【齋藤の話】「マイクでも言わせてもらったけどZERO1の魂と永尾選手の気持ち、心の心底まで響いてきた。だからこそ俺も全力で彼の気持ちに応えたかった。だってあのキャリアで団体をこうしよう!とかって言うことはできても、実際に実行できないじゃない? そういう点で魂が揺さぶられたかな。だから頑張れたと思う。獣は手負いのほうが強くなるんだよ。そして俺がずっと言ってきた『やらなければいけないこと』。確かに潮崎豪とは、色々とやり合ってきたけど、今までチャンピオンの潮崎豪と戦ってきた。俺は挑戦者として。だけど俺にまだ『やらなければならないこと』『伝えなければならないこと』があるとしたら、俺がベルトを持ってる時にシオとやって、何を伝えられるか…だと思うんだよな。だから『俺がやらなければいけないこと』のひとつ! それは潮崎豪という男と闘う時に証明させてもらおう。今日は敵だけどね、ZERO1・永尾選手、良かったよ。機会があれば、思う存分またやってみたいと思う。とにかく潮崎との試合は背筋が凍ってゾクゾクするような試合にする! これから暑くなるからな。ゾクゾクするような寒気を求めるならば、絶対に観に来い! 以上だ!!」
【永尾の話】「クソー! 獲れなかった…悔しい。獲れなかったけど、NOAHってスゲー! NOAHってスゲーよ。ベルトはまた絶対に挑戦する! ベルトより先にNOAHにもう一回上がりたいな!! その気持ちが芽生えた。悔しかったけど、楽しかった」
【潮崎の話】「齋藤さんのあの目、あの本気、あの闘い…。俺は本当に世界ヘビー級に挑戦することになるとは思ってなかった。でも齋藤彰俊の闘いをみて、そして気持ちをみて、俺が挑戦させてもらうよ。齋藤彰俊に挑戦するというシチュエーション。確かに今までなかった。挑んで勝ち取ってみます!」