【N-1前半まとめ】“世界が沸騰する夏”N-1 VICTORYも明日より後半戦へ!激闘が連発したN-1前半戦を振り返る!
例年以上の好内容の熱戦が続く今年の『N-1 VICTORY』。すでに5戦を終えて後半へと突入し、8・17八王子大会からいよいよブロック突破を懸けたサバイバルマッチに入る。
(Aブロック星取表 ※8/12川崎大会終了時点)
Aブロックで頭一つ抜けているのがDRAGONGATEのルイス・マンテだ。4勝1敗の単独首位で佳境を迎える。開幕戦でいきなりGHC王者・清宮を破り、その後の公式戦でもパワー&ハイフライ&インサイドワークのオールラウンダーっぷりをいかんなく発揮。唯一敗れたドラゴン・ベインとのルチャ対決でも後楽園ホールを沸騰に導く大熱闘をやってのけ、元オープン・ザ・ドリームゲート王者としての方舟マットで改めて示している。
そのマンテを勝ち点6で追うのがジョシュ・ブリッグス(3勝1敗)、ジャック・モリス(3勝2敗)、ドラゴン・ベイン(3勝2敗)の外国人3選手だ。
1敗で失点的には首位マンテと並んでいるのが、NXTの巨人ブリッグス。その破壊力と“動ける巨人"っぷりを見せつけて、日本のファンのハートもガッチリつかみつつある。マンテとの直接対決も残し、武藤敬司からコーチを受けたムーンサルトも温存しており、ブロック突破は十分射程圏だ。
モリスも“3度目の正直"へ正念場を迎える。開幕戦こそマサ北宮に敗れたものの、ブリッグス、ベインにハイパフォーマンスな内容で連勝。その後大岩に手痛い逆転負けを喫しただけに、続く8・17八王子大会でのマンテ戦が浮沈を決める分水嶺となる。
ルチャ兄弟の弟としてNOAHジュニアを彩ってきたドラゴン・ベインも、ヘビー級かつシングルプレイヤーとしての躍進が際立つ。ウルトラC連発の空中殺法で沸かせに沸かせながら、これまで3勝2敗。後楽園では客席ゲートからのケブラーダも繰り出し、首位マンテとのルチャ対決に勝利してみせた。
そしてGHCヘビー級王者・清宮は2勝1敗1分の勝ち点5、苦しい3番手グループで佳境を迎える。開幕戦でマンテに敗れて黒星発進、因縁の大岩とも引き分け、3戦目のベイン戦でようやく初日を出した。すでに自力突破の可能性はなく、残る3戦もブリッグス、北宮、モリスが相手…といばら道が続く。とにもかくにも1敗した時点でほぼ“終わり"だ。
清宮と同じく勝ち点5なのが初出場の大岩。開幕から熱戦を連発したものの勝ち星には恵まれず。すでに失点的にも厳しい状況に追い込まれているが、8・12川崎でモリス相手に逆転勝利をおさめて自力初勝利。「俺の熱い夏はここから」と叫んで、佳境に向けて一気にブーストをかけつつある。
6年連続6度目の出場となる北宮は、これまでまさかの2勝3敗。開幕戦こそモリスに勝ったものの、その後3連敗…。残りを勝っても5勝目を上げた選手が現れた時点で脱落…という極めて厳しい状況だが、持ち前の不動心で虚心坦懐に進むしかない。
(Bブロック星取表 ※8/12川崎大会終了時点)
一方のBブロックを引っ張るのが拳王だ。開幕から不戦勝含めて4連勝をマークし、佳境を前に4勝1敗で堂々の単独首位。雪辱を狙ってきた佐々木憂流迦、征矢学をことごとく返り討ちにすると、新鋭タイタスも熱戦の末にねじ伏せ、安定感と総合力で一歩リードしている印象だ。
ALL REBELLIONの同門で現GHCヘビー級王者の清宮海斗との優勝決定戦を見据え、実現なら“優勝決定戦でGHCヘビーを懸ける"ことでも合意ずみ。残り全勝なら文句無しでブロック突破が可能なだけに、清宮との“リアル頂上決戦"実現に向けて突き進む。
その拳王を追うのが、3勝2敗の2位タイで並ぶ稲村愛輝、征矢学、タイタス・アレクサンダー、タビオン・ハイツ、征矢学の4選手。なかでも猛威が際立つのが稲村愛輝だ。
開幕戦の佐々木憂流迦戦を落とし、その後の4連戦でも3大会でメインに出場する超過酷日程。それでも各地で大熱戦を繰り広げて場内を沸かせ、翌日のオフ日にもミノワマンDZとの公開練習を繰り広げるなど、まぶしいほどの有り余るエネルギーを見せつけている。昨年は全敗だったが、今年はすでに3勝。しかも拳王との直接対決も残しており、星取り次第で逆転突破も可能だ。
米ウエスト・コーストプロから初出場となったタイタスも、すでに出世リーグ戦となっている。バネとキレ、そしてパワーを併せ持つ驚異の身体能力をいかんなく発揮。8・10後楽園大会では初めて聖地メインを務めて巨漢・稲村を真っ向から破った。もともと“原石"として注目される存在だったが、トップ戦線と交わって一層輝きを増し、例年以上にリアクションが良い今N-1の観衆を沸かせに沸かせている。
WWE・NXTから参戦のタビオン・ハイツも、“オリンピアン"としてのポテンシャルをいかんなく発揮。征矢とタイタスに敗れて立ち上がりこそもたついたものの、8・12川崎大会では“ボディロック"スープレックスで拳王から一撃3カウント。無敗だった拳王に初めて土をつけ、佳境を前に一気に覚醒モードに突入しようとしている。
昨年ブロック代表決定戦で涙をのんだ征矢学も充実。フィジカル抜群なタイタス、ハイツの外国人2選手を破り、腹筋ボディに変身した動きの良さが目立つ。
ナショナル王者として臨んだナショナル王者・憂流迦はこれまで2勝2敗。失点的には2位グループと同率と言っていい。年初のプロレスデビューから日進月歩で進化を続けてきたが、N-1でも続々と新しい動きにトライしたり、新兵器を投入中だ。稲村、アルファ・ウルフをスリーパーで撃破。持ち前の“一瞬の極め"もリーグ戦では強みとなっている。
初出場のアルファ・ウルフは1勝3敗と苦しい。いきなり開幕戦でイホ・デ・ドクトル・ワグナーJr.を撃破したものの、その後3連敗。もともとヘビー級に劣らぬ体格をしており、N-1でもパワー負けしないところを見せてきた。すでに崖っぷちだが、拳王、征矢、タイタス戦を残しており、佳境3大会のキーマンとなる可能性もある。
■「ABEMA presents N-1 VICTORY 2024」期間中、小中学生入場料無料!
8月4日・横浜武道館大会で開幕した「ABEMA presents N-1 VICTORY 2024」期間中、小中学生の入場料は“無料”です!
今年の夏休みの思い出をNOAHのプロレスで!
激闘が約束されたNOAHの「N-1 VICTORY 2024」をぜひ会場でお楽しみください!
【小中学生無料についての詳細】
・小中学生無料については大会当日のみの対応となります
・大会当日、小中学生無料の受付は当日券売場となりますので、ご希望の方は当日券売り場にお越しください
※後楽園ホール大会のみ5階エレベーターホール前にて受付を行います
・大人の方と一緒にご観戦をご希望の場合は、当日券売場にて一緒に観戦希望の旨をお伝えください
大人の方と同じ券種でご案内いたします
・大人の方が前売り券をすでにご購入している場合は並びになるようご案内いたしますが、席種含め座席が
変更になる場合がございますのでご了承ください
※差額分の返金などは行いません。
・座席につきましてはお選びいただくことはできません
・事前のご予約などはお受けしませんのでご了承ください
・前売券にて売り切れの場合はご利用できませんのでご注意ください
前売券が残りわずかな場合、ホームページの大会スケジュール内のチケット情報に最新情報を
記載しておりますので、そちらをご確認ください
https://www.noah.co.jp/schedule/
・チケットが完売となった場合はチケットのご用意ができかねますのでご了承ください
・年齢、生年月日の証明出来るもの(保険証/学生証/マイナンバーカードなど)をご提示ください。
【対象大会】
・8月17日(土)東京・東京たま未来メッセ
・8月18日(日)宮城・仙台PIT
・8月25日(日)愛知・名古屋国際会議場 ※公式戦最終戦
・9月1日(日)大阪・エディオンアリーナ大阪 第1競技場 ※優勝決定戦
ご家族でご観戦をご希望でしたらぜひ、子ども無料で皆さんでNOAHのプロレスを楽しんでください!
皆様のご来場、お待ちしております!