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【※必読です※】ワグナーと清宮の頂上決戦を含む5大王座戦!注目の女子タッグも!そのほかにも何が起こるかわからない!そんな5.4両国国技館大会を迎える前にココをチェック!

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 禁術解封。サプライズ続出で話題となったWRESTLE UNIVERSE配信向け興行『MONDAY MAGIC』が、ペイ・パー・ビュー(PPV)のビッグマッチに昇華。5月4日に両国国技館で『WRESTLE MAGIC』として行われる。

 これまでに決まっているのは6カード。まずは正統派の熱戦必至なのが、王者イホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.に清宮海斗が満を持して挑戦するGHCヘビー級選手権試合だ。

 清宮は4月に入って拳王を撃破。過去を掘り返しての“口撃"を続ける拳王を「めんどくせえ!」と振り払って絶縁を宣言し、NOAHの中心返り咲きを見据えてGHCヘビー挑戦を表明した。

 逆に拳王が“ストーカー化"してしまう弊害?を生んだものの、『MONDAY MAGIC』シーズン2ファイナルでジェイク・リーとの挑戦者決定戦にも激勝。ここ1年のNOAHをけん引してきた拳王とジェイクを立て続けに破り、「めんどくさいヤツは片付けた」と文句無しの実績をひっさげて、両国の大舞台で1年2ヶ月ぶり3度目の戴冠に挑む。

 GHCヘビー史上初のメキシコ人王者として君臨するワグナーJr.とは互いを認めあった仲。4年ぶり2度目の一騎打ちが頂上王座を懸けて実現する。予測不能な『WRESTLE MAGIC』なだけに試合順は未定なものの、新世代のNOAHを形作るメイン級の一戦であることは間違いない。

 同じくジュニアで熱戦必至なのが王者ダガにアレハンドロが挑戦するGHCジュニア王座戦。

 百獣の王ライオンを自称するダガは、昨年末に“絶対王者"だったHAYATAを破って王座戴冠。その後、近藤修司、Eita、大原はじめ、タダスケ、YO-HEYにことごとく完勝し、NOAHジュニアにHAYATAに代わる絶対王政を敷いている。

 挑戦者不在の状況が続いていたが、4・8『MONDAY MAGIC』新宿大会でアレハンドロのマスクを引き裂いたことで抗争状態に突入。翌週の『MONDAY MAGIC』で急きょ一騎打ちが組まれると、逆に怒りのアレハンドロがわずか79秒でダガを丸め込んで挑戦表明し、両国での激突が決まった。

 ここ1年、日々ハイレベルなルチャドールとやり合うことでキレと安定感が増したアレハンドロ。日本人らしからぬ空中殺法の使い手であり、新時代の「ヒーローを目指す」と意気込む気鋭のマスクマンが、念願のGHCジュニア初戴冠を目指して、ダガの“絶対王政"に待ったをかける。

 大きな話題を呼びそうなのが女子新団体・マリーゴールド勢の参戦だ。『MONDAY MAGIC』シーズン2開始と同時に、スターダムのジュリアが現れて両国参戦を表明。さらにマリーゴールド旗揚げ会見当日にもジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井麻衣の4人で『MONDAY MAGIC』に現れ、挑発マイクを繰り広げたロッシー小川代表の顔面に“グレート・ムタの娘"愚零闘咲夜が毒霧を噴射する超展開も生まれた。旗揚げ戦は5月20日(後楽園ホール)なだけに、4選手の“マリーゴールド"としての初陣は両国、ということになる。

 迎え撃つのは『MONDAY MAGIC』女子軍ともいうべき4人。『MONDAY MAGIC』シーズン2を通じて抗争を繰り広げていた野崎&咲夜と高瀬&彩羽だったが、4・15新宿大会ではタッグマッチで熱戦を展開。咲夜も実力者っぷりを発揮して新境地をみせ、白熱の攻防の末に20分ドローに終わった。試合後には互いを認めあった野崎と彩羽が握手。その直後に現れたのがマリーゴールド軍だった。話題の新団体勢を食えば、一気の功名を成せるだけに、『MONDAY MAGIC』女子軍としても千載一遇のチャンスとなる。

 大乱戦必至なのはGHCハードコア王座戦だ。王者のニンジャ・マックに石川修司が挑戦する。

 『MONDAY MAGIC』でGHCハードコア王座として生まれ変わった白ベルト。初代王者の田中将斗を破って第2代王者となったニンジャは、4・15新宿大会でアルファ・ウルフを破ってV3に成功。ハイフライとハードコアが融合したハイレベルTLCマッチを制した直後に現れたのが石川だった。

 近年は全日本トップの一角として活躍してきた石川も、もともとはハードコア、デスマッチファイターでもある。久々の“引き出し全開放"となりそうで、そこに圧倒的な体格差も相まって予測不能な大乱戦となることは間違いない。

 そして何が起こるか分からないのが、GHCタッグ、GHCジュニアタッグのタッグ王座戦2試合だ。

 まずは“オープンチャレンジ"となるGHCタッグ王座戦。王者のジャック・モリス&アンソニー・グリーン組は、VCタッグリーグ優勝の清宮海斗&大岩陵平組、準優勝のティモシー・サッチャー&サクソン・ハックスリー組を立て続けに撃破。“タッグ戦線不動の中心"の座を確立したところで『MONDAY MAGIC』シーズン2に突入し、広く挑戦者を募る“オープンチャレンジ"を開催してきた。

 「どんな団体のどんなチームの挑戦でも受ける」と宣言したものの、4・15新宿ではマミーブラザーズ、翌週4・22新宿大会では望月成晃&横須賀ススムが扮したメタルウォリアーズが出現。ともに思わぬ熱戦となったものの、ことごとく完勝して防衛回数を7まで伸ばした。

 さらにモリス&グリーンはオープンチャレンジ続行を宣言し、両国での開催も決定。果たして今度こそ大舞台にふさわしい大物タッグチームが現れるのか、それとも今度はUMA軍的な怪物が現れるのか、フタを開けるまで分からない。

 GHCジュニアタッグ王座戦では王者のYO-HEY&タダスケ組にルチャ兄弟“ロス・ゴルペアドーレス"ドラゴン・ベイン&アルファ・ウルフ組、そして近藤修司&X組が挑戦する。

 苦境続きながらも、固い絆と抜群のチームワークで6度の防衛をつむいできたYO-HEY&タダスケ組。4・8『MONDAY MAGIC』新宿大会ではヤンキー二丁拳銃相手の防衛にも成功し、さらにチームとしてのステータスを上げた。

 ところが翌々週の4・22『MONDAY MAGIC』新宿大会で、近藤が単身YO-HEY&タダスケをナデ斬りにしてピンフォール勝ち。即座に近藤と師弟コンビを組む宮脇が「僕と挑戦しましょう!」と申し出たものの、近藤はラリアットをぶち込んで“却下"すると「“正式なパートナー"と挑戦する」と表明した。

 そこに前王者のベイン&ウルフも割って入って挑戦表明。王者YO-HEYが「だったらサバイバルマッチの3WAYでやってやる」と受けて立ち、勝ち残り形式での3WAY王座戦が決まった。

 ヘビー級のGHCタッグ王座戦でもベストバウト級の激闘を繰り広げてきたベイン&ウルフ組も、満を持して奪回に乗り出した形。そして近藤が連れてくる「正式なパートナー」とは果たして――。

 

 発表済みのカードは上記6試合だが、『MONDAY MAGIC』NOSAWA論外アシスタントディレクターによれば両国は全12試合を予定。つまりカードは未定と決定が“半々"の状態にある。

 “未定"のなかでヒントとなりそうな動きは二つある。ひとつは拳王による“逆・夢★勝ちます"宣言、ふたつ目は“謎のアニマルマスク"の存在だ。

 拳王は大岩陵平と組む清宮に常々「いつまでヤングライオンの子守をしてんだ!」と拳王流のハッパをかけてきたものの、4・26新潟大会では大岩、5・6ALL TOGETHERでは藤田晃生との一騎打ちが決定。「気づいたら俺がヤングライオンを子守をすることになってる…」とボヤいた拳王は「こうなったら逆・夢★勝ちますシリーズをやってやる。ヤングライオン、胸を貸してやるから両国に上がってこい!」と開き直って呼びかけた。

 一方で4月『MONDAY MAGIC』シーズン2に毎週、謎のVTRを送りつけていたのが謎のアニマルマスク。初週はキリン、2週目は犬、3週目はトカゲ、4週目は鳥…と週によって被り物が変化。「MONDAY MAGICで闘いたい選手がいる」と明かしたり、THE虎舞竜の名曲『ロード』を謎に歌ったりしていたが、ファイナルとなった4週目に「両国で試合します」と予告している。

 とはいえ論外ADは「みんな俺に騙されればいい」と意味深に予告しており、額面通りにコトが運ばない可能性も大。月曜日の魔法の拡大版、テーマは「禁術解封」。あらゆる種類の闘いが並び、あらゆる仕掛けと謎掛けが散りばめられた壮大なレッスルマジック。さまざまな想像をめぐらせた時点で、すでに“魔法"は始まっているのかもしれない。

 

■5.4両国国技館大会 詳細は こちら

皆様のご来場、お待ちしております!

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