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【齋藤彰俊選手寄稿・見どころ記事】2024年9月1日大阪大会「彰俊的徒然草」

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ーー自身もGHCタッグ選手権試合に挑戦者組として出場する、9.1エディオンアリーナ大阪第一競技場大会の見どころ記事を齋藤彰俊選手が自ら執筆!

11.17名古屋での引退試合を控え、所縁あるタッグベルトへ挑戦する今の心境もまじえ、大阪大会の魅力を熱くつづります。



9月1日はエディオンアリーナ大阪大会が行われる。

ラインアップされたカードはどれも見たい試合ばかりなのでチョイスするのは難しい。

言い換えれば、どの選手が誰と闘っても魅力的になってしまう程、NOAHの選手が充実しているということでもあるので、嬉しい悲鳴であろう。


ある意味未知の領域な征矢選手タビオン・ハイツ選手VS藤田選手ヨシ・タツ選手のタッグで、アマレスオリンピック選手のタビオン選手とアマレス全日本選手権覇者&総合格闘技選手であった藤田選手がぶつかったら、どんな光景が見れるのだろうか。


ジョシュ・ブリックス選手と稲村選手の世界規模の戦いはどうなるのか。

6人ダッグのルチャの戦いでは、見る側の目と頭がついて行けるのか?想像できる許容範囲を超える動きが見れるのではないか。

そして、Jr.ヘビー級GHC AMAKUSA選手 VS DAGA選手

Jr.ヘビー級GHCタッグのKONDO選手 Eita選手 VS HAYATA選手 YO-HEY選手というGHC戦は、別枠で書かなければ足らなくなってしまうことだろう。 

今回は自分自身がリング上で戦う側であるGHCヘビー級タッグとN-1決勝&GHCヘビーにピックアップしてみたい。

ファンの皆さんの中でも、一番「?」なのは、GHCヘビー級タッグのベルトに思い入れがあること、NOAHの歴史と共に歩んできた選手達で行う意味を十分承知した上だとしても、先日の日本武道館で引退決意発表をした齋藤が、なぜこのGHCヘビー級タッグに挑戦をするのか?に尽きるのではないか。

チャンピオンチーム、ヨネ選手に関しては自他ともに認める権利であることは言うまでもないだろう。

9.1大阪大会特番の場でもお話させて頂きましたが、試合を続けられることに対して「限界」として引退を選んだ訳ではない事を大前提とした上で、「引退」そして「挑戦」という言葉の見方にステレオタイプや固定観念で見るのではなく、色々な角度で解釈して頂けたらと思います。

皆さんに馴染みがある例えがあるならば、学校には卒業という一種の「終わり」がある。

その中で、最終学年で迎えるクラブ活動の大会に向かう時の気持ちはどの様なものか。

インターハイやインカレ、高校野球の甲子園etc.

今の心境に近い表現は上記である。

もちろんそれ以外のこともあるが、それはまだ心にしまっておこう。


もう一点、11月17日という期限がある中、冠を制した後どう動くのか?

会見では持ち逃げ的な発言はしているが、これもしっかり考えているので、チャンピオンになった時に行動で示して行こうと思っている。

小川さんの引き際の格好良さに憧れと敬意を、男としても一個人としても強く感じている。

今までの生き方を振り返ると、自分自身もそのように生きてきたが、今の齋藤が「このNOAHでやらなければならない事」に従って進むのみ。

今回のGHCヘビー級タッグの文章に関し、試合内容等ではなく、齋藤視点の事ばかりで大変申し訳ありません。

でも、見る前の環境を疑問を含め、少しでも整え、クリアにする事も齋藤の役割と考え筆を取らさせて頂きました。

チャンピオンチームの各発言を受け止めて、挑戦者として色々な感情もありますが、快く挑戦を受けてくれた漢気に感謝。

気持ちと絆をグッと引き寄せ、鼓舞し、呼びかけてくれ、挑戦者チームとして同じコーナーに立ってくれるヨネ選手に感謝し、9月1日の決戦に「刃」の下に「心」を置き、向かって行きます。

毎年行われるN-1決勝。

NOAHにとって意味のある一戦に、GHCヘビーの選手権も兼ねるという異常事態が発生した。

この出来事が如何に異常でどれだけの重さが加わったかは、皆さんの方が感じているのではないでしょうか。

ある意味一度にこんな刺激的な試合が見れる事に喜びを感じている方もおられると思います。

「期待」「喜び」「偉大」が大きければ大きい程、それを行う選手にとって、比例して、いやそれ以上の「責任」「使命感」そして「やりがい」が肩に乗るだろう。

N-1とは、GHCヘビーのチャンピオンとは、それ程までに重く崇高なるものなのだとあらためて実感させられる


見る側とすれば、これ程までに刺激的で興奮する戦いはあるだろうか。

それが9月1日にエディオンアリーナ大阪で行われるのだから、1秒たりとも遅れることなく現地やLIVEで目に焼き付けなければなるまい。

N-1覇者、GHCヘビーチャンピオンという偉大なる称号を得る事は当然ながら、決勝で戦う二人そのものの人生も掛かっているのだから。

今年になって更に理想のチャンピオン像に限りなく、そして頼もしく近づいてきた清宮選手。

伝承した技を使いこなす度に同化し、正確性とオリジナル性が劇的に増し、佇まいと発言にもその「像」が現れて来た。

それは簡単な事ではなく、ただの年月や経験だけでは得られない積み重ねがなせたからであろう。

その結晶を今回完結させる事が出来るか、振り出しに戻るのかのリスクを背負い、承諾したチャンピオン清宮選手。

反骨精神を持ち、NOAHを色々な角度から引っ張り、新たな領域に進み、この一戦に熟成からトップとして完成が掛かっている拳王選手。

この両選手、どちらも引くことも譲ることも出来ないのだ。


緊迫したこの戦いは、たとえ僅差の勝負であったとしても、綱引き競技と同じで、相手の陣地に1ミリでも引き込まれてしまえば、NOAHの舵は奪われてしまう全権を賭けた戦いなのだ。

試合の初盤の仕掛けは、主導権を握るきっかけとなるのでここに注目。

中盤は、全体の流れを構築することが多いので、仕掛けるタイミングと攻防の仕方に注目。

終盤は、畳み掛けへの追い込み方が如何に効率的であるかとフィニッシュホールドを出すタイミングが最大の見どころであろう。

対戦相手のことは熟知している。

それは、新技を使ってくる可能性も含めてのことだ。

フィニッシュホールドは勝利へ向けて最大の鍵である。

だが、大きな技だけにその瞬間、小さな隙も生まれることがある。

その小さな隙が、今まで築き上げてきた「初盤」「中盤」「終盤」を一気に崩し、唐突な決着が目の前に現れる可能性がある。

小さな針の穴ほどの落ち度も許されないこの戦い。

瞬きすることなく見なければなるまい。

by彰俊

ABEMA presents N-1 VICTORY 2024

9月1日(日)開始:16:00 開場:14:30 会場:大阪・エディオンアリーナ大阪第1競技場


<大会チケットはこちら>

https://eplus.jp/sf/word/0000001320


<配信情報>

ABEMAにて生配信

https://abe.ma/4ddyOa5


「ABEMA presents N-1 VICTORY 2024」期間中、小中学生の入場料を“無料”とすることが決定しました!

今年の夏休みの思い出をNOAHのプロレスで!

激闘が約束されたNOAHの「N-1 VICTORY 2024」をぜひ会場でお楽しみください!

 

【小中学生無料についての詳細】

・小中学生無料については大会当日のみの対応となります

・大会当日、小中学生無料の受付は当日券売場となりますので、ご希望の方は当日券売り場にお越しください
 ※後楽園ホール大会のみ5階エレベーターホール前にて受付を行います

・大人の方と一緒にご観戦をご希望の場合は、当日券売場にて一緒に観戦希望の旨をお伝えください
 大人の方と同じ券種でご案内いたします

・大人の方が前売り券をすでにご購入している場合は並びになるようご案内いたしますが、席種含め座席が

 変更になる場合がございますのでご了承ください

 ※差額分の返金などは行いません。

・座席につきましてはお選びいただくことはできません

・事前のご予約などはお受けしませんのでご了承ください

・前売券にて売り切れの場合はご利用できませんのでご注意ください

 前売券が残りわずかな場合、ホームページの大会スケジュール内のチケット情報に最新情報を

 記載しておりますので、そちらをご確認ください

 https://www.noah.co.jp/schedule/

・チケットが完売となった場合はチケットのご用意ができかねますのでご了承ください

・年齢、生年月日の証明出来るもの(保険証/学生証/マイナンバーカードなど)をご提示ください。

 

ご家族でご観戦をご希望でしたらぜひ、子ども無料で皆さんでNOAHのプロレスを楽しんでください!

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