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【月刊NOAH8月号 後編】今月の月刊NOAHはN-1スペシャル3部作!9.1大阪前にぜひご一読を!

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 8月のNOAHは「N-1 VICTORY 2024」以外にも大きな動きが起こった。まずGHCタッグ王座戦線は8・4横浜武道館で谷口周平が王者の丸藤正道から「タニスペシャル」で3カウントを奪取。注目のパートナーはなんと大物フリーの石川修司。いわく“周ちゃん&修ちゃん”として8・12カルッツかわさきでの挑戦が決まった。

 タイトルマッチでは谷口が奮闘を見せたが、杉浦貴のアンクルホールドにギブアップ。試合後、NOAH生え抜き選手の熱いファイトに刺激を受けたモハメドヨネが、放送席の齋藤彰俊を誘って挑戦表明。11・17名古屋で引退を控えている彰俊は「NOAHを築き、支え、守ってきたこの2人と、骨の髄まで痺れる闘いをしなくて、オレにNOAHの何が語れる!?」と叫んだ。


 決戦は9・1エディオンアリーナ大阪で決定。NOAH旗揚げメンバーの王者組・丸藤&杉浦に、2000年10月からNOAHに参戦している彰俊と、2001年12月からNOAHに参戦しているヨネが挑む。

 ジュニア戦線も激動だ。8・9後楽園ホールではHAYATAがダガ&スペル・クレイジーと決裂し、元RATEL'Sの仲間だったYO-HEY&タダスケと再結託。高らかに「金髪夫婦、復活や」とYO-HEYとのタッグチーム再始動もマイクで宣言した。


 翌8・10後楽園ホールではHAYATAがYO-HEYのアシストを得て、Eitaにピンフォール勝ち。近藤修司&Eitaの持つGHCジュニアヘビー級タッグ王座への挑戦を表明し、9・1エディオンアリーナ大阪でのタイトルマッチが決まった。“金髪夫婦”がNOAH参戦前まで主戦場だった大阪の地で4年ぶりの同王座戴冠を目指す。


 8・12カルッツかわさきのGHCジュニアヘビー級タッグ選手権前哨戦ではEitaがYO-HEYにトラウマで勝利を収め、2日前の借りをさっそく返した。さらにダガがGHCジュニアヘビー級王者のAMAKUSAに対して、珍しく真摯な姿勢で挑戦を希望。もちろんこれはウソ。AMAKUSAが挑戦表明を受諾するとディアブロウイングスを放って先制パンチに成功し「これはオレのベルトだ!」と言いながら退場した。



 GHCジュニアヘビー級選手権も9・1エディオンアリーナ大阪で決定。8・17八王子の前哨戦ではダガがさっそく王者をディアブロウイングスで撃破。試合後に「NOAHジュニアに今、必要なのはモンスターなんだ」と語っていた。


 8・25名古屋国際会議場イベントホールでは、9・1エディオンアリーナ大阪のGHCジュニア&ジュニアタッグ両選手権前哨戦がスクランブルイリミネーションマッチとしておこなわれ、AMAKUSAとダガは両者オーバー・ザ・トップロープで痛み分け。EitaはYO-HEYをトラウマで撃破し、HAYATAが近藤をヘデックで仕留め、最後はEitaがHAYATAをオーバー・ザ・トップロープで脱落させて、王者組がタイトルマッチに向けて弾みをつけている。


 また、8月13日午後1時、NOAHはリリースで小川良成の現役引退を発表。原因は「頸部の負傷」。本人の強い希望により、引退会見や引退セレモニーなどはおこなわれないが、9・1エディオンアリーナ大阪より「引退記念グッズ」が販売される。


 小川の引退やGHCタッグ戦線では偉大なる歴史がクローズアップされ、N-1では現在進行形トップの清宮と拳王があらためて実力を示し、ジュニア戦線も元RATEL'S再結託を中心に活性化。9・1エディオンアリーナ大阪は全11試合、前代未聞のN-1決勝&GHCヘビー級選手権を含めて現時点最高の好カードが並んだ。NOAHが打ち出す“世界が沸騰する夏”の熱さはまだまだ続いていく。

(文:週刊プロレス/井上光)

■9.1大阪大会 詳細は こちら


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