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【齋藤彰俊自ら見どころ紹介!】2024年4月27日LIMIT BREAK「彰俊的徒然草」【横浜ラジアント大会】

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4月27日に横浜ラジアントホールで行われる「LIMIT BREAK」

第一回目から変わることなく「LIMIT BREAK」の会場にはエモーショナルさを感じる。

これは、試合をする側がつくっているわけでも、観戦する側が意識してそのようにしている訳でもなく、自然とそのような雰囲気を醸し出しているのではないかと感じている。

ある意味TEAM NOAHの求めている一面でもあるので嬉しい現象である。

今回のカードも魅力的な部分が見え隠れしている。

大和田選手の対戦相手はヨシ・タツ選手、全スタイルに対応できる唯一無二の選手と自己分析しているだけあってオールラウンダーである。

大和田選手のスタイルにしっかり合わせる事が出来るのは間違いないが、折角の機会なので、不規則なスタイルで揺さぶりをかけてくれたとしたら、大和田選手にとってこの上ない経験となるだろうし、そこにどう対応していくのか、適応能力の一面も見れそうだ。

各分野の料理を一度に味わえるビュッフェのようである。

進化系大和田選手の食し方に注目してみたい。

 

小峠選手 ブラックめんそーれ選手VS秋山選手 瑠選手。

第一回「LIMIT BREAK」での秋山選手と小峠選手の熱い攻防は記憶に新しく、また何かが起こりそうな予感は否めないのだが、そこにブラックめんそーれ選手とキャリア一年の瑠選手が入るのだから・・・

どこにポイントを置いて試合が進んで行くのか見当も付かないのではないか。

突然何かが弾けたように火が付く事もありそうだ。

試合は生き物。その時その時の感情と変化が楽しみだ。

 

Hi69選手と対戦する遠藤選手は新体操ベースの動きが身体能力の高さを示す。

だが、Hi69選手も器用で、じっくり見ていると試合中にも進化していることが分る程で、遠藤選手の好きなクワガタよりも羽化する成長過程は早そうだ。

どの様な位置に相手が居ても、ライオンサルトを的確に決める空間認知能力は先天性のものではないだろうか。

二人の高い身体能力をどう駆使して有利に立つのか?それを制御する頭脳戦にも興味が湧いてくるではないか。

 

潮崎選手 藤田選手 モハメド ヨネ選手VS石川選手 飯野選手 納谷選手がリングに立つと、リングってこんなに狭かっただろうかと錯覚しそうだ。

本来プロレスの醍醐味であった、とてつもなく大きく、理屈ではなく視覚だけで、強くて危ないことを察知したあの時代が、現代の2024年に間近に見れる喜び。

ヘビー級とはという問いに答えてくれる一戦になるだろう。

昔、自分も大きな対戦相手とタックル合戦をしていた時、何度目かに相手が走った時にロープが切れた事があった・・・

その時にプロレスラーの凄さを実感した思い出があったのだが、その迫力をこの試合で是非体験して頂きたい。

そして、永尾選手との世界ヘビーの選手権だが、挑戦者となったその瞬間からキャリアも過去も関係なくなる。

彼が、この選手権で何を見据え、何をしようとしているのかが、ブレることなくしっかりとビジョンされている事が、強さに直結することは間違いないだろう。

「想い」は力を生む。

だからこそゴングが鳴った時に、自分も何を感じるのかが知りたい。

ゼロワンの熱い気持ち伝わっている。

先日のタッグでの前哨戦では、相手が前王者と次期挑戦者という事もあり、相手の想いは強く渦巻いており、心にも身体にも痛いほど突き刺さった。

開けてみなければ分らないが、この試合は技や技術ではない戦いになりそうだという予測はついてもどうなるか予想はつかない。

ただこれだけはいえる。俺の心が折れる事はない。
by彰俊

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