【記者会見②】1.1日本武道館大会 GHCヘビー級選手権（王者）清宮海斗 VS OZAWA（挑戦者）直前記者会見リポート！

インフォメーションメディア 2024.12.27

本日、2025年1月1日（祝・水）「ABEMA presents NOAH“THE NEW YEAR”2025」東京・日本武道館大会の直前記者会見が行われ、中邑真輔、佐々木憂流迦に続いて登壇したのは、GHCヘビー級選手権（王者）清宮海斗、（挑戦者）OZAWAの両選手だ。遺恨深まる両者はこの会見で何を発するのか？

なおこちらの記者会見の模様はプロレスリング・ノア公式YouTubeでも配信されております。ぜひご視聴ください。

■視聴ページ→https://www.youtube.com/watch?v=rxA97uYHj70

【選手コメント】

OZAWA「2024年5月4日、この日が何の日かわかるか？ALL REBELLION結成の日だ。その日この男、清宮海斗は言った。“プロレスリング・ノアを日本一の、プロレス界一の団体にする。そのために団体に変化を起こす。REBELLION（レべリオン）宣言だ”と。それから約8カ月。いったい何が変わったんだ？変わるためにコイツはいったい何をやったんだ？REBELLIONというのは、“反乱”、“革命”という意味合いが強い。そこで一つの疑問が生じる。自分の国に反乱や革命を起こす王様はいるのか？清宮海斗は5月4日、新しくチャンピオンになってからREBELLION宣言をしたんだ。革命や反乱を意味するREBELLIONを宣言した。革命や反乱っていうのはな、下の人間が起こすことなんだよ。清宮海斗は言葉の意味もよく考えずにそういった発言をしてしまうんだ。それっぽいことを言おう、聞こえのいいことを言っておこう、といった考えがあるからちょっと考えればわかるようなズレたことを平気で言ってしまうんだ。革命する気もないのに革命すると言ってみたり、変える気もないのに変えると言ってみたり。言葉の意味をよく考えていないのに適当なことを言ってしまったり。そういうところがお前のペラペラなところなんだ。おい、清宮海斗、お前がペラ宮のペラ宮たる所以はそういうところにもあるぞ？そしてそもそもな、おい清宮。

お前のプロレス人生は、会社に引いてもらったレールの上を綺麗に歩いてきた。そんなプロレス人生を歩んできたやつが、REBELLION、革命、反乱、そんなことを言うこと自体がお前、おかしいんだ。おかしな話だぞ？その点俺は全く違う。俺は清宮とは全く違う。清宮のしょうもないハラスメントを受け、1年2カ月もの長い期間練習生として過ごし、ようやくデビューできたと思ったらおい、月に1試合、2試合なんてこともザラにあったぞ！？おい！俺は知ってるぞ？清宮！お前が会社に言って俺の試合の数を減らしていたんだ。おい、お前は平気でそうやって下の力を、下の頑張ろうとする心を平気で摘み取ろうとする。そういう奴だ、俺は知っている。そしてな、挙句の果てには後輩、大和田侑からシングルマッチで直接負けたんだ。おい、もういたたまれなくなったよ。もうね、逃げるようにして海外に行かせてもらったよ。でもな、海外に行けたのはいいんだ。海外でようやく自由な生活を手に入れた。そしてノビノビといい試合ができていたんだ。しかしな、早々にお前が俺に帰国命令を出したんだよ。俺はな、その時確信したんだ。“あぁ～コイツは敵なんだ。早く何とかしなければ俺のプロレス人生がこいつのせいで終わってしまう”と。その時俺の清宮への憎しみ、怒りがピークに達した。そこで俺はとんでもない爆弾を落として、清宮海斗を強烈に裏切ることにしたんだ。だが！だがな！だがどうしてもやっぱり清宮海斗と同じユニットに入って、一緒に試合をするなんてことは、俺にはどうしてもできなかった。やりたくなかった。だから俺はそこで――」

※テーブルに左足を乗せ、トンカチで殴るそぶりを見せる

OZAWA「トンカチを使って、こんな風に。あぁっ！痛い！痛い！痛い！…気持ちイイなぁ。こんな風に自分の足を骨折させたんだ。でもそのおかげでこうして清宮海斗を強烈に裏切ることができ、そして1月1日日本武道館でGHCヘビー級のベルトを賭けて試合をすることができるようになったんだ。おい、俺の中にはこの清宮海斗、この男と違って本物のREBELLIONがあるぞ。“The Real Rebel”1月1日、日本武道館で、このプロレスリング・ノアに全く新しい光景を俺がもたらしてやる。以上だ」

清宮「まずOZAWA、お前座る位置が逆なんだよ。後ろ見てみろ。お前が左にいるだろ？座る位置もわかんねぇのか？浮足立ってんじゃないのか？どうなんだおい、言ってみろ」

OZAWA「ここはチャンピオンが座る席なんだよ。俺はもうすでにチャンピオンになったと思ってるぞ。だからここに座っちゃったもんねぇ～」

清宮「いいよ、全然いいよ、今日だけは座らせてやるよ。今日一日だけ、チャンピオンの気分を味わってくれよ。そんなことはどうでもいいですよ。まずはじめに、募集してました“変形シャイニングウィザード”の新しい名前を発表します。“シャイニング・ランサー”です。たくさんの応募、ありがとうございました」

OZAWA「ダサくないか？シャイニング・ランサーってお前…ダサくないか？いいのか？それで。なんだランサーって。ちょっとやっぱセンスがさすがですわ」

清宮「まぁこんなことを言っているこいつですが、彼がNOAHに入ってきたとき自分が道場長だったので当時のことはよく覚えています。未来を感じる人間でした。悩みながらもプロレスに正面から向き合っていく彼の姿を当時は見ていたので、9月にイギリスに行ったときにイギリスのリングで自由にプロレスを楽しんでいる姿を見たときは素直にうれしかったです。その時を思うと感慨深いですね。ただ今はとんだペテン師になりましたよ。今はその時の感慨深い気持ちなんてこれっぽっちもないからな、おい。お前の行動からは妬み、恨み、負の力しか見えてこないんだよ。今俺がチャンピオンで、お前はペーペーだよ。その恨みを隠すように同棲だなんだ言いがかりをつけて、この位置までたどり着いてきたのはいいけど、お前はまだスタートラインにも立っていないぞ？日本武道館、お前のすべてをぶつけて来いよ？恨み、妬み、お前の怨霊、全部俺にぶつけて来いよ？すべて日本武道館で受け止めてやるよ。わかったか？ただしな、お前と俺の試合はいい試合になんかならねぇからな？こんなやつでも、日本武道館、夢、希望、勇気を与えられる試合を俺が見せます。もう逃げられねぇからな？日本武道館で恥をかく準備はできてるか？この偽りの男、ペテン師OZAWAを、ファンとの想いが詰まった“シャイニング・ランサー”で日本武道館、ぶっ倒します」

【質疑応答】

――OZAWA選手はちょうど1月1日に左足の骨折が完治すると語っていましたが、12月19日の後楽園ホール大会では清宮選手にKOされてしまいました。現在の状態はいかがでしょうか？

OZAWA「今の状態…今の状態？さっきさ、メチャクチャ足引きずって歩いてきたよな。まぁそういうことなんだけど。でも別にさ、質問とか俺にとっては全部答えたからどうでもいいんだよ。そんなことよりさ、清宮～、この前クリスマスだったよな？同棲中の彼女とクリスマス楽しんだか？ん？楽しかったの？（笑）楽しかったそうだ。清宮のファン！清宮は同棲中の彼女とクリスマス、メチャクチャ楽しみました！そして、先ほどとんでもない写真がまた撮れちゃったよ？清宮海斗が―」

清宮「それ、お前面白くないぞ？全然つまんないから」

OZAWA「やめてほしいの？やめてほしいの？おぉ～いだしちゃうぜぇ～！清宮海斗くん、趣味は葉巻と言ってましたが本当はタバコもメチャクチャ吸ってるんです。先ほど喫煙室で清宮海斗がタバコを吸っている写真、撮れました。それがこちらで～す！」

※OZAWA選手がスマホの画面を見せる。

OZAWA「おぉ、めっちゃ吸ってるじゃん！体に悪いよ！アスリートとしてどうなの？お前。やめとけお前、タバコなんて―」

※ここで清宮海斗がOZAWAに襲い掛かり、会見のテーブルにブレーンバスターを見舞う。そしてOZAWAはグロッキー、清宮海斗は退出し会見が終了した。