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聖地帰還!プロレスリング・ノア秋の大一番!10.30有明アリーナはGHC5大タイトルマッチ&武藤敬司引退ロード!

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ノア秋の大一番となる10・30有明アリーナ大会。旗揚げした“原点”であり“ホーム”でもあった有明の地に、方舟が約6年ぶりに帰還を果たす。有明アリーナはノア撤退後に開催された東京五輪が産み落としたレガシー会場。数奇にもその“プロレス・格闘技こけら落とし"をノアが務める形となる。

 そして約2年半ぶりに声援も解禁。歓声を送れる空間も“帰還"する。カードもすべてのGHCタイトルマッチ(5大GHC戦)がマッチアップされ、武藤敬司と新日本・棚橋弘至が対決する武藤引退ロードも組まれた。ノアの原点や武藤の道程を振り返り、全GHC戦で“今”を体感しつつ、有明新会場でのノアの“これから"を予感する。過去、現在、未来が交錯するメッセージが込められた一大イベントとなる。

そのメインに据えられたのがフラッグシップ王座のGHCヘビー級選手権試合。ノア新時代の旗手であるGHCヘビー級王者・清宮海斗が、野獣・藤田和之の挑戦を受ける。今年、日本武道館大会で武藤超えを果たし、『N-1 VICTORY 2022』を制覇してGHCヘビー級王座返り咲きも果たした新時代エースが、自ら「まだ超えねばならぬ壁」としてシングル未対決の藤田を指名した。

 “強さ"をテーマに正面突破を宣言。とはいえ、前哨戦ではその“強さ"をまざまざと見せつけられて2連敗を喫した。しかも藤田は体臭をこすりつける“マーキング行為"まで繰り返し、かつての“人間宣言"が嘘のようなケダモノっぷりを発揮。師アントニオ猪木さん死去直後のタイミングでの挑戦となるが、己を貫くどころか“野獣っぷり"をさらにエスカレートさせて若き王者にむさぼりつかんとしている。

ノア新時代の価値観定着を“俺たちのプロレス"と表現して推進中の清宮は、自ら招いた禍を転じて福とできるか。同時に新しい「有明伝説」のスタート地点とできるか、がテーマとなる。

 

 武藤の引退ロード第4戦はセミファイナルで行われる。新日本から棚橋弘至&真壁刀義&本間朋晃が参戦して6人タッグマッチで対決。棚橋は新日本時代、本間は全日本時代の付け人にあたる。

 「引退前に武藤さんと当たりたい」。ファン時代からの“武藤フリーク"で知られる棚橋のラブコールに応えた形だが、武藤は引退前の新日本上陸も見据えて「査定してほしい」と謙虚な姿勢。…とはいえ“終わってみればおいしいとこ取り"で有名な武藤を、棚橋も「武藤さんに花を持たせるつもりはない」とけん制した。

 これに武藤「俺たちはみんなで目立つ」と返答。カードとしては、若手の稲村愛輝と組んでの“ノアvs新日本"対抗戦の構図だけに、確かに思わぬ副産物を産む可能性もある。

 妙な存在感を強めるGHCタッグ王者“タカ&サトシ"杉浦貴&小島聡組は、拳王&中嶋勝彦組の挑戦を受ける。チームワークはイマイチで誤爆を繰り返しつつも、爆発力で勝ってしまう。コメントでもサトシのボケにタカがツッコむ。噛み合っていないところが絶妙に噛み合っている不思議なチームだ。

 拳王と中嶋は反骨集団・金剛が誇るマット界随一のキッカーコンビ、今年の4月の両国大会で王座奪取に失敗しており、今度こその戴冠を狙う。前哨戦では中嶋のヴァーティカル・スパイク→拳王のP.F.Sで小島の完全粉砕。王者に負けず劣らずの爆発力を見せつけた。

約15年ぶりとなる船木誠勝と桜庭和志のビッグネーム対決もプロレスマットで実現。2007年の『Dynamite!!』で大みそかのお茶の間を賑わせた両雄が、GHCナショナル王座を懸けて激突する。前回はMMAルールで、プロレスでは初対決となるが、ノア初導入となる“GHCマーシャルアーツルール"が採用される。

 3カウントなしで、ギブアップ、KO、TKOのみで決着。場外エスケープやサミングにはイエローカードが提示され、3枚で反則負けとなる。両雄の原点である“UWF"と通常プロレスルールをさらにミックスさせたようなルール。同様ルールのダブルバウトで行われた前哨戦(10・16福岡)では桜庭が秘技スコーピンレッグロックで王者・船木からタップアウト勝ちをおさめた。とにかく目を凝らさないと一瞬で決まってしまう。他のGHC戦とは明らかに一線を画した異色の一戦となる。

ノアジュニアの“絶対王者"と化すGHCジュニア王者のHAYATAには、春の初登場から一躍人気を博してノアと年間契約まで結んだニンジャ・マックが初挑戦。命知らずの超アクロバティックファイターで、必殺のニンジャボム(フェニックススプラッシュ式セントーン)は勝率100\%を誇る。

 とはいえ前哨戦ではハナからHAYATAが3連勝。うち一度は、ニンジャボムを自爆させただけでフォール勝ちをおさめた。リスクも高いニンジャボムの“諸刃の剣っぷり"を露わにした形だが、10・16福岡の最終前哨戦ではニンジャボムが決まってHAYATAから直接勝利。ニンジャの必殺弾が決まるかどうかが勝敗の大きな鍵を握る。

 

小峠篤司&吉岡世起組の持つGHCジュニアタッグ王座には、タダスケ&Hi69組の金剛ジュニアコンビが挑戦。金剛ジュニア悲願の初タイトルを狙うタダスケは、手段を選ばずに挑戦権を強奪し、前哨戦では小峠、吉岡からことごとくフォール勝ち。その後、吉岡の地元・九州ツアーで王者コンビが巻き返したが、吉岡は痛めている左ヒザに代償を負っている。

 来年2・21東京ドーム大会での引退を電撃発表したNOSAWA論外も、発表後の初ファイト。Eita&スペル・クレイジーとのPERROS DEL MAL DE JAPONトリオで、因縁の“小川先輩"こと小川良成と対決する。小川は先の九州ツアーでEitaに握手を求め続け、Eitaがついに握り返した…かと思いきや急所を蹴ってだましうち。袋叩きにしたうえで「有明でも、とことん潰してやる」と予告しており、論外の“引退ロード"と相まっての動きにも要注目となりそうだ。

 

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■10.30有明アリーナ大会 特設サイトはこちら

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■10.30はABEMAで無料生中継!

https://abema.tv/

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