8・4後楽園ホール大会 中嶋と壮絶打撃戦 拳王が赤ベルト初挑戦・初戴冠、金剛に念願初ベルト 試合後コメント
▼中嶋と壮絶打撃戦 拳王が赤ベルト初挑戦・初戴冠、金剛に念願初ベルト
▼丸藤が潮崎Pキーロック葬でいざ記念日GHC獲りへ 「自信とプライド懸けて勝負だ」
▼北宮、谷口快勝で「N-1」照準続々
試合詳細、コメントはノア公式携帯サイトでご確認ください。
写真提供 プロレス/格闘技DX
第1試合
齋藤彰俊vsマサ北宮
【試合後の北宮】
――一方的に押される展開だったが、持ち味の打たれ強さがみられた
▼北宮「いつだって、それくらいの攻撃は受けきれる身体を作ってんだよ!」
――GHCヘビーの前挑戦者に勝った形でもあるが?
▼北宮「タイトルマッチ決まってる連中もいるし、横浜文体で大一番やる連中もいるし。でも! 俺には何も無いんだよ。見ての通り、一つひとつ、一つひとつ、段階を上げていって、俺が今見てるところは『N-1 VICTORY』だ」
――あすでノア20周年でもある
▼北宮「そういうのはお客さんに感じてもらえればいいから。俺らはいつだってベストコンディションでベストな試合を日本全国…今はこの辺(大都市圏)だけかもしれないけど、どこへでも届けられるように。もちろんテレビやネットも使って届けられるようにしてるから、そこをどう感じてもらえるかはお客さん次第だ」
――メインでは拳王がナショナル王座に挑戦するが、金剛としても勢いをつけていきたい?
▼北宮「これ以上、足踏みしてられないからね。真打ち登場ってことだよ。これで結果を出して2020年の後半は…金剛だ!」
第3試合
谷口周平&モハメドヨネ vs 征矢学&稲村愛輝
【試合後の谷口】
――かつて藤田和之に浴びた顔面蹴りを多用しているが?
▼谷口「自分も食らって、威力も分かってるんで。自分の蹴りでも必ず仕留められると思って」
――征矢に続いて稲村も撃破、新たな武器となりそうだが?
▼谷口「はい、この武器で必ず今年の『N-1』を優勝して、花を咲かせてみせたいと思います」
――ノア20周年については?
▼谷口「まだまだこれからプロレス界の日本一を目指してやっていくんで、その中で自分もしっかりとレベルアップできるようにやっていきたいと思います」
第4試合
小峠篤司&大原はじめ&吉岡世起 vs 原田大輔&タダスケ&YO-HEY
【試合後の原田】
――試合を振り返ると?
▼原田「いや、全然今日の試合は特に振り返ることもなく。明日、横浜文体に向けて、唯一HAYATAと対戦するわけですから。明日のほうに俺はもう目を向けてますよ」
――改めて今の気持ちは?
▼原田「やっぱりね、ことの始まりはあいつが俺らを裏切ったから。そこから始まってるから。まあでも、前回の後楽園で俺はジュニアタッグ、HAYATAに直接負けてるから。横浜文体、絶対にリベンジする。今はその気持ちでいっぱいです」
第5試合 プロレスリング・ノア 20周年記念試合
丸藤正道&杉浦貴&小川良成 vs 潮崎豪&清宮海斗&鈴木鼓太郎
【試合後の丸藤】
――明日に向けていい結果になった?
▼丸藤「いい結果? そうだな。いい結果というよりは、当然の結果として俺は捉えたいし。まあ、これでここ最近、潮崎から2つ取ってるんでね。しかも違う技で。まだまだ俺には引き出しがあるぞ。潮崎、大丈夫か? なあ、潮崎、大丈夫か?」
――腕のダメージも深刻そうだったが?
▼丸藤「当たり前だよ、極めてやったんだから。明日、大丈夫か? 心配だな」
――今日は小川選手と杉浦選手とのタッグだったが、この20年を含めて、どういう気持ちだった?
▼丸藤「やっぱりリングに上がってからもそうだったけども、入場する時のカーテンの裏で3人揃ったところで、なんか凄い感慨深いものがあったし。小川さんも一言ね、『20年早かったな』なんて言ってくれてさ。そんな俺たちが今日この試合で負けるわけにはいかないでしょ? そして、タイトルマッチが決まっているのは俺だ。そしたら、俺が取るしかないだろ?」
――その20周年を明日迎える。改めて明日に向けては?
▼丸藤「ひとまずだよ。ひとまず勝つだけだ。そこから俺の、ノアの21年目が始まるんだよ。俺しかいないだろ?」
第6試合 GHCナショナル選手権試合
(第2代選手権者)中嶋勝彦 vs 拳王(挑戦者)
【試合後の拳王】
▼拳王「金剛結成して、口だけはな、デカいこと言ってきたけど、ようやくベルトという結果を出すことができたな。金剛結成して、プロレスリング・ノアの汚い部分を洗い流してやろうと思ったけどな、なかなかそれも…。俺たちは組織出てんだ。難しいだろ? だがな、今はようやくひとつの道具を見つけたんだ。俺の目標、テメエに言わずとも知ってるだろ? 言わなくていいぞ。テメエらも俺の目標知ってんだろ? まだ言わなくていいぞ。心に秘めとけよ。だがな、俺の目標は高いんだ。こんなところで足踏みしているわけにはいかねえんだよ。これからはな、おい! ひとつベルトを獲ったんだ。この勢いで突き進んでいってやるからな」
――中嶋選手はどうだった?
▼拳王「自己満足? 自己中? 戦ってみてもそれは変わんねえよ。性格はすぐ変わるもんじゃねえよ。だがな、あいつの魂は本物だったぞ。自己中心、自己中のテッペン目指せばいいんだよ。お前のな、その魂も利用させてもらうかもしれねえぞ。だがな、お前は少し大人しく休んでおけよ」
――ハイキックでフォールに行かなかった。手応えが十分だった?
▼拳王「もうその前の掌打で決まってたんじゃねえのか? だがな、俺の強さを知らしめるためにハイキックをやってやったよ。メチャメチャ気持ちよかったよ! GHCヘビー級のチャンピオンを逃してから、俺も強気で発言してたけど、少しはどうなのかなと思ってたところもあったかもしんねえよ。だがな、その思いを込めて、あいつにぶつけてやった」
――最後に言葉をかけていたようだったがなにを?
▼拳王「なにを!? ただ単に俺の強さを知らしめた。そんなことだよ」
――最後にファンにメッセージを
▼拳王「やっぱりな、俺も含めてここいいるクソ野郎ども、まだまだ生活はぎこちないよ。制限あるよ。だがな、少しでも少しでもいいんだよ。完全にちゃんとな、日頃の行いをしっかりして、プロレスを観に来いよ。プロレスを観に来てな、少しでも気を紛らわしてくれ。そのために、俺は命を懸けて戦うんだ! そして、ゆくゆくは俺の夢、そしてテメエらの夢、そこまで連れていってやるからな。おい、テメエらクソ野郎ども。これからはな、拳王、俺に…ついてこい」