後楽園大会 潮崎が1・4後楽園でGHCヘビー挑戦 中嶋との“死闘15周年" にAXIZコール 試合後コメント
潮崎が1・4後楽園でGHCヘビー挑戦 中嶋との“死闘15周年"にAXIZコール▼ついに動いた、小川がGHCジュニア初挑戦へ V3HAYATAをBD&マイク攻撃でKO▼「弱すぎ」 豪華トリオで杉浦猛反撃、ナショナル戦へ北宮絞殺▼E難度連発…来日初戦で特大インパクト ベイン-カニスルプス直輸入対決に聖地沸騰
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写真提供 プロレス/格闘技DX
第3試合
小川良成&鈴木鼓太郎&小峠篤司vs原田大輔&タダスケ&YO-HEY
【試合後の小峠&鼓太郎】
――ジュニアタッグ王者としての初戦でRATEL'Sを返り討ちにしたが?
▼小峠「全然RATEL'SよりもSTINGERのほうが安定してるんで、当たり前だと俺は思ってます。今日、シングルのベルトもクリスが絶対獲ってくれるから。そしたらもうRATEL'Sと戦わへんでええかな、くらいに思ってますけど、とりあえずGHCのジュニアのベルトは全部こっち側(STINGER)に寄せていきますんで」
▼鼓太郎「(王座を奪取した新潟での)試合後に『すべてのドアを開けてるから、言ってきたヤツとやってやる』つったのに、なんで何も誰も言ってこないんだよ? いいのかこれで? 今日はどんな日だ? どんな日なんだ?」
▼小峠「言わねーよ(笑) 小峠違いだ。絶対スベるよ」
▼鼓太郎「スベる勇気ないのか、お前!」
▼小峠「……(※そのまま去っていく)」
第4試合
清宮海斗&丸藤正道&谷口周平&熊野準vsモハメド ヨネ&クワイエット・ストーム&齋藤彰俊&井上雅央
【試合後の齋藤&井上】
▼齋藤「ちょっとだけ。今日、対戦相手だけど、チャンピオンもそうだけど、熊野! あのままでいいのかって。これはね、むこうがどう思うかわからないけど、リスクもあるかもしれないけど、そのままでいいのかっていう。なあ、雅央?」
※井上が無言で頷くと
▼齋藤「それでいいのか? あんなんでいいのか? それが言いたい。谷口も。それは反選手会、リスクがあるよ。だけど、リスクがあるからこそやり甲斐があるんじゃないのか? 他のスーパースターたちは『俺はこれをやる』って言ってすぐに結果出せるけど、なかなかそういかないのは世の中なんだよ。みんなそうだろ? 会社で。だから、少しずつ、一歩一歩、悔しさを胸に必ず結果を出してやる。なあ、雅央?」
▼井上「もちろん」
▼齋藤「反選手会、まだまだ行きます!」
――熊野選手を勧誘する?
▼齋藤「勧誘というか…。向こうにいてどう思っているかわからないけど、心に響かねえのかっていう。誰だってリスクのあることはやりたくないでしょ。俺だって反選手会になって、選手会じゃないから、水とか、ウェイト使っちゃダメって言ったら、半ドット選手会同盟にしようかなって一瞬思ったけど、負けらんねえからね。そんなもんじゃない。世の中には苦しんでいるヤツがいっぱいいるんだから、ジレンマで。だから、俺らがというか、ファンのみんなと作りたい! だから、みんな力になってくれ! 以上です。よろしくお願いします」
第5試合 GHCジュニア・ヘビー級選手権試合
HAYATA vs クリス・リッジウェイ
【小川の話】
▼小川「そのまんまだよ。次は俺だよ。それだけだよ」
――実現すれば、GHCジュニア初挑戦になるが?
▼小川「初めてだとか、そんなのどうでもいいんだよ。小峠の前で悪いけど、5~6年ぐらい前から挑戦するチャンスはあったけど、あえて若いヤツに立たせてきたけど、何の変わりもないし。鼓太郎が来てから、俺が動いて、その何ヵ月があとから全然いろんなことが起きて動いていると思うけど。だから、ちょっと本格的にシングルも獲りにいこうかなと」
――挑戦するからには一発で獲ると?
▼小川「一発も二発もさ、挑戦するヤツは絶対獲ろうと思ってやるだろ? おかしいだろ? それだけ」
第6試合
杉浦貴&藤田和之&鈴木秀樹vs拳王&マサ北宮&稲村愛輝
【試合後の杉浦&藤田&鈴木】
▼杉浦「せっかくだから喋ろうよ」
※そのまま下がろうとした藤田と鈴木を呼び止める
▼鈴木「藤田、藤田。コールあったですよ」
▼藤田「なんで俺が真ん中なんだよ。先生、チャンピオン、ほら」
※最初は真ん中に立っていた藤田が脇に回る
▼杉浦「負けるわけないでしょ?」
▼鈴木「勢いなかったですね」
▼杉浦「ないね、思ったほど」
▼鈴木「もっと強いのかなと思ったけど」
▼杉浦「飲まれてたんじゃないの? この2人に」
――藤田選手もプロレスらしいプロレスをしていたが、どうだった?
▼藤田「いや、もう」
▼鈴木「ずっとやってますよ、ノアに上がってから。プロレスらしいプロレスをずっとやっている」
▼杉浦「最高だよ」
▼鈴木「今日だけじゃないですよね? ずっとやってて。ずっとやってたから、今日3人で組んでも違和感なく、圧倒して。圧倒しましたね、本当に」
▼杉浦「ね? 本気でプロレスやったらこんなもんですよ」
※セコンドに付いていた論外も会話に加わり
▼論外「27日楽しみですよね」
▼杉浦「あっ、やるんだね。ここ敵じゃない?」
▼鈴木「僕は忖度します。ハッキリ言います。忖度します。今後使ってもらえないと困るんで」
▼論外「とりあえず27日が楽しみになったんじゃないですか」
▼鈴木「ここに桜庭さんが入って。僕は皆さん、見てた人ばっかりなんで、思いっきり胸を借りるつもりで」
▼鈴木「強い者同士が」
▼論外「いいかもしれないですね。タイトルマッチが薄れてますもんね。今日見て」
▼鈴木「それがいいのか、悪いのか」
――強い者しか集まらない興行になりそうだが?
▼杉浦「そうだね。犬好きと強い者しか集まらない」
▼鈴木「今のリングはそうです。興行だけじゃなく、一本の興行だけじゃなく、流れがありますから」
※藤田と鈴木が去ると
――それだけ北宮選手にまったく手応えがない?
▼杉浦「今日の感じだとどうだろうね。ちょっと飲まれてたんじゃないの? 北宮だけじゃなくて、あの3人が飲まれたような感じがするね。まだまだあんなんじゃトップは獲れないよ。飲まれてんだもの」
――北宮選手は奮起しろと?
▼杉浦「いや、奮起しなくていいよ。俺たちがずっと天下獲るだけだから。悔しかったらかかってこい」
第7試合 中嶋勝彦、潮崎豪デビュー15周年記念スペシャルシングルマッチ
中嶋勝彦vs潮崎豪
【試合後の潮崎】
――激しい試合になったが、中嶋戦を改めて振り返ると?
▼潮崎「15周年記念試合で一番やりたくない相手だよ。でも、全て受け止めてくれて、ありがとう。感謝します」
――改めてパートナーの強さを実感した?
▼潮崎「強さはね、わかってはいた。知ってはいた。でも、俺らにしかできない試合、それが俺と勝さんの中にはあるはずだから。それを感じてくれたら、一番嬉しいよ」
――そういう戦いを経たからこそ、GHC挑戦という言葉が出てきたと思うが、それに向けては?
▼潮崎「勝さんとの試合がキッカケというつもりもないし、これで勝ったら挑戦しようという気持ちもなかったけど、やっぱり勝さんが挑戦したのは何度? 2回挑戦したよね。それでもダメだったあのGHC…新しい輝きを持つGHCをまたこの腰に巻きたくなった。そういう気持ちが出ました」
――清宮選手は1・4後楽園ホールという舞台を指定したが?
▼潮崎「いいんじゃないか。それがチャンピオンとしてのプライド、チャンピオンとしての誇りだと思う。1・4、GHCの戦いを…日本一、世界一の戦いを見せてやりますよ」
――今日のフィニッシュに懸けた思いは?
▼潮崎「これしかないなと思っちゃったよね。あそこまで立ってくる中嶋勝彦。あの怖さを断ち切るためにはムーンサルトプレスしかないと思った。それだけ強い相方だよね。本当にこうやって俺がノアに戻ってきて、ここにいれるというのは、勝さんとAXIZを組んだということもあるから。今のAXIZ、中嶋勝彦、潮崎豪というものを大事にして、ノアを引き上げていきます」
【試合後の中嶋】
――出し尽くした一戦だったが?
▼中嶋「本当にこの日のために…出し尽くしたね。ここまでできたのも、潮崎豪だったからだろ? そう思うよ」
――負けた悔しさが強い? それとも充実感のほうが強い?
▼中嶋「両方とも強いね! どうだ? AXIZをずっと見てきて、今日この会場にいて、少しはAXIZの気持ちを感じてくれたか?」
――YES!
▼中嶋「そうか…その答えで十分だよ……。まだまだAXIZも、中嶋勝彦も、これからだ」