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【野獣直撃インタビュー!】 約四半世紀ぶり!真壁との再会に藤田は何を思う!?

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 2月15日(木)「ザ・リーヴPresents LIMIT BREAK.1 ~Starting Over~」東京・後楽園ホール大会にて、齋藤彰俊とタッグを組み新日本プロレス・真壁刀義、本間朋晃組と戦う藤田和之に話を聞いた。同期の真壁刀義との久々のリング上での再会に、藤田和之は一体何を感じているのだろうか。

 

なおこちらのインタビューの模様はNOAH公式YouTubeで公開しております。ぜひそちらもご視聴ください。

 

■タイトル:【念願の再会】藤田和之が「同期入門」真壁刀義を赤裸々に語る!「もう二度と会えないと・・」「エモいの意味がやっと分かった」2.15後楽園はWRESTLE UNIVERSEで生中継&チケット発売中!

 

■視聴URLhttps://youtu.be/vN2Ei4rpFZQ

 

 

【藤田和之選手インタビュー】

 

――真壁選手との再会マッチが決まりました。

 

藤田 後楽園だよね。思い起こせば後楽園で(真壁選手と新日本プロレスへの)入団発表。並んでね、一緒に。そのあと、見る方角というかやっていることも全然違うけど。まぁ地球は丸いからね。お互い見る方角が違っても、いつかは必ず会えると思ってたよ。

 

――会いたかったですか?

 

藤田 会おうと思えばいつでも会えるけど、2人で入団発表をした後楽園ホールで再会するっていうのも不思議なもんですね。

 

――出会いは新日本の合宿所でした。どんな同期でしたか?

 

藤田 同期を観察するほど余裕がなかったというか。ここで何とかして飯を食っていこうって気持ち。目に入ってくるのはやたらと試練が多かったことかな。

 

――試練を2人で乗り越えた。

 

藤田 オレはほとんど(試練が)なかった。スクワットとかプッシュアップとか1000回でもやるけど、真壁さんはできなくて苦しんでた。上の先輩レスラーからも色々とね。その分、名前を覚えられたんじゃないですか。何かあると「真壁!」って(笑)。

 

――それでもあきらめなかった。

 

藤田 すごいなって思いますよ。プロレスですよね。まさに人生がプロレスですよ。ずっとやられてやられて歯を食いしばってベルト取ったでしょ。

 

――お二人のつらい練習生時代の思い出はありますか?

 

藤田 別にオレは辛くないよ。なんも辛くない。俺は俺で一生懸命やって必死になっていた。ここで飯食っていかなきゃって。いい飯食いたいっていう一心で。ただ一生懸命やるのはいいけど、いつの間にかハードルが上がっちゃって(笑)そっちのほうで苦しんだよね、オレは。

 

――その中で、真壁選手は新日本プロレスの中で一生懸命歯を食いしばりながらやっていたと思うんですが、声をかけたりなどはしたのでしょうか?

 

藤田 一緒に洗濯に行って、“大変だよね”って話をしたことはあります。「なんでだろうね、なんで俺だけ…」って。いやオレもわかんないし、「ねぇ…」しか言えなかったね(笑)オレは入ってすぐ、3か月ぐらいでデビューだったんだけどあんまり早いのもイヤで。“膝いてぇ”って言って3か月ぐらい伸ばしてもらって(笑)

 

――それほど苦しんでおられた真壁選手を隣で見てこられたわけですが、何か仲良くなるきっかけなどはあったのでしょうか?

 

藤田 オレ、よく外に出て飯食ったりしてたからお金使うでしょ。真壁さんはずっと合宿所にいたし、お金使ってないからよくお金を借りてた。世話になったね。格闘技やってからちゃんと耳そろえて返しましたよ(笑)。

 

――そんな中で藤田選手も新日本プロレス以外の道を選ばれました。その時に真壁選手とお話されたりはされたのでしょうか?

 

藤田 自分で決めちゃったらもう走っちゃうから。自分なりの本能というか嗅覚でね。こっち行こうっていうのがあったし。まだ自分の身体も動くし、残っているうちにやろうとね。でもおかげでハードル上がっちゃってね(笑)散々な目にあったけどそれはそれでいい経験でね。

 

――総合格闘技で活躍する中で真壁選手のことは気にしていましたか?

 

藤田 コツコツやって、誌面に載って、ベルト挑戦、ベルト奪取…よかったなって思ったし。今になるとズルいなって思いますよ。ハードル下げて…何をやってもみんなに応援してもらえるでしょ。

 

――確かに真壁選手は雑草タイプというか、常にファンからがんばれ!と後押しされています。

 

藤田 そうそう。苦しい時期を乗り越えたっていうのをみんなが見てたし、わかってたし。

 

――真壁選手は芸能界でも大活躍しています。

 

藤田 甘いもん食ってお金もらってるんでしょ。いいなって思ったよ。オレ、甘いもん食わないから別にいいけど。面白いって喜んで見てるよ。

 

――若手時代に真壁選手と試合することもあったかと思いますが、試合の後に先輩に怒られたりなどはあったのでしょうか?

 

藤田 いやオレは怒られた覚えはないな。たぶん真壁さんじゃない?オレの分も怒られてもらってたかもしれない。たぶんオレに言ってもわかんないと思っていたんだろうね

 

――いつか対戦したいなとは思っていたのでしょうか?

 

藤田 いやもう(新日本プロレスを)出るときにもう二度と会えないだろうなって思ったし。で、今になって思うと地球は丸いんだなって。そういうことかなと。

 

――以前、真壁選手がG1 CLIMAXで優勝した際に藤田選手と戦いたいとコメントしていました。その後、真壁選手の20周年にビデオメッセージを送られていました。

 

藤田 あぁ~あったあった!いくとこといったら戻ってきちゃうんだね(笑)

 

――2・15後楽園ではどんな心境になると思いますか?

 

藤田 肌が触れないと確かめられないのかなって思うけど。オレはあんまり頭で考えるタイプじゃないから。今度は見つめあって60分?そんなわけにはいかないか(笑)

 

――真壁選手がエモーショナルな雰囲気にするかもしれませんよ。

 

藤田 こういうのをエモいっていうの? エモいって意味がわからなかったけど、こういうことなんだね。

 

――ありがとうございます。では最後にファンの皆さんへメッセージをお願いいたします。

 

藤田 いいよ、いいよもう。わかったんだからもういいよ。逆にもういいよ。そういうの得意なの真壁さんだから(笑)そういうの待ってるから。

■2.15「LIMIT BREAK」後楽園ホール大会 詳細は こちら

 

皆様のご来場、お待ちしております!

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