【3.17記者会見③】3.19横浜武道館直前記者会見 GHヘビー級選手権試合調印式【王者】清宮海斗vs【挑戦者】ジェイク・リー リポート!
最後に、GHCヘビー級選手権【王者】清宮海斗 vs【挑戦者】ジェイク・リーの調印式が行われた。時代の節目を乗り越えたNOAHの、今後の中心となる選手が決まると言っても過言ではないこの一戦。はたして両者は何を語るのか。
【選手コメント】
ジェイク・リー選手
「ジェイク・リーです。もうずっとこれは言い続けていることで、彼には、今のチャンピオンにはあのベルトはどうしても重荷になるだけで。まぁなにをトライするのも別にいいし、それはとても大切なことだ。とても重要なことだ。けど見ていて分からないか?彼に必要なのはベルトじゃないんだよ」
清宮海斗選手
「清宮海斗です。俺はずっと近い世代、下の世代でNOAHを変えていきたくて。やっと一つ前のタイトルマッチで同世代のGHC(ヘビー級王座戦)、出来ました。いまNOAHの風景が変わってきているなっていうのを感じています。この変わり目の一番大事な時期に、NOAHでまだ無敗のジェイク・リー。今一番勢いあるかもしれないけど、この生存競争を俺が制して、満開の春を迎えます」
【質疑応答】
——前哨戦を終えて、改めてそれぞれ印象を教えてください。
ジェイク・リー選手
「笑顔が増えたな、と」
清宮海斗選手
「前哨戦でデカいしパワーもあるというのがわかりました。ただそれで自分も対策練れましたので」
——ジェイク・リー選手に伺います。GHCヘビーのベルトに初挑戦という事になりますが、ベルトに対する印象を改めて教えてください。
ジェイク・リー選手
「これも色々なところで僕は言っているのですが、GHCヘビーというのは僕の中で“自由の象徴”で。言っている意味が分かる人は何となくわかるかもしれないですけど、今までの歴史を振り返って、僕は今そのキーワードを出しました。この“自由の象徴”を手に入れた時、自分に何が起きて、まわりに何が起きるのか。それは実際に手に取って見なければ分からないことで。それも込みで楽しんでもらえれば」
——清宮海斗選手に伺います。前哨戦を見ている限りその体格差には苦しまれているようにも見えましたが、何か対策などは考えているのでしょうか?
清宮海斗選手
「まぁ全部は言えないです。でもジェイク・リーにないものは俺がNOAHで学んできた技術だと思っているので」
——ジェイク・リー選手は清宮選手に対し“笑顔が増えた”とおっしゃっていましたが、試合を通じて技術などの面での印象などはどのようなものを感じましたでしょうか?
ジェイク・リー選手
「ここでそれを言うわけがない」
——全日本プロレスがら主戦場をNOAHに移して最初の大一番かと思います。GLG(Good Looking Guys/グッド・ルッキング・ガイズ)としてもどのような横浜武道館大会にしたいと考えていますか?
ジェイク・リー選手
「俺が最後に立っている、そういう舞台にします」
——清宮海斗選手はこの横浜武道館大会にしたいと考えていますでしょうか?
清宮海斗選手
「未来が見える大会にします」
——お二人にお聞きします。今大会は武藤敬司選手が引退されてから初めてのビッグマッチになりますが、その点については意識されていますでしょうか?
ジェイク・リー選手
「大きな主役、大きな存在感がある人がいなくなった今、逆にそれはチャンスでありそこに自分が今どうくい込んでいくかしか考えておりません」
清宮海斗選手
「やっぱり自分たちがドームという舞台に立てたのは武藤さんのお力のおかげだと思いますので。そこで見れた景色というものにまた自分たちは行きたいと、それを描きながら向かうことができているので。そこをプラスに行きたいと思います」
——その東京ドームではオカダ・カズチカ選手(新日本プロレス)に敗れましたが、そのオカダ選手も190㎝という身長があって、今回の挑戦者のジェイク・リー選手も190㎝を超える体格ですが、対大型選手という点でオカダ選手との戦いで得たものはありますでしょうか?
清宮海斗選手
「見た目の体格、もしかしたら似ているかもしれないですけど闘ってみて感じたことは、結構違うものがあるので。そこを生かしていけるところもあれば、また全然違うなというところもあって、その辺りは今考えながらやっています」