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力皇猛さん、清宮海斗選手 対談 【力皇 常にプロレスのこと考えてましたよ、24時間】

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2019.08.14

力皇「今日来たの?」

清宮「4日前から名古屋、大阪とプロモーションで回って来ました。」

力皇「いつ帰るの?」

清宮「今日帰ります。」

力皇「大変だなー。俺らの頃は個人的にはあったけど、こうして会社主体でというのは少なかったからね〜。」

 

こんな会話から始まった第7代GHCヘビー級選手権者の力皇猛さんと、現・第32代選手権者の清宮海斗選手の対談をお届けします。

 

 

 

【力皇 言うってことはすごい大事だと思う。時にビッグマウスって取られるかもしれないけど】

 

―まずはお二人の初めて会った時の印象などをお聞かせください。

力皇 接点はね、ちょくちょく会場に行ってるときに、デビュー前(の清宮選手)に会っててさ。

清宮 そうですね、三沢さんのメモリアル(2015年6月13日広島大会)の日にご挨拶したのが初めてです。入門して3カ月くらいの頃です。

力皇 もっと細かったよね、でも本当に将来有望な子だと思いましたよ。だいたい見たら分かるからね。

 

 

―分かりますか?他の練習生との違いはありましたか?

力皇 ちゃんと挨拶できる、真面目そうだなってのが一番じゃないですか。

清宮 いやもうガチガチに緊張してまして、僕はWILDⅡを好きだったので緊張しながら。

そういう時代の選手で、本当に大きいな!って。背中が大きくてびっくりして。

 

 

―現役時代の印象に残ってる試合はありますか?

清宮 高山さんと大森さんのNO FEARと抗争している試合とか。凄い、プロレスのこれが闘いなんだ!って。感情がすごい伝わって熱くなりましたね。

 

 

―小橋選手からベルトを奪い第7代チャンピオンとして錚々たる相手に防衛を重ねました。GHCの選手権で三沢選手と小橋選手に勝利したのは力皇さんだけという歴史に名も残しました。

力皇 いやいや、残ってねえから、どんだけ持ち上げるの?(笑)

 

 

―大相撲でもプロレスでも実績を残し、知名度高いですからね。

清宮 僕は三沢さん好きだったんですけど、僕の友達は力皇さんのファンでしたね。

 

 

―清宮選手は2015年デビューで最年少最速でGHCヘビー級のチャンピオンになりました。5回の防衛の中では丸藤選手、杉浦選手というNOAHの象徴とも言える二人に勝っています。時代を変える、世代を超えるって二人にとってどういうことなんでしょう。

力皇 まずは結果を出さないと。言ったところで結果を出さないと一緒のことだから。

言うってことはすごい大事だと思う。時にビッグマウスって取られるかもしれないけど。

言うってことで自分でやらなきゃいけないっていう責任感も出てくると思うし。

それしかないよね。自分で自分を追い込むっていう。自分の逃げ道をなくしていく、それでやっていくしかないじゃないかな、そういう気持ちでいましたけどね。

【力皇 この若さでさ、しっかりしてるなと思うしさ。試合見てても芯の強さが伝わってくる】

 

清宮 いま力皇さんがおっしゃったようにハングリー精神ってやっぱりなくしちゃいけない。世代を超えるっていうことは団体の顔になるってことで、中途半端なことはできないので、口に出して言って、自分に対してプレッシャーをかけてやっていった方が良いなと思います。

 

―力強い言葉が出ましたが、力皇さんいかがですか?

力皇 いやー俺凄いと思うよ。この若さでさ。

 

 

― 24歳差、2回り違います

力皇 この若さでさ、しっかりしてるなと思うしさ。試合見てても芯の強さが伝わってくるし。やっぱりプロレス界って名前を浸透させるのって年月が必要で、1年や2年で難しい部分があってさ、思い入れがある選手はなかなかいない訳。昔から見てるコアなファンはずっと何十年も長いこと見ててさ。

やっぱりチャンピオンだからしっかりしなきゃとか、周りの評価というか、

ファン層は追いついてこないっていう現実やジレンマみたいな、本人じゃないと分からないし、そういうので悩む部分も多いと思う。

プロレスを一生懸命やるのはもちろん、いろんな要素が絡まってきて、不安なものが積み重なってくると思うけど、大丈夫だと思いますよ。見てて安心できるから。

本当に、ホンマ大変。ホンマ大変なのよ。その時その時の時代ってものがあるだろうし。

俺らなんて、三沢さんがいて小橋さんがいて、秋山さんもいたし、自分がチャンピオンだったけど、他の団体からも天龍さんや越中さんやみんな上がってたじゃん、曙も上がってたし。

話題が他にもたくさんあったから、それに潰されてた部分もあるけど助けられてた部分もあるわけ。

今なんかはさ、ノアが苦しい状況になって三沢さんが作ったノアを守ろうとして必死でもがいてる状態でね。その中でチャンピオンとして、この若さでさ、団体を引っ張らないといけない訳。それは相当なもんだと思う。それでもやっていくんだからね。たいしたもんだなと思う。

【清宮 やりたいこと、自分が好きでやりたくてやってることなので、つらいとか思ったことはないです。】

【力皇 常にプロレスのこと考えてましたよ、24時間。】

 

 

―苦しいなあとかつらいなあとか思うときはありますか?

清宮 僕はあまり感じたことないですね。やるしかないですし、やりたいこと、自分が好きでやりたくてやってることなので、つらいとか思ったことはないです。

こうやって同じ職業の方に客観的に見ていただける、意見を聞けるって機会はなかなかなくてですね、僕が思ってたことをこうやっておっしゃってたので気持ち的に楽になれた、

同じような考えを持ってる方もいるんだなって思いました。

 

 

―GHCヘビー級選手権の時間、空間ってどういうものでしょう?

力皇 なんだろうね、俺の時は色々と見ながら試していたというか、ホント難しいよね、プロレスは。正解がないから、答えが決まっていれば一番簡単なんだろうけど、毎回毎回答えが違う訳。お客さんが喜んでくれたからそれで良しとなるのか、自分が納得したからそれで良しとなるのか。それは全く別次元の問題で。だから試合中もお客さんの反応を見ながら試合を進めなきゃいけないし、なおかつ相手も光らせなきゃいけないし、そういうのも全て引っくるめてチャンピオンだと思うから。それはね、幸せな時間…、なんて言うんだろ、楽しいのかな、やっぱり。

入ってばかりのデビューした時は、先輩たちに動かされてるな、試合を引っ張られてるって部分があるんだけど、チャンピオンになると引っ張って行く立場になる。そういう部分に幸せな時間なんだと思うね。

 

 

―メインを締めて、またお客様に見に来たいと思ってもらわないといけないプレッシャーなどありますか?

清宮 あんまりプレッシャー感じないんですけど(笑)。感じてるって言った方が良いですかね。

 

力皇 それはいいと思うよ、今の世代は。そうなんだよ。それで伸び伸びと自由に思いっきり出来れば良い結果に繋がると思うよ。

 

 

―普段からチャンピオンとしての心構えなどありますか?

力皇 心がけているというか、常にプロレスのこと考えてましたよ、24時間。

 

清宮 小さくても大きくても、常に目標を持ちながら生活するように心がけています。今だったら3か月後にタイトルマッチがあるので、それに向けて体を作るプランみたいなものを自分で立てて、そういうことで普段の生活がちょっとずつ変わっていきますね。

【力皇 チャンピオンなんだから出る必要ないだろって俺はずっと思ってたよ。何やっても賛否両論だから、世の中。】

 

―先輩チャンピオンからアドバイスなどあればお願いします。

力皇 何もないんだけど(笑)。十分過ぎるでしょ、この若さで、これだけ頑張ってるんだから。

ファンの人だって今以上にもっともっとついてくると思うし、自分を信じてやるだけだよ。

 

清宮 いま、僕がN-1に出ないっていうので批判もされるようになって、賛否両論なんです。

 

力皇 それは出る必要ないんじゃないの。俺は出なくていいと思うもん。今までみんな出てたじゃん。でもチャンピオンなんだから出る必要ないだろって俺はずっと思ってたよ。

何やっても賛否両論だから、世の中。

 

清宮 これはもう、GHCを巻いた人の言葉の重みですね。

 

力皇 気にしない気にしない。

 

 

―清宮選手が見せてくれる「新しい景色」は?

 

力皇 明るいですよ、それはもう明るいですよ。明るい以外ないでしょ?

それをみんな見に来ているんだから。

 

清宮 今、ノアが上がってきて未来が見えてる中で、背中を押してもらえる言葉を色々と

いただきました。本当によかったです。

今日は本当にありがとうございました。

 

 

 

2019年8月8日 奈良県天理市「麺場力皇」にて

撮影・Office PAL

 

力皇猛さんが9月16日エディオンアリーナ大阪第一競技場大会に来場決定!

開会宣言を行います!詳しくは↓

https://www.noah.co.jp/news/592/

 

9月16日エディオンアリーナ大阪 対戦カード

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