戦線は好機「記念試合のような扱いは絶対にされたくない」【11.9後楽園からNOAH Jr. GRAND PRIX 2開幕!】
11月9日の後楽園ホール大会で開幕するNOAH Jr. GRAND PRIX 2に、デビュー3ヵ月の並木宏也が初出場する。10月15日に同期の小柳勇斗から初勝利を挙げ、若手代表として出場権をつかんだ。
初戦は11月14日の大阪でアレハンドロと激突。憧れのドラゴン・ベインや、2回戦で当たる可能性があるGHCジュニア王者のカイ・フジムラら実力者がそろう中、並木は「記念試合のような扱いは絶対にされたくない」と断言。ジュニア戦線の主力が欠場する状況にも言及し、優勝への覚悟と、母に勝利を見せたい思いを語った。
【NOAH Jr. GRAND PRIX 2出場者インタビュー・並木宏也】
――デビューして早2ヵ月で初勝利を挙げ、ジュニアのトーナメント戦にも初出場となります。10月15日の後楽園ホール大会で小柳選手との一騎打ちを制しての出場権獲得ですが、今の心境は?
並木「率直に言うと、本当にうれしい限りです。これだけ早い段階でチャンスをいただけました。そこで自分の出せるものを出して、どれだけ通用するのか、お客さんにどれだけ響くのかがわかる機会をいただけたことが、すごくうれしいです」
――同期の小柳選手から初めて勝利を挙げての出場権獲得でした。
並木「入門時からずっと意識してきた人間だったので、その選手と戦って、若手の代表としてジュニアグランプリに出ることには、もちろん責任もあります。ですが、まず勝てたことは自分の中で大きな一歩だと思いました」
――出場が決まって、周りの反応は?
並木「家族や地元の友達、自分の試合を結果などで追ってくれている子から、『おめでとう』と言ってもらいました。プロレスをよく見ている人からは、『大きい団体で、新人としての1勝目が随分早いね』と褒めてもらいました。うれしかったです」
――ご家族の中でも、お母様にはとりわけ自分の試合を見てほしいという思いが強いと聞きますが、お母様からは何か声をかけられましたか?
並木「特別なことというより、数日前に会ったときに、『本当におめでとう』と言ってもらえました。その時、母親は会場に来られなかったので、『次の勝利は生で見たい』と言っていました。公式戦は地方開催が多いですが、決勝は後楽園ホールなので、そこまで勝ち上がって見てもらいたいです」
――初戦は11月14日の大阪・梅田大会で、前GHCジュニアタッグ王者のアレハンドロ選手と対戦します。
並木「セコンドでずっと試合を見てきました。アレハンドロ選手は飛ぶ技術がすごく高くて、場外へ飛んでくる技も、最後の決め技の一つも飛び技です。そこを飛ばせないようにしたいと考えています。プラスアルファとして、今のアレハンドロさんより自分が勝っているのは体格なので、そこをうまく使った試合ができればと思っています」
――1回戦を突破すると、次はBUSHI選手と当たる可能性もあります。これまでに対戦したことはありますか?
並木「リング上ではまったく接触していないので、本当に未知数です」
―― ――BUSHI選手は全日本や新日本も経験されている、多彩な技術を持った選手です。並木選手がプロレスを見始めたのも、お兄さんの影響で見ていた新日本プロレスの中継だったそうですね。
並木「はい。プロレス好きの兄の影響で、幼い頃に兄が見ていた新日本プロレスの中継を見て、プロレスを見るようになりました。その頃のBUSHIさんの動きも変わらずやられています。いけると思ったら毒霧が来て丸め込まれたりもするので、本当に読めない選手の一人です。バチバチ来る相手ではないという印象で、すごいテクニックで翻弄されると思います。でも自分は自分のスタイルで勝てるように、もし当たったらしたいです」
――ほか、トーナメントで戦ってみたい選手は?
並木「GHCジュニア王者のカイ・フジムラ選手と、ドラゴン・ベイン選手の二人は、かなり気になっています。あとは他団体ですが、キャリアを見ると自分に一番近いのは佐藤維選手なので、そこも気になります。この3選手が特に気になります」
――カイ選手とは、隣のブロックで2回戦で当たる可能性が。
並木「全部"できる"なと思います。投げもできるし、飛びもできる。トラースキックなどの打撃も強いです。自分が勝つならどこを狙うのかは、けっこう難しいですね。体格も、ウエイトはカイさんのほうがあります。隙がないくらいです」
――カイ選手はTEAM 2000Xのメンバーで、ラフファイトがつきものです。どう立ち向かいますか?
並木「以前、広島で、(TEAM 2000Xの)アルファ・ウルフ選手、杉浦選手と対戦しましたが、ラフファイトはありませんでした。もし触れるとなれば初めてです。自分が思っていることとはまったく違うことが起きると思うので、そこは素直に怖いです」
――TEAM 2000Xの反則に巻き込まれた経験は?
並木「ほぼありません。絡みはありましたが、試合中のものではありませんでした。今度の11月3日春日部大会で、カイさん以外のTEAM 2000Xの3選手と対戦するので、そこが初めての体験になる可能性が高いです。そこで相手の出方を探れるかもしれません」
――変わって、ドラゴン・ベイン選手は、元々憧れの選手だと聞いています。
並木「“キング・オブ・エア”と言われるだけあって、飛び方は皆さんが見ての通りです。それに加えて、パワーもすごくあります。ヘビー級の選手でも投げてしまうほどのパワーがあって、そこがすごいと思います。飛ぶだけではなく、スピードもすごく速い。本当にすごいですし、うらやましいです」
――ベイン選手のようなフライヤーを目指していますか?
並木「目指しているというより、バネなど元々持っているものが違うので、真似をするというよりは、見習いたいところがあります。たとえば、自分が最近やっているプランチャーの形や、高いところから完璧に決め込むところは、練習すれば近づけると思います。ベインさんのようになりたい、というわけではないです。日々の試合の中でも、参考にしています」
――みちのくプロレス・佐藤維選手の試合はご覧になったことがありますか?
並木「フルマッチはほぼ見たことがありませんが、いくつか検索して見ています。かなり高く跳ぶ技がすごいという印象です。足も長いですし、かなり意識しています」
――今、ジュニア戦線は一線級の選手の長期離脱が相次いでいます。若手の並木選手には、ある意味チャンスでもありますが、意気込みは?
並木「トップ選手が怪我で出られず、HAYATAさんも怪我をしてしまいました。その中で自分、あるいは誰かが優勝したときに、堂々とNOAHのトップだと言い切れるのかとは感じています。こんな若手が考えることではないかもしれませんが、優勝しても言いたい人はいると思います。
だからこそ、大会のあとに『全体的にレベルが低かった』『若手が出ても大きく見えなかった』と言わせたくありません。『休んでいる人たちがいないから本当のトップはわからない』、それだけで終わらせたくないんです。そうすれば次があります。怪我をしていた方が戻ってきたとき、NOAHジュニアのトップを取ってきた人間と今回の出場選手が当たって、何かが起きたり、話題を持たせられるような状況にしたいですし、自分はその一員でありたいです。なるべく目立つ、爪痕を残した人間でありたい。ただ出て『新人、頑張りました』『代表で頑張りました』ではなく、結果を残した状態で、これから来る局面に向き合っていきたいです。
目指すのはもちろん優勝です。必ず爪痕を残して、本当に一番強いのは誰なんだとなったとき、自分もその一人であるような結果を残します」
――NEO GREEN BOYSのオーディションが始まり、NOAHのレスラーを目指す人にも注目が集まっています。そういった方々にメッセージをお願いします。
並木「今思いつく限りで二つあります。一つ目は、年齢や、まだ筋力が足りない、体ができていないと考えて、先送りにしてしまう人がいると思います。でも、そのあいだに新しい仕事が決まったり、進路が決まったりして、チャンスがなくなってしまうかもしれません。今できるなら、そのチャンスには飛び込んでいくべきだと思います。二つ目は、なりたい理由です。応募するからなりたい、というのではなく、この選手のこの試合があったから、というものでもいいんです。なりたい理由を映像や文章など、自分ではっきり出せる状態なら、きっと続くと思います。そういう気持ちを持っている方にとって、ここは来る価値のあるところだと思います」
――入ってよかったと実感した瞬間は?
並木「後楽園や前回の横浜など、大きな会場で試合ができるのは、NOAHのいいところです。そこに自分たちのチャンスがあるのも、今はすごくいい状況だと思います。もう一つは技術面で、NOAHは受け身をすごくやります。やっていた当時はきつかったですが、デビュー2ヵ月ちょっとの今、いろいろな選手の大きな技を受け切れるのは、基礎をしっかり、長い時間をかけてやっていただいたおかげだと思います。ケガ防止のための受け身を、長い時間をかけてちゃんとやるNOAHは、すごくいいなと思います」
――12月にはGREEN BOYS TOURNAMENTも控えています。今回結果を残してから臨み、NEO GREEN BOYSを卒業する青写真でしょうか?
並木「はい、そうです。自分はそこです。誰よりも早く結果を出して、誰よりも早く海外に出て、誰よりも早くNEO GREEN BOYSという過程の枠組みから脱却する。それが今の近い目標です」
――ファンの皆さんへメッセージをお願いします。
並木「若手だからといって、記念試合のような扱いは絶対にされたくありません。ジュニアグランプリに向けて、その気持ちが強いです。プロレスリング・ノアの並木宏也です。NOAH Jr. GRAND PRIX 2は、11月9日の後楽園ホールから開幕します。ヘビー級にも負けないくらい、ジュニアも熱く、皆さんが興奮するような試合ができると思っています。それをしっかり会場でも、WRESTLE UNIVERSEでも見ていただきたいです。さらに自分を見ていただきたいので、11月14日の大阪大会、まずはそこをよろしくお願いします。以上です」
マルハン presents NOAH Jr. GRAND PRIX 2 〜LEGACY RISE 2026〜
11月9日(月)開始:18:30 開場:17:30 会場:東京・後楽園ホール
<NOAH Jr. GRAND PRIX 2 1st.Round>
① カイ・フジムラ VS BUSHI
② キッド・ライコス2号 VS 佐藤維
③ 近藤修司 VS YO-HEY
④ シドニー・アキーム VS キッド・ライコス1号
マルハン presents NOAH Jr. GRAND PRIX 2 〜LETHAL ODYSSEY TOUR 2026〜
11月14日(土)開始:18:00 開場:17:00 会場:大阪・梅田スカイビル ステラホール
<NOAH Jr. GRAND PRIX 2 1st.Round>
⑤ 並木宏也 VS アレハンドロ
⑥ 小田嶋大樹 VS 政岡純
マルハン presents NOAH Jr. GRAND PRIX 2 〜LETHAL ODYSSEY TOUR 2026〜
11月15日(日)開始:15:00 開場:14:00 会場:愛知・Lives NAGOYA
<NOAH Jr. GRAND PRIX 2 1st.Round>
⑦ タダスケ VS Hi69
⑧ HAYATA VS ドラゴン・ベイン
マルハン presents NOAH Jr. GRAND PRIX 2 〜LETHAL ODYSSEY TOUR 2026〜
11月20日(金)開始:19:00 開場:18:00 会場:宮城・仙台PIT
<NOAH Jr. GRAND PRIX 2 2nd.Round>
❶ ③(11.9近藤vs YO-HEY)の勝者 VS ⑦(11.15タダスケvs Hi69)の勝者
❷ ④(11.9シドニーvsライコス1号)の勝者 VS ⑧(11.15 HAYATA vsベイン)の勝者
マルハン presents NOAH Jr. GRAND PRIX 2 〜LETHAL ODYSSEY TOUR 2026〜
11月21日(土)開始:17:00 開場:16:00 会場:山形・山形ビッグウイング
<NOAH Jr. GRAND PRIX 2 2nd.Round>
❸ ①(11.9カイvs BUSHIの勝者) VS ⑤(小柳or並木vsアレハンドロの勝者)
マルハン presents NOAH Jr. GRAND PRIX 2 〜LETHAL ODYSSEY TOUR 2026〜
11月22日(日)開始:15:00 開場:14:00 会場:鹿角市記念スポーツセンター
<NOAH Jr. GRAND PRIX 2 2nd.Round>
❹ ②(11.9ライコス2号vs佐藤の勝者) VS ⑥(11.14小田嶋vs政岡の勝者)
マルハン presents NOAH Jr. GRAND PRIX 2 〜LETHAL ODYSSEY TOUR 2026〜
11月23日(月・祝)開始:17:30 開場:16:30 会場:新潟・万代島多目的広場大かま
<NOAH Jr. GRAND PRIX 2 Semi-Final>
(1)11.21 ❸の勝者 VS 11.22 ❹の勝者
(2)11.20 ❶の勝者 VS 11.20 ❷の勝者
マルハン presents NOAH Jr. GRAND PRIX 2 〜LEGACY RISE 2026〜
11月28日(土)開始:18:30 開場:17:30 会場:東京・後楽園ホール
<NOAH Jr. GRAND PRIX 2 Final Round>
11.23(1)の勝者 VS 11.23(2)の勝者
▼シリーズ&チケット詳細は特設サイトから!
https://www.noah.co.jp/lp/njgp2/